国際的なジャーナリスト組織「国境なき記者団(RSF)」は、ヨルダン川西岸で取材を行っている報道陣を狙い、イスラエル軍が威嚇目的で故意に発砲していると非難した。
RSFのメナード代表によると、イスラエル軍がラマラに侵攻した3月29日以降、5人のジャーナリストが銃撃され負傷。また約40人が身柄拘束や強制排除、脅迫、負傷などの被害を受けているという。
メナード代表はイスラエル政府が報道陣を敵視していると指摘。軍事行動を隠そうと躍起になっており、世界のメディアを侵害していると述べた。
一方のイスラエル側はRSFの主張は一方的かつ反イスラエル的で根拠のないものであると反発した。