(回答先: イスラエル軍、ベツレヘムの「聖誕教会」に発砲〔読売新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 4 月 08 日 13:51:27)
【エルサレム井上卓弥】
ヨルダン川西岸・ベツレヘムの聖誕教会周辺で8日未明、たてこもっているパレスチナ人200人とイスラエル軍との間で激しい銃撃戦となり、教会構内にある建物から出火、黒煙が上がっている。
パレスチナ側によると、軍が消火活動を妨害、消火にあたっていたパレスチナ警官1人が射殺されたという。AP通信は威嚇用手りゅう弾が投げられたため、出火したと伝えた。イスラエル軍の攻撃に対し、キリスト教社会を中心に国際非難が高まりそうだ。
イスラエル軍のベツレヘム侵攻に伴い、2日夜から、イエス・キリストの生誕地とされる聖誕教会に、武装したパレスチナ人やベツレヘム知事、住民ら約200人が逃げ込み、イスラエル軍が包囲する状態が続いている。
同教会は、新約聖書で、キリストが生まれたとされるベツレヘムに、キリスト教を公認したローマ皇帝コンスタンティヌス(在位、紀元306〜337年)が建設したとされ、6世紀に改築。その後、十字軍時代(11〜13世紀)に要さい化され、現在の姿に近い形になったという。