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(回答先: <クローン>家畜食べても「危険性示す証拠ない」 米研究機関(毎日新聞) 投稿者 えーてる 日時 2002 年 8 月 21 日 15:14:44)
再掲載
農水省は13日、体細胞を利用したクローン牛の安全調査で「一般の牛との差は認められない」と事実上の「安全宣言」を発表した。血液、生乳、肉の成分は一般の牛とほとんど変わらず、世界でも初めて実施した、えさとしてラットに与えた実験でも異常はなかったと結論、調査結果を厚生労働省が実施している安全調査に提供する。
農水省の安全宣言で、肉牛、乳牛など体細胞クローン牛の利用に、近くゴーサインが出される可能性が大きくなった。
調査は、農水省の外郭団体である畜産生物科学安全研究所が行った。
クローン牛は、一卵性双生児と同じ技術で生まれる受精卵クローン牛については安全性を確認、99年ごろから食用として一部流通し、農水省は業者に対して、任意で表示するよう求めている。さらに厚労省は、遺伝的に親と全く同じ子が生まれる体細胞クローン牛についても、2000年6月に「食品としての安全性を懸念する科学的根拠はない」とする中間報告をまとめている。
最高級の和牛や、乳量が多い乳牛の大量生産を可能にするクローン技術は、生産性を飛躍的に向上させる技術として畜産関係者の注目を集めている。体細胞クローン牛は98年に日本が初めて成功させ、世界をリードしている。
農水省によると、6月末現在で受精卵クローン牛は663頭が誕生(死産を含む)し、うち131頭が飼育されている。体細胞クローン牛は309頭が誕生(同)し、うち139頭が飼育されている。
◇体細胞クローン 未受精卵の細胞核を抜き取り、作りたい個体の体細胞の核を入れて、仮親の子宮に着床、出産させる技術。遺伝子組み換え技術とは違い、遺伝子を加工する訳ではないため、家畜などの場合、食品としての安全性は問題ないとされる。しかし、組織に成長した細胞を用いるため、成長過程で遺伝子がうまく働かず、マウスや羊などについては寿命が短い、肺炎などの異常が多い、とする専門家の報告もある。
(8月13日23:13)
http://www.yomiuri.co.jp/04/20020813ic51.htm
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こんな、結果が見えている「安全宣言」をだす農水省の常識を疑います。案の定、アメリカから阿吽の呼吸で、クローン牛は「危険性示す証拠ない」とフォローしました。つまりアメリカがいつでも自由に日本へクローン牛を輸出できるわけです。まるで「日本人ネズミ」の動物実験じゃないですか?老化が促進されて短命の人がでてからでは遅すぎます。即「安全宣言」を「撤回宣言」に置き換えるべきでしょう。