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(回答先: アーモンドアイを破り有馬記念を制した豪州人騎手ダミアン・レーン 投稿者 中川隆 日時 2019 年 12 月 23 日 11:13:45)
【ジャパンカップ2020】アーモンドアイ世紀の一戦を制す!三冠馬のワンツースリー伝説のレース
2020/11/29
2020年11月29日
第40回ジャパンカップ予想
今日、東京ではジャパンカップが行なわれ、節目となる第40回となります。今年(2020年)のジャパンカップは、2年前の三冠牝馬アーモンドアイと、今年三冠を達成してまだ無敗のデアリングタクトとコントレイルが出走してきたことで、たいへん盛り上がっているように思います。3歳の無敗の三冠馬2頭と2年前の三冠牝馬1頭の初対決という点では、今年のジャパンカップは日本国内のレースとしては史上最も価値が高いとも言えそうですが、以前よりも日本社会における競馬への関心が低下しているようなので、日本社会全体の盛り上がりという点では、今年のジャパンカップは過去の一部のレースと比較して見劣りするように思います。
私は40年近く競馬を見てきましたが、レース前の日本社会の盛り上がりという点では、1992年の天皇賞(春)が最高だったように思います(関連記事)。個人的にレース前への期待がその次に大きかったのは1984年のジャパンカップで、前年の三冠馬ミスターシービーとその年の三冠馬シンボリルドルフが出走してきて、その前年のジャパンカップでキョウエイプロミスが2着だったこともあり、初めて日本馬がジャパンカップを勝てるのではないか、という点でも盛り上がったように思います。じっさい、初めて日本馬が勝ちましたが、三冠馬2頭ではなく、人気が落ちていたカツラギエースでした。ただ、当時はまだ武豊騎手とオグリキャップのデビュー前で、競馬の一般的な人気も社会的認知度も1980年代後半よりずっと低かったように思われるので、社会的な盛り上がりという点では1992年の天皇賞(春)よりも劣っていたでしょう。三冠馬の初対決という点で、今年のジャパンカップは1984年のジャパンカップと似たところもあると思います。
日本中央競馬会(JRA)の売り上げが最高だったのは1997年で、近年はその頃より1兆円以上売り上げが少ないわけですが、その前年に今年のジャパンカップのような豪華な対戦が実現していれば、当時はまだ今よりも日本社会における競馬人気は高かったと思われるので、たいへん盛り上がったことでしょう。たとえば、5歳(当時の表記では6歳)の三冠馬ナリタブライアンが復活して宝塚記念を勝ち天皇賞春秋連覇を達成し、エアグルーヴとダンスインザダークが無敗で三冠を達成して、いずれもジャパンカップに出走してくるという今年と似たような状況です。その意味で、競馬人気が全盛期よりも下がった状況で、今年のジャパンカップのような豪華な対戦が実現したことは、やや残念ではあります。前置きが長くなりましたが、以下、今年のジャパンカップの予想です。
人気はアーモンドアイとコントレイルとデアリングタクトに集中しそうで、この3頭で上位を独占しても不思議ではありませんが、もちろん不安要素もあります。アーモンドアイは、今年になって衰えてきた感もあります。さらに不安なのは、アーモンドアイは基本的に中5週以上の間隔で出走してきたのに、今回は中3週となることで、前走の天皇賞(秋)も余力を残しての勝利とまでは言えず、疲労が残っているのではないか、と懸念されます。アーモンドアイは、中2週と初めて短い間隔で出走した今年の安田記念では、もちろん勝ったグランアレグリアは強いとしても、とても全能力を発揮できたとは言えないので、今回も凡走する危険性は低くないように思います。
コントレイルは今回が古馬との初対決となり、力関係には未知数のところもあります。ただ、古馬一線級にも力負けしない可能性は低くありません。デアリングタクトは、正直なところ、三冠牝馬で3歳時にジャパンカップを勝ったジェンティルドンナやアーモンドアイと比較して、大物感に欠けるところがあるように思いますが、斤量では有利ですし、2着までならあるかな、と考えています。鞍上は、3頭の三冠馬ではアーモンドアイが抜けており、コントレイルとデアリングタクトはかなり見劣りします。ただ、それを考慮に入れても、アーモンドアイが抜けているとはとても言えず、疲労の蓄積から惨敗する可能性もあるとは思います。
3頭の三冠馬以外では、サートゥルナーリアの出走回避は残念でしたが、昨年、京都大賞典を叩いて香港ヴァーズで圧勝したグローリーヴェイズが、今年も京都大賞典を叩いてから2戦目ということで、上位を狙えそうです。ワールドプレミアは久々ですが、勝つのは難しいとしても、2着までならありそうです。昨年2着のカレンブーケドールは、昨年よりも相手関係はずっと厳しくなりますが、3頭の三冠馬のうち3歳2頭には未知数のところがあり、アーモンドアイには上述の不安点がありますから、2着までならありそうです。印は以下の通りです。
◎アーモンドアイ、○コントレイル、▲デアリングダクト、△グローリーヴェイズ、△ワールドプレミア、△カレンブーケドール
https://sicambre.at.webry.info/202011/article_37.html
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