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(回答先: Re: 首相自らが日朝交渉に踏み込んだのだから不利もなにもないでしょ 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 9 月 11 日 23:35:18)
「週刊新潮」も、忌み嫌っている若者言葉である訪朝のドタキャンを願望しているが、米国政権に指示されて訪朝に踏み切った小泉首相が、ドタキャンできるわけがない。
米国政権は、“国益”に照らして、北朝鮮に軍事的ちょっかいをかける気はない。
万が一そのような動きがあれば、日本は別として、韓国も中国も、必死になって止めるだろう。
米国が北朝鮮政権を軍事力を行使して倒すことで、どういう“国益”が得られるとお思いですか?
北朝鮮は、共産主義国家なんかではなく、“近代儒教国家”とも言える国家です。
(小泉首相は金正日よりも年長だから、それなりに礼を尽くしてもらえるでしょう)
北朝鮮は、近代化を拒んでいるわけではなく、対米関係を改善してまで近代化を進めたいと考えている国家です。
米国政権は、「対イスラム戦争」とは思われたくないから北朝鮮を“悪の枢軸”に加えているだけであり、イラクやイランへのミサイル輸出が自国部隊の損害増加につながると考えているから、輸出停止の見返りを日本政府に負担してもらうために国交回復交渉を迫っているのです。
こういう観点で、新潮や文春がドタキャンを勧告するのなら、それなりに理解できますがね。
中東情勢がどうなろうと、現状において、北朝鮮が南進することはありません。
金正日は、小泉首相よりもモダニストだと思っています。
小泉首相が、拉致されたり、北朝鮮信奉者になったりしたら笑えますが....
(そんなことは願っていませんから誤解なきよう)