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(回答先: 中国に関する簡単な予測 投稿者 あっしら 日時 2003 年 3 月 15 日 21:31:09)
あっしらさんの米中激突の地政学的根拠はいかなる根拠か?との問いにお答えします。
{こうなると近いうちにアメリカで孤立主義的な政権が誕生するだろう。そして今回も裏切らなかったイギリスやスペインやオーストラリアや日本を子分として、海洋支配を固めるだろう。私がアメリカの戦略家ならそのようにする。日本を平和憲法に安住させず、核武装も視野に入れたアジアの砦として機能させるだろう。だから日本のテレビで北朝鮮からの危機を煽っているのだ。}
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu45.htm
3/14株日記と経済展望の一説である。
彼(TORAさん?)の意見も米国は中国をパートナーとする予測より、日本という忠犬にアジアの番犬の役割を持たせようとしていると観察しています。
もっとも彼も副島隆彦氏(小室直樹しの直弟子)もあっしらさんと同じく、米国の衰退と一刻も早い日本の米国からの自立を説いています。私も米国の国力は衰退しつつあることは認めています。
私が米中がいずれ衝突すると考えるようになったのは、日本における地政学の教科書、倉前盛通著 日本工業新聞社刊「悪の論理」P50の{アメリカ幌馬車艦隊西進 } 近辺のアメリカの地政学に関する論項です。
インディアンを滅ぼし西部開拓が終了し、フロンティアが消滅した時にマハンの海上権力史論が登場した。騎兵隊に代り、アメリカ海軍が西へ西へ進みハワイを手中に納め、日本と激突したのである。
日本を中国と手を結び叩き潰した米国だが、朝鮮半島ベトナムで多量の血を流して撤退した。
マハンのテーゼでは大海軍国は大陸軍国になれない。それゆえ手を引いたかに見えるが、米国のフロンティア希求症候群は完治していない。
今度はプーチンロシアと手を結び、インドとも結託する。そうした後、中国を叩くことは、米国の建国以来の歴史、国家戦略から判断して、私の推理に理がありませんか?
米国の建国の歴史はフロンティアの渇望です。
新たなるフロンティア宇宙もコロンビアの空中分解で、後退しています。コロンビアの爆発によりアメリカフロンティア希求症候群は、再び西進をしはじめる可能性があります。