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(回答先: レスどうも 投稿者 憐憫 日時 2002 年 8 月 24 日 13:59:28)
ちょっと考えてみました。
確かに”高潔さ”と言う言葉で済ましてしまうのはピントがずれていますね。これは認めます。貴殿が不快に思われたのは、真意が私に通じていないとお感じになったからでしょう。
庶民が生活を通じて体得する人間智とは何だろうか。
それに基づきどういう指導者には共感し、どういう指導者はダメだとみなすのか。
貴殿は私の何を"憐憫”に感じるのだろうか。
得た結論は次の通りです。
貴殿が求めているのは高潔さではなく、貴殿のような庶民階層に対する共感でしょう。「我々はそんな難しい試験に受かるなど思いもよらない。恐れ多い。だがそういう難しい試験を通って偉くなる人達は我々のために存在するのではないのかね。それだったら、苦しい境遇にある我々の実情をもうちょっと理解する態度を示せよ。」と、そういうことじゃないですか?
そこには統治される側の鬱屈した無力感や嫉妬心も滲んでいます。弱者特有の開き直りもあるかも知れません。「幾ら偉そうにしてもオレは尊敬しないよ、お前なんか。」という捨て台詞も聞けてきそうです。ここまであけすけに言えば完全に嫌われそうですね。
貴殿の立場から私に対して憐憫を感じるというのがどうしても分かりませんでした。多分、誤用だと思います。