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(回答先: ポテトチップスに高濃度発がん性物質 投稿者 FeN 日時 2002 年 10 月 31 日 22:59:15)
10/31 19:55 チップスなどで高濃度 アクリルアミド検出 加工食 社会112
共同
厚生労働省は三十一日、高温で加熱調理した加工食品から、発が
ん性が指摘されている物質アクリルアミドを検出した検査結果を、
薬事・食品衛生審議会毒性部会に提出した。特にポテトチップスや
フライドポテトから比較的高濃度で検出されており、海外のデータ
と同じ傾向を示した。
厚労省は「アクリルアミドを含む食品を食べても、含有量から考
えて急性の健康障害が出る恐れはない」としている。ただ、長期的
な影響は未解明なため、同省は関係業界にも協力を求め、生成量を
低く抑える調理法の研究を急ぐ。
検査は、厚労省所管の国立医薬品食品衛生研究所と農水省所管の
食品総合研究所が実施した。
衛生研の検査結果によると、メーカー六社のポテトチップスの含
有量は一キログラム当たり平均千五百七十一マイクログラム(マイ
クロは百万分の一)で、商品によって四百六十七―三千五百四十四
マイクログラムと大きな幅があった。フライドポテトも、平均六百
三十九マイクログラムと高い数値が出た。
ほかにトウモロコシを原料とするスナックやシリアル、小麦が原
料のビスケット類などからも百十八―三百十九マイクログラム検出
された。
国民一人当たりのアクリルアミドの平均摂取量は一日当たり六十
九―百十八マイクログラムと推定、スナック菓子などを多く取る人
だと三百マイクログラムに達する場合もあるとしている。食品研の
結果も衛生研と同じ傾向だった。
アクリルアミド含有問題は、四月にスウェーデンで公表されて問
題化。食品から摂取する量の安全基準はないが、できるだけ少なく
することが望ましいとされている。厚労省は、食材を油で揚げたり
焼いたりする際、必要以上の長時間加熱を避けるようホームページ
で呼び掛ける。
(了) 021031 1954
[2002-10-31-19:55]