★阿修羅♪ 現在地 HOME > 掲示板
 ★阿修羅♪
次へ 前へ
米国の景気は後退する 投稿者 ビルダーバーグ 日時 2002 年 6 月 19 日 11:27:40:

 米国の景気回復が極めて弱弱しいものであることがはっきりしてきた。この事実は今後の米国の世界戦略に大きな影響を与えるだろうね。
 そもそもダブヤ政権自体が、クリントン政権下の「軍事より経済路線」で冷や飯を食わされた軍事産業と、ITバブル崩壊で「民需依存も限界か」と考えたハイテク産業がデッチ上げたインチキ政権だったが、WTCアタックが起き(というか、起こしたというか)、一気に大軍拡路線へ突っ走った。
 そもそもこの間の、一定の景気回復は、住宅建設バブルのおかげ。住宅ローンの低金利化で、家を買い換え、その差額の「小銭」を握った連中と、中古住宅ブームで、持ち家を売却し易くなった連中が、安い家や借家に移って、その差額を消費に回したことで支えられてきた。なにしろアメリカ人は、消費が好きで、家計のバランスシートが「債務超過」でも、ドンドンものを買う。しかし、この住宅バブルもはじけつつあるようで、金融機関は膨大な「不良債権化した住宅ローン」を抱え込みつある。
 一方、巡航ミサイルのナビゲーションシステムなど「軍事関連のIT産業」は息を吹き返しつつある。なにしろアフガンで2万発ものクルージングサイルを使ってしまい、品切れ。イラク攻撃に踏み込めないひとつの理由が、ハイテク兵器の払底だというのだから。しかし、軍事・戦争はかならずインフレをもたらす。なにしろ、破壊するだけの能しかない兵器は、浪費そのもの。10年近い好況で米国はかなりの「富の蓄え」があるだろうが、イラクや他の「悪の枢軸」に手をかけたら、戦争予算はアフガンの比ではないだろう。
 もともと経済などさっぱりわからぬダブヤはまだしばらくは「テロとの戦い」と叫び続けるだろうが、金がなくなれば「テロとの戦い」も思うにまかせぬ。東部金融資本がしびれを切らせてクビにするかも知れない。そして米国の景気低迷の影響をモロに受けるのは日本。最近の株価低迷はその繁栄だろう。「反テロ」と熱に浮かれたように叫んでいる自称「正義の騎士」(まあランスロットかラマンチャの男ですなあ)ダブヤもまもなく、「戦争といえども経済行為。経済の枠内でしかできない」ことに重いいたるでしょう。それにしても、ダブヤ、小泉と全くの経済音痴がリーダーでも、恐慌が起きないということは、世界経済の底力は大したものだ、ということでしょうかね。

 次へ  前へ



フォローアップ:



 

 

 

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。