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鹿児島県奄美大島沖で昨年12月に発生した不審船事件で、海上保安庁は11日午後0時42分、沈没した不審船の船体を引き揚げた。船尾には朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の工作船の特徴とされる観音開きの扉があり、中に小型艇が収容されているのが確認された。
第10管区海上保安本部(鹿児島市)と鹿児島県警の合同捜査本部は今後、船内を詳しく調べるとともに、不審船との銃撃戦で負傷した海上保安官に対する殺人未遂容疑での立件をめざす。
海保によると、不審船は観音開きの扉が若干開いた状態で沈んでいた。
一方、船橋(ブリッジ)の一部は脱落していたが、船体には大きな破損が見受けられないことから、海保では、船尾の扉が開いて大量の海水が急激に船内に入ったことが沈没につながった可能性もあるとみている。
不審船は沈没直前に爆発を起こした。この衝撃で船内の隔壁が破損すれば、扉から想定以上の海水が入り込むことが考えられるという。その一方で、エンジンを冷やすために海水を取り込む吸水口を一気に開けることによっても沈没する可能性もあることから、海保では慎重に調べている。
船体は、全長約30メートル、幅約5メートルで、鋼鉄製。船首などには巡視船との銃撃戦で受けたとみられる弾痕のような穴が数カ所あり、エンジン室上部のハッチは外れていた。操舵(そうだ)室のある船橋上部も脱落していたが、操舵装置や制御装置などは残っていた。
船体中央部には、高速航行のため、エンジンが4基設置されており、3枚羽根付きのスクリューも船尾の底に4基あった。かじ板は2枚あり、海保は操作性能のアップを狙ったとみている。船首の左右舷には船名である「長漁3705」、船尾には中国の地名である「石浦」の文字がそれぞれ書かれていた。
不審船を回収した起重機台船は12日昼にも現場海域を離れ、鹿児島港へ向かい、14日にも到着する予定。 (20:58)
★半潜水型特殊艇が搭載されていることが確認されたことで、このフネが“海賊船”や“武装漁船”だなどという疑いはなくなりましたね。といっても、それでも日本のでっちあげだという人はいうでしょうがね。