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(回答先: ドイツ上空航空機衝突2 投稿者 えーてる 日時 2002 年 7 月 02 日 18:00:46)
07/02 12:42 「天が燃えているよう」 のどかな田園地帯に火の玉 外信53
【ベルリン2日共同=岩脇純】「突然夜空全体が明るくなった。
天が燃えているようだった」。ドイツ南西部ユーバリンゲンで一日
深夜に起きたロシア旅客機と貨物機の空中衝突事故。事故を目撃し
たボーデン湖のフェリー船長クラウス・バリンカさん(42)はD
PA通信に対し、震える声で語った。
墜落した場所は丘陵地帯で、近くのボーデン湖はアルプスが一望
できるドイツ有数の風光明美な保養地。衝突した両機の残がいは、
巨大な火の玉となり、雲を突き抜けて地上に落下。のどかな田園地
帯は一瞬にして凄惨(せいさん)な事故現場と化した。
地元テレビによると、生存者の捜索活動に当たった救急隊員は「
遺体ばかりで生きている人は見当たらない」と惨状を語る。
約三十キロの範囲にわたって落下した両機の残がいから次々に火
の手が上がり、大きな爆発も起きたという。学校や住宅が巻き添え
で炎上しているとの情報も。
事故を目撃した女性は「読書中に雷のような音がして、窓が震え
た。外に出てみると奇妙な音を出しながら、機体の残がいが燃えな
がら落ちてきた」と米CNNテレビに興奮した口調で語った。
この女性は、夫と一緒に車で現場に向かったが、現場周辺には警
察車両が多数、到着しており、非常線の中には入れなかったという
。
消防隊が懸命の消火活動に当たっているほか、警察当局がヘリコ
プターも出動させ生存者を捜索しているが、深夜に加え雨も降って
いるため作業ははかどっていない。
(了) 020702 1241
[2002-07-02-12:42]