(回答先: イスラエル軍、パレスチナ自治区全域占領も視野〔日本経済新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 3 月 31 日 12:03:18)
ブッシュ米大統領は30日、イスラエル軍によるパレスチナ自治政府のアラファト議長監禁など危機が深まるパレスチナ情勢について見解を表明、議長にあらためて自爆テロなどの暴力行為取り締まりを求めるとともにイスラエルの軍事行動に理解を示した。
ブッシュ大統領の見解は国連安全保障理事会が同日未明、米国も賛成して採択した決議案でイスラエルに撤退を要求したのとは裏腹に、イスラエルの軍事行動を事実上黙認する内容。パレスチナ側が反発を強めるのは確実だ。
米大統領自身が中東情勢で見解を表明したのはイスラエル軍がヨルダン川西岸ラマラなどへの攻撃を開始して以来初めて。復活祭の休日で滞在中のテキサス州クロフォードにある私有の牧場で記者団に語った。
ブッシュ大統領は「テロは非難されなければならない。イスラエルは自国民を守る権利がある」と述べ、イスラエル軍のヨルダン川西岸での攻撃に理解を示した。