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(回答先: ドイツ上空航空機衝突3 投稿者 えーてる 日時 2002 年 7 月 05 日 11:18:00)
●<航空機衝突>スイスのレーダーに欠陥 「管制ミス」強まる
【ベルリン藤生竹志】ドイツ南西部で1日、起きた空中衝突事故で、チューリヒから現場空域の航空管制を行っていたスイスの管制会社「スカイガイド社」のレーダーシステムに欠陥があったことが3日、スイス運輸省所属の航空事故調査局の報告書で分かった。レーダー上の機影が一時消えたり、航空機の位置が正確に表示されないことがあるなどの欠陥があった。事故当時、管制センターの自動警報が作動していなかったなど「管制ミス」の疑いが強まっており、ドイツの警察・航空当局は同日、同社管制官から事情聴取を開始した。
報告書は事故(2日)直前の先月26日付。それによると、99年に航空機同士のニアミスがあった際、同社による地上レーダーの不使用などが原因でレーダースクリーンに片方の機影しか表示されていなかった。また、01年7月のニアミスでは、スイス軍のレーダーと同社のレーダーとで、航跡にずれがあったという。
独航空当局の調べによると、両機は高度1万2000メートル付近で接近したため、管制官が衝突の約50秒前にロシアのバシキール機に高度を下げるように指示したが、すぐには応答がなく、2回目の指示で高度を下げ始め、約25秒後に衝突した。スカイガイド社は「バシキール機がすぐに指示に従わなかったのが事故の原因」とする一方、バシキール航空やロシア航空当局は「管制ミス」を主張し真っ向から対立している。
スカイガイド社は、スイス空域の航空管制を行っている民間会社。営利を目的としているがスイス政府が99.85%の株を保有している。(毎日新聞)
[7月4日14時11分更新]
●航空機衝突事故、スイス管制当局のレーダーに落ち度
[ユーバーリンゲン(ドイツ) 4日 ロイター] ドイツ南部上空で1日発生した旅客機と貨物機の空中衝突事故に関し、スイス航空管制当局のレーダーに落ち度が報告されていたことが明らかになった。
スイス連邦航空事故調査局長が3日、スイステレビに述べたところによると、航空管制当局のレーダーは1週間前の報告書で、欧州の航空安全のための支援機関「ユーロコントロール」の水準を満たしておらず、即急な改善が必要であると指摘されていた。
スイス航空管制当局については事故発生時、自動警報装置の電源が切られていたことが判明。また管制官が休憩中だったことも明らかになっており、責任の追求は避けられない見通し。
事故では71人が死亡。これまでに38遺体が回収されたが、2人の身元しか確認されていない。(ロイター)
[7月4日12時53分更新]
●ロシア機、衝突90秒前に警告か=管制官側にミスの可能性−独空中衝突
【モスクワ4日時事】ドイツ南部上空で起きたロシア旅客機と貨物機の空中衝突事故で、ロシア通信は4日、事故調査委員会筋の話として、衝突の90秒前にロシア機のパイロットがスイス管制当局に対して、衝突の危険性を警告していたと報じた。これが事実なら、スイス管制官の衝突回避に向けた指示の遅れが大惨事につながった可能性もある。
同筋によれば、ロシア機に搭載されていた自動衝突防止装置(TCAS)が作動し、同高度を飛行する貨物機の接近を知らせた。これを受けてロシア機のパイロットは数秒後、管制官に連絡したが、管制官が実際に高度変更を指示したのはロシア機から連絡を受けた40秒後(衝突の50秒前)だった。同筋は、管制官が直ちに衝突回避に向けた決定を下すべきだったと指摘した。 (時事通信)
[7月4日19時5分更新]
●ロシア機の乗員、管制官に衝突の危険告げていた=RIA
[モスクワ 4日 ロイター] ロシア通信(RIA)は、ドイツ南部上空で1日発生した、バシキール航空機と国際宅配便大手DHLの貨物機の空中衝突事故で、スイスの管制官が事故発生の90秒前、バシキール航空機の乗員から同機がDHL機との衝突コースを飛行しているとの通報を受けていたと報じた。
事故現場での調査に参加しているロシア当局者の話として伝えたもの。
バシキール航空機内の衝突警報装置が作動、貨物機との接近を警告したため、乗員が管制官に連絡していたという。
RIAによると、同当局者は、管制官がただちに2機の間隔を離すよう対応すべきだった、と指摘した。
スイスの航空管制機関「スカイガイド」の広報担当者は、この件に関して何も聞いていないため、現段階ではコメントできないとしている。(ロイター)
[7月4日22時14分更新]
●<航空機衝突>管制官の高度変更指示遅れる 67遺体を収容
ドイツ南西部で1日起きた空中衝突事故で、ロシア・バシキール旅客機の機長が衝突の90秒前に危険性をスイス管制官に伝えたにもかかわらず、高度変更指示は連絡から40秒後だったことが4日、分かった。またバーデン・ビュルテンベルク州警察当局は、同日午前までに犠牲者71人のうち67遺体を収容した。(毎日新聞)
[7月4日22時49分更新]
●ロシア機乗客の遺族、現地に到着
[フリードリヒスハーフェン(ドイツ) 4日 ロイター] ドイツ南部上空で1日、国際宅配便大手DHLの貨物機と空中衝突して墜落したロシア旅客機の乗客の遺族らが、事故現場訪問のため、ドイツ入りした。
遺族らは、墜落した旅客機と同じバシキール航空のツポレフ154型機で、スイス国境近くのフリードリヒスハーフェンの空港に到着した。
花輪を手にしている遺族の姿も見られた。
ドイツ警察は、現場周辺一帯の捜査でこれまでに67人の遺体が収容されたとし、残りの4人の遺体の捜索に力を入れるとしている。(ロイター)
[7月4日23時8分更新]
●<航空機衝突>管制官の高度変更指示遅れる 67遺体を収容
【ベルリン藤生竹志】ドイツ南西部で1日起きた空中衝突事故で、ロシア・バシキール旅客機の機長が衝突の90秒前に危険性をスイス管制官に伝えたにもかかわらず、高度変更指示は連絡から40秒後だったことが4日、分かった。ロシア通信が現地入りしているロシア事故調査委員会筋の話として伝えた。またバーデン・ビュルテンベルク州警察当局は、同日午前までに犠牲者71人のうち67遺体を収容した。
ロシア通信によると、旅客機の衝突警報装置が作動し、同高度を飛行中の貨物機の接近を知らせたため、旅客機の操縦士は衝突の90秒前に危険性をスイス・チューリヒの管制官に報告、指示を求めた。しかし、実際に管制官が指示を出したのは衝突の50秒前で、管制当局の重なるミスが事故原因との見方が強くなった。
衝突はドイツとスイスの航空管制空域の境界で、スイスが管制を引き継いで5分後に起きた。ボーデウィヒ・ドイツ建設運輸相は「欧州の上空は管制空域が複雑に分かれすぎている。領空の管理を統一化する必要がある」と強調した。
またロシア側の遺族ら約140人が同日、現地入りした。DNA鑑定のため犠牲者の衣類や写真、歯型などを持参。今後、遺体の身元確認作業が進む。ロシア正教会関係者や精神科医も同行した。(毎日新聞)
[7月4日23時42分更新]
●管制めぐる捜査開始=賠償請求の動きも−空中衝突事故
【ベルリン4日時事】ドイツ南部上空で起きたロシア旅客機と貨物機の衝突事故で、墜落現場に近いスイス・コンスタンツの検察当局は4日、現場空域を管轄するスイスの航空管制会社スカイガイドに対する本格捜査に着手したと発表した。
事故当時、管制塔内の自動警報装置が作動していなかったことや、服務規程に反した管制官の休憩などの実態が、管制官のロシア機に対する「指示の遅れ」につながっていないかどうかを中心に調べを進めるとみられる。 (時事通信)
[7月5日0時2分更新]
●<航空機衝突>管制官らの捜査に着手 スイス州検察
【ジュネーブ大木俊治】ドイツ南西部で1日起きた空中衝突事故で、スイス・チューリヒ州の検察当局は4日、大量殺人と航空交通妨害の容疑で、管制官や同空域を管轄するスイスの航空管制会社「スカイガイド」関係者らの捜査に着手したことを明らかにした。
同州検察当局の発表によると、同空港を管轄する地区検察が関係者の事情聴取を行う方針で、管制官の対応の遅れが事故の原因となったかどうかを究明する。
これまでの調べでは、当直管制官は事故の50秒前にロシア機に警告を発し、衝突回避のための降下を命じた。事故当時、機器点検のため管制センターの自動警報装置が作動していなかったことや、本来なら2人いるはずの管制官が1人しかいなかったことなども明らかになっている。
さらにロシア通信は4日、ロシア側捜査当局者の話として、ボイスレコーダーを解析した結果、衝突の90秒前にロシア機が管制官に衝突の危険性を照会したが、的確な指示がなかったと報じている。(毎日新聞)
[7月5日2時2分更新]
●航空機衝突事故、ロシア機が降下指示受けたのは44秒前
[ブラウンシュバイク(ドイツ) 4日 ロイター] 独航空事故調査委員会(BFU)のペーター・シュレーゲル委員長は、ドイツ南部上空で発生した航空機同士の衝突事故に関連して、ロシア機は衝突の44秒前に管制官から急降下を命じられていたことを明らかにした。
このなかで、スイスの航空管制官は一方、または双方の操縦士に対し、高度を変更するよう指示すべきだったと指摘した。
そのうえで、「ロシア機は少なくとも衝突の1分30秒前には降下を開始すべきだった。しかしチューリヒで確認した交信記録によると、降下の指示を受けたのはわずか44秒前だった」と述べ、約50秒前に指示を受けたとする従来の発表を修正した。
(ロイター)
[7月5日8時4分更新]
●<航空機墜落>事故原因の中間報告 ドイツ連邦航空事故調査局
空中衝突事故で、ドイツ連邦航空事故調査局は4日午後記者会見し、スイス・チューリヒの管制当局の交信記録や独、スイス両国のレーダー記録の調査に基づく事故原因の中間報告を行った。事故当時バシキール航空の衝突回避装置は作動していなかった可能性が高く、機長がチューリヒの管制官の指示で手動で高度を下げていた。(毎日新聞)
[7月5日11時29分更新]
●独航空機衝突事故、管制官の降下指示に遅れ
[ユーバーリンゲン(ドイツ) 5日 ロイター] ドイツの航空機衝突事故を調査中のドイツの担当官らは、フライトレコーダーを調べた結果、スイスの航空管制官が航空機に降下指示を出すのが遅かった、との見方を示した。これにより、スイス管制官への圧力が強まっている。 今週1日、50人以上のロシア人の子供を乗せたロシア・バシキール航空のツポレフ154型旅客機と、宅配便大手DHLのボーイング757型貨物機が、ドイツとスイスとの国境上空で衝突。事故原因はまだ解明されておらず、現在、フライトレコーダーの分析が続けられている。
ドイツ調査官らは4日、スイス管制官がロシア機に急降下を命じたのは衝突の44秒前だったが、90秒前に指示すべきだった、と述べた。
ドイツ航空事故調査委員会(BFU)のペーター・シュレーゲル委員長は、両機の間に7海里の距離があるうちに、スイスの航空管制官が、一方もしくは双方の操縦士に高度変更を指示すべきだった、と述べた。
またチューリヒの検察当局は、スイス航空管制官の過失が衝突事故の原因となったのかについて、刑事捜査を開始したことを明らかにした。(ロイター)
[7月5日15時12分更新]
●電話も不通だった管制室内
【ベルリン5日=宮明敬】ドイツ航空事故調査局(BFU)は5日、ドイツ南部ボーデン湖北岸上空で旅客機と貨物機が衝突した際、事故空域を管制していたチューリッヒ空港管制センターでは、空中衝突防止のための警報システムが停止していただけでなく、電話の通常回線も不通だったことを明らかにした。
事故空域を担当していた管制官(航空管制会社スカイ・ガイドの職員)は当時1人で二つのレーダー画面を見ており、衝突の22秒前には、事故機とは別の画面上の飛行機に、フリードリッヒスハーフェン空港(ボーデン湖北岸)への着陸指示を出していたが、この直前、通常回線不通のために同空港との電話連絡に手間取ったという。(読売新聞)
[7月5日23時57分更新]