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世界経済支配層が生き残る道 投稿者 あっしら 日時 2002 年 9 月 10 日 21:31:02:

(回答先: 一長一短があるのでは? 投稿者 Ddog 日時 2002 年 9 月 10 日 20:44:04)

Ddogさん、お久しぶりです(笑)


>よく理解できないのは、兌換を復活した場合、金は、またたくまに、兌換されてしま
>うのでしょうか? 今まで交換停止していたのだから、急激に交換兌換されないと思
>うのは、甘い考えか?そうかもしれん。
>しかし、兌換復活時は、日本はともかく中国に対しては、戦略上の特別条項をつける
>とかの、それなりの安全装置をつけるなり、ドルの信認が高まる政策とセットぐらい
>するでしょう。

ご明察の通り、日本は兌換請求をしないでしょう。
ほとんど兌換されないことや国別特殊条件を前提とした兌換復活では、ドルの信認が高まることはありません。逆に、兌換されなくとも米国以外の外貨準備高を見れば保有金が論理的に減っていくことはわかりますから、危機がカウントダウンされることになります。
保有金については、見せ金のように、8000トンの金を保有しているんだぞとちらつかせているほうが得です。(そのほうが、米国経済=ドルへの信認は維持されるとは思いませんか?)


>米国のデフォルト宣言、新ドル安政策、国際新通貨創設と比べても、金兌換復活は、
>一長一短がありませんか?それぞれ、ハードルは高い、頭から否定するのでなく、そ
>の可能性があるドル生命維持装置のオプションの一つとして考えてみる価値がありま
>せんでしょうか。

ドルにこだわっていては、ポンドにこだわっていては生き残れなかったであろうというのと同じレベルで、世界経済支配層は生き残れません。

世界経済支配層が生き残る道は、自分たちの通貨的“富”と米国経済(ドル)を切り離すことしかありません。(米国と言っても、かつての英国と同じように、しょせんは寄生先です)

米ドルと自分たちの通貨的富が一心同体である限り、米国経済の諸条件から言って救いはありません。切り離した上で、米国の政治力(軍事力)は利用するという政策が最善です。

切り離すという具体的意味と方法の説明は、“利敵行為”になるので書きません。
彼らも、既に考えているとは思いますが...
暦的なターゲットも設定されていると思っています。

無茶、無理難題もいとわずに事を進めていくだろうなと危惧しています。

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