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(回答先: 石原内閣実現は確実 投稿者 596 日時 2002 年 5 月 09 日 00:08:05)
佐々木敏さん、ていねいなレス、有難うございました。「ゲノムの箱舟」面白かったですよ。新作も早く読みたい。もうすぐ書店に並ぶようですね。
しかし、慎太郎への「入れ込みぶり」は全く感心しません。佐々木さんは若い割には、強烈な反共、反中国主義者のようですが、少し、発想が硬直しているというか、柔軟性に欠けるように思います。(反共、反中国に限って硬直している、という意味ですが)。慎太郎が首相になっても、何も出来ないのは明白です。前にも書いたように「日本は米国の属国」なのですから、このタガはめの枠内での自由しか、日本の首相には裁量権がありません。この観点から言えば、米国は小泉にも十分に及第点をつけているわけで、反米、対米自立志向の強い、つまり、米国からみたら、常に危険性をはらむ慎太郎を無理に政権につける必要は全くないわけです。
まあ、唯一の可能性は、ダブヤ政権が中国と事を構える決断をした時に無中国にけんかを吹っかける「尖兵」として慎太郎が使える、と判断した時でしょう。
せっかく、京大で高坂教授に国際政治学を学んだのなら、「中国は嫌い」といった感情に流されずに、もう少しクールにリアルボリティックスの観点に立たれたら如何。才能のある若手なので悔やまれます。そうでないと、いつまでも、「元楯の会」「元日学同」といった”誇り”(?)を引きずっている宮崎正弘さんレベルの物書きに終わってしまいますよ。