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29日の債券市場で長期金利の代表的指標である新発10年物国債の利回りが前日終値に比べ0.015%低い0.770%まで低下し、過去最低を更新した。これまでの最低は1998年10月2日に付けた0.775%だった。デフレの長期化観測や景気減速懸念の強まりを背景に、安全性の高い国債に資金を移す流れが強まっている。
政府の経済財政諮問会議の中期経済財政展望でデフレ克服や経済成長の達成が2年以上先送りされたことで、景気の先行きに対する懸念が一段と強まり、投資家の債券買いが加速した。また、債券相場の下落につながりかねない日銀による物価(インフレ)目標政策の導入について政府・与党から慎重な意見が相次いだことも債券の買い安心感につながっているようだ。