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(回答先: 人間という生物の限界&後出しジャンケンの罠 投稿者 イカ 日時 2002 年 10 月 10 日 23:59:32)
たいへんたいへん恐縮なのですが、イカさんのおっしゃってることは、敗北主義的、負け犬的、弱音、愚痴、泣き言、恨みつらみ、ぼやき、自己卑下、自虐に聞こえるのですが。戦争をやればどちらかが勝つか負けるかになります。日本は先方の圧倒的破壊力に屈服されまけたのです。しかも無条件降伏まで追いつめられました。つまり、煮て食おうが、焼いて食おうが、あちらはどうにでもできたのです。泣こうとわめこうと、負けた、という事実は冷徹です。泣こうがわめこうが負けは負けです.力が及ばなかったんです。では、日本が731部隊で作っていた細菌兵器などをつかって、アメリカに勝っていればよかったんですか?
戦後、日本国憲法採択に当たり、議員が反対を投ずる自由は十分ありました。また、GHQは、日本の議会を開かせず、一方的にあちらが作った憲法を押し付けるなり、米国に法的に併呑するなりできたのです。しかし、あえて議会を開かせ、総選挙をさせ、そのうえ、憲法採択の自主的な機会を与えました。そのときいやなら、議会でゼネストをやって、具体的条項の書き換えを主張することもできたのです。マカーサーは、民主的な方向での内よう変更なら、大いにゆるす体制をもっていました。日本側の旧支配エリートが持ってきた日本国憲法が、非常に、民主制のない、戦前の体質の残ったないようだったから、マッカーサーはそれを拒否しました。ほんとうは、もっと民主的にするなら、天皇制だって除去することが彼にはできたのです、なにせ、無条件降伏なんですからね。
日本国憲法はいわゆる硬性憲法で、改正規定は重い要件が付けられていますが(旧支配層の反民主的な復古を恐れて、マカーサーは硬性憲法にしました).国民の大多数がよいというなら、いつでも憲法は自分たちでかえられる仕組みになっていますよ。憲法に関しては日本人は日本人で運命を決することはできます。いやなら、泣き言いわずに、かえましょうよ。ただ、比較憲法的にいうと日本国憲法は世界の憲法と比較して、劣ったものではないですよ。むしろ、よくできているひとつだと思います。不幸中の幸いとはこのことです。
いったい、日本国憲法のどこがどう不満で、どういう価値や価値体系に変更されたいのですか?ただ、泣き言を繰り返していらっしゃる印象が強いのですが(ごめんなさい)。
「余談ですが、
今の私達と日本国も、当時と同じように
未来など皆目見えない暗闇の中で目前に迫った脅威に相対しつつ、
同胞に対する、ひいては人類に対する人間性を発揮し責任を遂行すべき
状況にあるのではないでしょうか。 」
これは同感です.しかし、具体的にはどんなことをおっしゃってるんですか?