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(回答先: 訂正します、中国娘の穴は舐めたいです。 投稿者 Ddog 日時 2003 年 3 月 15 日 20:56:56)
>あっしらさんの言説では21世紀は中国の繁栄を決め付けていませんか?
>私は、中国経済の繁栄は砂上の楼閣。ロプノウル湖のように幻の繁栄を謳歌している
>と判断います。
>経済的繁栄はまもなく終焉を迎えるでしょう。
中国経済は、外資依存・生産性と上昇と国内需要のアンバランスを主たる要因として脆弱だと考えています。(人民元安政策も脆弱要因です(笑))
これまでも書いてきたように、中国は経済的苦境を基礎とした政治的混乱に陥ると予測しています。
その過程で中国が分裂したとしても、現在の中国を引き継ぐ“新中国”がアジアの盟主になると考えています。(ソ連崩壊後のロシアのようなものだと思ってください)
分裂した新中国といっても、人口は8億人を超えるはずです。(中国から分かれる可能性が高いのは、あそことあそことあそことあそこの4地域だと勝手に予測しています。端的には、経済成長にとって邪魔な部分が切り捨てられるということです)
今後、世界全体が深刻な需要不足に陥ります。
そうであれば、8億人を超える中国市場を世界の企業がめざします.
中国を支えるのは、中国企業の成長と共に外資の力です。
とりわけ、日本の企業が主要な外資の位置を占めることになります。
それにより、繁栄というかたちではなくとも、中国の経済成長はじりじりと続くことになります。
一方で、日本経済は、現在のような経済価値観と経済政策が続く限り、じりじりと縮小していくことになります。
日本企業は中国市場でしかるべき地位を占めるとは思いますが、その代償として、日本経済は縮小し、中国の政治・経済・軍事の地位を高めることになります。
>米国と中国は地政学的に必ずブ対峙する宿命です。イラク攻撃が短期で終結したなら
>ば、必ずや北朝鮮征伐は計画されるでしょう。その時歴史は動く。
地政学的にと言えば、海洋国家であり過大な勢力を誇っている日本のほうが米国と対峙する宿命を負っているといえます。
中国は、膨大な人口を抱え、そのほとんどが発展途上国並の所得水準にあります。
これは、しばらくは外に打って出る必要がないことを意味します。それどこから、外から外資を積極的に誘致しているくらいです。
どういう根拠で、「米国と中国は地政学的に必ず対峙する宿命」だと考えられますか?
北朝鮮征伐は計画されません。
キム総書記の考え方もそれなりに見えてきたので暴発することもないでしょう。
暴発しない限り、米国が北朝鮮を攻撃することはありません。
北朝鮮征伐をやって、米国はどういう得があります?
>あっしらさんは北朝鮮問題で、米中が対決すると思っていないようですが、これこそ
>米中対決の火種であると思いませんか?
直前で否定していますから、たんなる思考実験になりますが、「北朝鮮征伐」が現実化すれば、中国政府は現在のイラク攻撃問題以上に強硬に反対します。
安保理で取り上げられるかたちになれば、拒否権も行使するでしょう。
それは、北朝鮮をどうしても救済したいからではありません。建前はそうでも、根底にあるのは、大量難民の流入で自国がとてつもない被害をうける事態を避けたいからです。
米国が強行突破で北朝鮮を攻撃したら、国境線の管理を強化するだけで、米国への対抗措置をとることはありません。
それが、「経済成長第一主義」を国是にするようになった中国の選択です。