(回答先: 新日中戦争は既に始まっているんだよ 投稿者 志水 一夫 日時 2002 年 2 月 28 日 10:42:42)
志水さん、初めまして。
>新日中戦争は既に始まっているんだよ
残念ながら、日本はその戦争(最終的には武力行使もある論理的な話だと思っています)には勝てません。
簡単な話です。米国支配層など(即ち国際金融家)が、“育てる標的”として中国を選択し、“刈り取る標的”として日本を選択しているからです。
私は覚悟ができていますから、お好きに“戦争”に参加し、勝手に刈り取られてください。(刈り取られることにはおつきあいします)
> ヒトラーに誠意を示せば、ヨーロッパは平和でしたか?
> そうは行かなかったですよね。
ヒトラーに誠意を示さず、ドイツ国民にもっとはやく誠意を示していれば、ヨーロッパは平和だったと思います。
第一次世界大戦の「休戦条約」で、ドイツに厖大な賠償金を負担させ、ドイツ経済をめちゃくちゃにしたのが、ヒトラーが政権を取るに至った前提的な条件です。
経済苦境に陥ったドイツ国民が、現在の日本国民と同じように、“愚か”にもヒトラーという“ドイツ破壊者”にすがり、「ハメルンの笛吹き男」の後ろにふらふらと付いて行って、戦争という断崖に落ちていったのです。
ヒトラーは、国際金融家に育まれた“ドイツ破壊者”だと考えています。
> 全体主義国家の国是は、その程度のものでは変わりはしないのです。
> でも、米国のような国は別です。
> 世論で動くことがあるんですね。
> だから、他の国々はその世論というヤツを自分たちの望む方へ持っていこうとする。
> イスラエルはそれに成功し、アラブ諸国はそれに失敗して……、というのは、皆さんご存知の通り。
> で、今中共はそれをやっているのですよ。
ヒトラーは、謀略は行ったとしても、武力で権力を握ったわけではありません。
「世論」よりは明確な国民意志である「選挙」で政権を取ったのです。
中共も、それなりの世論の支持があるとともに「国際世論」の支持もあったからこそ、武力で政権が奪取できたのです。
北朝鮮を含む「全体主義国家」も、「世論」にそれなりに支えられていなければ維持できないものです。
「全体主義国家」の世論形成方法よりも、「自由主義国家」の世論形成方法がスマートと言うだけです。(自由主義的意識を持っている人にはスマートに見えやすいということですが)
イスラエルは成功なぞしていません。イスラエルを支持している人たちに、支持しても当然だと思わせる宣伝に成功しているだけです。そして、支持している人たちが多数派を占めている国家は、その支配層そのものが、イスラエル=政治的シオニスト支持者であるだけです。
現在の世界を支配している人たちが、シオニストを支持しているから、イスラエルが世論形成に成功しているように見えるだけです。
日本の主要メディアが、イスラエルの報道内容ではなく、パレスチナなどの報道内容を流し続ければ、日本の世論はだいぶ変わるでしょうね。
世論とは、そういったかたちで形成されやすいものです。
ナノ秒単位で起こる事象だけでも、人は、その一生をかけても説明できないものです。
報道などで知る出来事は、見聞きできることよりも、知らせられていないことにより重要なものがあると思っています。
民間レベルの「反日」活動は、それなりに知っています。
心情はすぐにどうすることもできないのですし、「言論の自由」も「営業の自由」もあるんですから、相手の土俵のなかでなにをされても仕方がないでしょう。
そういう「反日」活動家はだらしないとは思っていますが、そこまで思う何かがあるんだとも思っています。
> 我々は、今まさにネットを用いた世論誘導戦争の真っ只中にいるのですよ。
ネットは様々なスタンスで書かれたもので溢れています。
ネットも、大枠では「世論」の縮図です。「世論」の縮図である限り、前述した「世論」の“宿命”から抜け出すことはできないと思っています。
ネットは、主要メディアでほとんど流れることがない情報や考え方も流れていることに大きな意義があると考えています。
その意味では、「反日」活動家の有様も見ることができてけっこうなものだと思っています。
民間レベルは、基本的にはどうでもいいのです、
日本という国家が、どういう態度を示すのかが問題なのです。