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アーモンドアイを破り有馬記念を制した豪州人騎手ダミアン・レーン
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/765.html
投稿者 中川隆 日時 2019 年 12 月 23 日 11:13:45: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 


有馬記念を優勝したリスグラシューとダミアン・レーン騎手


2019 有馬記念 リスグラシュー - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=+2019+%E6%9C%89%E9%A6%AC%E8%A8%98%E5%BF%B5++%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC+

2019 コックスプレート リスグラシュー - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=2019+++%E3%82%B3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88++%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC

2019 宝塚記念 リスグラシュー - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=2019+++%E5%AE%9D%E5%A1%9A%E8%A8%98%E5%BF%B5++%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC

(参考) 2018 エリザベス女王杯 リスグラシュー J モレイラ - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=2018+++%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%82%B6%E3%83%99%E3%82%B9%E5%A5%B3%E7%8E%8B%E6%9D%AF++%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC


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アーモンドアイを破り有馬記念を制した豪州人騎手ダミアン・レーンと日本競馬との逸話とは……
平松さとし | ライター、フォトグラファー、リポーター、解説者 12/23(月) 6:30
https://news.yahoo.co.jp/byline/satoshihiramatsu/20191223-00155959/




有馬記念を優勝したリスグラシューと騎乗していたダミアン・レーン騎手


調教師の両親の下で育ち、高校生で騎手デビュー

 12月22日、中山競馬場で行われた有馬記念(G1)を優勝したのはリスグラシュー(牝5歳、栗東・矢作芳人厩舎)。手綱を取ったのはダミアン・レーン騎手だった。

 この春、初来日を果たし、一気にブレイクしたオーストラリア人ジョッキーだが、私は2年前にオーストラリアで彼の事をインタビュー。雑誌で紹介していた。今回は彼の半生を振り返りつつ、この有馬記念についても記していこう。

レーン騎手が初来日する2年前、彼をインタビューし紹介した雑誌の誌面


 1994年2月6日、西オーストラリア・クーヨンガ生まれの25歳。父・マイケルは調教師で母・ヴィッキーも元調教師。2人の弟と3人の妹と共に育てられた。この血統だけあって「初めて馬に跨ったのがいくつの時か覚えていない」と語る。10歳の時、牧場での調教騎乗を開始。15歳では高校生でいながら見習い騎手となり、2009年、オーストラリアでは珍しいダート戦で初騎乗を果たした。

 「初勝利は約2週間後でした。道中はダートだけど、最後は芝というコースで、引っ掛かって持っていかれてしまったのですが、馬が強くて最後はハナ差で押し切ってくれました」

 その後、高校を中退し騎手に専念すると勝ち鞍が増加。13年10月にはセソーヴァーで初重賞勝利、翌14年9月にはトラストインナゲストに騎乗してクラークチャリティーCを優勝。自身初のG1制覇を果たした。

 「初めてのG1勝ちはレース後に異議申し立てをされ、審議になりました。結果、申し立てが却下されて優勝が決まったので、ホッとしたというのが正直な気持ちでした」

オーストラリアでのD・レーン


 それから約1カ月後の10月14日には元日本馬のトーセンスターダムに騎乗してトゥーラクSを優勝。またもG1勝利を記録したわけだが、これにはエピソードがあった。

 「同じ日にシドニーで行われたジエヴェレストにもう1頭のお手馬であるブレイブスマッシュが出走していました。調教師からはどちらに乗っても良いと言われたので自分でトーセンスターダムを選択して乗った結果、G1を勝つ事が出来ました」

 ブレイブスマッシュも元日本馬で、この時、出走したジエヴェレストは当時の芝の最高賞金レース。しかし、レーンはトーセンスターダムと挑むトゥーラクSを選択。優勝したのだ。ちなみに同馬とのコンビではその後、エミレーツS(G1)も優勝。ブレイブスマッシュでも準重賞を勝っている。

 16年以降はG1戦線での常連となった。フランページやヒューミドールで次々とG1を制覇。今年の3月にはカイアミチでゴールデンスリッパー(G1)を優勝してから短期免許での初来日を果たした。

 「日本馬が世界中で活躍している事はよく知っているし、自分自身、元日本馬にも乗せてもらい、日本の競馬にとても興味がありました。だからチャンスがあれば行ってみたいと考えていました」

 こうして4月末から日本で騎乗すると、2カ月の滞在で40近い勝ち星をマーク。その中には2つのG1を含む6つの重賞もあった。当時コンビを組んだメールドグラースではオーストラリアでコーフィールドC(G1)を、リスグラシューではコックスプレート(G1)をそれぞれ優勝してみせた。

今年、コックスプレートを優勝した際のリスグラシューとD・レーン。右から2人目が矢作調教師


お手馬リスグラシューで有馬記念を制覇

 レーンがリスグラシューとコンビを組むのはこの有馬記念が3度目だった。初めて騎乗したのは6月の宝塚記念(G1)。強力牡馬陣を相手に先行して3馬身抜け出してみせた。2度目がオーストラリアのコックスプレート。ここでは地元オーストラリア勢だけでなく、アイルランドのマジックワンドやニュージーランドからの遠征馬らもまとめて差し切ってG1連勝を成し遂げてみせた。

 そしてこの有馬記念。スタートを決めると中団の少し後ろ、インに控えた。

 「スタートしてすぐに流れが速くなったので、ポジション取りよりもリズムを重視させました。道中の手応えは終始良かったです」

 4コーナーではインから一気に外へ出した。それはこの日が初めての中山競馬場での騎乗とは信じられないほどの手綱捌きだった。

 「手応えが良過ぎたのでスペースが必要になって外へ持っていきました。後は彼女の走りに任せると、瞬時に伸びてくれました」

 伸び悩むアーモンドアイを尻目に一気に伸びると、2着のサートゥルナーリアに5馬身の差をつけて真っ先にゴール。リスグラシューの春秋グランプリレース制覇と有終の美を飾るサポートをしてみせた。

有馬記念、レース後のD・レーン

 「アーモンドアイら強いライバルが揃っていましたけど、リスグラシュー自身、また強くなっていると感じたので自信を持って乗りました。前走のコックスプレートの時も宝塚記念より成長していると感じたけど、今回はそのコックスプレートからまた更に成長していると思いました。これで引退というのがもったいないくらいです」

 今年の短期免許期間は満了していたが、2つのG1を制している馬とのコンビという事で、特例として有馬記念での騎乗が許された。矢作芳人らそのために奔走した人達へ感謝の言葉を述べたレーンは、2日ほど日本で休暇を過ごした後、水曜日にオーストラリアへ帰る予定だと言う。

 2年前、雑誌で彼の事を取り上げた際「いずれ来日することがありそうだ。皆さんもダミアン・レーンの名前は憶えておいた方が良いだろう。」という形で〆た。今では日本の競馬ファンにしっかりとその名を刻み込んだ事だろう。

2年前に雑誌で紹介した際はこのような文言で〆ていた。今ではファンの間に彼の名はしっかりと浸透している事だろう
https://news.yahoo.co.jp/byline/satoshihiramatsu/20191223-00155959/  

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コメント
1. 中川隆[-15044] koaQ7Jey 2019年12月23日 11:19:41 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2080] 報告

有馬記念の大本命アーモンドアイに死角はないのか?もし番狂わせを起こすとすればどの馬か?
12/20(金) 5:00配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191220-00010000-wordleafs-horse

令和最初の有馬記念は10月の天皇賞を制したアーモンドアイとルメールのコンビが大本命だが……(写真:伊藤 康夫/アフロ)


年末を彩る競馬界の大イベント「第64回有馬記念」(22日・中山競馬場、G1・3歳上オープン・芝2500メートル)の公開枠順抽選会が19日、都内のホテルで行われた。令和最初のグランプリはドリームレースにふさわしい超豪華な顔ぶれがそろった。全16頭中、有馬史上最多となるG1馬11頭がスタンバイ。年度代表馬の行方も、混沌としており、勝った馬がそのままタイトルをつかむことになる。昨年の年度代表馬、アーモンドアイが大本命として人気を集めそうだが、本当に死角はないのか? 番狂わせを演じる可能性のある馬はいるのか?
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降雨予想に何かが起きる?!

 ドリームレースをドリームレースたらしめたのは、ファン投票堂々1位のアーモンドアイの参戦だ。強豪がそろった天皇賞・秋を快勝し、次走に予定していた香港カップを発熱で回避したが、幸い症状は、検温で38度6分と平熱より4分程度高いだけという微熱。
「海外遠征競馬でなく、国内ならばレースに使えたほど」と管理する国枝栄調教師は決断。出走に踏み切った。

 実際、1週前の追い切りでは併せ馬を消化。美浦ウッドチップコースでラスト200メートルを11秒8とシャープに伸び、不安を一掃した。最終追い切りこそ、発生した霧の影響で計測不能だったが、鞍上のクリストフ・ルメール騎手の満足そうな笑顔が、万全な準備が整ったことを物語っていた。

 国枝調教師は「秋の天皇賞以上の出来」と言う。

 国枝調教師は、著書「覚悟の競馬論」(講談社現代新書)を出版するなど、その競馬理論には定評があり、関係者は「国枝さんが出走させるのだから勝負できる状態ということだろう」と見ている。
 
 死角があるとすれば、初コース、初距離となる点だけだろう。中山2500メートルはコーナーが6回あり、直線が短いという、やっかいなレイアウト。そして左回りには絶対的な強さを誇るが、右回りには、そこまでの信頼度はなく、血統的にも2500メートルはベストとは言えない。ただ、某トップジョッキーに聞くと「キャリアの浅い馬ならいざ知らず、修羅場をくぐり抜けてきたタイトルホースには大幅な割り引き材料にはならない」と話している。

 そもそも舞台適性に不安があるなら東京専科だったかつてのウオッカのように中山コースを避けているはずだ。距離に関しても、昨年のジャパンカップを世界レコードで圧勝しており、プラスされる100メートルで失速するのは考えづらい。まして有馬記念はマイラーでも乗り方ひとつでこなせる傾向が強い。アーモンドアイが勝利を取りこぼすシーンは考えづらいのである。枠も5枠9番なら出たなりで好位。陣営は、最内、最外だけを嫌がっていたが、ルメール騎手も「すごくいい枠だ。スタートとペースによるけどまったく心配はしていない。どのコースでも走れる」と自信のコメントを残した。

 他に死角があるとすれば、当日の天気予報が雨ということ。降水確率は70パーセント。だが、シンザン記念では、稍重の馬場で力の差を見せつけて勝っている。極端に馬場が荒れれば、何かが起こるのかもしれないが……結論としてはアーモンドアイに「死角はない」ということになるだろう。勝てば、天皇賞・秋、ジャパンカップ、そして有馬記念と古馬の王道路線を制圧することになり、2年連続の年度代表馬も確定。歴代最強牝馬の誕生となる。

だが、夢がなくては競馬は面白くない。超一流馬によるフルゲートでの頂上決戦。何があるかわからないのも競馬だ。
 アーモンドアイを倒す実力馬の一番手は、1歳上の同じく牝馬でここが初対決となるリスグラシューだろう。牝馬の3冠戦では、もどかしいレースが続いたが、ハーツクライ産駒らしく古馬になって覚醒。昨秋のエリザベス女王杯でG1初制覇をすると、今年6月の宝塚記念では牡馬相手に圧勝し、2つめのタイトルをつかんだ。

 秋にはオーストラリアへ遠征しコックスプレートを快勝。海外G1も制覇している。ファン投票でもアーモンドアイに次いで2位で選出。ここが引退レースとあって、坂路での最終調整は800メートル51秒3、200メートル12秒3と悔いを残さない仕上げだった。
 意外にも有馬記念は初挑戦となるダービートレーナーの矢作芳人調教師も「トリッキーなコースでのコックスプレートも勝ってくれた。自在性があって、堅実に走ってくれる。凄い馬です。世界一強いと思っているアーモンドアイとどんな競馬をしてくれるか。負けてもともと。有終の美を飾ってくれれば、いうことはありません」と話す。

 枠は3枠6番。矢作調教師は「ここしかない」と手を叩いた。
 精神面が逞しくなり、オンとオフの切り替えができるようになった今なら、この好枠を生かし切って大仕事をやってのけるかもしれない。過去にもオグリキャップ、ディープインパクト、キタサンブラックなど引退レースを飾った馬は少なくない。

 もちろん有馬記念では若き3歳馬の活躍も見逃せない。過去10年で5勝。今年は皐月賞馬サートゥルナーリア、菊花賞馬ワールドプレミア、3冠で好走したヴェロックスが挑戦するが、なかでも魅力的なのはサートゥルナーリアだろう。日本ダービー、天皇賞・秋では人気を裏切っているが、右回りでは5戦全勝と完璧。大逆襲があっても驚きはない。
 ワールドプレミアはまだ成長途上。武豊騎手も「力強さが出てきたのは確か。ただ、大外を回って勝てるような相手ではない。レースの中でうまく誘導できればチャンスはあるのかな」と慎重だったが、過去10年で、菊花賞馬は5頭が出走して3勝とローテーション的にはピタリと合う。もう1頭、逆転候補を挙げるとすれば、ジャパンカップをインから差し切ったスワーヴリチャードだ。こちらも成長力のあるハーツクライ産駒。庄野靖志調教師も「以前は右回りだと内にささっていたけれど、いまは全く問題ない」と断言した。枠は1枠2番と絶好。頭脳派のオイシン・マーフィー騎手が希望していた内枠。今年、超新星として売り出した英国のリーディング騎手が、ジャパンカップに続いての大仕事をやってのけるのか。注目の有馬記念は22日の中山11レース、15時25分の発走となっている。


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有馬記念に起きた誤算…なぜ大本命アーモンドアイが9着に沈み2番人気のリスグラシューが勝ったのか?
12/23(月) 5:35配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191223-00010001-wordleafs-horse&p=1


師走の風物詩、第64回有馬記念(G1、芝2500メートル)が22日、千葉県船橋市の中山競馬場で行われ、単勝1・5倍と断然の1番人気だったアーモンドアイ(牝4歳、美浦・国枝厩舎)がまさかの9着に惨敗。ここが引退レースだった2番人気のリスグラシュー(牝5歳、栗東・矢作厩舎)が突き抜けて5馬身差で圧勝した。ファン投票でも人気を分け合った名牝対決。なぜ、この差が生まれたか。
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想定外の地点でスイッチが入った

 中山競馬場に詰め掛けた競馬ファンはその瞬間、声を失った。断然人気のアーモンドアイが馬群に沈む。予想だにしないシーンに悲鳴が交錯した。
 「茫然自失です」
 ファン投票第1位の期待に応えようと送り出した国枝栄調教師も自信を持っていただけにショックは隠しきれなかった。

 ひき上げて来たクリストフ・ルメール騎手も顔色を失っていた。14年前にハーツクライに騎乗し、大本命のディープインパクトを沈める大金星。その後も12戦して実に2勝、2着4回と連対率50%と得意にしていた有馬の舞台で9着に沈むとは頭の片隅にもない結末だったに違いない。
「フィジカルは大丈夫だったけど、馬のリズムが良くなかった。これも競馬です」

 スタートして500メートルほど進んだあたりで誤算が生じた。ある意味、5枠9番の中枠がアダになったかもしれない。好スタートを決めたアーモンドアイは機をうかがい、馬群の中に潜り込もうとしたが、スペースがなく、やむなくそのまま外め8番手を追走した。レースは外枠からアエロリットが1000メートル通過58秒5と飛ばしたことで縦長の展開になったが、隊列が決まり、内に入る機会を失った。フィエールマンの後ろにいたが、ルメール騎手は外へ出した。

「いいスタートを切り、見た目はいい感じだった。フィエールマンの後ろにいたが、ごちゃっとして外に出したらスイッチが入っちゃったみたい。反応がいい馬だから行っちゃった」と国枝調教師。

 折り合いを欠き、前が開いたことでアーモンドアイは、ここが勝負だと錯覚して行ってしまったのだ。抑えようとするルメール騎手との間で”ノッキング”が起きた。一度、先頭に立ったが、直線で失速した。ルメール騎手は言う。

「1周目スタンドで冷静に走れませんでした。スイッチが入ってしまった。2500メートルでリラックスして走れなかったら最後は疲れてしまいます。アーモンドアイも同じ。最後は疲れてしまいました」

 前半の位置取りでストレスが溜まり、結果的に外々を回る形になってスタミナを温存することもできなかった。それらが最後の失速につながった。
 3世代の菊花賞馬が3、4、5着に来ているように結果的に血統的に「スタミナ勝負」となったこともアーモンドアイにはマイナスだったのかもしれない。

 レース前から大本命のアーモンドアイに不安がなかったわけではなかった。久々の右回り。そこへもってきて今回は初めての中山コース。スタート直後を含め、コーナーが6回あるトリッキーな2500メートル戦は、レースの流れ次第ではスタミナや底力も要求される。ましてや、トップホースが集結する頂上決戦。今年は実に11頭のG1馬が参戦しており、ポジション争いを含め、レース中のプレッシャーも強く、決して簡単な展開のレースにはならないとみられていた。それでも1番人気に支持された理由に、今年も猛威を振るうノーザンファームの生産馬という点もあったのかもしれない。

 ディープインパクト(05年2着、06年1着)をはじめ、ブエナビスタ(09年、10年ともに2着)、サトノダイヤモンド(16年1着)、レイデオロ(18年2着)など有馬記念で1番人気に支持されたノーザンファーム生産馬は信頼度抜群。「シルク」「国枝」のブランド力も人気を後押しした。今回のアーモンドアイは、発熱(微熱)明けだったとはいえ、体調管理や調教技術の向上により、そんな不安も吹き飛ばしてくれると、多くの競馬ファンは結論づけたのではないか。だが、競馬は生き物。どんな誤算が起きるかわからないのだ。

 対照的だったのが勝ったリスグラシューだ。間にヴェロックスを挟んで、アーモンドアイを少し前にみる位置取り。3枠6番という好枠を生かし切り、内で脚をためた。
 殊勲のダミアン・レーン騎手は「ペースが速いと感じていたので、ポジションにこだわるよりもリズム良く走れることを重視した。4コーナーの手応えも抜群。反応も素晴らしかった」と振り返った。
 折り合いをつけ、インで脚をためると直線は外へ出して一気に差し切った。衝撃の5馬身差。これぞ、成長力に富んだ父ハーツクライの血の威力か。
 矢作芳人調教師は「5歳の暮れにしてさらに進化していると感じていましたが、自分の目に間違いはなかった」と目尻を下げた。これでJRA賞の年度代表馬も確定的となり「やはり格別。一生に一度は取ってみたい。リスグラシューにはありがとうの言葉以外にありません。史上稀に見る名牝だと思います」と愛馬をたたえた。

 最終調整では、坂路でハードな併せ馬を消化した。800メートル51秒3、ラスト200メートル12秒3という究極の仕上げを施したことも大団円につながったのかもしれない。


2. 中川隆[-15043] koaQ7Jey 2019年12月23日 11:24:32 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2079] 報告

歓喜と悲しみのリスグラシュー有馬花道V
1周目誤算アーモンドアイ「これも競馬」
スポーツナビ 2019年12月22日(日) 19:30
https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201912220003-spnavi

牝馬の同一年での両グランプリ制覇は史上初


令和初の有馬記念はレーン騎乗のリスグラシューが圧勝、引退レースを有終の美で飾った【写真:中原義史】


 JRA師走のグランプリレース、第64回GI有馬記念が22日、中山競馬場2500メートル芝を舞台に争われ、ダミアン・レーン騎乗の2番人気リスグラシュー(比5=栗東・矢作厩舎、父ハーツクライ)が優勝。中団後方の追走から最後の直線、大外から豪快に差し切り令和初の有馬記念ホースに輝いた。良馬場の勝ちタイムは2分30秒5。


 リスグラシューは今回の勝利で通算22戦7勝(うち海外3戦1勝)、GIは2018年エリザベス女王杯、19年宝塚記念、19年コックスプレート(豪州)に続く4勝目。同一年の宝塚記念&有馬記念の両グランプリ制覇は09年ドリームジャーニー以来、史上10頭目で牝馬では初の快挙。また、騎乗したレーン、同馬を管理する矢作芳人調教師ともに有馬記念はうれしい初勝利となった。


宝塚記念&有馬記念の両グランプリを同一年で制した牝馬は史上初【写真:中原義史】


 一方、単勝1.5倍の断然1番人気に支持されていたクリストフ・ルメール騎乗のアーモンドアイ(牝4=美浦・国枝厩舎)は最後の直線で失速し9着敗戦。5馬身差の2着にはクリストフ・スミヨン騎乗の3番人気サートゥルナーリア(牡3=栗東・角居厩舎)、さらにクビ差の3着には武豊騎乗の4番人気ワールドプレミア(牡3=栗東・友道厩舎)が入った。


2着スミヨンもお手上げ「勝ち馬が強すぎる」

「強すぎる」そんな言葉しか出てこない【写真:中原義史】


 それにしても、物凄い有馬記念だった。普通、単勝1倍台で世界最強クラスと目される馬が大敗した場合、“なぜ負けたのか?”というテーマが先に来るものだが、このレースに限ってはアーモンドアイの敗因がどう、展開がどう、ペースがどうとか、そういった要素はまるで重要にならない。ただ、ひと言、


「リスグラシューが強すぎた」


 誰もが今年の有馬記念でまず思った感想だとは思うが、それはレースに騎乗していたジョッキーも同じ。2着サートゥルナーリアの鞍上スミヨンは「勝ち馬が強すぎる」、通訳に向けて何よりも先にこう伝えたという。


 ここまで純粋な“強さ”を見せつけられては、こちらとしてはもう特別に書くことはない。何か大げさに書いたところで白々しいというか、リスグラシューの素晴らしき有終の美が陳腐なものに成り下がってしまうのを恐れてしまうのだが、ここでは場内インタビューの後で行われた共同インタビューでのレーン、ルメールらの言葉をもとに、レースを振り返ってみたい。

1周目でリズム崩したアーモンドアイ「冷静に走れなかった」


 ゲートはレイデオロ、キセキの発馬が良くなかったことにまず目が行ったが、特にキセキが先行できなかったことで、アエロリットが定石通りにハナを主張した。


「スタンド前を行く競馬を経験したことがなかったので、馬がどうしても張り切ってしまった。頑張りすぎてしまいました」と津村。無理なく先手を取ることはできたものの、天皇賞・秋のようなマイペースとは程遠い。暴走に近い前半1000m58秒5のハイペースだった。


 そのような中、リスグラシュー、アーモンドアイはどうしていたか?


「いいスタートを切ることができました。ただ、レースとしてはペースが速いと感じていたので、ポジションにこだわるよりも、リスグラシューがリズム良く走れることを重視しました。そうしているうちに前後のポジションもだいたい予想していた通りとなりましたね」


 レーンが振り返ったリスグラシューの道中は理想通りの隊列とポジション。速い展開に惑わされることなく、3枠6番の枠なりから最内へ、中団より後方の位置取りを確保。馬群の中で折り合いも問題なし。対して、最大のライバル・アーモンドアイはリスグラシューのちょうど外側にいたのだが、ルメールにとってこれが一番の誤算だった。


1周目のスタンド前で「スイッチが入ってしまった」アーモンドアイ、これが響きデビュー以来初めての大敗を喫した【写真:中原義史】


「最初のコーナーから1周目のスタンド前で冷静に走ることができませんでした。スイッチが入ってしまった。2500mでリラックスして走れなかったら最後は疲れてしまう。それはアーモンドアイでも同じで、最後は疲れてしまっていました。フィジカルは大丈夫だったんですが、馬のリズムが良くなかった。これも競馬です……」


 ルメールが語ったこの状況を、後に国枝調教師が補足して説明してくれたのだが、スタートして最初の4コーナーでゴチャついたときに、アーモンドアイは外に出てしまった。本来なら他馬の後ろか、リスグラシューのように馬群の中に入れて折り合いをつけたかったところを、1頭だけ外に出てしまい、加えて歓声が大きい中山2500m特有の“1周目のスタンド前”。ここでルメールの言う“スイッチ”が入ってしまった。こうなってしまっては、いかに世界最強クラスのアーモンドアイ、そして名手ルメールといえどもリカバリーは難しかった。

最内から大外一気の強襲「手応えが良すぎました」


大外から一気に強襲したリスグラシュー(赤帽)、「手応えが良すぎた」と鞍上レーンも驚く末脚だった【写真:中原義史】


 そんな1番人気の苦境をよそに、まず牙をむいたのが得意の右回り、中山で復活をかけた皐月賞馬サートゥルナーリアとスミヨンだ。前走の天皇賞・秋はゲートから折り合いを欠いて惨敗したが、この有馬記念は「ゲートに入ったときから、これならいける!」とスミヨンも自信を深めたほど、完ぺきとも言える立ち回りで最後の直線はいったん先頭へ。このまま新元号にふさわしい新世代のチャンピオンが誕生するかとも思ったが、それも一瞬の天下に終わった。サートゥルナーリアのさらに外から同じ勝負服のリスグラシューが、一気に襲い掛かってきたのだ。


 道中は確かに最内にいたはずなのに、最後の直線は大外からの強襲。この状況を、僕自身はうまく飲み込めないというか、頭の理解がまったく追いつけなかったのだが、リスグラシューはアッという間にサートゥルナーリアを引きちぎり、見る見る5馬身もの差をつけてゴールしていた。そのうえ、先頭に立ってからレーンはまったく馬を追っていない。なんだかよく分からないが、とにかく強すぎる――思い浮かんだ最初の感想がそれだった。


 このワープでもしたのかという4コーナーから直線の出来事を、レーンは次のように語った。


「4コーナーでは手応えが良すぎて、このタイミングでどこかスペースが空いているところに出なくてはと思ったんです。ちょうどその時に周りにスペースができたので、外に出したあとはリスグラシューの能力に任せていきました」


 直線で追い出した直後の反応も「物凄く速かった」とジョッキー。前を行くサートゥルナーリアを追い抜いたあとは、「この手応えなら後ろから差されることもない」と、この時点で勝利を確信したという。


「本当にグレイトな気分。とてもハッピーでした」

引退惜しむレーン「世界一になれる可能性も感じていた」


これで引退というのが本当に惜しい【写真:中原義史】


 それと同時に悲しさも押し寄せて、ミックスエモーション、複雑な心境になったともレーンは振り返った。というのも、事前に発表されていた通り、リスグラシューはこの有馬記念が引退レース。どれだけ強い競馬を見せても、これがラストランになるのだ。


「強い馬で大きなレースを勝った直後は、またその馬で次のレースに乗ることがとても楽しみになるのですが、リスグラシューは今回で引退と聞いています。これが最後の騎乗になるのかと思ったら、勝ってうれしいんですけど、残念な気持ちにもなりました。自分が今までに乗った馬の中で一番の馬だと思っていますし、世界ナンバーワンにもなれる可能性も感じていました。だから、とても残念な気持ちですね……」


 引退について、矢作調教師も「そう聞いていますが……」とうつむき加減で、絞り出すように答えていた。本当に惜しい限りだし、レーンの言葉通りならば来年の凱旋門賞でも勝負になるのではとも思ってしまうが、一番いい時期に引退して、余力のあるうちにお母さんとなるのも、サラブレッドとしての大事な使命。再来年以降に生まれてくる2世たちに、母子2代のグランプリ制覇、海外GI制覇を期待したい。


 しかし、リスグラシューがこれほどまでの馬になるなんて、3歳、4歳のころは想像もつかなかった。ジャスタウェイがそうであったように、この成長力と覚醒がハーツクライの血なのだろう。そして、当コラムではあまり触れることができなくて大変申し訳ない気持ちでいっぱいなのですが、ここまで育て上げ、仕上げた矢作調教師と厩舎スタッフ、牧場関係者の皆さまには最大級の賛辞とおめでとうございますの声をお届けしたいです。

令和元年と言えば有馬記念、そんなレースに


2020年もJRAのプロモーションキャラクターを務める葵わかなさん(左)と記念撮影のレーン、日本の競馬の素晴らしさをぜひ母国オーストラリアでもたくさん伝えてください!【写真:中原義史】


 最後に改めて、令和初の有馬記念は、アーモンドアイが参戦したこともそうだが、GI馬が同レース史上最多の11頭も出走したことで、近年では一番と言っていい盛り上がりとなった。オーストラリアにはレース当日が国民の休日となるぐらいのビッグレース、メルボルンカップがあるのだが、レーンいわく「メルボルンカップをしのぐぐらいの盛り上がり。日本にもこんな凄いレースがあるんだと、オーストラリアの人たちに伝えたい」とのことだ。


 オリンピックイヤーを目前に控えた2019年有馬記念は、まちがいなく日本競馬史に残るレースとなった。きょう、このレースをその目で見届けた人たちは、ぜひ「令和元年といえば、あの年の有馬記念は凄かったよ」と、長く語り継いでいってほしい。(取材・文:森永淳洋/スポーツナビ)

3. 中川隆[-15042] koaQ7Jey 2019年12月23日 11:33:01 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2078] 報告


宝塚V導く25歳レーンの好判断騎乗
紅一点リスグラシュー世界が見えた圧勝劇
スポーツナビ 2019年6月23日(日) 18:51
https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201906230002-spnavi

牝馬の宝塚記念Vは史上4頭目

上半期を締めくくる宝塚記念はメンバー中唯一の牝馬リスグラシューがV、鞍上レーンの好騎乗も光る一戦だった【スポーツナビ】


 JRA競馬の上半期を締めくくるグランプリレース、第60回GI宝塚記念が23日に阪神競馬場2200メートル芝で行われ、ダミアン・レーン騎乗の3番人気リスグラシュー(牝5=栗東・矢作厩舎、父ハーツクライ)が優勝。好位2番手から直線一気に突き抜け、史上4頭目となる牝馬での宝塚記念制覇を達成した。良馬場の勝ちタイムは2分10秒8。


 リスグラシューは今回の勝利で通算20戦5勝(うち海外2戦0勝)。重賞は18年GIエリザベス女王杯、18年GIII東京新聞杯、16年GIIIアルテミスステークスに続き4勝目。レーン、矢作芳人調教師ともに宝塚記念初勝利となった。

牝馬の宝塚記念制覇は史上4頭目となる【スポーツナビ】


 なお、3馬身差の2着には1番人気に支持された川田将雅騎乗のキセキ(牡5=栗東・角居厩舎)が逃げ粘り、さらに2馬身差の3着にはミルコ・デムーロ騎乗の6番人気スワーヴリチャード(牡5=栗東・庄野厩舎)。クリストフ・ルメール騎乗の2番人気レイデオロ(牡5=美浦・藤沢和厩舎)は5着に敗れた。

好位2番手からの競馬、実は想定外だった


 日本の牝馬はアーモンドアイだけではない。出走メンバーの紅一点、リスグラシューが5頭のGI馬を含む牡馬11頭を文字通り一蹴してみせた。2着キセキに3馬身。文句なしの圧勝劇だ。


「びっくりするくらい強かったですね。調教師という立場ではなく、競馬を見ている一人の人間として感動しました。それくらい今日のレースは強かったです」


 目を丸くしながらそう語ったのはリスグラシューを管理する矢作調教師。この破格の競馬自体もそうだが、もう1つ、トレーナーを驚かせたことがあった。それが道中2番手のポジションだ。「誰も2番手から行くなんて思っていなかったと思います」と当事者が言うのだから、これは陣営が決めていた作戦ではない。調教師が伝えた指示は、ゲートを気をつけるように、ただこれだけ。その後のことはすべて鞍上のダミアン・レーンが描いたものだった。

ジョッキー自身も想定外だった好位2番手からの競馬、だが流れを見てのとっさの判断が勝利に導いたと言える【スポーツナビ】


 と言って、この好位2番手からの競馬に関しては「レース前はそういう戦略ではありませんでした」と、レーン本人も思っていなかった想定外の競馬だったという。


「リスグラシューのこれまでのレースをVTRで見て、色々な競馬ができる馬だと思っていましたが、理想としては前に壁を作って中団で折り合うレース。でも、スタートしてみたら、そうはならなかった。ただ、スタートが良かったですし、手応えも良かくて流れに乗っていました。それにこのペースだったら、この位置がいいだろうと思って2番手から行きました」


 理想とはまるで違う、前に壁を作らない形での2番手追走。それでもレーンはとっさの判断で「仕上がりは完ぺきだったし、このレベルの馬なら想定していた形とは違った競馬でも耐えてくれる。自信を持って乗りました」。結果、これがリスグラシューを勝利へと導く好判断となった。

恐るべき25歳、騎乗2カ月で重賞6勝、GI2勝


まだ25歳のレーン、これからどこまでの名騎手に成長するのだろか【スポーツナビ】


 それにしても、この豪州生まれの25歳は日本での初騎乗からわずか2カ月間でとんでもないインパクトを残した。123回騎乗して37勝(勝率0.301)、うち重賞6勝、GI2勝。質、量ともにこの春のGIシーズンで最も活躍したジョッキーと言っていいのではないか。JRA短期免許最終週となるこの土日だけでも7勝を挙げ、とどめのGI有終V。漫画や小説のようにできすぎた話だが、リアルでこういうことをやってのけるのも超一流たる資質があるからこそだろう。


「この2カ月は本当に素晴らしい時間を過ごすことができました。自分でも予想できないほど良い結果を残すことができて、言葉にならないくらいうれしいです。また、これも僕をサポートしてくれた調教師、オーナー、素晴らしいチームのおかげです。日本が大好きになりました」


 そして、続けてレーンはこう約束してくれた。


「1日でも早く日本に戻ってまた騎乗したい。次に来る機会を楽しみにしていますし、さらに多くの日本のファンに出会えることを楽しみにしています」


 6月27日の帝王賞でオメガパフュームに騎乗するため、6月26日〜7月25日の期間で地方競馬の短期免許を取得したレーンだが、帝王賞後の日本での騎乗は未定とのことだけに、JRAでの騎乗はこれでしばらくは見納めかもしれない。頼りになるジョッキーがいなくなるのは純粋に競馬を見る上でも、馬券の上でも大変寂しいことだが、でも、さらに腕達者になって帰ってくるのをワクワクしながら待つ、そんな楽しみが増えたと思えばいい。

秋は米国ブリーダーズカップか豪州コックスプレートか

リスグラシューの秋は米国か豪州か、それとも……【スポーツナビ】


 一方、本来の主役であるリスグラシューもまた、素晴らしいのひと言では片付けられないほどのパフォーマンスを披露した。もともと堅実さが売りの馬だったが、それにしても昨秋のエリザベス女王杯でGI初勝利を飾ってからの充実具合は目を見張るばかり。父ハーツクライの遅咲きの血が満開となったことは間違いないが、それは肉体面よりも精神面の強化が大きいと、矢作調教師は分析する。


「香港で2回競馬をしたことで馬が力強くなりましたね。海外遠征からの帰国初戦は良くないとも言われますが、リスグラシューの場合はむしろそのことが糧になっていますね。エリザベス女王杯あたりから体質が強くなってきたとは思いましたが、香港に行ったことで精神面がそれ以上に強くなりましたね」


 そうであるから、海外帰りのこの中間も何も心配しないでいいくらいに調教できた、勝てると思っていた前走よりもさらに出来が良かった、と振り返った矢作調教師。そして、宝塚記念勝利の副賞として米国ブリーダーズカップ・ターフ、豪州コックスプレートという2カ国を代表する芝GIレースへの優先出走権を得たことで、リスグラシューの世界戦略の幅はこれまでの東アジアから大きく広がったことになる。


「この強さならブリーダーズカップはフィリー&メアではなくターフに挑戦したくなりますね。コックスプレートも今日のような競馬ができるんだったらと思いますし、ボーナスも大きいですからね(笑)。いずれにせよ海外に挑戦したい」


 レーンもリスグラシューの世界挑戦については「実際に香港で好勝負をしているし、どの国の競馬でも通用する」と太鼓判。また、矢作厩舎からは今年、オークスを制した3歳馬ラヴズオンリーユーも登場しており、牝馬2枚看板で“世界”をにらむ秋競馬となるだろう。アーモンドアイだけではない日本の牝馬のレベルの高さをアピールする、19年下半期はそんな世界の競馬シーンを期待してよさそうだ。


(取材・文:森永淳洋/スポーツナビ)

4. 中川隆[-15041] koaQ7Jey 2019年12月23日 11:33:23 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2077] 報告


(参考)
魔法に導かれリスグラシューついに初GI
モレイラに脱帽「なぜあんなに巧いのか」
スポーツナビ 2018年11月11日(日) 19:03
https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201811110005-spnavi

人馬ともに初のJRA・GI勝利


モレイラ騎乗のリスグラシューがエリザベス女王杯を優勝【スポーツナビ】


 第43回GIエリザベス女王杯が11日、京都競馬場2200メートル芝で行われ、ジョアン・モレイラ騎乗の3番人気リスグラシュー(牝4=栗東・矢作厩舎、父ハーツクライ)が優勝。中団外から鋭く伸び、GI惜敗続きにピリオドを打つ初のビッグタイトルを手中にした。良馬場の勝ちタイムは2分13秒1。


 リスグラシューは今回の勝利でJRA通算16戦4勝、重賞は2016年GIIIアルテミスステークス、18年GIII東京新聞杯に続く3勝目。騎乗したモレイラはこれが嬉しいJRA・GI初制覇、同馬を管理する矢作芳人調教師は同レース初勝利となった。

モレイラ、リスグラシューともに初のGI勝利となった【スポーツナビ】


 なお、クビ差の2着には岩田康誠騎乗の9番人気クロコスミア(牝5=栗東・西浦厩舎)が逃げて粘り込み、さらに3馬身差の3着には1番人気に支持されたミルコ・デムーロ騎乗のモズカッチャン(牝4=栗東・鮫島厩舎)が入った。


“これは負けない”という手応え

惜敗続きだったリスグラシューをVに導いた手腕に矢作調教師も脱帽【スポーツナビ】


 GI銀メダルに泣くこと4度、ついに頂点に手が届いた。“マジックマン”に導かれ、この日リスグラシューが繰り出した末脚はメンバー中ただ1頭、上がり3ハロン34秒台を切る33秒8。これまでのウップンを晴らすかのような、凄まじいまでの切れ味を繰り出した。


「調教で1回乗ってみて、距離がどうかと不安に思っている人はいたと思いますが、自分としては距離の心配はありませんでした。リスグラシューの競馬をすることがポイント。折り合いがついてリラックスできれば最後は良い脚を使えると思っていました」とモレイラ。矢作調教師は、これだけのジョッキーだから、と特に指示は出さなかったそうだが、ただ1つ、「ゲートだけ気をつけて」と伝え、人馬をターフへと送り出したという。そのゲートも完ぺき。トレーナーはモレイラの腕に思わず舌を巻いた。


「最高のスタートを切ってくれましたね。折り合いも完ぺきだし、位置取りも良し。なんであんなに巧(うま)いのか……」


 つまり、スタートした瞬間、すでに今年のエリザベス女王杯はリスグラシューとモレイラのものだった、というわけだ。道中の折り合いについてはモレイラも納得の表情でこう振り返っている。


「リラックスして行けるかが一番のポイントだと思っていましたが、今日は流れが良くてポジションも良かったですし、前に壁を作ることができて馬がリラックスしてくれた。これなら最後は伸びるだろうと思いました。最後も2着馬の粘りは素晴らしかったですが、リスグラシューも“これは負けない”という手応えでしたから」

謙虚と向上心のマジックマン「これで終わりではない」

謙虚な姿勢を見せる一方で向上心も止まないモレイラは「ここで終わりではない」とさらなるレベルアップを目指す【スポーツナビ】


 そんなパーフェクトな騎乗を見せてくれたモレイラなのだが、このことを鼻にかけないどころか、自画自賛すらもしない。今回は馬が強かったから勝てた、とごく当たり前に話してしまう。これだけバカスカ勝つ姿を見ていると、本当に魔法使いか何かかと錯覚してしまうのだが、この謙虚さこそが彼の持つ人間的魅力なのだろう。


「感謝でいっぱいです。本当にこのレースは、僕は乗っていただけなんです。それだけ馬の状態が良かったですし、厩舎スタッフの皆さんのおかげです。リスグラシュー自身もこれまでたまたま勝てなかっただけで、馬の能力のおかげで勝つことができました」


 そして、この勝利はリスグラシューにとってもそうなのだが、モレイラにとっても初のJRA・GIタイトル。一生忘れられないレースの1つとなるに違いない。


「言葉にするのは難しいです。本当に夢でした。日本のGIレースに勝つことは昔からの夢でしたし、こうして夢をかなえることができて本当に嬉しいですね」


 この日は淀で5勝の大暴れを見せ、区切りのJRA通算100勝も第9レースで達成。さらに、とどめのGI初勝利だから最高の1日となった。ジョッキー自身、「この楽しい時間を味わいたい」と人懐っこい笑顔を見せたが、と言って、浮かれることは決してないのだろう。すぐさま勝負師の表情に変わり、こう宣言したのだ。


「また次のGIを勝てるように準備していきたい。ここで終わるのではなく、勝ち続けていきたいですし、ファンの皆さんには長い目で応援していただきたいです。ここで終わりではありません」

外国人独占止めた藤岡佑「危機感」


マジックマンはどこまで勝ち鞍を積み重ねるのか【スポーツナビ】


 謙虚さと向上心を同居させた“マジックマン”の魔法は、GIを制したことでますます磨かれていくことだろう。12月9日までの単騎免許期間中にどこまで勝ち鞍を積み重ねるのか、想像もつかない。そして、モレイラばかりではない。この日の京都は全12レース中、1〜11レースを外国人ジョッキーが勝利(というか、モレイラ、ルメール、クリスチャン・デムーロの3人だけで11勝を挙げた。もっと言うなら前日10日(土)の第11、12レースはミルコ・デムーロが勝っているため、この週末の京都は13戦連続で外国人ジョッキーが勝った)。最終レースで藤岡佑介が勝利し、どうにか独占だけは避けられたが、日本人ジョッキーにとっては痛恨の1日ともなっただろう。藤岡佑が言う。


「1つ勝っただけで喜んでいられないですし、この状況は情けないことだと思います。一矢報いられたことは良かったですけど、これで良しとはならない。危機感を持ってやっていきたいです」


 次週からはおなじみのライアン・ムーア、今年の英国ダービーを制したウィリアム・ビュイックと、英国トップジョッキー2人も短期免許で来日予定だ。馬券を買う側からすれば、馬券になる騎手であれば国籍は別に気にしないが、日本人ジョッキーにとっては死活問題。馬以上に熱いジョッキーたちの秋競馬が“本番”を迎える。

リスグラシュー次走は香港か有馬

リスグラシューの次走は香港か有馬記念となりそう【スポーツナビ】


 一方、GI馬の仲間入りを果たしたリスグラシューの次走は「香港か有馬記念」と矢作調教師。秋の女王決定戦と銘打たれているとはいえ、アーモンドアイ、ヴィブロス、ディアドラら強豪GIホース不在の中での頂点だっただけに、女王としての地位が確立されたわけではない。


 ただし、トレーナーいわく、「体も減らなくなり、完成に近づいてきた」。また距離に関してもマイルから2400メートルまでこなせると見ていることから、オールマイティな女王として、どの牝馬戦線でも常に主役を演じてくれることだけは間違いなさそうだ。


(取材・文:森永淳洋/スポーツナビ)

5. 中川隆[-15040] koaQ7Jey 2019年12月23日 11:37:33 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2076] 報告

リスグラシューは、日本の競走馬である。主な勝ち鞍は2016年のアルテミスステークス(GIII)、2018年の東京新聞杯(GIII)、エリザベス女王杯(GI)、2019年の宝塚記念(GI)、コックスプレート(G1)、有馬記念(GI)。

馬名は母名より連想し、フランス語で「優美な百合」を意味する「lys gracieux」より[8]。2018年のJRA賞最優秀4歳以上牝馬。


デビュー前

2014年1月18日、北海道安平町のノーザンファームで誕生。母・リリサイドは現役時代にフランスでリステッド競走を3勝を挙げている。2010年7月28日には馬主がAnthony Fordeから吉田勝己名義に変更され[9]、引退後はノーザンファームで繁殖入りした。繁殖入り後はゼンノロブロイ産駒[10]、ダイワメジャー産駒[11]の牝馬を産んでおり、リスグラシューはその3番仔にあたる[12]。

半姉2頭と同じくキャロットクラブの募集馬となり、募集額は総額3000万円(1口7万5000円×400口)だった[13]。育成はノーザンファーム早来の野崎孝仁厩舎で行われたが、坂路コースに入り始めた時期から神経質な一面を見せるようになり、一時期は飼い葉食いが落ちて馬体を減らすようになったことで、リフレッシュのために一旦調教ペースが落とされた。その効果は2歳の春頃になって現れ、強い調教を行なっても馬体が減らなくなり、精神面も安定してきた[14]。

2016年5月に開催されたノーザンホースパークマラソンではリスグラシューの一口馬主権が女子優勝者に景品[注 2]として贈られた[15]。

2歳(2016年)

8月27日に新潟競馬場芝1600mで行われたメイクデビュー新潟でデビューする。鞍上には中谷雄太を迎え、レースでは1番人気に支持された。外枠からまずまずのスタートを切ると後方待機策をとり、直線入り口でややまくり気味に進出を開始し前を追うも、先に抜け出したルートディレクトリをクビ差捉えきれずの2着となった[16]。

続いて9月10日阪神競馬場芝1800mでの未勝利戦に出走。スタートは好発を決めるとそのまま先団に取りつき、4番手から鋭く伸びて後続を4馬身差封じる圧勝劇を見せた[17]。勝ち時計は1分46秒2で、同コースの2歳レコードをマークする快勝であった(2016年12月12日現在)[18]。

3戦目での重賞初挑戦となった10月29日のアルテミスステークス(GIII)では武豊に乗り替わり、未勝利戦でのパフォーマンスの高さからディープインパクト産駒の良血馬フローレスマジックらを抑えて単勝1番人気に推された。レースでは中団の外目に位置取り、直線に向くと早めに追い出し先頭に立ち、ゴール前猛追したフローレスマジックを半馬身差抑えて優勝、重賞初制覇を飾った[19]。

2連勝で重賞を制覇して勢いに乗ると、12月11日の阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)に出走、これがGI初出走となった。武が香港国際競走騎乗で不在のため戸崎圭太を迎えての出走となった。人気は2連勝で混合オープン特別を制したフランケル産駒のソウルスターリングに次ぐ2番人気に推された。レースでは大外枠から出遅れ後方となった。直線では出走馬中最速の上がりを使って追い込むも、ロスが響き内からスムーズに抜け出したソウルスターリングを捉えきれず1馬身1/4差の2着に敗れた[20]。

3歳(2017年)

3歳初戦となった3月4日のチューリップ賞 (GIII)では再び武が騎乗、前走に続きソウルスターリングとの2強対決とみられ、2頭の馬連は1.6倍をつけた。今回は内枠を引いた本馬は大きく出遅れることもなくまずまずのスタートを見せ、道中はソウルスターリングから4、5馬身の位置につけた。しかし直線ではソウルスターリングが早め先頭から悠々と押し切り完敗、後方にいたミスパンテールにも交わされ3着となった[21]。

20年ぶりに良馬場以外での開催となった次走の桜花賞 (GI)では、2連敗を喫したソウルスターリングに人気の面で大きく離され、キャリアで初めて3番人気以下となった。レースではチューリップ賞とほぼ同じ中団の前目の位置につけ、ソウルスターリングをマークするように運んだ。4コーナーを回りきったあたりでややエンジンのかかりの鈍さを見せて失速したが、最後ゴール前はよく伸び、優勝したレーヌミノルこそ捉えきれなかったがソウルスターリングには初めて先着しGI競走連続2着となった。


続く優駿牝馬 (オークス, GI)では、スタートでやや出負けして後方からのレースとなった。そのまま直線を向くと馬群の中を突く形となり、左右から他馬に挟まれるなど厳しい競馬を強いられ初めて馬券圏内を外した。しかしながら最後は伸びて5着と辛うじて掲示板は確保した。約4ヶ月の休養を経て臨んだローズS (GII)では逃げたカワキタエンカ (2着)を交わせず、さらに3 - 4コーナーでほぼ同じ位置にいたラビットラン (1着)に上り3ハロンのタイムで0.2秒劣り3着となったが、規定により秋華賞への優先出走権を確保。

その後は秋華賞(GI)に出走。スタートでわずかに出遅れて中団に位置した。4コーナーで外から進出し、先に抜け出したモズカッチャンを追い上げたものの、ゴール前でディアドラに交わされ2着に敗れた[22]。次走のエリザベス女王杯(GI)は、負傷して騎乗を自粛していた武から福永祐一に乗り替わりとなった。中団の後ろから競馬を進め、最後の直線ではメンバー中1位タイの上がりで追い込んだが、前半1000mが62秒0のスローペースとなったため前に届かず、初めて掲示板を外す8着に終わった[23]。年内最終戦は有馬記念を予定していたが回避し、この年を終える[24]。

4歳(2018年)

4歳初戦は牡馬混合戦である東京新聞杯(GIII)を選択し、3番人気に推された。まずまずのスタートから8、9番手の位置に付けると直線では馬群を割って抜け出し、後続を振り切って優勝。2歳時のアルテミスステークス以来となる重賞2勝目を飾った[25]。この勝利もあって、次走の阪神牝馬ステークス(GII)ではソウルスターリングとアドマイヤリードのGI馬2頭を抑え1番人気に支持された。好スタートから中団に位置を取ったが、逃げたミスパンテールが前半600m37秒2のスローペースに持ち込んだ[26]ため直線で前との差を詰め切れず、同馬とタイム差無しの3着に敗れた[27]。

続くヴィクトリアマイル(GI)では、混戦模様の中で4.3倍の1番人気に推された。雨でのレースの中、後方から中団を追走して最後の直線では外から追い込んだものの、前目で競馬を進めていたジュールポレールを捉えられずハナ差で敗れ、4度目のGI2着となった[28]。その後は初の牡馬混合GIとなる安田記念(GI)に出走、後方4番手から4コーナーで位置を押し上げていったが最後は伸びを欠き8着に終わった[29]。

4か月の休養を挟んで出走した府中牝馬ステークス(GII)はジョアン・モレイラが騎乗予定だったが騎乗停止処分を受けていたためミルコ・デムーロに乗り替わっての出走となり、前走クイーンステークスを圧勝していたディアドラに次ぐ2番人気の支持を受けた。カワキタエンカが大逃げを打つ展開の中で最後方からじわっと中団まで上がって行き、上がり3ハロン32秒6の追い込みで一旦は先頭に立ったが、本馬を上回る末脚(3F32秒3)を使ったディアドラにゴール寸前で交わされて2着となった[30][31]。

次走のエリザベス女王杯(GI)ではジョアン・モレイラを鞍上に迎えて出走。前年覇者モズカッチャン、紫苑ステークスで3馬身差の圧勝を飾ったノームコアに次ぐ3番人気に推された。レースでは先手を取った前年の2着馬クロコスミアがスローペースで引っ張る展開を中団から追走。直線で逃げ粘るクロコスミアとの差を各馬が詰められない中ただ一頭抜け出し、ゴール前で先頭に並びかけると最後はクビ差振り切って優勝。8度目の挑戦で悲願のGI制覇を達成した[32]。また、鞍上のモレイラにとってもJRAのGIは初制覇となった[33]。

その後はクロコスミアと共に香港ヴァーズ(G1)に出走。サンクルー大賞勝ち馬ヴァルトガイストや愛ダービー馬ラトローブなどの強豪が揃う中で、現地のオッズでは4番人気、JRA内では2番人気に推された。先手を取ったクロコスミアが1600m1分39秒台のスローペースで逃げる展開の中で後方に位置を取り、直線では大外から伸びて残り200mで先頭に並びかけたが、内で粘るエグザルタントに差し返されて2着に敗れた[34]。

この年は全7走中6走で馬券圏内に入り、GIも4戦1勝2着2回と安定した成績を収め、記者投票では276票中265票を集めてJRA賞最優秀4歳以上牝馬に選出された[35]。

5歳(2019年)

5歳初戦は金鯱賞(GII)に鞍上アンドレアシュ・シュタルケで出走し、そこから香港のクイーンエリザベス2世C(G1)に挑戦するプランが発表された[36]。迎えた金鯱賞にはダノンプレミアムやアルアインなど本馬を含めてGI馬5頭、更にそれらの有力馬を抑えて1番人気に推された4連勝中のエアウィンザーなどが揃い[37]、単勝オッズは5番人気に留まった。レースはゲートの中でバランスを崩した影響で2馬身ほど出遅れて後方からのスタートとなり、1コーナーで中団まで位置を上げる展開となったが、道中はエアウインザーと並ぶ形で先団を追走し、直線では勝ったダノンプレミアムと並ぶメンバー中1位タイの上がりで追い込んで2着に入った[38]。

その後はオイシン・マーフィーを鞍上に迎え、ディアドラ、ウインブライトと共にクイーンエリザベス2世Cに出走。JRA内のオッズでは、昨年の香港ヴァーズ優勝後にセンテナリーヴァーズ(香港G3)、香港ゴールドカップを連勝していたエグザルタントに次ぐ2番人気に支持された。レースでは前半1000m59秒台のハイペースで流れる展開の中で中団から競馬を進め、直線ではエグザルタントと並ぶ形で外から追い込んだが、内から抜け出したウインブライトとの差を詰められず、更にエグザルタントにゴール手前で交わされ3着[39]。優勝したウインブライトの勝ちタイムは沙田芝2000mでは初の1分58秒台[40]となる1分58秒81のレコードであり、鞍上のマーフィーは「今日は勝ち馬が強かったですね」と振り返った[41]。


次走はダミアン・レーン騎手を背に宝塚記念(GI)に出走(ファン投票は9位[42])。出走12頭の内、レイデオロやアルアインを始めとする本頭含めたGI馬6頭が集まった中で紅一点ながら3番人気に推されると、レースでは前半1000m1分ちょうどのミドルペースという展開の中でいつもの中団後方から行かずに逃げるキセキの後ろ2番手を追走すると、直線ではキセキを交わし、迫るスワーヴリチャードらも突き放して1着入線。エリザベス女王杯以来のGI2勝目、牝馬では2016年の優勝馬マリアライト以来4頭目となる宝塚記念制覇を果たした[43]。また鞍上のレーン騎手は今回のJRA短期騎手免許期間中最後のレースでノームコア(2019年ヴィクトリアマイル・GI)以来のJRAでのGI2勝目を果たした。勝利騎手インタビューでレーン騎手は「気持ちは最高です。完璧な馬に乗せて頂きました。厩舎には感謝しています」と喜びを語った。スタート後2番手に付けたことについては、「いいスタートを切ってから先頭になるかならないかは悩んだりしたが、流れや展開からここで大丈夫ではないかと判断した」と語った。(詳細は第60回宝塚記念を参照)

2019年から宝塚記念の優勝馬にはオーストラリアのムーニーバレー競馬場で行われるコックスプレート(G1)への優先出走権及び優勝時のボーナス(優勝賞金300万豪ドル+ボーナス200万豪ドル)が付与される[44]ことになり、陣営は出走を検討していたが、4月に香港遠征を行ったため香港とオーストラリアの検疫規定により出走が不可能になり、一時はオールカマーからの始動が発表されていた[45]。しかしその後、オーストラリア農務省など関係者の尽力により検疫規定が改訂されて遠征が可能になり[46]、正式にコックスプレート参戦が決定した[47]。

再び鞍上ダミアン・レーンで迎えたコックスプレートでは現地からも本命視され、ブックメーカーでは各社とも1番人気とし[48]、JRA馬券発売では単勝オッズ1.7倍の圧倒的支持を受けての出走となった。外枠からの発走となった[49]レースでは後方3番手に位置を取り、最終コーナーで外を回して位置を押し上げると、同競馬場の173mの直線[50]で先頭を差し切り、最後は2着に1馬身半差を付けて優勝[51]。G1競走3勝目を海外G1制覇で飾るとともに、前週にコーフィールドカップを制したメールドグラース[注 3]に続く日本馬2週連続のオーストラリアG1制覇を成し遂げた[52]。賞金の300万豪ドルに加え、同年の宝塚記念とコックスプレートを制したことによる褒賞金200万豪ドルを合わせた500万豪ドルを獲得した。

11月16日、調教師の矢作芳人から次走は年末のグランプリ競走・有馬記念となること、そしてこれが引退レースになることが発表された[53]。また、鞍上はコックスプレートに引き続きレーン騎手が務めることに決まった[54]。レーンはこの年の宝塚記念の後に2か月間の短期免許交付期間を終えていたものの、「臨時試験の実施基準」の中にある「本会GI競走で2勝以上」をクリアしており、有馬記念が行われる12月22日のみ1日限定の免許交付が認められたものである[55][注 4]。

そして迎えた有馬記念ではアーモンドアイらGI馬が11頭出走する近年まれに見る豪華メンバーが集まった中、単勝2番人気に支持された。矢作調教師はレース前「アーモンドアイとの対決はホースマン冥利に尽きる」と語り[58]、通常なら単走で追い切るところを「悔いを残したくない」と1週前同様の坂路併せ一杯で臨戦過程を整える[59]。そうして充分な負荷をかけてもなお当日の馬体重は過去最高の468kgとパンプアップした姿を披露した。レースではアエロリットが作った1000m通過58.5秒というハイペースの中[60]、中団内でじっと待機する。4コーナーに向かって各馬がペースを上げる際にも馬なりのまま内を回って最後の直線を迎える。その直線では横に向かって走るかのように大外へと持ち出し、充分な進路を確保した後は上がり最速の3ハロン34.7秒という末脚で残り200m地点で先頭に立つと、2着のサートゥルナーリアを5馬身差突き放す圧勝で有終の美を飾った[60]。この勝利で国内外GI競走3連勝、加えて2009年のドリームジャーニー以来10頭目となる同一年の宝塚記念と有馬記念優勝を達成、これは牝馬としては初の達成となった[61][注 5]。

レース後、矢作師はこのレースで引退する本馬を「もったいないねえ。でも、本当に感謝しかありません。今日は馬がさらに進化してくれて…。史上まれに見る名牝です」と労った[62]。レーン騎手は宝塚記念、コックスプレートと騎乗しましたが、『さらに良くなってるぞ』と矢作先生に聞いて、自信たっぷりに騎乗しました」とコメントし、引退レースになることについては「本当に残念な話。非常に残念です。(ファンに)本当にみなさまにありがとうという気持ちでいっぱい。参加するだけでなくて、すばらしいGI馬で参加できてうれしいです」と述べた[62]。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC

6. 中川隆[-15038] koaQ7Jey 2019年12月23日 12:47:27 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2073] 報告
リスグラシュー強すぎワロタwwwwwwwwwwwwwwwwwww★2


593名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/23(月) 06:19:09.53ID:zUA5Xhkx0

そもそも流してこの着差っていうのが凄すぎる 他の馬を完全に子供扱いにして格が違いすぎた

594名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/23(月) 06:30:34.83ID:H9EKpuR40

オルフェ以降まともなスターホースでてこなかったからな
そりゃ皆んなが惜しむのもよく分かる

595名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/23(月) 07:24:36.93ID:/dRU5fO80>>596

抜け出す時の脚はブライアンやディープ級だったな

596名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/23(月) 07:33:26.37ID:Q6L9txbW0

>>595
今回はノーステッキ、ほぼ持ったままでごぼう抜き
強さという観点では、ディープを超えてる

597名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/23(月) 07:48:21.58ID:ebLBNw/X0

レーンの乗り方が完全にゲームなんだが

598名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/23(月) 07:51:35.90ID:elLsSSYX0>>600

たった1戦にしてアーモンドアイの天下が崩れ去り全てをリスグラが手にしたな


599名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/23(月) 07:54:14.23ID:vxpjGiUx0

リスグラは有馬出てよかったな。
出てなかったら本当の強さ知らないまま終わってた

600名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/23(月) 08:06:53.57ID:y4ugsvcc0

>>598
マジで格好いいわ

601名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/23(月) 08:21:07.08ID:jvHbrBBZ0

>>538
あれ勝己の馬だしね
わざわざ有馬の前に乗せてるんだしノーザン的にもリスグラシュー勝たせたいんだなって思ったわ

602名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/23(月) 08:32:29.60ID:PhHkByQ60>>632

有馬終わって一眠りして冷静になって考えてみた。普通に考えて近年稀に見る好メンツの有馬でノーステッキのまま5馬身千切るとか凄すぎて笑えない。
アーモンドも距離の壁があったにしても2着以下は接戦の中1頭別次元・・・しかもノーステッキで牝馬・・
もう完全にジャスタウェイの再来ですよ。最強牝馬とかそういうレベルじゃない。
ピーク時の能力は歴代最強クラス。宝塚でも3馬身ちぎってるからマグレや展開がはまったわけじゃなく完全な実力。
逆にアーモンドはこの1戦で大きく株を下げた。リスグラ引退で再戦も叶わずにずっとリスグラ以下のレッテル貼られて終わり

603名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/23(月) 08:33:30.81ID:y4lWeWqK0>>633

リスグラシュー
主な勝ち鞍
エリザベス女王杯、宝塚記念、コックスプレート、有馬記念
G1・2着
阪神JF、桜花賞、秋華賞、VM、香港V


604名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/23(月) 08:34:20.15ID:8eXuVKKS0>>608

こいつさえいなければ1000万だったのに
二度とこの馬がいるレースには賭けない!じゃあな!


605名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/23(月) 09:07:19.12ID:IR5cS6TI0

2019 豪州1着 香港3着 宝塚有馬両GP1着
これが牝馬である事実 国内だけでなく海外遠征でこの戦績 世界的名牝
日本の評価より世界の目は牝馬としてはエネイブルと変わらない最上位評価だろうね
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/keiba/1576998140/l50

7. 中川隆[-15026] koaQ7Jey 2019年12月23日 16:26:13 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2061] 報告

レーン「ディープ、ブラックいても勝てた」有馬記念
12/23(月) 8:52配信 日刊スポーツ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191223-12230103-nksports-horse


有馬記念を制したリスグラシューの鞍上でポーズを決めるレーン騎手(撮影・丹羽敏通)


<有馬記念>◇22日=中山◇G1◇芝2500メートル◇3歳上◇出走16頭

リスグラシュー(牝5、矢作)が春の宝塚記念に続くグランプリ制覇で、牝馬史上初の両制覇を達成した。管理する矢作芳人調教師(58)が働きかけ、特例で1日騎乗が認められたダミアン・レーン騎手(25)が会心のレース運び。調教師、騎手ともに初の有馬記念で勝利した。

【写真】有馬記念を制したリスグラシュー(左)と一番ポーズするD・レーン

特例の短期免許で「1日限定騎乗」だったレーン騎手はゴールを迎える前に左手を天に向かって突き上げていた。後ろを確認するまでもない。同じ勝負服の皐月賞馬サートゥルナーリアにつけた着差は5馬身。「ディープインパクト、キタサンブラックがいても勝てた」と笑った。最後のレースで、最高のパフォーマンスを引き出した。

左斜め前を進むアーモンドアイが我慢しきれずに3角からまくりの態勢に入っても、馬群の内で仕掛けを待った。2番手の宝塚記念、大外一気のコックスプレート。動きたいときに動けるのは把握している。4角手前から魂の勝負駆けで一気に大外に持ち出す。絶妙のタイミングでの仕掛けが光った。

ゴールの瞬間、レーン騎手の心は揺れていた。うれしさとさみしさがこみ上げる。「これで引退と聞いたので最後の騎乗だな、と。自分が騎乗した馬では一番。世界一になれる可能性がある」。調教師の両親の間に生まれ、5歳で初めてポニーにまたがった。15歳で見習騎手となり、丸10年。初めて最強と認める馬は北半球の日本にいた。【松田直樹】

8. 中川隆[-14991] koaQ7Jey 2019年12月30日 16:43:22 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2008] 報告
武豊でほぼ全敗のリスグラシュー、武豊でほぼ無敗のディープインパクト
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/keiba/1577628090/

2名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/29(日) 23:02:42.64ID:2py09fZq0
武豊「ディープは史上最強」
武豊「リスグラシューはマイラー」

4名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/29(日) 23:04:01.78ID:M+1UiWvv0>>11
武豊「カジノドライヴが菊花賞出てたら勝ってた」
武豊「カジノドライヴの芝?もちろんものすごく走りますよ」

5名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/29(日) 23:04:39.93ID:gjm5NqxW0
ディープすごすぎワロタ

6名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/29(日) 23:05:30.55ID:rKiE3ZRd0
それなら福永乗せて圧勝のコントレイルは史上最強なのだが?

7名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/29(日) 23:07:13.39ID:OgN5/RJG0
今の馬はスピード偏重でタフさが激減してるから有馬は勝てただけ
今年と同じようなペースになった10年前の有馬ならリスグラじゃ3着争いがいいところ

8名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/29(日) 23:11:59.65ID:TLxPx4jm0
有馬はディープより強い勝ち方だった

9名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/29(日) 23:16:22.39ID:Ejb/41WA0
ディープとかゆっくり出て捲ってくるだけだから誰でも勝てただろ
リスグラシューの若駒の頃なんて、どこから追い込んでも最後には前の馬と脚色が同じになる意味分からん馬だったし

10名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/29(日) 23:18:00.42ID:CS/4QozM0>>31
武豊は昔は凄かったよ
ただ、相対的に凄かっただけであって
外人や地方トップが殴り込んできたらこのザマ。

11名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/29(日) 23:21:45.67ID:B5WHRkMg0
>>4
芝試しに使って欲しかったな

12名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/29(日) 23:23:52.47ID:kGIXQsm00
流石に武も年だからな

13名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/29(日) 23:25:24.53ID:UtikNvu80
前で折り合えない騎手にリスグラシューは無理

14名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/29(日) 23:28:46.14ID:OP3B2HK10
武「リスグラシューはわしが育てた」

15名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/29(日) 23:30:34.90ID:B2+AAT510
リスグラシューは本格化する前に武さんが無理させなかったことが、五歳の本格化に繋がった。武さんが最大の功労者。

16名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/29(日) 23:35:38.16ID:B2+AAT510
牝馬は五歳がピークの成長曲線の馬は多い。リスグラシューのように三歳時はあと一歩の馬はそういう成長曲線をたどる。

17名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/29(日) 23:39:28.03ID:s9eKYpyu0
武さんの教育が良かったから古馬になって才能開花したんだろうな

18名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/30(月) 00:05:58.38ID:Vy7EKLQI0
福永「ディープは早く引退しろと思ってた。毎回、後から行って大外を回して勝つ。
一緒に乗ってても何もしようがなかった」

武「一番後から行って一番外を回すのが確実だった。
そういう乗り方をしても必ず勝てる馬だった」

今はちょっと外を回したり、コースや馬場や展開、
そのどれかが向かないだけで
あっさり大負けるような馬ばかり

やっぱり偉大だったよ
ディープインパクトは

19名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/30(月) 00:11:11.25ID:QhuzQsdM0>>21
ディープってとりあえず後ろに付けて、4コーナーあたりから捲らせれば誰でも勝てるじゃん
武豊である必要性がないわ

20、2019/12/30(月) 00:16:04.04ID:0umL16880

21名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/30(月) 00:32:27.24ID:jHQB1w5y0>>36
>>19
言い換えるとそんな乗り方でさえ簡単に勝てちゃうんだからやっぱ走った相手がザコばっかだったとも言える
ハーツや凱旋門のガチ相手だと通用しなかったしな
遺した成績ほどの強さは無いと思う

22名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/30(月) 00:33:29.21ID:ULsTBiH+0>>30
50の種が未だに引退しないのって騎手って年齢関係ないってこと?

23名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/30(月) 00:34:53.18ID:HwfCHarv0>>24
単勝回収率11%のクウィリーで全勝のフランケル

史上最強馬とはこのレベル

24名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/30(月) 00:40:40.57ID:UfwcCMRf0
>>23
なお相手関係

25名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/30(月) 01:01:38.48ID:ypwPe0dV0
ディープはいかに武豊を振り落とさないようにだけ考えて走っていたからな

26名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/30(月) 01:18:47.72ID:TI1+Aqdi0>>32>>33>>56
リスグラシューをあまり強い認定しないでくれ
すればするほど、この馬の主戦を務めてマイラー扱いした挙句、G Iを1勝も出来ずに乗り替えられて2度と帰ってこないままグランプリG I2勝海外GT1勝を含むGT4勝、最後の有馬記念では5馬身リターンという盛大なリターンが身に染みるから

27名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/30(月) 01:23:59.68ID:ALJe2H2U0
ディープって幼少期、気性悪かったから、牧場長が考えて経験の浅い女性に任せたら段々素直になったって前にテレビでやってたよ。
その女性ダービーで号泣してたのも密着やってた。
ディープは当たりが柔らかい騎手が合ってたんだよ。

28名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/30(月) 01:25:25.43ID:RLjHKujY0
巧妙な福永アンチスレ

29名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/30(月) 01:27:16.09ID:QBQzkeWx0
父ちゃんがお薬ばれちゃったせいで息子が48になっちゃってかわいそすぎワロタ

30名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/30(月) 01:29:11.48ID:2TDytvI60
>>22

的場文雄もまだ現役だし、
他の公営競技では的場以上もごろごろいるぞ

31名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/30(月) 01:29:36.70ID:Q9SGhjIp0
>>10
外人はまだしも地方よりは全然武のが上だろう

32名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/30(月) 01:31:52.54ID:GWQ9iY/D0
>>26
すげー早口www

33名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/30(月) 01:32:30.72ID:rZfabYa60
>>26
あまりにも的確すぎひん?w

34名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/30(月) 01:44:40.99ID:T4bR+bJq0>>37
結論は誰が乗っても勝てる馬に乗せたら武はそこそこ勝てる騎手という事だな
折り合いの難しい馬や途中で仕掛けて好位で一旦その位置をキープするというような高度な技は無理なんだろうな
だからディープなら勝てるがリスグラシューではその能力を発揮させられなかったのだろう
武を過小評価する意見をよく聞くが競馬学校出身の中では上手い方じゃないかな

35名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/30(月) 01:48:28.87ID:dEpDDwgU0
レースどころか馬にも乗ったことない奴らが馬乗り語るとか滑稽だねえ

36名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/30(月) 01:54:58.37ID:Ay4T/26O0
>>21
そんな乗り方で勝てる馬だから強いんだろ
なんでわざわざ相手を下げてまでディープを貶すのか意味がわからんね

37名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/30(月) 02:54:49.80ID:sEXdA75X0
>>34
それな、武は競馬学校卒の中では上位の部類というのが妥当な評価

38名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/30(月) 05:56:37.54ID:pdYEvsEb0>>41>>43
ディープは誰でも勝てる馬じゃねーぞ。あの乗り方だから2400以上の距離もこなして勝ってたけど逃げや先行させてたらエイシンヒカリみたいな成績で終わってたよ。

39名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/30(月) 06:50:07.88ID:WH9d71XD0
などと意味不明な供述をしており動機は不明

40名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/30(月) 07:14:52.29ID:0IwvPQ990
ハーツ自体が若いころあまり勝てなかったのに
覚醒してディープに勝つくらいまで行ったからな

41名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/30(月) 07:32:18.51ID:Q9SGhjIp0
>>38
似たようなこと岡部も言ってたけど
アンチはアーアー聞こえないするだけだから

42しんたろう ◆3UjjOZHwX2 2019/12/30(月) 07:49:14.69ID:/sRGy1CLO
「武だからこそ」乗りこなせた馬も多数いるだろう
イナリワン小島太からのスイッチが代表例

43名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/30(月) 09:00:20.70ID:9Y2C+oxu0
>>38
ドープはゲート下手くそだから逃げられないだろ

44名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/30(月) 09:07:29.92ID:aB/YBSHt0>>45
こういう定期的に武豊をディスるスレって誰が立ててるの?

45名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/30(月) 09:22:23.87ID:k0vSktSl0>>47
>>44
巨悪に立ち向かう立派な人が立ててるんじゃないの
誰も声を上げないと武が上手くて凄い騎手だと競馬ファンが勘違いしてしまうから
例えば安倍の任期が最長だからといって優れた総理ではないように勝星だけで騎手の技量を測るのは間違い
これからもどんどん真実のスレを立ててファンの認識を正して欲しい

46名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/30(月) 09:30:07.31ID:crF5TgFZ0
ヴィクトリアマイルは完全にへぐったけど着外ばっかりでしたー、とかでもないわけだし
アンチの執念ってすさまじいのね

47名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/30(月) 09:33:55.95ID:Q9SGhjIp0
>>45
そうだな
今はキチガイの戯れ言としか認識されていないけど
いつかは愚民を導ける日がくるかもな

48名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/30(月) 09:38:46.41ID:MiOlP3bR0
わいの記憶ではルメールが乗ると競走馬としての寿命は短い気がする

49名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/30(月) 10:40:31.54ID:Fm+5ACYp0>>55
藤田がネプチューンの番組でディープインパクトは誰でも勝てるって言ってたなw

50名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/30(月) 10:44:22.66ID:lOs3WVXJ0
お前ら武豊を褒めたり貶したり忙しいな
リスグラシューの時はあんな、クソクソ言ってたのに

51名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/30(月) 10:45:20.49ID:E6nLB+Cm0
2着 中谷 新馬
1着 中谷 未勝利
1着 武豊 アルテミスS
2着 戸崎 阪神ジュベナイルF
3着 武豊 チューリップ賞
2着 武豊 桜花賞
5着 武豊 オークス
3着 武豊 ローズS
2着 武豊 秋華賞
8着 福永 エリザベス女王杯
1着 武豊 東京新聞杯
3着 武豊 阪神牝馬S
2着 武豊 ヴィクトリアマイル
8着 武豊 安田記念
2着 デム 府中牝馬S
1着 モレ エリザベス女王杯
2着 モレ 香港ヴァーズ
2着 シュ 金鯱賞
3着 マー QE2世カップ
1着 レー 宝塚記念
1着 レー コックスプレート
1着 レー 有馬記念

52名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/30(月) 10:48:45.02ID:E6nLB+Cm0
リスグラシューの騎手成績
武豊(2-4-3-2)
中谷(1-1-0-0)
戸崎(0-1-0-0)
福永(0-0-0-1)
デム(0-1-0-0)
シュ(0-1-0-0)
モレ(1-1-0-0)
マー(0-0-1-0)
レー(3-0-0-0)

53名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/30(月) 10:49:35.78ID:Msi0J0RN0
あの頃は豊も乗れてたぞ。

54名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/30(月) 10:54:52.88ID:lOs3WVXJ0
てことはリスグラシューは晩成ではなく武豊がへぐってただけってことか

55名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/30(月) 12:25:08.80ID:SYoTN4OH0
>>49
その番組だったかは忘れたが、俺もテレビで見て翌日
それがヤフー記事になって
おまえじゃ無理だよとか批判コメントだらけだったわ

武ものあの馬と7年か8年早かったら、あそこまで勝てなかったと言っているからな
20後半の武ならスペシャルウィークと似たような成績だったと思うわ

56名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/30(月) 12:51:54.60ID:g4Sf5yRa0
>>26
ガチのマジでコーヒー吹いたw

57名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/30(月) 12:58:44.63ID:hUwEK47b0
デビュー5年目の和田乗せて年間8戦8勝無敗のグランドスラム達成した馬が最強

58名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/30(月) 13:05:00.52ID:vlRaDweT0
武アンチとディープアンチを同時に隔離できるこのスレ有能すぎるだろ
毎秒建てて欲しい

59名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/30(月) 13:07:16.16ID:qcjxMdep0
種基地の記憶から消し去りたい馬リスグラシューワロタ
どのスレでも必死に弱い認定して後世に語り継がれないように工作してる種基地の頑張りにもひとつワロタ

60名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/30(月) 13:08:35.35ID:wRuyYb3D0>>62>>64
まあレーンがディープインパクト乗ったら半分は負けてるだろうけどな

61名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/30(月) 13:21:12.33ID:J7yTWWBp0
菊花賞は無敗で3冠挑戦で単勝1.0倍

この状況できちんと1着になる日本人は武とアンカツくらい。

62名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/30(月) 13:25:08.14ID:SEHuw5Fa0
>>60
負けは全て落馬だなw

63名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/30(月) 13:36:42.83ID:K35iE+620
ヒント:イプラトロピウム

64名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/30(月) 14:54:04.46ID:BR4H/4Mo0
>>60
出遅れて右往左往するんですねw
ダービーはマジで何してたのかわからん
右往左往しなけりゃ3着はあったのにふざけてやがる

65名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/30(月) 14:54:16.82ID:0osSbd7i0>>66
でもジェンティルドンナの有馬とリスグラの有馬って展開入れ替えたらどっちも勝てないけどな
共に運が良かった
ダスカやキタサンみたいな馬は展開に左右されないが他は運もいる

66名無しさん@実況で競馬板アウト2019/12/30(月) 16:34:56.90ID:8CPg8PSM0
>>65
ディープみたいにロンスパできるチート馬なら展開関係ないけどな。実績が示してるとおり
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/keiba/1577628090/

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