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(回答先: 感情的過ぎました 投稿者 イカ 日時 2002 年 10 月 09 日 19:12:15)
《しかしながら、日本の敗戦の落とし前の付き方が異常
極まりなく、戦後日本が根本に重大な誤認識を抱え、
極論すれば、一部が明らかに間違った道を進む事になったのは、
何かにつけタブー視されてしまう、国内の民間人の
信じがたい、征服を前提とした意図的な虐殺といわざるを
得ない被害をきちんと勘定に入れて正視すれば、
クッキリと浮かび上がると言うのはお分かりいただけたのでは
ないかと思います。》
申し訳ありません,今少しこの部分の意味を理解しかねているのですが。
日本の政府や軍部、天皇は日本がアメリカと戦った場合、軍事力で勝つという見込みをして開戦した,とお考えですか?もし最悪な場合,負けて,日本本土に上陸され,アメリカ先住民のように皆殺しにされ,あるいは,グアムサイパンのように、アメリカの領土に編纂され,黒人奴隷のように,物理的に奴隷化させられるような可能性のシミュレーションをしたお考えですか?総なった場合はそれはそれで受け入れざるをえない、という覚悟で開戦決断したとお考えですか?
それとも,そういった最悪のケースを想定することなく,希望的観測で,勝つだろう,なぜなら,天皇は神であり,日本は神の国なのだから.政府・軍部(天皇)は,そう考えていたとお考えですか?
政府・軍部は,最悪の場合,日本本土で大量の死者が発生し、日本はアメリカに占領され,アメリカに併呑される、奴隷化される可能性もあるが,それを受け入れる覚悟が出来ているか,という国民への相談我なかったのは,いいことなのですか?相談する,つまり民意を問うシステムが,ひとびとの英知を結集するシステムがなかったとすれば,それは,明治憲法の政治システムを創出した指導的な地位の人々に責任があり,事実の情報を提示された上で民意を聞かれることもなく、グアムサイパンに送られていった普通の兵士たちは,単に,日本の指導層の被害者だったのではないのですか?