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(回答先: 長期金利の動向は注意深くみていく=日銀総裁 [ロイター] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 1 月 29 日 21:35:54)
[東京 29日 ロイター] 小泉首相は、長期金利が低下していることについて、デフレ状況を反映しており、他の投資先がないということも影響しているとの見方を示した。
官邸で記者団に述べたもの。
”長期金利の低下が景気に与える影響は”という質問に対し、首相は、「景気への影響は、金利は低い方が良いはずだが、デフレ状況を反映していると思う。日本の国債は格付けが低いのになぜこれだけ金利が低いのか。国債を有利な商品だと思っているのだろう。投資先がないということも言える。市場の格付けが低い割にはかなり評価されているんだなという面もある」と述べた。
その上で首相は、「ただ実態は、デフレ状況だ。日本としては、デフレをいかに克服していくかということに努力していきたい。また、いろいろな政策手段を考えていかなければならないという面もあわられると思う」と述べた。
株式市場で、日経平均株価が、バブル崩壊後の安値近辺となっていることについて首相は、「世界情勢もある。円高、世界の株式市場が低迷している、その影響もある」との見方を示した。(ロイター)