リヒャルト・ワーグナー 楽劇「トリスタンとイゾルデ」全曲 名盤 〜禁断の恋〜 コメント こんにちは。ハルくんさん。 久しぶりにコメントします。。。 実は私はオペラはまったく聴かなくてですね、でもこのトリスタン・イゾルデは聴きたいなと思っていたんです。 ガッコに通っているとき(何年前の話だ!)、岩波文庫で「トリスタン・イズー物語」を読んでやたら感動しました!!! 先日も読みかえしたんですけれど、やはり感動というか、無意味に感動というと聞こえが悪いんですが、理屈抜きで感動するんですよね。自分でもわけわかりません。 オペラの方もそうなんでしょうか。。。 でも何を買っていいかわからなくて〜〜。 フルヴェンかベームか・・・ 二者択一のところまで絞り込むことができました。。。 でも、まだ悩んでいることにはかわりません。 ガツンと決めの後押しが欲しいです〜〜〜。 ここはぜひ、皆さんのお力を拝借したいです!!! 投稿: はるりん | 2009年9月13日 (日) 18時01分 はるりんさん、こんにちは! こちらこそコメント差し上げずに失礼しています。でももうじきあの彼(!)の特集開始しますからね。楽しみにしててね〜。 「トリスタン」で最初に買うべきCDとしてはですね、ここは迷うことなくベームでしょうね。@演奏に勢いが有るので長さを感じにくい(でもワーグナーは長いゾ〜)A歌手が最高 B各幕が1枚づつのCDに収まっている B録音も良い という理由からです。ガツンと後押しします。 投稿: ハルくん | 2009年9月13日 (日) 19時17分 私が持っているCDは、かろうじて フルトヴェングラーの「前奏曲」と「愛の死」だけです。 このオペラも見たいし、 楽劇「ニーベルンクの指輪」も絶対に 全部見てやろうと思っています。 実現するのは、いつのことかわかりませんが。 ワーグナーってすごいですよね。 投稿: 四季歩 | 2009年9月13日 (日) 19時50分 おおう!!!ハルくんさん。 さっそくの決めのガツンをありがとうございます。 ベームを買うことにします。 ワーグナーのトリスタン・イゾルデとっても楽しみです。 やはりトリスタンが情けない男なのでしょうか。。。 文庫のトリスタンはそれはもうしょ〜もないほど情けない男なんですよ〜。 でも、ほら〜、私はそういう男が好きなので。。。 お妃さま。トリスタンはもうお妃さまのことは思い切りまして、二度とお目にかかることはありますまい とか言って涙ながらに別れをイゾルデに告げておきながら、せめてもうひと目と言って何回もイゾルデのところに帰ってくるんですよね。 トリスタンって馬鹿じゃないの!!!と思いつつ、 しっかりしろ〜〜!!!とその度に感動するはるりんでした。 トリスタンってまるでどこかの誰かさんのようでして。。。 ところで、彼の特集、楽しみです。 投稿: はるりん | 2009年9月13日 (日) 20時55分 四季歩さん、こんにちは。 「前奏曲と愛の死」がお好きでしたら全曲も間違いなく気に入りますよ。 生公演は滅多に有りませんが是非ともですね。ワーグナーのオペラは元々動きが少ないのでCDでも結構楽しめます。 それにしてもワーグナーは凄いです。どうしてこんなに長くしなければならないのかなぁといつも思いますよ。(笑) 投稿: ハルくん | 2009年9月13日 (日) 21時39分 はるりんさん、ベームはCD3枚組なので対訳付きの国内盤でもそれほど高くありません。僕のは例によって中古品ですのでもっと安かったですけど。 トリスタン君は仕方がないですよ。媚薬がよほど効いてしまったのでしょう。おかげで身を滅ぼすとはね。クスリは一度くせになるとやめられないのですね〜(笑) はい次回からは、はるりんさんの「彼」の特集です。(笑)お楽しみに! 投稿: ハルくん | 2009年9月13日 (日) 21時48分 ハルくんさん、saraiです。 遂にトリスタンですね。 まさに愛と官能のオペラ、しびれますね!! 夢のようなオペラですが、決して眠くならない、稀有なオペラです。saraiは生で3回見ましたが、2001年にミュンヘンと東京でほぼ同じキャストで見たバイエルン国立歌劇場の2回の公演が最高でした。初演したオペラハウスってこともありますが、ハルくんさんと同じく、ワルトラウト・マイヤーが素晴らしかったのが一番です。マイヤーはやはりワーグナーオペラにつきますが、なかでも、イゾルデが最高です。タンホイザーのヴェーヌスも官能的ですが、あまりに官能的過ぎて・・・! 映像作品では、何といっても、バイロイトのバレンボイム指揮で、ルネ・コロのトリスタン、ヨハンネ・マイヤーのイゾルデ、ハンナ・シュヴァルツのブランゲーネ、マッティ・サルミネンのマルケ王は感動ものです。見ていると、こっちの頭までおかしくなって、熱が出そうになります。ここまでいくと、ビョウキですね。 実はCDでは聴いたことがありません。アナログディスクでは、バーンスタインのトリスタンが素晴らしかった。saraiとしては、やはりこれは映像が欲しいところです。したがって、イゾルテ役はそれなりの容貌が要求されます(笑)。 投稿: sarai | 2009年9月14日 (月) 09時28分 私の宝と言うべきベームの全曲盤を推してくださり本当にありがとうございます。「トリスタンとイゾルデ」への想いを私のブログでも取り上げていますが寄り道が多く、なかなか前へ進みませんがベーム盤への想いはきちんとコメントするつもりです。 さて情報ですが来月10月11日午後8時よりNHKハイビジョンでメトロポリタン歌劇場での「トリスタンとイゾルデ」公演が放送予定です。デボラ・ヴォイトのイゾルデ、演出はディーター・ドルン。 (なお翌日はゲオルギュがミミ役の「ラ・ボエーム」です) 機会があればご覧ください。 投稿: オペラファン | 2009年9月14日 (月) 09時38分 嗚呼、ハルくんさんはやはりこの曲がお好きなのですね(やはり、とは???) 皆さんの入れ込みようを見ると気が引けるのですが、オペラはあまり聴かない(見ない)上に、ワーグナーは苦手なんです。でも文庫で「トリスタンとイズー」を読むのは好きですけど。 ワーグナーの曲って、fffとか書いてある割に大きな音が鳴らないのですよ。だからクライマックスをfffにしようと思うととても疲れるのです。 大きな音を出さずに効果的にfffにするコツは、弱音との対比とか、アーティキュレーション(スラーやスタカートの使い方)だと思うのですが、そのあたりに芸がなくて、ただレガートで強奏を要求されると奏者は死んでしまいます。 でも、その強奏を突き抜けて歌うことを要求される歌手はもっとかわいそうかもしれません。 投稿: かげっち | 2009年9月14日 (月) 21時37分 saraiさん、こんにちは。 バイエルン歌劇場では僕も「神々の黄昏」を観ることが出来ました。やはりバイロイトと並ぶワーグナーの聖地ですからね。素晴らしい体験でした 僕はこの作品はむしろ音楽だけの方が集中できるように思います。ですので生公演についても、舞台よりも音の記憶の方が鮮明なのです。 投稿: ハルくん | 2009年9月14日 (月) 23時29分 オペラファンさん、こんにちは。 いつも貴重なトラックバックを頂戴して有り難うございます。ベームの全曲盤は聖地バイロイトの比類ない演奏記録ですね。全てのワグネリアンの宝なのではないでしょうか。 ゲオルギューがミミの「ラ・ボエーム」もイイですね。飛び切り美人の彼女も最近はネトレプコの勢いに隠れた感が有りますが、まだまだ魅力的です。ああ、ワタクシは美人にはホントに弱い!(笑) 投稿: ハルくん | 2009年9月14日 (月) 23時37分 かげっちさん、こんにちは。 はい、やはりこの曲は好きですよ〜。 なんと言いましてもこのほとばしる情熱!めくるめく愛と官能の世界!僕はまだまだヴェーヌスべルクの住人です。魂が救済されるまでにはまだまだ当分時間がかかりそうです。(笑) それにしてもこの重厚な管弦楽の響きを突き抜けて歌わなければならないワーグナー歌手は大変です。ホントに気の毒ですね。 投稿: ハルくん | 2009年9月14日 (月) 23時50分 ネトレプコとゲオルギュー。どちらがいいか夜、寝られないくらい悩むところですが、私は自分自身、齢を取ってきたせいかゲオルギューのように熟女ぽい方にぐらつきそうです。しかしネトレプコの「ラ・ボエーム」や「愛の妙薬」の映像を見ると・・・しかしゲオルギューのアディーナも、うっとりします。 困った!困った!この節操の無さのみワーグナーに似ているのでしょうか? なお「ラ・ボエーム」の放送の翌日はプッチーニの歌劇「マノン・レスコー」が放送予定で、マノン役はカリタ・マッティラらしい。 彼女の声がプッチーニに合っているかどうかよくわかりませんが、北欧美人のマノンを楽しめそうです。 「トリスタンとイゾルデ」の話題から見事に脱線してしまい、本当に失礼しました。 投稿: オペラファン | 2009年9月16日 (水) 00時09分 「ネトレプコとゲオルギュー。どちらがいいか夜、寝られないくらい悩むところです」 いや〜オペラファンさんならではのコメントです!ご冗談ではなく本当に悩んでおられるようなご様子には感服します。(笑) もう一人、ストラータスも綺麗でしたよね、って「トリスタン」からどんどん脱線しているのは僕の方です。 あ〜美人にはホントに弱い弱い・・・(笑) 投稿: ハルくん | 2009年9月16日 (水) 00時31分 はじめまして。 ワーグナーを好きになりたいが、なかなか好きになれない者です。 理由は作品が歌手、指揮者ばかりでなく、聴き手にも、とてつもない負担を強いるところがあるからだと思います。 私のように人生に疲れ切り、癒しを求めている人間にはワーグナーは止めておいた良いのでしょうか…。 しかし、ワーグナーを聴きたい…。 そこで質問ですが、《トリスタン》で、オーケストラをたっぷり鳴らすエネルギッシュな演奏ではなく、穏やかで、角の取れた、聴いていて癒されるような演奏はないでしょうか? 《トリスタン》に癒しを求めるのは無理かもしれませんが…。 例えばヤノフスキの《指環》はスケールは小さいものの、木目細やかで、疲れることなく聴けます。 まだ途中ですが。 そのような演奏を《トリスタン》にも求めています。 もしあれば、教えて下さい。 宜しくお願い致します。 投稿: ロフラーノ | 2010年5月29日 (土) 12時19分 ロフラーノさん、はじめまして。 ようこそお立ち寄りくださいました。ありがとうございます。 なかなか難しいご質問ですね。 穏やかで癒されるような「トリスタン」ですか。フランス人がフランスの歌劇場で演奏すると、そんな感じになりそうですが・・・どうもCDは見当たりませんね。 ひたすら美しい演奏ということであれば、ハイライト盤ですが、クナッパーツブッシュがウイーンフィルとDECCAに録音した「前奏曲」「2幕の抜粋」「愛の死」という最高の演奏が有ります。50年代のウイーンフィルの柔らかく最美の音が味わえますし、フォルテの音も決して柔らかさを失いません。2幕も夢を見ているような心地良さです。聴かれたことは有りますか? 投稿: ハルくん | 2010年5月29日 (土) 13時44分 ハルさん、お答えありがとうございます! やはり《トリスタン》からスケールの大きさや力強さを取ったら《トリスタン》の魅力は無くなるのでしょうね(笑)。
クナッパーブッシュ盤は聴いたことがないので、購入してみようかと思います。HMVにありましたので。 フラグスタートやニルソン等ビックネームが名を連ね、正統派演奏の極致といったところでしょうか。 あと、気になる演奏がひとつあります。 グッドオールです。 クナッパーブッシュの再来とも評された彼の演奏も聴き手を圧倒するような力強い演奏なのでしょうか? もし力強さには欠けるものの、細部にまで細心の配慮が行き届いた素晴らしい演奏なら購入するのですが…。 ヤノフスキの《指環》はそうでした! 投稿: ロフラーノ | 2010年5月29日 (土) 15時06分 ロフラーノさん、こんにちは。 お返事が遅くなってしまいました。 グッドオール盤は「力強い演奏」というよりも「スケールの大きい演奏」という感想です。何しろ遅いテンポをずっと保つので、僕には長丁場を乗り切って鑑賞を続けるのは少々厳しいです。 演奏に指揮者の意図、配慮は感じますが、やはりオーケストラの質の問題で、繊細な表情を描くには限界が有るとも思っています。 でも、ご興味をお持ちでしたら、やはりご自分の耳で確かめられる事をお勧めします。 投稿: ハルくん | 2010年5月30日 (日) 17時20分 こんにちは。 先日したURL、発言者が誰か記載がなく判り辛くて御免なさい。 昨日みたく朝〜体調な日の夜はいつも、フリッチャイ/モーツァルト♪ミサ/DG、ヘレヴェッヘ/フォーレ♪レクイエム、そしてトリスタン。 といっても1枚目だけ。フルトヴェングラー/EMIの前奏曲で満足し過ぎて、2枚目〜未聴のままなので昨夜1枚目だけ他盤の扉を。 クライバー/バイロイト'74/Hypnos→録音が異常にイイ。イゾルデも。ただ、前奏曲にもっと怪しさ、暗さが欲しい。クライバーの煌びやかさが前奏曲には...かと。同/SKD/DG→意外に残念な録音なので、大好きなSKDさを余り感じず、イゾルデも'74に比べると...。フルトヴェングラー/EMI→前奏曲の怪しさ、只ならぬ雰囲気。録音もクライバー/DGより遥かにイイ。ベーム/バイロイト/DGは最後の楽しみに、まだ寝かせておきマス。 投稿: source man | 2010年9月28日 (火) 11時00分 source manさん、こんにちは。 Cクライバーには不健康な音楽は余り似合わないと思いますね。南米生まれのせいかも? それはともかくトリスタンならばバイロイトの演奏のほうが良いと思います。録音についても東西ドイツの共同制作ですし、デジタル録音ということもあって、アナログ期のSKドレスデンの音とはだいぶ違う印象なのでしょう。とても同じルカ教会の音とは思えません。 ベーム盤は全曲通して聴いて真価が分かる演奏だと思います。じっくり聴かれてください。 投稿: ハルくん | 2010年9月28日 (火) 22時49分 ハルくん様 デルネッシュ、ヴィッカース、カラヤン&BPOのEMI、今はワーナーのスタジオ録音は、如何思われますか。 投稿: リゴレットさん | 2018年3月19日 (月) 11時34分 リゴレットさん 私はカラヤンがベルリンフィルを指揮した演奏は大抵のものが苦手なので、「トリスタン―」も聴いていません。ただ最近はディスカヴァーカラヤンのつもりで少しづつ聴くようにはしています。 これもその中の候補の一つではあり、中古で見つければ購入すると思います。 などというコメントで誠に申し訳ありません。 投稿: ハルくん | 2018年3月19日 (月) 12時53分 ハルくん様 この楽劇、ニルソン、ウール、ヴァン・ミル、レズニックが顔を揃えた、ショルティ指揮のDecca盤は、絶対と言って良いほど名盤候補には、上がって参りませんね。 クナの指揮でイゾルデの物語りと呪い&前奏曲と愛の死を録音していたプリマが、是非全曲をやらせて貰えるよう切望して、実現したスタジオ録音らしいです。 リゴレットさんよりか 投稿: リゴレットさん | 2018年4月15日 (日) 07時57分
リゴレットさん ショルティ盤は記事の後に購入しましたがまだ追記できていません(こんなのばかりですが・・・) さすがに当時のウイーンフィルの音が魅力ですし、ニルソンは当然素晴らしいです。
もしもクナッパーツブッシュが全曲録音できれば遥かに素晴らしいでしょうが、それは無い物ねだりですね。 投稿: ハルくん | 2018年4月16日 (月) 13時09分 ハルくん様 C・クライバー盤、まだ途中で放り出さなかっただけでも、ヨシとしなければならないのでは(笑)? DGのラ・ボエームも例の調子で、後拭い的にアバドが残された歌手とスカラ座のオケで、ヴェルディのレクイエムを録音しましたし、EMIのヴォツェックも同様に投げ出した為、ヤノフスキが呼ばれてR・シュトラウスの沈黙の女に演目を替えて、全曲盤を収録する羽目になりましたからねぇ…。 投稿: リゴレットさん | 2018年4月17日 (火) 19時53分 http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-55f2.html
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