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(回答先: 観音扉の中に小型艇確認 不審船引き揚げ〔朝日新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 9 月 11 日 21:43:56)
海上保安庁は11日、鹿児島県・奄美大島沖の海底から引き揚げた不審船の中に、小型船1隻が格納されていたと発表した。小型船は、船尾にある観音開きの扉の中に入っており、エンジンとスクリューがそれぞれ3基あるという。
また、不審船は通常の漁船では考えられない特殊な船底の形をしており、高速航行に適した性能を持っていたことも判明した。船底の断面はV字形で、「滑走型」と呼ばれる軍艦などにみられる形状という。
同庁は過去に日本近海で確認された北朝鮮の工作船とみられる不審船と、共通した特徴を有していたとみて詳しく調べる。
海上保安庁によると、引き揚げられた不審船は外見上は中国漁船を偽装していた。しかし、通常の漁船は船底が「排水量型」と呼ばれる丸みを帯びた形をしており、「滑走型」はモーターボートや軍艦、巡視船などにしか使われない。
同庁は不審船全体の特徴も公表。船体は鋼鉄製で、全長約30メートル、幅約5メートル。船首部にある機関室の屋根部分がなくなっており、エンジン4基が2基ずつ並んで前後に配置してあるのを確認した。
不審船は、爆発を起こした後、3、4分で沈没したとみられるが、船体には爆発に伴うとみられる穴などは確認できなかった。
引き揚げ後の会見で海上保安庁警備救難部の渡辺典正管理課長は「船底に穴がなかったのは意外だった。何らかの理由で船尾の観音開きの扉が開き、浸水し沈没した可能性もある」と述べた。