(回答先: パレスチナ情勢:アラファト議長 94年以来最大の危機〔毎日新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 3 月 30 日 14:48:49)
国連安全保障理事会は29日、イスラエルによるパレスチナ自治政府の議長府施設占拠を受け、緊急会合を招集、アナン国連事務総長が冒頭、イスラエルの報復攻撃は行き過ぎていると批判した。
カニングハム米次席国連大使はアラファト・パレスチナ自治政府議長が「(現時点でも)パレスチナ人の指導者である」との認識を示し、議長を「イスラエルの敵」と断言したシャロン・イスラエル首相を間接的に批判。「事態沈静化に向けて議長に今後も中心的な役割を果たすよう期待する」と述べた。
緊急会合はアラブ諸国の強い要請で開かれた。パレスチナなどアラブ側はイスラエルを非難し、占領地からの全面撤退を求める安保理決議の採択を要求しているが米国は否定的で、決議案の採決ができるかどうかも微妙だ。