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(回答先: 国際基軸通貨ドルの特殊性 投稿者 あっしら 日時 2002 年 10 月 08 日 15:14:49)
あっしらさん、こんばんは。レス、拝読させていただきました。
撤回されたような報道もありますが、今回のポイントは、竹中大臣の発言として伝えられた下記のポイントに要約できるかと
思いますので、再掲いたします。
[10月7日10時51分更新]
>> 竹中平蔵金融・経済財政担当相は7日発売される
>> 米誌ニューズウィークとのインタビューで
<<中略>>
>> 竹中氏は4大銀行グループは「大きすぎてつぶせないか」
>> との質問に「巨大銀行には利点もあるが、破たんさせる
>> には大きすぎる(トゥー・ビッグ、トゥー・フェイル)と
>> いう考え方は採らない。そうした考えは企業統治を損ない、
>> モラルハザードをつくり出す」と答えた。
<<後略>>
(共同)(毎日新聞)
”企業統治ができず、モラルのない”企業は、規模の大小を問わず、破綻すべきである、という点が、発言の要旨である、と考えています。
けっして、”無意味にでかいとこもつぶす”、といっているのではありません。モラルを護り、企業統治ができていない企業を、つぶさずにいるから株式市場は、国内外からともに信任されない、したがってじりじりと株価が下がるわけです。
PTに入っている木村氏への中小企業者からの目安”メール”
にあるように、”信用縮小”の状態にあるほど、実体経済はいたんでいると、認識すべきです。
http://bizplus.nikkei.co.jp/colm/colCh.cfm?i=t_kimura15
<前略>
>> 国際金融資本家は、破綻が予測できる米国経済との
>> “分離”を真剣に考えていると思っています。
>> そして、傷つかないかたちで米国経済と“分離”するために、
>> 米国という国家を利用するという抜け目のなさです。
>> 米国という存在ではなく、国際金融家や
>>「近代経済システム」を問題視する必要があると
>> 考えています。
国内の巨大銀行で行われている中小企業に対する”貸し剥し”と同様、このような不徳な国際金融家は、つぶれるべきです。
が、だからといって、近代経済システムそのもの破綻とは直接関係ないでしょう。資本・財とて道具、単なる手段であり、問題はその使い方です。なんとかとはさみは使い方次第であって、はさみが切れるから使っちゃだめ、というのと同じではないでしょうか?この間違いに気づかなかったのが、”近代経済システム”なるものを否定したかつての共産圏だったわけです。
今は、そんなことが問題なのではなく、世界規模でのさまざまな問題--人口爆発、環境問題、食料確保などなど、戦争ではクリアできない人類史上初めてすべての国に共通した問題--こそが、本当の問題ではないでしょうか?
>> >無論、その間に日本国内の非輸出産業の労働生産性
>> >および実質生活コストの低下、先進国共通の都市問題の
>> >克服、自然環境改善・保全技術の確立、少子化の抑止、
>> >再利用可能製品普及率No1.、非MS OSの普及、などなどの
>> >克服を行い、本当に”清く正しく美しい、本当に豊かな
>> >世界に誇れる非軍国主義の日本”に戻して?おく必要が
>> >あるのは、言うまでもありません。これは、国民のやる気
>> >次第です。アメリカに支配されるぐらいなら
>> >、こっちのほうが苦しくとも夢があっていいでしょう?
>>「非輸出産業の労働生産性」の上昇追求は、
>> 現在のシステムでは失業者の増加につながるだけなので
>> 反対です。
前提となっている、”現在のシステム”を”近代経済システム”とすると、”計画経済下での労働生産性の上昇追求”は、反対です。それは、すでに共産圏では失敗していますので。。。
>>「少子化の抑止」も、日本の人口は自然に徐々に減少していくのが望ましいと考えています。
少子化の抑止は、適切に増やすということであって、産めよ増やせよではありません。出生率をおよそ2にすることは、不可欠です。なぜならば、すでに、都市圏以外では少子化により、小児科がなくなりつつあるなどの弊害がすでに発生しており、このままいくと、あるタイミングでは、”加速度的に”人口が減少してしまい、財政的にではなく”人口的に”破綻してしまいます。
>> その他については賛成です。
有難うございます。
途方もない夢みたいな課題にさえ、真摯に立ち向かえるまじめな日本が、==いや、日本でなくてもかまいませんが==、闇夜の地球にきら星のごとく再び輝かんことを...
PS. G-W-'G って、久しぶりに見たので妙に懐かしい気がしました。