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(回答先: 国家機構がバクチを推奨するなぞ笑止千万 投稿者 あっしら 日時 2002 年 10 月 18 日 21:36:53)
>しかし、それは、個々の該当法律によって刑法的違法性が取り除かれているだけの行為である。
>公認のバクチであっても、できるだけ控え目に開帳し、できるだけ賭け金も抑制するように呼び掛けなければならない性格のものである。
何で国家に、「目立たんようになれ。掛け金は少なくしろ」なんて指導する義務があんの? そりゃ過保護でしょう。
一応ここは、自由主義国家ですよ。
「ギャンブルの射幸性に流されない、強靭な精神を作ろう」
という教育こそが必要であって、規制そのものは本来ない方がいい。
ギャンブルの存在は否定できないですよ。古今東西どこにでもある。それを規制する国家は沢山あったけど、どれ一つ見てもギャンブルを根絶させることはできなかったはずですけど。
つまり、
「ギャンブルを根底から否定することはできない。それは社会が必要としている要素の1つだからである。歴史がそれを証明している。ということはギャンブルのマイナス面にうまく対処しつつ、プラス面をうまく利用する方法を考える」
という結論になりませんか?
>売春もバクチも国法で違法行為とされているのだから、できることなら参加しないようにと呼び掛けるのが国家機構の努めである。
何事もひとたび違法行為とされたものは、今後将来にわたって絶対、違法行為なの? 現行の法律の枠内でしか議論できないの?
枠組みを打破して様々な可能性を模索する。そういう姿勢は常に求められるべきなんじゃないでしょうか。
そういう意味で、今回のイベントは充分評価できると思うんですけど。
そうそう。売春はまた別の要素がからみますから、議論が必要という点では同じですが、全く別にして考える必要があるでしょうね。一括りで論じるというのは、暴挙でしょう。
>雇用の拡大であれば、国費を投じれば農業・リサイクル・林業などその対象はいくつもある。
あまり効果がなかったから、その他の方向性を模索し、ギャンブルがターゲットになったんだと思うんですけど。
勿論これまでの農業政策その他がベストだったとは到底いえないので、まだまだ改善の余地はあるんでしょうけどね。
それに、対象が沢山あるからと言って「だからギャンブルはいらない」という意見はちょっと変だと思いますよ。
>国家機構がやるべきことと民間がやってもいいこととは違うのである。
>カネが動くことは善という考えが国家機構にまではびこれば、その国家は滅びの一歩手前に立つことになる。
>都営カジノで身を持ち崩した人を税金で庇護するようになったときに、愚かさに気づくことになるだろう。
>(地下カジノから罰金と税金を徴収するほうがまだいい)
今回のイベントは、最初から公営を意図して(前提として)のイベントなんですか? 多分違うでしょ。
石原慎太郎は典型的な、昔ながらの江戸っ子気質の人ですね。勝海舟を連想します。
誤解も受け易いと思いますよ。ある種の人たちからは徹底的に嫌われるタイプだと思います。
ただ、やっぱ面白いですよ。タブー視されているものを、敢えて正面からドンと、市民の目の前に突きつけますからね。そしていきなり議論の対象にしてしまう。
手法はショッキングですが、ショッキングだからこそ効果がありますよね。勿論、嫌いな人からはとことん嫌われるやり方でしょうけど。