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(回答先: 中国産ホウレンソウから基準値上回る農薬(読売新聞) 投稿者 inu 日時 2002 年 9 月 28 日 21:33:58)
このところ中国産の野菜の残留農薬や北朝鮮産の松茸から鉄棒が出てきたりと輸入生鮮食品にまつわる話題に事欠かない。
東南アジア産の生鮮食品が国内産を駆逐しだしたのは単に値段が格段に安いというただ一つの理由によるものだが、結局はこの有様である。
新聞報道などでは、外国の農薬規制が日本と異なるとか、衛生思想が未発達であるとかの後進性を中心とした好意的なものが多いが、はたしてそうだろうか?私は我々日本人が忘れている大きな事柄がその裏に有るのではないかと危惧している。
それは、中国や北朝鮮の生産者層が受けてきた教育のことである。ご存知のようにこれらの国々はほんの数年前まで、北朝鮮は現在でも、鎖国状態の中で日本を敵視する教育をしてきていると言うことである。つまり、これらの国の生産者にとっての日本は「自国を侵略した国」であり「憎むべき存在」なのだ。
このような国から、食料品を無頓着に購入することがどんなに危険なことなのか、平和ボケした我々は考慮することなく安心しきって競争で購入しているのである。国も同じようなもので、残留農薬や毒物の混入に対する検査機能の充実を放棄して安穏としている。しかしこれで良いのだろうか?
幼時に受けた教育、ことにものの考え方は生涯に亘ってその人間を支配すると言われているが、それが本当ならば我々は我々を敵視する者が作った農作物を日常的に食べていることになるわけである。このような状態がいかに危険極まりないものであるかを真剣に考えてみる必要があるのではないかと思います。
このような環境の下で作られる食品が、細心の注意を払って生産され出荷される保証は何処にも無い。むしろ、恣意的に農薬を混入される恐れさえ有ると考えるが、どうでしょうか?
おまけに、悪貨は良貨を駆逐するの譬えの通り、このような外国産品に押されて国内の野菜生産は大きな打撃を受けている。このままで進むと製造業と同じく国内の農業は壊滅状態となり、わが国は食料の面からも外国の干渉におびえなければならなくなるのだ。食料安保が声高に叫ばれる所以である。
外国産食品の品質に文句を言うだけではなく、何故そのような事態が生起するのか、どのように対処すべきなのかを、今こそ真剣になって考え直すべきだと思います。