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今日の朝日新聞朝刊は1面トップで「石原都知事が再選出馬へ」と伝えています。先日、あっしらさんの「だれが政治家失脚劇を演出しているのか」のレスでも書きましたが、小生は慎太郎首相はあり得ない、と思っています。その理由は詳しくは、このレスを見ていただきたいのですが、要するに「米国は慎太郎を反米ファシストで極めて危険な政治家と見ているため」ということです。
もちろん「政界の一寸先は闇」ですし、米国の慎太郎評価も変わっている可能性はあります。しかし、現在の政治家失脚劇が米ダブヤ政権の東アジア政策の再編とからんでいることは間違いないでしょうし(まあ、井上・元参院議長は別でしょうが)、慎太郎に何がやれるか、も「米国がどこまで、この極右ナショナリストの手足をしばるつもりか」に大きく依存するでしょう。
副島隆彦氏が言うように「日本は米国の属国」であるのは、冷厳たる現実で、「いい悪い」と論じても今のところは仕方がないことです。日本のテレビ・新聞の政治報道は、こうした米国の呪縛を知っているせいか、意図的とも思えるほど、すべてを「永田町の権力抗争」のみで解説しており、だから「石原首相待望論」などが流布されるのです。
それにしても、ロシアのレベジ・クラスノヤルスク州知事の死まで「プーチンによる謀殺」説が出ているようです。まあ、チェチェン・ゲリラの”スーパーヒーロー”だったハッタブを手紙に沁み込ませた毒で暗殺してしまう国ですから、何が起きても亜不思議はないのでしょうが。21世紀の世界は、当面、「暗殺と謀略」で動くのでしょうか。それにしても「手紙に沁み込ませた毒」でわずか数十分で暗殺するとは、さすがにKGBの国ですな。この分野では、ロシアがまだ米国やイスラエルを一歩、リードしているのかも知れません。そのうち、電子メールに毒を染み込ませて、メールを開くとすぐ死んでしまう、なんてことになるかも知れませんね(笑)。