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東海アマ 福音派キリスト教はキリスト教の仮面を被ったユダヤ教
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/487.html
投稿者 中川隆 日時 2019 年 6 月 23 日 20:33:39: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: 東海アマ 名古屋の記憶 投稿者 中川隆 日時 2019 年 6 月 20 日 13:17:09)


福音派キリスト教はキリスト教の仮面を被ったユダヤ教

東海アマブログ  グローバル化と失われる多様性 2019年06月23日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-784.html

 日本航空機に乗ると、やたらに「ワンワールド」という言葉が使われる。これは、ワンワールドという名前の、航空会社の国際的連合体であるらしい。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89

 これが「グローバリゼーション=グローバリズム」と呼ばれる「世界一体化思想」の尖兵として「地球家族」のような美名を使って、世界を統一しようとする闇の勢力の道具に使われているのである。

 「グローバリズム」というのは、ずいぶん古い歴史があって、早い話、大航海時代に、コロンブスが太平洋を回ったり、ザビエルが種子島にやってきたり、ピサロが中南米を侵略して、人口の半分を殺戮したり、悪逆の限りを尽くした侵略の時代があって、この殺戮規模は、もしかしたら、モンゴル元帝国による史上最悪と言われた「タタールのくびき」をはるかに超えているかもしれない。

 元帝国による侵略と殺戮の規模は、全地球上で6億人しかいない時代に1億人を殺したという推計があるが、実は、スペイン帝国による地球上全殺戮規模も、それに匹敵する可能性がある。

 地球人は、この二つの巨大殺戮によって、数名に一名が殺されるという恐怖に遭遇した可能性が強い。

 http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=214086

 http://apa-appletown.com/essay/1869

 https://ncode.syosetu.com/n4357cw/100/

 だから、秀吉や家康がバテン連を追放し、鎖国を実行したことも、当時としては合理的な事情があった。

 家康は情報戦争に長けていた人物だったから、ザビエルらが、キリスト教の伝道の背後で、日本の若い娘たちを数十万人も連れ出して奴隷に叩き売った事実を知った段階で、そのまま西洋と交易を続ければ何が起きるのか想像がついただろう。
  https://shibayan1954.blog.fc2.com/blog-entry-373.html

 キリシタンは、右手に聖書を持ち左手に武器を持って、愛を説いて回るかたわら、娘たちを捕獲して性奴隷として世界に売り飛ばしたのである。

 これこそ、西洋人によるグローバリゼーションの嚆矢であり、国際交易の真の狙いは、海外の植民地化、奴隷化だったという事実がはっきりわかる。

 またカトリック総本山も、「異教徒奴隷捕獲許可状」を発行して、異国民・異教徒の奴隷化と殺戮を組織的に推進していた。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%82%B95%E4%B8%96_(%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%9E%E6%95%99%E7%9A%87)

 中世グローバリズムとは、キリスト教伝道を口実に掲げた極めて残酷なジェノサイドを伴う植民地政策のことだが、こうした思想の背景にあったのは、私はフリーメーソンだった可能性が強いと思う。

 もちろんメーソンが世界史に登場するのは江戸時代前期なのだが、その前身といわれるテンプル騎士団は、日本でいえば平安時代末期から活動していて、カトリック組織の一翼を担っていた。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A8%8E%E5%A3%AB%E4%BF%AE%E9%81%93%E4%BC%9A

 彼らの正体は、キリスト教というよりユダヤ教であって、いわゆる律法主義者(パリサイ人)がタルムード思想に基づいて、エルサレム巡礼に伴う金融業務を行っていたように思われるが、(当時、テンプル騎士団のような金融業務を行った組織は、ユダヤ教律法主義者しかなかった)、これをはっきりと説明する資料が見つからないので、詳細は不明である。

 しかし、悪逆独善で知られるタルムードを信奉する律法主義者たちならば、カトリックの影に隠れて侵略を焚きつけることで、スペイン・ポルトガルが、世界に進出し、もの凄いジェノサイドを繰り返した事情も、容易に理解できるのである。
 http://www.marino.ne.jp/~rendaico/seito_palesutina_yudayaginmondai_tarumudoco_nakamico2.htm

 つまり、タルムード思想こそ、西欧における植民地支配思想の根源であり、中南米において、凄まじい大虐殺と侵略、植民地化を行った南欧国家の背後には、その残酷な独善を担保する思想があったはずであり、それはカトリックとユダヤ教タルムードであったと考えるしかない。

 実は、ピサロによる中南米大虐殺も有名だが、欧州ピューリタン(キリスト教徒の名を騙るユダヤ教徒が大量に含まれていた)による北米大陸の先住民大虐殺の規模も凄い。 http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=254761

 欧州移民たちが殺戮した北米先住民(インディアン)の総数は、少なく見積もっても1000万人を超えるといわれている。
 アメリカ合衆国は、インディアン(ネイティブ)の殺戮死体の上に建設されたのである。

 こんなことを、本当にキリストの愛の思想を理解している人たちがやれるだろうか?
 キリストは、海外を侵略して殺戮しろなんて一言もいったことはない。
 こんな残酷な侵略を可能とする思想は、世界広しといえどもユダヤ教タルムードしか存在しない。
 https://inri.client.jp/hexagon/floorA4F_ha/a4fhc100.html

 現在、アメリカ国民の25%が「福音派キリスト教徒」だとされていて、歴史的に共和党の支持母体であり、トランプを大統領に仕立てたのも福音派である。

 福音派の別名を「クリスチャンシオニスト」という。

  https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%82%AA%E3%83%8B%E3%82%BA%E3%83%A0

 上のリンクを読めばわかるように、これはユダヤ教そのものと言ってもいい。キリスト教の仮面を被ったユダヤ教なのだ。

 だから、彼らは「キリストの愛」を語る前に、旧約聖書レビ記に描かれた報復制裁、死刑を語るのであり、共和党福音派勢力は、アメリカにおけるあらゆる侵略戦争と、先住民虐殺を支持(推進)してきたのである。

 その多くが、実はユダヤ人の子孫で占められている。だから、トランプも大統領に就任すると、たちまちイスラエルへの強力な支持を打ち出し、米国大統領として初めて嘆きの丘に参拝し、大使館をエルサレムに移転し、エルサレム第三神殿の復活に支持を表明している。

 今度、パレスチナ人を殺戮して強奪したゴラン高原を「トランプ高原」と名付けるとネタニヤフが発表した。
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190617-00000006-jij-m_est

 ユダヤ教国家であるイスラエルが、トランプに対して遇するのは、明確にユダヤ教徒に対する歓待であり、キリスト教徒相手の姿勢ではない。つまり、トランプの正体はユダヤ教徒であるといってもよい。

 冒頭のグローバリズムに戻ると、ユダヤ人金融資本は、数百年も前から、一貫してグローバリズムを掲げてきた。

 ユダヤ教徒が歴史的に行ってきたことは、実は絵に描いたような反グローバリズムなのだが、ユダヤ教の資金的なバックボーンであるフリーメーソンは、民族差別を否定し、「ワンワールド」を標榜してきたのである。
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=210211

 グローバリズムの本当の意味は、ユダヤ人国際金融資本の利権を世界に拡大するための仕掛けといってもいい。 

  https://note.mu/shinw/n/nfcbcc4682f61

https://blog.goo.ne.jp/khosogoo_2005/e/da82d5b74fcdbff30f74b87b7c689dca

 ユダヤ教徒は、実に狡猾であり、世界を一体化することが人類の合理性を前進させるなどと言っておきながら、実は、ユダヤ金融資本が、完全に世界の富を独占し、ユダヤ教徒による一極独裁を実現しようとしていると考えても間違いはないであろう。
 ワンワールドの正体は、ユダヤ資本が世界経済を支配し、ユダヤ人だけが支配者として君臨し、他のすべての人類をゴイム(家畜)として利用する体制のことである。このことはユダヤ教徒の聖典であるタルムードに明記されている。

 それを実現するための組織として、アメリカFRBがあり、日銀も傘下に含まれている。
もちろん、われらが安倍晋三政権=自民党も文句なしのグローバリズム勢力である。
 グローバリストと称する、世界最古・最長・最悪・最大のカルト組織の中核にあるのがフリーメーソンでありイルミナティと呼ばれる組織もある。

 これらのグローバリズム勢力は、共通して、彼らの信奉する神=ルシファー(プロビデンス)の目玉のマークを使用することでも知られている。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-397.html

 フジサンケイグループや、三菱UFJ、トヨタ自動車、電通本社の床まで目玉のマークを使うようになったが、これは自分たちがグローバリスト=イルミナティの一員であると世界に宣言したのであろう。

 「幸福の科学」幹部である及川幸久のYouTubeにおける経済解説が非常に人気を博しているが、及川は、「トランプは反グローバリストである」と決めつけている。
 https://www.youtube.com/watch?v=8vNiahCAwhM

 しかし、これはとんでもない妄想で、グローバリズムの総本山であるアメリカ福音派の支持によって大統領に当選しているトランプが、反グローバリストであるわけがない。

 彼は「アメリカの国益優先主義」を口に出しているにすぎない。これはメーソンによるグローバリズムと利益が相反するわけではなく、ユダヤ金融資本によるグローバリズム攻勢にとって、とても都合のよい論理なのだ。

 アメリカの利権は、すなわちユダヤ資本の利権であり、グローバリズムという思想は、ユダヤ金融資本の利益独占に寄与するために作り出された思想であるからだ。

 フリーメーソンは、友愛だとか信義とかを口に出しているが、その本当の目的は、タルムードに書いてある通り、ユダヤ教徒だけを人間として扱い、他のすべての異教徒は、彼らの利権に奉仕するための家畜(ゴイム)にすぎないという超差別社会の実現である。

 この世の傲慢と独善を独り占めにするような下劣、不快なことがダルムードに規定されていて、ユダヤ教徒は、タルムードの理念を実現する義務があるのだ。

 でなければ、フリーメーソンに厳格な33階級もの階級差別が存在するわけがないだろう。

 トランプを反グローバリストと決めつけた及川幸久は、「幸福の科学」というインチキ宗教団体の大幹部だが、実は、幸福の科学というグループは、オウム真理教(アレフ)や創価学会、統一教会とならんで、ユダヤ金融資本のグローバリズム思想攻勢の機関として機能しているといわれ、及川が反グローバリズムを口に出してみても、現実にはグローバリズムに組み込まれた勢力である。

 グローバリズムの最大の問題は、地球上にある、金儲けの邪魔になる、あらゆる障壁を排除しようというもので、TPP条約のISD条項のように、資本主義投資のグローバルルールを定めて、それを国家による規制の上位に置いて、金融投機資本を徹底的に守るというものである。

 https://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/economic_confe/list/CK2013030102000124.html

 この思想に基づいて、日本のグローバリストである安倍晋三一味は、漁業・林業・農場・水道法・種子法など、あらゆる国民付随した権利を外国資本に公開し、売り飛ばしてしまっている。

 これなど、まさにグローバリズムの最大の果実といえよう。
 日本の水資源や農林業資源は、すべ欧米のユダヤ国際金融資本が所有するものに変わろうとしている。

 そこには、国民の権利を守ろうとする意思は一切ない。ユダヤ資本の利権に奉仕するだけが自民党の姿勢になっている。これがグローバリズムなのだ。

 安倍は、韓国統一教会の支援を受けて議員になってきたのだから、今回の韓国対立でも、決して韓国に対して対決的姿勢を見せない。安倍は韓国の国家利権のオコボレをもらっている立場だから、韓国統一教会の要求のまま、韓国人を大量に日本に受け入れる移民政策を発足させた。

 これもまた、世界グローバリズム思想から来ている政策であり、日本の固有性を排除し、他国民を大量に受け入れて、地域性や伝統や日本らしさを排除しようとするグローバリズムの意思を体現したものである。

 私は、地域社会の多様性、個性こそ、地球環境を守るための大切な資源だと考えている。グローバリズムによってユダヤ金融資本は、世界を強欲と独善で統一支配するつもりのようだが、そんなことをすれば、人類には滅亡しかなくなってしまう。

 今、我々は、世界のあらゆる地域で、独自の個性が成立し、それぞれが他の異なる個性と接触することで、あらゆる多様性を育み、社会の変化に適応するチャンスを拡大すると考える。

 それは、人間関係においても、金太郎飴のような個性のない関係よりも、一人一人多様な個性のある集団の方が、はるかに環境異変に対する適応性が強いことがわかるだろう。
 
グローバリズムによる統一は、未来の敵である。ユダヤ教徒による世界一極支配は、人類滅亡の始まりであり、我々は多様性を大切にして、一つの価値観による独裁を絶対に許してはならないのだ。 
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-784.html  

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コメント
1. 中川隆[-9326] koaQ7Jey 2019年6月23日 20:36:16 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3163] 報告
東海アマブログ  米中貿易戦争の本質は宗教戦争 2019年06月05日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-766.html

 1970年代のはじめ、吉祥寺の物部長興邸で、岡村昭彦の私的な講演会が行われた。

 内容は、主に、岡村がベトナム戦争の現地取材で体験した、さまざまのエピソードが主体だったと思う。

 私は、講演の最後に、岡村に対して、「歴史と戦争の本質は何か?」
 と尋ねると、岡村は、即座に「宗教だ」と答えた。

 ベトナム戦争や中東の激戦地を、砲弾の降り注ぐなかで取材して歩いた岡村昭彦の総括的結論が「宗教」だった。
 これは重い言葉だった。半世紀近くを経て、私は、世界史における流動性の本質を考える上で、「何が世界を動かしているのか?」という問いに対し、やはり「宗教」それも「旧約聖書である」と答えることにしている。

 私が当時、信奉していたマルクス主義、唯物弁証法は「存在が意識を規定する」を絶対不動の社会原理として示していたから、この理論からすれば、世界を動かすのは「経済」、つまり物質的豊かさを求める人々の葛藤であると考えねばならなかったのだが、戦場を駆け巡った岡村の直観は、人間社会における宗教による意思を歴史の動力であると示したのだ。

 トランプがアメリカ大統領でいられる最大の理由=力は、アメリカにおける「福音派」と呼ばれるキリスト教勢力の存在である。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E9%9F%B3%E6%B4%BE

 2011年現在、全世界のキリスト教徒のうち13.1%が福音派とされ、2004年現在、アメリカ合衆国の全人口の26.3%が福音派であり、22%がカトリック、16%がプロテスタントであると上のリンクに記載されている。
 つまりアメリカ最大の宗派であり、共和党の支持母体であることが知られている。トランプの予想外の当選も、福音派の総力を挙げた応援が理由だった。

 昔から、ずいぶん保守的な思想で固められていて、「キリスト教原理主義」と評されることもある。  https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E6%95%99%E6%A0%B9%E6%9C%AC%E4%B8%BB%E7%BE%A9

 ニクソン大統領を焚きつけてベトナム戦争で大規模な北爆を後押ししたことでも知られるし、現在、アメリカの一部州では強姦されて妊娠した胎児でも、堕胎をすれば医師と妊婦ともに重罪になる法案が福音派の運動によって通ったばかりで、まるでイスラム教原理主義に対抗するかのように、過激な人権否定主義に走っている。
  https://www.bbc.com/japanese/48277708

 https://toyokeizai.net/articles/-/282862

 これはアラバマ州だが、米最高裁の判事は、トランプ政権によって保守強硬派が多数を占めるようになっったので、この堕胎禁止令が米全土に拡大するのも時間の問題であろう。

 アメリカという国は、建国当初から、原理主義的なキリスト教徒が支配する国であった。
 メイフラワー号に乗って新天地に移住した欧州清教徒=ピューリタンたちの本当の正体は、実は、欧州で反ユダヤ運動による「ボグロム」=大殺戮の恐怖から逃れようとした「キリスト教徒のフリをしたユダヤ教徒」であったと指摘されている。
 https://inri.client.jp/hexagon/floorA4F_ha/a4fhc100.html

 http://www.kanekashi.com/blog/2017/10/5492.html
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%80%E3%83%A4%E7%B3%BB%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E4%BA%BA

 そういう視点でアメリカ史を見ると、建国から一貫してアメリカの支配権を確保してきた保守系アメリカ人の大半が、実はユダヤ教徒ではないかという疑いさえ芽生える。
 プロテスタントを名乗るモルモン教とかエホバ派でさえ、その教義は旧約聖書の原理主義に近く、よくよく調べてみればユダヤ教と言っても差し支えない内容である。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%AB%E6%97%A5%E8%81%96%E5%BE%92%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E6%95%99%E4%BC%9A

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%9B%E3%83%90%E3%81%AE%E8%A8%BC%E4%BA%BA

 もちろん福音派の教義も、明らかに新約聖書より旧約聖書を重視していて、戒律重視主義であり、これもプロテスタントではなくユダヤ教・律法主義に近いものである。
 したがって、アメリカの思想的背景として君臨し続けてきた福音派キリスト教は、イエスキリストのように人間愛を説いて人を許す前に、旧約聖書におけるレビ記に描かれた懲罰殺人を推進する勢力になっていて、アメリカにおける戦争や死刑制度、あるいは原爆投下にいたるまで、実は旧約聖書の解釈による正当化が主流になっている。
 https://www.biblegateway.com/passage/?search=%E3%83%AC%E3%83%93%E8%A8%98+20&version=JLB

 トランプは大統領に就任してから、際だった親イスラエル政策を次々に実現している。
 https://www.asahi.com/articles/ASL585D55L58UHBI027.html

 米大使館のエルサレム移転まで実現し、とうとう、アメリカ大統領として「嘆きの壁」まで参拝することで、イスラエルに対し、永遠の連帯を表明した。
 次に行うのは、エルサレム第三神殿の建立支援ではないかと囁かれているが、これは、イスラム聖地の破壊を伴うことから、やれば必ず第三次世界大戦を引き起こすとも言われている。

 そこでトランプは、福音派どころか、本当は完全なるユダヤ教徒ではないかとの噂が強まってきた。
 https://toyokeizai.net/articles/-/173824

 実は、本当の「ユダヤ人=ユダヤ教徒」の定義は、「母方の血胤」であって、父系ではないため、表向きの相続関係では分からない。「母の血を継ぐ」というユダヤ人の定義を調べるのは困難であって、したがって「隠れユダヤ人」という一群の人々が登場することになる。
 例えば、オバマ前大統領もスエーデン人の母が、チェイニー元副大統領の親戚のユダヤ人なので、ユダヤ人ということになる。
 https://plaza.rakuten.co.jp/realityofusa/diary/200912260000/

 トランプも表向きの系図からユダヤ人であるかを知るのは困難だが、大統領就任後の行動は、文句のないユダヤ教徒である。娘婿のクシュナーも敬虔なユダヤ教として知られていて、イバンカもユダヤ教に改宗している。

 福音派の別名は、クリスチャンシオニストである。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%82%AA%E3%83%8B%E3%82%BA%E3%83%A0

 上のリンクに書かれているように、最大の教義は、アブラハムの行った神との契約を守るということであり、旧約聖書に描かれた「シオンの地に帰還」する契約を実現することである。
 だから理不尽な、パレスチナ先住民への弾圧、権利破壊をアメリカが率先して支援してきたのである。
 つまり、福音派はユダヤ教徒シオニストと100%同じと断言してもよい。なんで、福音派がユダヤ教を名乗らないのか不思議なほどだ。

 以上の背景から、中国との経済戦争を俯瞰してみると……。

 中国に対する、徹底的ともいえる憎悪に満ちた経済弾圧の本当の理由は何か? それは4400万人(一説によれば7000万人)といわれる中国キリスト教徒への残酷な弾圧の現実である。

 https://www.nhk.or.jp/kokusaihoudou/archive/2019/01/0116.html

 https://www.nicovideo.jp/watch/so27443332

 https://blog.goo.ne.jp/jiuhime007/e/d46d3eb9de3babf710c7911bc5f47285

 https://www.epochtimes.jp/2018/09/36159.html

 中国国内にも福音派系列の教会も多く、アメリカ人にとって実感の薄い法輪功への臓器強奪弾圧よりも、2018年に、キリスト教会の強制取り壊しが習近平政権によって大規模に行われたことへのショックの方が大きい。
 ここで、「習近平憎し」の感情的共有が大規模に成立したのである。

 現在の米中貿易戦争の焦点は、ファーウェイによる5G戦略の封じ込めが争点になっていると報道されているのだが、実は、本当の理由は、習近平がキリスト教弾圧を行ったことが原因である可能性が高いのだ。
 以下は、昨年末、中国内キリスト教信者が数百名も行方不明になっているとの報道だが、これも、法輪功同様、施設に収容されて臓器の摘出売買施設に送られて殺害され、中国共産党幹部の利権に寄与した可能性が高い。
 https://www.youtube.com/watch?v=qAgSzmJK1E0

 このニュースが、アメリカのキリスト教徒たちを決定的に立ち上がらせた可能性が大きいと私は思う。福音派だけでなく、すべての宗派を含んでだ。
 宗教的なアイデンティティは、イスラムにおける「ジハード=聖戦義務」がそうであるように、ときには戦争の直接の原動力になってしまう。

 https://www.youtube.com/watch?v=okn3vhkm4co

 正直、5G利権をファーウェイから剥奪するというトランプ政権の方針は、アメリカ国民にとって馴染みの薄い問題で、なぜなら、すでにアメリカの下層大衆は、中国の安価商品によって生活の大部分を依存するようになってしまっているからである。
 これに25%関税をかければ、それはアメリカ下層大衆の必需物資を極端に値上げさせ、生活に打撃を与えることになり、トランプ政権の方針は歓迎されない。

 しかし、習近平政権がキリスト教会を中国全土で破壊したというニュースは、もの凄いインパクトを持ってアメリカの下層大衆を刺激している。
 「こんなことをする習近平政権は地球から追放すべきだ」という具体的な世論が拡大しているのだ。

 つまり、世界の政治的現実は、実は宗教的問題によって大きく規定されている。
 トランプの活動は、トランプ個人の思いつきよりも、背後の福音派の政治的利害に規定されていて、またユダヤ教徒の利害に規定されている。
 中国が、キリスト経への弾圧をやめない限り、もはや米中戦争は避けられないかもしれない。

 当座は、表向きレアアースの資源戦争という形をとるが、これも中国の敗北は確実なので、最後には、南シナ海や東シナ海で軍事的衝突が始まるに違いない。
 中国が他国との争いで、戦争にまで進まなかったことは一度もない。

 そして、中国は、建国以来の経済破綻に堕とされる。こうなると、落としどころとしては、中国国家の分割(例えば8地区)と独立ということになるかもしれない。


http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-766.html  

2. 中川隆[-9316] koaQ7Jey 2019年6月23日 20:51:15 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3173] 報告

回心者ブッシュの演説に聞き入る「十字軍」兵士達


アメリカには「ポーン・アゲン」を なのり、そう呼ばれる人びとがいる。 人生の道半ばで、神に、キリスト に、聖書に出会い、キリスト教徒として新しく生まれ変わった人びとであ る。改宗ではなくて、回心と再生を誓う、プロテスタント教会のなかの行動的な一派である。

◆40歳にして「回心再生」

ブッシュニ世はボーン・アゲンのひ とりになった。飲酒にふけって、安易な生活を送っていたのが、名高い伝道師の説教を聞いてからは、四十歳にして酒を断ち、回心再生の人となった。

朝は祈りと聖書の読誦にはじまり、閣議も祈りではじまる。

演説には聖書 のことばがちりばめられている。

「アメリカに昧方しないやつは敵だ」というブッシュニ世の人物を特色づける発言も聖書からでている。

「わたしの側に立たない者はわたしに逆らう者、わたしと共に集めない者は散らす者である」


神仏の信仰を問わず、ボーン・アゲ ンの宗教体験をもつ人びとのおおく は、個人の内面の間題として回心をうけとめている。

ところが、アメリカの 「生まれ変わり」は異様に猛烈である。かれらは公の場で回心の体験を声高 に語って、人間は罪を負って生まれた存在であるから回心しなさい、改俊しなさいと、説得と折伏の活動に訴えることを神に奉仕する使命と信じている。

その特徴は徹底した二元論である。人間は神に選ばれて救われる者と、救われない者に分かれている。回心者に は永遠の平和、福音に耳ふさぐ者は悪魔の子で永遠の地獄が待っている。

善と悪、神と悪魔、味方と敵、白と黒、光と闇が現世を二分して戦っているという論理を用いて、迷える小羊に選択をせまるのである。

原理主義(ファンダメンタリズム) はイスラムの 「専売」のように思われているが、この 言葉と運動は はじめて一九 二〇年代アメ リカの白人プロテスタントの環境からうまれた。

ボーン・アゲンは原理主義の三つの 教条を継承している。

聖書に書かれてあることはすべて神の言葉であって、解釈や考証はゆるされない。

人間は神によってつくられた被造物で、サルから進化したなどという「妄説」はゆるされない。

やがてキ リストがこの世に再臨して至福の千年 が始まるから、神への奉仕にいそしまなければならない。


◆悪魔うけいれる土壌

最近のギャラップ世論調査による と、アメリカ人の48%は神が人間をつ くったと信じ、28%が進化論に傾いている。そして、悪魔の存在を68%が信 じている。

テロリズムも「九・一一」の悲劇も、バグダッドに巣食う悪魔の仕業だ という圧倒的な政治宣伝がたやすくう けいれられる精神的土壌がそろっている。 プロテスタント教会の少数派であっ たボーン・アゲン原理主義と、帝国を夢みる新保守覇権主義の二つの特殊な 潮流と人脈が、アメリカ政治の中枢を乗とってしまった。

神の下なる道義の国アメリカの指揮 官ブッシュニ世は、「万軍の王の王、主の主」(ヨハネ黙示録)として、神の御業を実践する十字軍に立つのであ る。

しかし、利得の追求を宗教的熱狂で紛飾した十字軍は、中東のみならず、 世界の現状にひそむ限りない複雑さ と、そして、人間の惨害を無視して強行されるのだから、前途には、とほうもない魔の陥弊が待っている。


現在の狂ったアメリカ人の精神構造を探るには、アメリカを覆っているキリスト教原理主義的教義が分からないと理解できない。

回心再生と言ったって何のことか分からない。

回心再生して神に仕え、そうでない福音に耳を塞ぐ者たちを、悪魔の子として永遠の地獄に突き落とすことが、彼らの使命なのだ。


このようなキリスト教原理主義の教義が分かっていれば、ラムズフェルドの冷酷さも理解できる。

彼はアフガニスタンの戦場における、タリバン兵の捕虜達をクンドゥスに集め、爆撃して皆殺しにした。悪魔の子として地獄に突き落としたわけだ。

彼らにとっては異教徒は人間とはみなさないのだ。
http://www.asyura2.com/0304/bd25/msg/114.html


キリスト教原理主義

キリスト教原理主義の本質は、主に米国が過去に行った過失を正当化できるからこそ普及しているのであり、キリスト教よりもユダヤ教の亜種に近い性質を帯びている。

プロテスタントといえば、多くの日本人はルター派とカルバン派しか思いつかないだろうが、英米のプロテスタントの多くは、英国国教会の亜種である。

英国国教会は、設立当初から血塗られている。
ローマ教会が離婚を許さないのを理由に、ローマ教会を離脱して英国王が首長となる教会を設立したのであるが、そのヘンリー8世は6人の妻を持ち、2番目の妻アン・ブーリンと5番目の妻キャサリン・ハワードを姦通罪で処刑している。6人のうち死別は3番目の妻ジェーン・シーモアのみである。
英国国教会の成立には、ローマ教会を通して仏の影響力を廃したかったのもあるだろう。アビニョン捕囚(1309〜77)の影響でフランスはローマ教会への影響力を強化していた。

また、ローマ教会自体が各国の王の上に己の存在を置く状態であり、英国内の反発があるからこそ、英国国教会は存続したのだろう。
つまり、設立自体が、エゴイズムとナショナリズムが動機である。
そのため、エリザベス一世時代に英国国教会から清教徒が反発して分離するのだが、彼らがローマ教会へ戻らずに新しい諸派を建てていった理由も、ナショナリズムによるローマ教会への反発があった。

もちろん、当時のローマ教会は相当腐敗していたのも事実だ。
つまり、英米のプロテスタントの場合、ルター派とカルバン派ほど純粋な動機とは言い難い部分が元来強かったのである。


ローマ教会を離れた時に、教皇に替わる宗教的権威は、何になるか。

自派内のヒエラルキーの頂点である。
古い宗派の中で頂点を極めることは難しいが、新派を建てれば己自身が頂点になりうる可能性がある。

「英国人は六十の宗派を抱えているが、料理のソースは一つだ」というイタリアの諺があるほど、英米のプロテスタントは多数の派がある。
己が宗教的権威になりたいという我欲こそが、多数の派が存在する理由の最大の要因ではないかと憶測している。

一番の問題は、聖書無謬性という偏向なのだが、これはルター派が聖書中心主義を唱えた影響から英米のキリスト教原理主義に多い。
キリスト教において本来一番大切なのは、イエス=キリストの言葉であった筈だが、イエス=キリストの言葉と矛盾する見解を米国人が頻繁に出すのは、聖書無謬性の影響ではないかと思う。

聖書無謬性、というよりも、旧約聖書無謬性こそが、キリスト教原理主義の中心に存在するのではないか。

旧約聖書は、無謬どころか矛盾だらけだが、キリスト教原理主義で重要視されているのは、旧約聖書の内容とヨハネの黙示録なのである。
ヨハネの黙示録の諸派にとって都合の良い解釈することと、旧約の内容が、キリスト教原理主義の根本のようだ。
これでは、キリスト教というよりも、選民思想が極端に強いユダヤ教の亜種である。


まず、北米インディアンの土地を奪ったことについては、「アメリカは約束の地である」と説明する。

鉄砲隊に向かって「特攻」を続けた北米インディアンを、虐殺し続けるのに当たって、「北米インディアンは聖書に書かれていない。だから、あれらは人間ではない」と説明する。

奴隷貿易の中心は実は英国だったが、「黒人は聖書に書かれていない。だから、あれらは人間ではない」と同様に説明している。

聖書の無謬性という信仰を利用することによって、自分達のエゴイズムや貪欲な物欲、選民思想を合理化できるのだ。

どんな人間だとて、異民族でも多数の人間を無差別虐殺すれば、潜在的に罪悪感を感じるものである。
もちろん、本物の「見せかけだけの善人」ならば、潜在的にも罪悪感を感じないだろうが。
米国人の心に在った潜在的罪悪感や不安感を薄れさせ、自らの虐殺・軍事的及び経済的侵略を正当化するために、聖書無謬性は、実に利用価値の高い説なのである。

聖書無謬性は、選民思想を強化し、エゴイズムの発現と経済侵略を正当化する。
だから、英国は「死の商人」として長年成功できたのだろう。日本で有名なグラバーも、英国の武器商人である。

第二次世界大戦後、英国の国土は荒廃していた。
戦争の被害のない米国が「世界の中心」となったのは必然であるが、その世界の中心とは、「世界の武器工場」なのである。この情けない地位は、この先当分揺るぎそうにない。

人殺しで儲ける「商売」は、私は世界中で最も卑しい職業だと思う。
殺傷兵器を多数生産することにも、自己正当化と合理化が必ず必要になる。
「我々は、民主主義を世界に普及するために武器を製造しているのである」とか工場で合理化の言葉を言わなければ、現場の労働意欲が必ず低下していく筈だからだ。


米国で武器を多数製造しなくても、たくさんある別の産業に大半を転換すればいいだけの筈だ。日本は、戦後ちゃんとできたのだから。
だが、恐らく、最早不可能だろう。

なぜなら、米国は「民主的な豊かな社会」から「憎悪と恐怖の対象」「言論を弾圧する強国」へと変質して行っているからである。
報復を恐れて先制攻撃し、無差別攻撃するために、他国民の憎悪と怒りが増し、死を賭しても抵抗を表したいという人々をどんどん増やしているという、ごく当たり前の論理が、米国人には理解できないようだ。

恐らく、欧米人以外の人々を、無意識下で「人間」と認めていないからである。

世界中から恨まれ憎まれていることを、米国人の大半が9.11まで気づかずに済めたのは、エバンジェリカルが米国民が潜在的に持つ罪悪感や不安感を合理化し、選民思想を強化してくれているためである。

戦争があるたびに、米国内のエバンジェリカルは信者数を増していく。
今や、聖書無謬性を信じる米国人が半数以上なのではないか。

例え、神が言ったことが正しかったとしても、転記を続けた古代ユダヤ人が自分達に都合の良い内容に書き換えなかったと何故信じられるのかは、理解に苦しむ。
古代ユダヤ人の知っている世界しか書かれていないからといって、それ以外の土地に住むのは人間ではない、あるいは被差別民族だと信じられるのは、何故なのか。
「木を見る西洋人 森を見る東洋人」に従えば、西洋人の世界観があまりに単純だからと説明できるだろう。
そんなに、世の中、単純なわけなかろうが。
あらゆる物事は、複雑に絡み合っている。
人体の一部が悪くなれば、全体に影響が及ぶようにだ。

潜在的罪悪感を引きずるからこそ、米国は犯罪大国になったのではないか。


エバンジェリカルは「核戦争を待望する人びと―聖書根本主義派潜入記 朝日選書」によると、ヨハネの黙示録の「ゴグとマゴク」、つまりイスラエルに進攻して戦う二つの大国とは、ロシアと中国だと教えているそうだ。

信者を増やすために、「核戦争はすぐ来る」とエバンジェリカルが米国民の恐怖を煽れば煽るほど、「どうせ先はないんだから」と自暴自棄の心境に陥り、犯罪に走る者は増えていったのだろう。

潜在的罪悪感や不安感は、潜在的犯罪者を増加させていき、米国民の人心を荒廃させて行ったのである。

「人のふり見て我がふり直せ」と言う。
経団連が武器輸出を求めた結果、内閣が勝手に、当座米国にのみミサイルを輸出することに決めてしまったが、これは米国の轍を踏むことになるだろう。
潜在的罪悪感を合理化する装置としての宗教は、日本において国家神道と靖国である。

次第に国粋主義者が再度増えて行っている現状を、よく考えてほしい。
米国の事実上支配下に入っている日本では、精神的には戦後の混乱が続いたままなのである。
恐らく、潜在的罪悪感や社会の矛盾を合理化するために、日本人の多数が、再び自発的に国家神道と靖国に縋り始めたのである。

それを否定する者に対して、「非国民」扱いが始まっている。
戦後の精神的混乱を「日教組の偏向が」等とする、安易な合理化を続けているようでは、昭和初期と同じ状況を自ら作り出してしまうだろう。

そして、潜在的罪悪感と社会の矛盾を合理化するのに、靖国では駄目だと考える人々が新・新興宗教に縋っていくのである。
この状況が長く続けば、オウムのような極端な教義を必要とする人々が増えていくはずだ。

武器輸出は、第二・第三のオウムを作り出し、アーレフを強化する。
エゴイズム、利己主義と物質主義、利益優先主義、選民思想などの、「アメリカナイゼーション」が「グローバリズム」の名で一層進行していけば、犯罪発生率が増加するのは当然である。


物事は連鎖していると考えるのは、東洋的発想らしいが、過去の清算が充分に済まないならば、潜在的罪悪感や不安感が、国を誤った方向へと導くのは避けがたいだろう。

良い商品を世界に供給するのを止めて、死の商人への道を進むのが、日本国の将来のために素晴らしいことと思いますか。
経済的論理のみを追求すれば、犯罪発生率は高まり、要人暗殺や報道機関への武力攻撃等の右翼テロが頻発する時代をもたらすだろう。
その先にあるのは、五‐一五事件(1932年犬養毅首相暗殺)、二‐二六事件(1936年陸軍クーデター)のような時代が来るだろう。

貴方は、奥田経団連会長や小泉首相が、そういうことまで考えて武器輸出を決めたと思いますか。

重要案件が国会の議決を経ないで決まる事態は、民主主義の形骸化の進行です。
「誰がなっても変らない」と賢しらに言う人々が多数日本にはいますが、本来、日本の未来を選ぶのは、国民の一票の筈です。
貴方は、どんな未来を選びたいと考えていますか?
何もせずに他人(政治家や官僚)のせいにするというのも、一つの選択であり、その選択に相応しい未来が待っているはずです。


【福音派】聖書の外典・偽書と「聖書の絶対不可謬性」

キリスト教史の中で、旧約聖書が正式に聖典の扱いを受けるようになった歴史は意外に浅く、トリエント公会議(1545)の時である。
2世紀には既に旧約聖書を認めない派が存在し、それに反対するためにも4世紀に聖書のラテン語訳が始まり、397年「正典」が一応決まった。

特に、ヨハネの黙示録を新約に残すかどうかで、随分揉めたらしい。
東方正教会は、長く認めていなかったという。

1世紀末に書かれたもので、「ヨハネによる福音書」「ヨハネの手紙」の著者とは別人が書いているが、今でも諸説あり、作者が福音書作者でないと文献学等で否定されていることを聞くと激怒する宗派もあるらしい。

どの文書が聖書として認められるべきか否かで、長く揉めて来た歴史というのは、大抵の宗教にあることだ。例えば、「北伝仏教の経典の多数は偽書である」という研究もある(「梅原猛の授業 仏教」をご参照下さい)

そんな歴史があるのに、特に、キリスト教原理主義者達を中心に「聖書の絶対不可謬性」を固く信じているキリスト教徒が結構いるのだそうだ。

聖書の中には、これを聖書に含めるかで揉めた文書があるという歴史等を、清教徒は全く知らなかったらしい。そのため、アメリカを中心に「聖書の絶対不可謬性」という、珍奇な教義をもつ教団が多いのだそうだ。

しかも、彼らが「間違いがない」と主張するのは、大抵、本来は聖典ではなかった旧約聖書のほうで、新約と違って間違いだらけの書物だ。
281投稿者:狂ったアメリカ人の精神構造  投稿日:2007年06月10日(日) 08時50分55秒


旧約聖書は盲信されると、世界の迷惑になる話が多すぎるのだ。

聖書と言っても旧約聖書は、基本的に泊付けのために導入されたものであり、どう考えても新約聖書の「神」と矛盾している。
旧約聖書の「神」は、所詮民族宗教の神なので、イエスと違い、人を幸福にすることのない神なのだ。

その「神」とイエスが三位一体であると言ったものだから、それから、キリスト教の神は相当残虐な「神」に変化し、教会の教えも残虐なものに変質してしまったのかもしれない。

ローマカトリックが新教の発生と共に今までの教会のあり方を見直して現在に至るのと対照的に、「自分達こそ、(旧教の輩と違って)汚れなき者である」と主張し続けて来た人々は、随分人殺しが好きな人々になっていき、全く自分達の行動を振り返ろうとはしない。

「神に選ばれた」とか「(自分達だけは)清浄なるものである」とか、「アメリカは『神の国』である」とか言うのは、明らかな(誇大)妄想である。
民族宗教の神ならともかく、キリスト教の神が、そんなに驕り高ぶり尊大で、「自分達は選ばれているから何をやっても許される」といった論理で他国民を無差別虐殺するような信者を、そんなに高く評価するだろうか。

「汝の敵のために祈れ」と言った神がだ。

聖書を書き記したのは所詮古代ユダヤ人であり、聖書の中にサハラ以南の黒人、インド以東のアジア人、北米南米・オーストラリア・ミクロネシアの現地人の存在が書かれていないのは、単に、当時の古代ユダヤ人の知識が足らなかっただけである。


ところが、「聖書の絶対不可謬性」を盲信する人々は、聖書に出て来ない人々を「人間として認めてはならない」という、見解になりがちだ。

清教徒が最初にこの考え方を米国に伝え、英国の清教徒が奴隷貿易を擁護した。自分達は清い名を名乗り、その行動は実に血なまぐさい。

聖書が誤っていることを認めぬ代わりに、世界や現実のほうを自分達の信念に合わせようとすると、随分多数の人々の人権を侵害し、戦争を次々起こし、多数の国を弱体化させ、...たくさんの異教徒をアジア・アフリカ・南北アメリカで殺さなければならない。
実際に、合わせようと今まで努力してきたのが、アメリカ合衆国という国の「裏の歴史」ではないのだろうか。

「キリスト教原理主義のアメリカ」(p.94)では、「聖書の絶対不可謬性」を信じる信者の割合を表示している。

 ユニタリアン・ユニバーサリスト        6%
 統一キリスト教会              12%
 アメリカン・福音ルーテル教会        21%
 エビスコーパル・チャーチ(聖公会)     22%
 統一長老派教会               25%
 統一メソディスト教会            34%
 エホヴァの証人               51%
 チャーチ・オブ・クライスト         55%
 サザン・バプティスト会議          58%
 チャーチ・オブ・ナザレン          58%
 アセンプリーズ・オブ・ゴッド        65%
 ユナイテッド・ペンテコスタイル・チャーチ  69%
 チャーチ・オブ・ゴッド           80%
http://hoffnungenlied.cocolog-nifty.com/kaizen/cat1966234/index.html


「敵を妥協せず徹底的に叩く」というアメリカの精神的背景について
http://www.kanekashi.com/blog/2017/10/5503.html
アメリカに移住したピューリタンは、「キリスト教原理主義」を貫いて、「エルサレムの建国」を「マニフェスト・デスティニー(明白なる使命)」として、西部開拓(実際は先住民殺戮)を推し進めた。


この「キリスト教原理主義」の精神性が連綿と続いているという。

「キリスト教原理主義」は聖書(:福音)絶対であるのと同時に、選民思想であるという。これが他部族みな殺しを正当化させているとのこと。


元々、ヨーロッパ自体が

「古代・地中海周辺における皆殺し戦争の結果としての共同体の徹底破壊」
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=330205

により、選民思想も登場してきているという背景があります。


ヨーロッパは、17世紀中頃に徹底殺戮の宗教戦争(:「神」と「悪魔」の戦い)をやめる条約を取り交わしました。しかし、アメリカ(に渡った移民)はその後も長きにわたって、みな殺しの殺戮を繰り広げてきたことが、今尚「敵を妥協せず徹底的に叩く」という精神性に繋がっているのだと思います。


以下、

『世界を操るグローバリズムの洗脳を解く(馬渕睦夫著)
https://www.amazon.co.jp/%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%82%92%E6%93%8D%E3%82%8B%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%AA%E3%82%BA%E3%83%A0%E3%81%AE%E6%B4%97%E8%84%B3%E3%82%92%E8%A7%A3%E3%81%8F-%E9%A6%AC%E6%B8%95%E7%9D%A6%E5%A4%AB/dp/4908117144


からの紹介です。

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■アメリカを新しいエルサレムの地にする

イギリスでピューリタン革命が起こる前、宗教的な迫害を受けたピューリタンの一部の人たちは、新天地を求めてイギリスからアメリカ大陸に向いました。1620年にピルグルム・ファーザーズがメイフラワー号でアメリカに渡ったのです。

ピューリタン(清教徒)というのは、purity(純水、清浄)という言葉から来たものですが、文字通り、宗教的な純粋、純化を求めていた人たちです。


彼らは、当時のカソリックの腐敗した状況を見て、ルターの宗教改革をさらに徹底してやらなければいけないと考えました。

ある意味で、キリスト教の原理主義であり、相当極端な過激な思想であったと思われます。それゆえに、イギリス国内での迫害も強かったのでしょう。ピューリタンたちはイギリスで食い詰めた最下層の人たちだったという説もあります。


いずれにせよ、彼らの一部はイギリスを逃れてアメリカに移住しました。

彼らピューリタンは、司祭の言葉ではなく、聖書の言葉こそ神の言葉と考えて、聖書の言葉を忠実に実践しようとしました。そして「この地に自分たちにとってのエルサレムを建国しよう」と考えたのです。


ピューリタンたちは旧約聖書を重視しましたが、旧約聖書に忠実に従ったという点ではユダヤ人たちと考え方は同じです。

ユダヤ人は自分達を選民と考えていましたが、ピューリタンも自分達を現代の選民と考えて、アメリカという地をエルサレムにして、神の福音を世界に伝えようと考えました。これが「マニフェスト・デスティニー(明白なる使命)」と呼ばれるものです。建国の精神に立ち戻って考えれば、アメリカと言うのは宗教国家であることが分かります。

彼らは、神の福音を伝えることを使命と考えていましたから、それを妨害する勢力は皆敵と見なしました。その観点に立てば、先住民の殺戮も正当化されました。


そして神の福音を妨害する勢力を西へ、西へとなぎ倒していったのがフロンティア・スピリットです。フロンティア・スピリットは、ピューリタニズムと表裏一体です。

西へ、西へと進んでいって最終的にたどり着いたのがカリフォルニア。そこから先は海に遮られています。しかし、太平洋を越えて福音を伝えようと考え、アメリカはハワイ、フィリピンに進出し、さらに日本、中国にも福音を伝えようと考えました。

このように、アメリカのたどってきた歴史は、マニフェスト・デスティニーの歴史と考えると筋が通ります。


■宗教国家のアメリカには「妥協」がない

現代のアメリカには、ピューリタニズムの精神はもうほとんど残っていません。アメリカの国体はすっかり変わってしまいました。国体は変質してしまいましたが、彼らのマニフェスト・デスティニーの考え方は変わっていません。アメリカ的な発想を世界に普及させる、あるいは押し付けるというやり方を続けています。つまり、「アメリカン・ウェイ・オブ・ライフ」を世界に広げることが、一貫したアメリカの世界戦略です。


彼らは、「自分達は植民地主義者ではない。帝国主義者ではない」とずっと主張し続けていますが、実際の現象を見れば、遅れてきた帝国主義者の様相を呈しています。彼らは「門戸開放」という言葉を使いましたが、言い方を変えれば、「オレたちにも分け前をよこせ」という意味です。


神の福音を伝えることが目的であったにせよ」、「アメリカン・ウェイ・オブ・ライフ」を広げることが目的であったにせよ、実質的には帝国主義と同じです。


建国の経緯を見れば、アメリカと言う国の本質は宗教国家であることが見えてきます。宗教を広げることを理念としている以上、彼らに妥協というものはありません。その点を理解しておくことが重要です。宗教国家の側面は、アメリカの戦争のやり方にも影響しています。


ヨーロッパにおける戦争というのは、妥協が成立することがよくあります。17世紀に宗教戦争によって疲弊しきったヨーロッパ諸国は、1648年にウェストファリア条約を結んで宗教戦争を止めることを決めました。


宗教戦争というのは、「神」と「悪魔」の戦いですから、悪魔は徹底的に叩くほかなく、どちらかが破滅するまで行われます。続けていけば際限が無くなり、ヨーロッパ全体が破壊されてしまうため、宗教を理由とした戦争を止めるウェストファリア条約が結ばれました。


ウェストファリア条約以降は、ヨーロッパでは戦わずして対立が終わることもありましたし、話し合いによって妥協が成立することもありました。

アメリカの場合は、選民思想によるマニフェスト・デスティニーが根本にあるため、アメリカにとっての戦争は、いずれも宗教戦争的意味合いが濃く、彼らには妥協というものがありません。


第二次世界大戦においては、アメリカは日本を徹底的に攻撃して壊滅状態に追い込みました。その後の占領政策では日本の国体を徹底的に潰そうとしました。一切の妥協はありませんでした。それが宗教国家のやり方です。

今は、ピューリタニズムのアメリカ的な精神を持った人たちは、ほとんどいなくなりました。アメリカの国体が変質して、宗教国家の要素はなくなっていますが、妥協しないやり方は変わっていません。
http://www.kanekashi.com/blog/2017/10/5503.html

3. 中川隆[-8855] koaQ7Jey 2019年7月29日 05:46:09 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3864] 報告


東海アマブログ  キブツとヤマギシ会 2019年07月27日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-819.html


 もの凄く大切な共同体の話なのだが、残念なことに、私は、最近30年間の、いずれの情報もほとんど知らず、足を運ぶこともなかったので、ネットに上がっているブログなどからの推量で書くしかないという致命的弱点を抱えて書き進めてゆこう。

 いずれも、私の若い頃、今から40・50年も前には、若者たちの間ではキブツもヤマギシ会も極めて著名であり、社会全体の注視を浴びていたのだが、今の若者たちにこの名前を尋ねても99%は知らないと答えるだろう。
 いわゆる「共同体運動」に社会の関心が集まった理由は、当時、まだマルクス主義、社会主義が地球社会のなかの大きな比重を占め、キブツの原型ともなる、ソ連のコルホーズ、中国の人民公社などの悲惨な結末も見えておらず、幻滅もされていなかったからだろう。

 日本でも、ヤマギシ会以外に、たくさんの共同体志向運動が進められていた。
 武者小路実篤の「新しき村」は、すでに100年の歴史を持っている。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E3%81%97%E3%81%8D%E6%9D%91

 ヤマギシ巳代蔵が「ヤマギシ会」を創設したのは1953年で、これも67年もの歴史を持っている。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B8%E7%A6%8F%E4%BC%9A%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%82%AE%E3%82%B7%E4%BC%9A

 ちなみに、私は1970年代はじめに、新島淳良が代表を務めていたヤマギシ会の特別講習研鑽会に参加している。
 http://blog.livedoor.jp/hirukawamura/archives/2348506.html

 http://blog.livedoor.jp/hirukawamura/archives/2371533.html

 こうした世界的な共同体運動のハシリというか、最初の成功例がキブツであった。1909年に創始されたので、すでに110年の歴史を持っている。
 以下の文中に指摘されているとおり、現在では、当初の意図とはまるで異なる、共同体志向から外れた一般的な企業体に転身してしまっているものも多いようだ。
 しかし、イスラエルの世界的な水準の軍事企業などの多くがキブツから発展した企業体であるといわれ、今では、イスラエルの存在を支える最重要組織体といっても間違いではない。

 キブツとは何か? これはウィキの記述が、ずいぶんと詳しい。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%96%E3%83%84

 以下引用

 1909年、帝政ロシアの迫害を逃れた若いユダヤ人男女の一群がパレスチナに渡り、最初の共同村デガニアをガリラヤ湖南岸に設立したのがキブツの始まりである。

 彼らは、自分たちの国家建設の夢を実現させようと願って、生産的自力労働、集団責任、身分の平等、機会均等という4大原則に基づく集団生活を始め、土地を手に入れ、開墾していった。

 迫害のために世界各地からユダヤ人がこの地にやってくると共に、キブツの数や人口は増大し、学校、図書館、診療所、映画館、スポーツ施設などの建設も進められた。元来は農業が中心であったが、現在では工業や観光業も営み、独立した自治体的な側面も有している。当初、生活の全てが無料で保障されるとともに構成員の労働は無報酬であったが、現在では給与が支払われるようになっている。

 コルホーズ、人民公社など、他の国にも共同社会的な事業形態はあるが、イスラエルでキブツが果たしたほどの重要な役割を持った自発的な集産主義的共同体は、他にはない。イスラエルにおける彼らの重要性はイスラエルの建国にまで遡ることができ、また現在でも重要な存在である。

 社会主義とシオニズムが実際的な労働シオニズムの形で結合したキブツは、イスラエル独特の社会実験であり、歴史上最大の共同体運動の一つである。
 キブツは独立した農業経営がまだ現実的ではない時期に設立された。共同社会での必要性にかられて、あるいはユダヤ教的、社会主義的なイデオロギーに突き動かされ、キブツの構成員は全世界の興味を引きつける、共同社会的な生活様式を発達させた。

 キブツは数世代にわたり理想郷的な共同体であったが、現在のキブツの多くは、設立当初はキブツが全く異なる選択肢と考えていた資本家企業や普通の町とほとんど変わらない。

 キブツはイスラエルの人口比率からすると考えづらいほど多くの軍指導者、知識人、政治家を輩出している。
 たとえば、初代首相ダヴィド・ベン=グリオン、女性首相ゴルダ・メイアなど。また、キブツの構成員がイスラエル人口の4%にもかかわらずイスラエル議会で議席の15%を占めていたこともあった。
 キブツの人口はイスラエル全体の7%を超えたことがない。しかし、イスラエル人にとっても、外国人にとっても、他のどのような施設にもまして、キブツはイスラエルを象徴するものとなった。

 「キブツ運動」「キブツ産業協会」といった全国組織が活動している。キブツ運動などによると、282のキブツが存在し、17万人以上が暮らす(2016年時点)。1960〜1970年代には社会主義的な理想郷としてみなされ、日本を含む世界各地から若者が移住してきた。

 だが1980年代に多くのキブツが財政的な危機に陥り、1990年代には財産の私有と給与制、家族単位での子育てへと転換し、農業以外の分野での起業も広がった。一方で、住宅や財産を共有する昔ながらのキブツも45ある。

 点滴灌漑システムの世界最大手企業であるネタフィムのように、キブツで起業されて発展した会社も多い。イスラエルの食品最大手のツヌバ(英語版)はキブツとモシャブ(家族経営の農場が集まった村)が所有する協同組合で有名だったが、有限会社化後は2014年に中国の光明食品集団(英語版)に買収されている。パレスチナ問題をめぐり多くのイスラム諸国と対立するイスラエルは、食料自給率が9割を超えており、農業生産の約8割をキブツとモシャブが担っている。

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 引用以上

 上に記載された重要なポイントは、キブツが社会主義的な思想運動の性格を持っていたということと同時に、ユダヤ教シオニズムとも融合していたことだ。

 シオニズムというのが、現代歴史を動かす根底にある極めて重大な要素であることを知る者は少ないが、トランプ大統領も、イスラエルという国家そのものも、シオニズムを理解しなければ思想的全体像を把握するのは困難である。
 アメリカ人の4人に1人は、福音派と呼ばれる、クリスチャンシオニズムを支持していることを知っていれば、アメリカとイスラエルが運命共同体として世界史に君臨してきた真実を理解できよう。

 まずは、シオニズムとは何か? を理解しなければ、世界史がまるで見えてこない。
 https://www.y-history.net/appendix/wh1503-148.html

 https://synodos.jp/international/17133

 http://www.uraken.net/rekishi/reki-sekai007.html

 旧約聖書のなかに、失われたユダヤ人、(@2700年前にアッシリアによって追放されたユダヤ10支族、A2000年前に、ローマ帝国によって逃散させられたユダヤ2部族)は、「シオンの地=約束の地」に帰還が約束されていると書かれている。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%84%E6%9D%9F%E3%81%AE%E5%9C%B0

 以下引用

 ヘブライ語聖書に記された、神がイスラエルの民に与えると約束した土地。
 この約束は、アブラハムに最初に与えられ(創世記15:18-21)、次いでその息子イサクに、さらにイサクの息子でアブラハムの孫であるヤコブにも与えられた(創世記28:13)。

 約束の地は、「エジプトの川」からユーフラテス川までの領域とされ(創世記15:18-21、出エジプト記23:31)、出エジプトの後、約束をされた者の子孫に与えられるとされた(申命記1:8)。
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 アブラハムの子孫、ユダヤ人には、神と契約した「シオンの地=約束の地」が与えられる。というのがシオニズムの基本教義であり、これが旧約聖書を信奉するユダヤ教徒と、福音派などのキリスト教団の原理的な啓示であって、実は、世界史の根底には、この啓示が巨大に横たわっている事実を知らないと、西洋史を理解することなどできない。
 キブツも、この啓示を頼りに、パレスチナに移住した人々が創始したのだ。

 だが、シオニズムには、大きな問題がいくつかある。
 @ アブラハムが契約した神とは、ルシファー(サタン)であった可能性
 A セム族のアブラハムは、実はコーカソイドでなく、バスク人のようなモンゴロイドに近い民族であったので、今の「ユダヤ人」とは人種がまるで異なる。
 理由は奈良時代に、ハザール国がユダヤ教に改宗したとき、彼らの多くがイスラエルに移住して混血し、それをアシュケナージと呼んでいる。本当のユダヤ人は、イエス・キリストも含めてモンゴロイドである。
 kirisuto1.jpg
 
B シオニストたちが、シオンの地=パレスチナの先住民を暴力で追放して、強奪したのだが、そのパレスチナ人こそ、本当のユダヤ人である可能性が高いこと。

 キブツは、本当のユダヤ人ではないアシュケナージ=コーカソイド系のハザール人末裔が、ユダヤ人の扱いを受けて欧州全域で、ボグロムという深刻な迫害を受け続け、安住の土地を求め、「シオニズム=神の啓示」を頼りに、パレスチナに移住し、共同体として創始されたものである。

 以下は、イスラエル大使館の制作した公式見解としてのキブツ史である。
 https://embassies.gov.il/tokyo/AboutIsrael/People/Pages/%E3%82%AD%E3%83%96%E3%83%84%20%E3%83%BC%20%E7%94%9F%E6%B4%BB%E5%85%B1%E5%90%8C%E4%BD%93.aspx

 これは、右翼的立場の日本人による視察報告
 https://ameblo.jp/jinkamiya/entry-12329985801.html

 1948年前後に、ナチズムの残酷な迫害を受けた欧州ユダヤ人たちが、続々と安全な新天地であるパレスチナに移住し、とうとうシオニズムの啓示を頼りに、イスラエル国家を建国した。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A8%E3%83%AB

 実は、近年、ナチズム・ホローコストは、陰謀的なシオニストが、欧州で経済的に恵まれ高い地位に安住してきたユダヤ人たちを、大虐殺の恐怖で無理やりシオンに連れ帰るための謀略であったとの報告が相次いでいる。
 https://satehate.exblog.jp/12068047/

 建国までのキブツ移住者は、平和的な立場で、先住民との金銭的な交渉によって土地を確保してきたのだが、建国後、数十万人もの事実上のユダヤ難民が雪崩を打って移住してきたことで、平和的な交渉ではなく、 国家と武装の威力に頼った暴力的な領土侵略を行うことになり、世界中の非難を浴びて、周辺諸国との戦争も度々起こった。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/Category:%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%81%AE%E6%88%A6%E4%BA%89

 こんななかで、キブツも、イスラエルの強力な国家主義に呑み込まれ、その部品として機能させられるように変質していった。
 農業主体だったキブツは、軍需産業の工場として機能させられ、独立した軍事企業体へと発展したものも多い。
 農地を開墾する道具の代わりに、彼らは機関銃を製造しはじめ、やがてミサイルを製造するまでになった。
 https://www.asahi.com/articles/ASL8M6VMKL8MUHBI019.html

 こうしたキブツの変身は、これからの共同体を考えるうえで、極めて重要な視点である。キブツの高度に効率化された農業スタイルは、そのまま軍事企業に容易に変身しうるものだったのである。
 我々は、ヤマギシ会がキブツと同じように、軍事企業に変身する可能性だって考慮にいれなければならないのだ。
 馬鹿なと思う人がいるかもしれないが、私は、ヤマギシ会トップが、最高級ベンツで移動する姿を目撃して、将来の変身を予想するしかなかった。

 これから、我々が、窮乏を助け合って乗り切るための共同体を生み出したとして、その苦労を想像するよりも、成功によって、組織が「連帯」を大切にするよりも「効率」に特化してゆき、キブツのような変質に向かうことを、今のうちに警戒しなければならないように思う。

 有能な若い男女が、十数名も共同体を結成したなら、よほどの問題がない限り、恐ろしく効率的な急成長を遂げることが明らかだ。
 政府や支配者は、共同体の恐ろしさを熟知しているから、これまで若者たちが連帯しないように孤立化させる競争主義を洗脳してきたのである。
 ヤマギシ会を大本教団のように弾圧した理由も、共同体組織の威力を削ぐ目的だったとしか考えられない。
 
 今、自民党政権の超下劣な、金持ちへの利益誘導によって、底辺の大衆は窮乏し、共同化して乗り切るしかない状況なのだが、これが、政府にとって、どれほど恐ろしい結果を招くのか、ほとんどの関係者が理解していないようだ。
 日本社会のあらゆる資産を大企業と大金持ちに貢いで、大衆を貧困地獄に貶めたのはいいが、その大衆が、キブツやヤマギシのような共同性を獲得して、組織の威力を身につけたとき何が起きるのか?

 キブツの場合は、旧約聖書に示された「神の約束した土地に還る」という宗教的目標が鮮明だったので、人々は迷いのない生活に没頭し、もの凄いスピードで、農業を効率化し、イスラエルを強大な国家へと変身させた。
 日本の場合は、シオニズムのような宗教性はないのだが、山本太郎のような求心力と、具体的な「人間解放」の思想性を提示できれば、目標を見失って彷徨っている若者たちも、一心不乱に共同体事業に取り組めるのではないかと考えている。

 私の提示するスローガンは、「人間解放」である。
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-819.html

4. 中川隆[-14832] koaQ7Jey 2020年1月05日 16:40:41 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-1826] 報告
旧約聖書・創世記「約束の地」は、陰謀論ではない 2020年01月05日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-987.html


 今から半世紀近い前、私は、吉祥寺の物部長興邸で行われた、ベトナムやパレスチナで取材を重ねて帰国したばかりの岡村昭彦講演会に参加した。

 このとき、私は岡村に質問した。
 「世界を動かす原動力は、唯物論でいうところの物質的下部構造なのか、それとも、思念思想なのか?」

 当時、マルクス主義に洗脳されていた私は、当然、「存在が意識を規定する」つまり、「物質的下部構造が世界の原動力である」との回答を期待したのだが、岡村の答えは違っていた。 

「世界を動かしているのは宗教だ」
 と、岡村昭彦はきっぱりと答えた。

 以来、半世紀を経て、私自身も、岡村と同じような結論に達している。
 世界を動かしているのは、宗教、それも旧約聖書である……と。
 旧約聖書というのは、「旧訳」ではなく「旧約=旧い契約」という意味なのだ。
 すなわち、今から4000年前に、アブラハムが人類を代表して、「モリヤの神」と契約を行った内容を示しているのである。

 そのなか、創世記15章に、アブラハムの子孫に与えられた「約束の地」が書かれている。
  https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%84%E6%9D%9F%E3%81%AE%E5%9C%B0

 創世記15章
 https://ja.wikisource.org/wiki/%E5%89%B5%E4%B8%96%E8%A8%98(%E5%8F%A3%E8%AA%9E%E8%A8%B3)#15:18

その日、主はアブラムと契約を結んで言われた、「わたしはこの地をあなたの子孫に与える。エジプトの川から、かの大川ユフラテまで。
すなわちケニびと、ケニジびと、カドモニびと、
ヘテびと、ペリジびと、レパイムびと、
アモリびと、カナンびと、ギルガシびと、エブスびとの地を与える」。
*************************************************************************

 「エジプトの川」とは、もちろんナイル川のことで、ユフラテとは「ユーフラテス川」のことである。
 昨日のブログから、転載しておく。
 


 上の太い赤線(上がユーフラテ、下がナイル)に挟まれた、黄色いマルが「約束の地」を示している。
 そこで、読者に、もう一度、この付近の地名を、じっくり確認願いたい。
 アレッポ・アルビール・ダマスカス・バクダッド……
 この地名が記憶のどこにも存在しないとは言わせない。いずれも、過去十数年の中東戦争の大殺戮が起きた激戦地ばかりであり、イスラム国という得体の知れない組織が登場し、恐ろしいほどの残酷な殺戮が起きて、住民たち数百万人が自分の生まれた土地を見限って、欧州に向かって難民として押し寄せているのである。
 ただし、創世記に「約束の地を与える」と指名された、カナン人=セム語族・レバノン人などの国は平和が保たれている。

 毎日のように、どこかで自爆テロが起きて、大量の死傷者が出ている、ここは、地球上でもっとも危険な土地である。
 この土地こそが、「ユダヤ人に約束された地」である。

 しかし、先住民は、2000年以上をここで過ごしてきたシリアやイラク、レバノン、ヨルダンのアラブ人たちである。
 いかにイスラエルが、この土地の旧約聖書における権利を主張しても、尋常の手段で、住民がいなくなることはありえない。
 だが、今、ここの住民たちは、先を争って、この土地から離れようとしている。

 なぜなのか? その大きな要因は、奇っ怪なイスラム国を(ISIL)名乗る集団による、この世の者とも思えないほどの残虐行為であり、想像を超える米軍による大虐殺であった。

 そのイスラム国の最高指導者と称するバクダッディを、昨年、アメリカが殺害したと世界に報告した。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%96%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%90%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%AB%EF%BC%9D%E3%83%90%E3%82%B0%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC

 IS指導者がシリアで死亡とトランプ氏 「米軍の強襲で」
 https://www.bbc.com/japanese/50204203

 このバクダッディの写真は、同一人物ではなく、複数の人物による写真だともいわれるが、2019年10月に殺害したと米軍が発表し、なぜか、遺体は保存せず、ビンラディンと同じく、すぐに「水葬」に付して消してしまったそうだ。

 そもそも、イスラム国(ISIL)が中東に登場して、残虐行為を働き始めたのは、2013年頃である。バクダッディは、最初から指導者を標榜していたが、なぜか、アメリカは彼を捕獲しようとせず、やりたい放題やらせていた。
 それが、昨年10月になって、アメリカは突然、バクダティを捕捉殺害したと主張した。

 それほど、イスラム国は、アメリカにとって壊滅に6年間も要する組織だったのか?
 バクダティは、アメリカの巨大な探索網から6年間も逃げおおせるほど厄介な敵だったのか?

 これを書いている二日前の1月3日、アメリカはイランのソレイマニ司令官の殺害を公表した。
 https://www.afpbb.com/articles/-/3262018

 殺害のプロセスは詳しく報道されている。
 https://wedge.ismedia.jp/articles/-/18319

 【ソレイマニ司令官がシリアからバグダッド国際空港に到着した際、イラク当局者は迎えに出ておらず、車には同乗していないことがほぼ確認された。賽は投げられた。米特殊作戦軍のドローン「リーパー」(死神)が司令官や「カタエブ・ヒズボラ」の指導者が乗った2台の車列にミサイルを発射した。燃え上がる車の残骸の中に血塗られた手がのぞき、金と赤い石の指輪が見えた。ソレイマニ司令官が愛用していた指輪とされる】
 引用以上

 これがアメリカ軍なのだ。米軍やCIAの手にかかれば、解像度数センチといわれる軍事偵察衛星や無人偵察機の画像解析から、地球上の誰でも、わずか数時間で捕捉され、殺害されるのである。
 また、あらゆる情報収集体制があり、イスラム国内部にも、たくさんの内通者を作っていたのは確実であり、バクダディを殺害すると決めれば、数時間もあれば殺すことができるのがアメリカである。
 それが6年間も、なすがままにさせた。

 この理由について、私は、何度もブログに書いてきた。

 トランプ! 役者やのー (2019年10月29日)
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-918.html

  CIA元職員のエドワード・スノーデン氏によると、イスラム国の指導者バグダディは実はサイモン・エリオットという名のユダヤ人で、イスラエル諜報機関モサドの工作員である
 https://www.mag2.com/p/news/121966

https://open.mixi.jp/user/7112912/diary/1938050605

  https://togetter.com/li/901477

  https://ameblo.jp/tony-9/entry-12504239645.html

 イスラム国を作り出したのは、実はイスラエルとアメリカであった。協力国は、サウジアラビアとトルコである。
 つまり、イスラエル=モサドの工作員であったバクダディは、アメリカの敵どころか、アメリカが守ってきたのである。
 それを「殺した」と発表したのは、もちろん真っ赤な嘘であり、でなければ、「遺体をただちに水葬にした」などと発表するはずがない。
 バクダディは、今頃、整形手術で人相を変えて、次の任務に就いているだろう。

 バクダディを殺したという発表は、すでにイスラム国が用済みであり、これ以上残してはアメリカの関与が暴露される可能性を恐れてのことである。
 アメリカもイスラエルも、おそらく新たな別の組織を用意したのだろう。

 それでは、あの残虐非道なイスラム国(ISIL)を、わざわざイスラエルとアメリカが作り出した本当の理由は何だったのか?

 そこで、もう一度、冒頭の「約束の地」の地図を眺めていただきたい。
 イスラム国が活動した地域は、すべて、この黄色い輪のなかに含まれている。つまり、イスラム国の存在が、先住民を追い出すことを目的としていたとすれば、すべて完璧に理解できるのだ。
 つまり、イスラエル=ユダヤ教徒が「約束の地」を領有するためである。

 「まさか、そこまでして、こんな残虐なことを……」
 と考えるのが日本人だが、ユダヤ人は違う。
 幼い頃から旧約聖書の陰謀物語を暗唱し、「約束の地」に還ることが、ユダヤ人の義務であると刷り込み続けられてきた人々である。
 正直、この程度の陰謀は、ユダヤ人にとって朝飯前である。世界の誰も、中東の残酷の背後に「約束の地」があるなどとは思わないのだから。

 そもそも、約束の地に還るのがユダヤ教徒の義務と考える人々を「シオニスト」と呼ぶのだが、戦前、欧州におけるユダヤ人の地位は高く、その経済的豊かさに埋もれて、貧しい「シオンの地」に還りたいなどと言うユダヤ人はほとんどいなかった。
 そこに、ヒトラーナチズムによるホローコストが起きて600万人が殺害されると、欧州の生き残ったユダヤ人は、恐怖のあまり、我先に「シオンの地=パレスチナ」に帰還することを考えた。

 ホローコストというのは、いったい何のために行われたかと考えれば、容易に想像できる。
 つまり、ホローコストは、欧州に安住するユダヤ人を無理矢理、シオン=パレスチナに帰還させるためのユダヤシオニストの陰謀だったと考えれば容易に説明がつく。

 そして、今起きている「約束の地」におけるISILの残酷な大虐殺は、イスラエルシオニストが先住民を追い出すための陰謀であると考えれば、すべての不可解なジグソーパズルがぴったりと完成するのである。

 これを書くと、こんなことを書いている評論家はほぼ皆無なので、「東海アマは妄想的陰謀論者」というレッテルを貼られて、相手にされないのだが、私に言わせれば、これを理解できない連中は知能がひどく不足している。
 彼らは、旧約聖書トーラーを毎日暗誦する義務を負っているユダヤ教徒の原理的発想を、どうしても理解できないで、日本人の暢気な思考法で、「陰謀論」と決めつけている

 だから「チコちゃんに叱られる」のである。
 「ぼーっと生きてるんじゃねえ!」

 ユダヤ教徒は、人類最古、最大、最悪のカルト集団である。
 ユダヤカルトの究極の目標は、「約束の地に帰還する」こと。つまり、最初に紹介した地域の異教徒を追い出して、創世記が指示した民族だけを生活させること。
 もう一つ、2700年前に、「失われた十支族」を探し出して、シオンの地に帰還させることである。

 これは、1975年に、イスラエルの国家プロジェクト(アミシャーブ)として成立した。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%9F%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%96

 問題なのは、「失われた十支族」の筆頭が、日本の天皇家であると、すでに認定されていることである。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E3%83%A6%E5%90%8C%E7%A5%96%E8%AB%96

 天皇家が日本を捨てて、シオンに移住することなど、ありえないのだが、ホローコストを演出し、600万人を殺戮してユダヤ人を欧州からシオンに帰還させたシオニストのことだ、私は、恐ろしい計画があると考えるしかない。
 2011年に起きた東日本大震災では、福島第一原発の監視カメラが、すべてイスラエルモサドの機関といわれるマグナBSP社のものだったことが明らかにされ、スノーデンは、スタクスネットというウイルスを原発に仕込んで、操作不能にする作業を行ったと証言している。

 http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-4767.html

 つまり、日本列島に人々が住めなくなったなら、天皇家がシオンに移住することも、あながち与太話ではなくなるのだ。

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-75.html

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-420.html

 私は、東日本大震災の前に、長期にわたって震源地の宮城沖日本海溝を掘削していた「ちきゅう号」の乗組員の多くがイスラエル人だったと聞いて背筋が寒くなった。

http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-987.html

5. 中川隆[-10413] koaQ7Jey 2020年10月30日 14:55:04 : IPwRWvJhmw : eTV2MEZEZVBWaVk=[2] 報告

 トランプ支持層のアメリカ福音派とは何か? 2020年10月30日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1295.html

 四日後に迫った米大統領選の最後の鍵は、アメリカ福音派の動向といわれる。
福音派はプロテスタントの一派で、思想的傾向としては極右、保守、共和党の支持勢力である。キリスト教原理主義者とも、本質的に重なっている。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E6%95%99%E5%8E%9F%E7%90%86%E4%B8%BB%E7%BE%A9#:~:text=%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E6%95%99%E5%8E%9F%E7%90%86%E4%B8%BB%E7%BE%A9%EF%BC%88%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88,%E5%90%91%E3%81%91%E3%81%A6%E4%BD%BF%E7%94%A8%E3%81%95%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%80%82
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E9%9F%B3%E6%B4%BE#:~:text=%E7%A6%8F%E9%9F%B3%E6%B4%BE%EF%BC%88%E3%81%B5%E3%81%8F%E3%81%84%E3%82%93%E3%81%AF,%E7%94%A8%E3%81%84%E3%82%89%E3%82%8C%E3%82%8B%E7%94%A8%E8%AA%9E%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8B%E3%80%82

 トランプの大統領当選は、アメリカ人の三割を占める(公式には23%)福音派による熱狂的支持があったからというのが定説だが、そのトランプは、立候補の数ヶ月前に、ユダヤ教に改宗したといわれる。
 
ユダヤ人? トランプ 2019年03月26日
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-690.html

 福音派はキリスト教であり、ユダヤ教とは水と油のはずなのに、なぜユダヤ教徒になったトランプを支持したのか?
 実は、プロテスタント・福音派は、聖書の教えを絶対化して、一字一句の間違いもなく、聖書の指示どおりに生きることを強要している。これは、ユダヤ教と同じカルト的本質なのだ。

 福音派の別名を「クリスチャン・シオニズム」と呼ぶ。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%82%AA%E3%83%8B%E3%82%BA%E3%83%A0

 これは旧約聖書、創世記に記された、「神の与えた約束の地」=「シオンに帰れ」という一種の思想運動でもあり、ユダヤ教でもキリスト教原理主義でも、同じ内容である。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%84%E6%9D%9F%E3%81%AE%E5%9C%B0#:~:text=%E7%B4%84%E6%9D%9F%E3%81%AE%E5%9C%B0%EF%BC%88%E3%82%84%E3%81%8F%E3%81%9D%E3%81%8F,%E4%B8%8E%E3%81%88%E3%82%8B%E3%81%A8%E7%B4%84%E6%9D%9F%E3%81%97%E3%81%9F%E5%9C%9F%E5%9C%B0%E3%80%82

 要は、旧約聖書に書かれた、すべての記述を絶対的真実とし、これを忠実に実現することが、ユダヤ教徒とキリスト教原理主義者(福音派を含む)の人生に課せられた使命であると信ずることだ。
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「その日、主はアブラムと契約を結んで言われた。「あなたの子孫にこの土地を与える。エジプトの川から大河ユーフラテスに至るまで、カイン人、ケナズ人、カドモニ人、ヘト人、ペリジ人、レファイム人、アモリ人、カナン人、ギルガシ人、エブス人の土地を与える。」
— 創世記15:18-21、新共同訳聖書

「そしてわたしは、あなたの子孫を空の星のように増し加え、あなたの子孫に、これらの国々をみな与えよう。こうして地のすべての国々は、あなたの子孫によって祝福される。」
— 創世記26:4、新改訳聖書

聖書には神はアブラハムの子孫にイスラエルの地に関する永久の所有権を与えたとする記述がある。

「私に仰せられた。『わたしはあなたに多くの子を与えよう。あなたをふやし、あなたを多くの民のつどいとし、またこの地をあなたの後の子孫に与え、永久の所有としよう。』」
— 創世記48:4、新改訳聖書
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 ユダヤ教徒と、キリスト教原理主義者(根本主義者)、福音派にとって、上の記述は、絶対的命題である。ゆえに、原理的価値観を共有することで、ユダヤ教徒と福音派に齟齬は起きない。
 だから、トランプが、大きな束縛もなく福音派からユダヤ教に鞍替えすることができた。

 私個人の聖書解釈は、旧約聖書(旧い神との契約)の間違いを正すために新約聖書(新しい神との契約)が登場したと考えるのだが、シオニストにとっては、新約よりも、むしろ旧約の方がはるかに大切であり、絶対的優先順位は旧約聖書創世記、トーラー五書である。
 何よりも、「神が与えた約束の地」=グレーターイスラエルを回復することが絶対化された宗教的命題になっている。
 https://www.youtube.com/watch?v=fu8VqTvVr-0&ab_channel=KoJi%2CsDeepMax

 これは、1800年代からユダヤ人のシオニストのなかに起きた思想運動だが、私は、これによって、欧州に金融資本家として安定した地位を築いたユダヤ人たちを、殺戮の恐怖でシオンの地に戻し、イスラエルを建国させたユダヤ人大虐殺(ホローコスト)を生んだと考えている。

 この意味では、トランプ支持層の福音派アメリカ人は、ユダヤ教徒と同じように、「約束されたイスラエルの地」を回復する行動を最大課題としていて、だからトランプは、「嘆きの壁」をヤムルカ(兜巾)を被って、ユダヤ教徒として参拝し、ネタニヤフとの会談で、「ゴラン高原はイスラエルのもの」と断言し、ネタニヤフは大喜びして、ゴラン高原を「トランプ高原」と改名すると宣言した。
  https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/06/post-12325.php

 https://toyokeizai.net/articles/-/173824

 シオニズムを忠実に実行するトランプに対して、ユダヤ教徒も福音派も大喜びで喝采しているのが実情だ。
 また、グレーターイスラエル計画の下に、イスラエル・モサドがイスラム国をでっちあげ、残酷な大虐殺によって大イスラエル内の、シリア・イラクなどの先住民を難民として追放しているが、これも福音派は反対していない。
 それどころか、アメリカは、イスラム国に積極的に協力してきたのが実情だ。

 そもそも、福音派の歴史をたどると、中世末期16世紀のルターやカルビンによる、「宗教改革」のとき、カトリックなど旧勢力に対して「プロテスタント」(反抗者)を名乗ったところから始まっているが、これも、当時のユダヤ教徒に対する「ボグロム」という大虐殺が関係している。

 アメリカの場合は、19世紀に、キリスト教原理主義=根本主義運動のなかで、ピューリタンたちによってカトリック勢力に対峙して成立している。
 私の勝手な解釈では、そもそも、アメリカ・ピューリタン運動、根本主義運動というのの中身はユダヤ人とユダヤ教だったのではないかと考えている。

 つまり、福音派はユダヤ教の偽装と考えてもよいのではないかと思う。
 もちろん、これは定説ではないが、ユダヤ教徒と福音派は、あまりに矛盾がないからだ。でなければ、アメリカ大統領がユダヤ教徒でありながら福音派の圧倒的支持を受けることはありえないと思う。

 以下に、アメリカにおける福音派の政治的動向をレポートした記事をリンクする。
 
キリスト教福音派で始まった造反がトランプの命取りに 2020年10月27日(火)
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/10/post-94834_1.php

 日本のプロテスタント・キリスト教の多くも、福音派の影響下にある。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E7%A6%8F%E9%9F%B3%E6%B4%BE

 キリスト教右翼とか呼ばれる人々だが、彼らは戦前から、天皇制と帝国主義侵略の賛同者であり、戦争に積極的に関与した極右勢力だった。戦後も、日本会議の主要メンバーになっている。
 実は、私の祖母も、今から90年前、福音派プロテスタントに入信し、敬虔な信者としてこの世を去った。

 福音派は、死刑制度や戦争を否定しない。私は、半世紀前に、祖母に対して「死刑制度は間違っている、なぜキリストが処刑するのか」と問うたとき、祖母は「悪いやつは殺されて当然」と答えていたことを思い出す。
 アメリカ福音派も、徹底的に戦争に協力し、日本への原爆投下を積極的に支持した。また、アメリカ国民の銃器所持を強く推奨している。

 つまり、単純に、アメリカ西部におけるカウボーイの旧い勧善懲悪の価値観から生まれていると同時に、旧約聖書レビ記の、報復制裁を踏襲しているのだ。
 「悪を許さず、制裁する」という素朴な信念は、戦争への熱狂的な支持を作りだし、共和党政権による他国侵略の歴史を作り出している。
 朝鮮戦争もベトナム戦争もイラク侵攻も、福音派は積極的に支持してきた。

 そこで、ユダヤ教徒と福音派の最高政治課題は、シオニズム=グレーターイスラエルということになる。
 私は、半世紀前に、岡村昭彦から「世界を根底で動かしているのは宗教だ」との指摘を受け、それまで「存在が意識を規定する」というマルクス主義の命題を信奉してきたのが、根本的な誤りだったことに気づいた。

 世界を本当に動かしているのは、旧約聖書を信奉する人々の絶対的信念だった。
 わけても、ユダヤ人による創世記、「約束の土地」を回復する=シオニズムという宗教理念が、世界政治を動してきた最大の要素ではないかと思い始めた。

 この視点からのみ、アメリカ国家の成立も、ユダヤ人ホローコストも、新自由主義も、911自作自演テロも、米軍によるイラク侵攻も、イスラム国による残虐な大暴れも、ベイルート大爆発も、MS・GAFAの巨大な成長も、初めて説明できると気づいたのだ。
 そして、ダボス会議も、目前に迫ったグレートリセットも、ユダヤ教徒の宗教的理念による具現化スケジュールから来ていることが分かった。

 人類社会を動かしてきた根源に、ユダヤ教徒と、彼らの聖典である旧約聖書とタルムードがあり、まさに、ユダヤ教徒フリードマンの「新自由主義」こそは、タルムードにおける「ゴイム社会」の実現なのだと、何もかも整合性を持って理解することができた。

 私が、地球社会の基底にユダヤ教徒がいることに気づき、確信を持てるまで半世紀を必要とした。
 そもそも、ユダヤ教徒によるシオニズムを正しく解説している書物が皆無に近いのだ。なぜ911テロやイラク侵攻、イスラム国が登場してくるのか理解している人もほどんどいない。それが、たった一つの理由から来ていることを本当に理解している人も、ほとんどいない。

 力のあるメディアがユダヤ教徒を攻撃すれば、マルコポーロ事件のような巨大な反撃を食らって潰されてしまう。ユダヤ人の歴史を書けば、ヘイト=民族差別の範疇に入れられて左側からも攻撃される。
 私のように、ほとんど評価されないブロガーならば、それほど大きな圧力を受けていないが、これも私の主張を理解できる人が増えたなら、おそらく反原発のように潰されるだろう。
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1295.html

6. 中川隆[-12810] koaQ7Jey 2023年1月23日 09:43:02 : MoYzjeDoZc : R0ljb0czOW8uQms=[7] 報告
【今、世界はどうなっている?】林千勝×水島総 第22回「アメリカをイスラエルの用心棒に作り替えたキリスト教シオニズム百年史 / 欺瞞の殿堂ヒロシマ 他」[桜R5/1/21]
https://www.youtube.com/watch?v=k7Gj1zNE6zk

36:56 からキリスト教シオニズムの解説

出演:林千勝(近現代史研究家・ノンフィクション作家

7. 中川隆[-12068] koaQ7Jey 2023年12月04日 10:46:40 : eYMkL26uaI : NU01RXVNaDgwalE=[17] 報告
<■66行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
イスラエルとアメリカのカルト政治家が虐殺を進める
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16828427

アウシュヴィッツ博物館はその倫理的正当性を失った
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16828339

イスラエルとアメリカのカルト政治家が虐殺を進める
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16828427

パレスチナ問題は米英帝国主義と旧約聖書カルトが生み出した
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16824368

イスラエルの核戦略
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16824037

ハマスはモサドが作り、支援している似非テロ組織
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14154285

ハマスによるイスラエル総攻撃、その前にイスラエルがやった事
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14153380

米国の世界戦略を実現、さらにガザ沖に天然ガスを奪うこともガザで虐殺する理由
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16822342

ユダヤ教
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/365.html

茂木誠 ユダヤの歴史 - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PLGqoPsu9icDYmqlUflf_TmVklScqHwoQE

吉岡孝浩×茂木誠 - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PLIFjTpVDXkJmF-oB8nr1Ap0kjfBnnHWCZ

茂木誠 _ ゼロからわかる旧約聖書
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14132553

茂木誠 _ ユダヤの古代史&世界史
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14130919

アシュケナージ系ユダヤ人の歴史
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14043502

ユダヤ人は白人美女が大好きで、非白人は人間だと思っていない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14077515

キリスト教原理主義
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/391.html

イエスの本当の教え _ 神の国、神の子とは何か?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14006907

キリストの再臨とアメリカの政治
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007057

ユダヤ陰謀論とグローバリズムを考える _ ヨーロッパ化されたキリスト教がユダヤ思想の正体で、ユダヤ教やユダヤ人とは何の関係も無かった
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/504.html

東海アマ 福音派キリスト教はキリスト教の仮面を被ったユダヤ教
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/487.html

欧米のキリスト教徒全員の行動指針となっているヨハネの默示録
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/506.html

8. 中川隆[-10459] koaQ7Jey 2024年5月27日 10:04:45 : BJdvtMQA56 : Vm83NFlZWjZBR0E=[7] 報告
<■124行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
2024.05.24XML
米大統領選挙の有力候補はいずれもシオニストで、パレスチナ人虐殺を事実上容認
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202405240000/

 アメリカでは今年11月に大統領選挙が予定されている。有力とされている候補者は現職で民主党のジョー・バイデン、共和党のドナルド・トランプ前大統領、そしてロバート・ケネディ・ジュニアがいるのだが、いずれもイスラエルのシオニズム体制を支持、つまりパレスチナ人弾圧を容認していると言える。ウクライナ問題や「COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)ワクチン」問題でこの3候補の政策は一致していないが、イスラエル問題では一致しているのだ。

 ウクライナをアメリカ/NATOの支配地にするということはロシアにとって新たな「バルバロッサ作戦」にほかならない。ネオコンはロシア相手でも「脅せば屈する」と信じるようになり、結局、体制を危うくすることになった。

 ネオコンの思い込みを危険だとジョージ・ケナン、リチャード・ニクソン、ヘンリー・キッシンジャー、ズビグネフ・ブレジンスキーなど前世代の「タカ派」は警告していたが、ネオコンたちはその思い込みから抜け出せず、その警告通りの展開になり、西側は窮地に陥っている。

 バイデンが副大統領を務めていたバラク・オバマ政権はウクライナのビクトル・ヤヌコビッチ政権をクーデターで倒した。2013年11月から14年2月にかけてのことだが、その際に手先として利用したのはネオ・ナチだ。ウクライナを制圧することでロシアとEUをつなぐ天然ガスのパイプラインを抑え、ロシアの喉元にナイフを突きつける計画だった。パイプラインを抑えることでロシアからEUというマーケットを、またEUからロシアというエネルギー資源の供給源を奪うことができる。ロシア征服をアングロ・サクソンの支配層は19世紀から計画している。

 2021年に接種キャンペーンが始まった「COVID-19ワクチン」は短期間に危険性が明確になり、翌年の前半には大半の国で接種は止まった。その中で接種キャンペーンが続いている日本は例外的な「狂気の国」だと言えるだろう。この「ワクチン」を一貫して批判してきたのがロバート・ケネディ・ジュニアだ。

 今回の選挙が1968年や72年の選挙と似ていると言う人がいるようだが、根本的に違う点がある。この2度の選挙には戦争に反対する有力候補者がいたのだが、今回はいない。

 1963年6月10日にアメリカン大学の卒業式で「平和の戦略」と呼ばれる演説を行い、パックス・アメリカーナを否定した上でソ連と平和共存する道を歩き始めると宣言したジョン・F・ケネディ大統領はその5カ月後、11月22日に暗殺され、副大統領のリンドン・ジョンソンが昇格、新大統領はベトナムで本格的な戦争を始める。

 それに対し、1967年4月4日にマーチン・ルーサー・キング牧師はニューヨークのリバーサイド教会でベトナム戦争に反対すると発言している。ロン・ポール元下院議員によると、キング牧師の顧問たちはベトナム戦争に反対するとリンドン・ジョンソン大統領との関係が悪化すると懸念、牧師に対してベトナム戦争に焦点を当てないよう懇願していたというが、牧師はそのアドバイスを無視した。

 ベトナム戦争は泥沼化、1968年2月の「テト攻勢」でアメリカ国民はベトナムでアメリカ軍が苦戦している実態を知ることになるのだが、その2カ月後、リバーサイド教会での演説から丁度1年後の68年4月4日にキング牧師は暗殺された。

 兄のジョン・F・ケネディの意志を引き継いだロバート・ケネディは1968年3月16日、その年の大統領選挙に出馬すると宣言し、有力候補と見られていたが、6月6日に暗殺されてしまう。1968年の選挙は銃弾で破壊された。

 1972年の大統領選挙では現職で共和党のリチャード・ニクソンと民主党のジョージ・マクガバンが争った。マクガバンは民主党の一般党員から支持されていた政治家で戦争に反対、党の幹部から敵視され、足を引っ張られた。反マクガバンの中心になったのはヘンリー・ジャクソン上院議員で、同議員のオフィスにはリチャード・パール、ポール・ウォルフォウィッツ、エリオット・エイブラムズ、ダグラス・フェイス、エイブラム・シュルスキーなど後にネオコンの中心になる人びとがいた。

 結果としてニクソンは再選されるが、デタント(緊張緩和)を打ち出したことで軍や情報機関の好戦派は反発、ニクソンはウォーターゲート事件で失脚し、副大統領のジェラルド・フォードが昇格、デタント派が粛清される。

 この粛清劇の黒幕と言える存在がポール・ニッチェやシカゴ大学のアルバート・ウォールステッター、ONA(国防総省内のシンクタンク)のアンドリュー・マーシャル室長。後にネオコンと呼ばれる人脈だ。

 粛清の中でも特に重要な意味を持つと考えられているのは国防長官とCIA長官の交代だと考えられている。1975年11月に国防長官はジェームズ・シュレシンジャーからドナルド・ラムズフェルドへ、76年1月にCIA長官はウィリアム・コルビーからジョージ・H・W・ブッシュへそれぞれ交代、またリチャード・チェイニー、ジャクソン議員のオフィスにいたウォルフォウィッツもこの政権で登場してくる。ネオコンが台頭するのはこの時からだ。

 ネオコンはシオニストの一派で、イデオロギー的にはレオ・ストラウスの影響下にある。この人物は1899年にドイツの熱心なユダヤ教徒の家庭に生まれ、17歳の頃に「修正主義シオニズム」の祖であるウラジミル・ヤボチンスキーの運動に加わっている。カルガリ大学のジャディア・ドゥルーリー教授に言わせると、ストラウスの思想は一種のエリート独裁主義で、「ユダヤ系ナチ」だ。

(Shadia B. Drury, “Leo Strauss and the American Right”, St. Martin’s Press, 1997)

 ストラウスは1932年にロックフェラー財団の奨学金でフランスへ留学し、中世のユダヤ教徒やイスラム哲学について学ぶ。その後、プラトンやアリストテレスの研究を始めた。(The Boston Globe, May 11, 2003)

 1934年にストラウスはイギリスへ、37年にはアメリカへ渡ってコロンビア大学の特別研究員になり、44年にはアメリカの市民権を獲得、49年にはシカゴ大学の教授になる。

 ストラウスと並ぶネオコンの支柱とされている人物が、やはりシカゴ大学の教授だったアルバート・ウォルステッター。冷戦時代、同教授はアメリカの専門家はソ連の軍事力を過小評価していると主張、アメリカは軍事力を増強するべきだとしていた。勿論、この分析は間違い、あるいは嘘だ。

 イスラエルの現首相はベンヤミン・ネタニヤフ。その父親であるベンシオン・ネタニヤフは1910年3月にワルシャワで生まれ、40年にアメリカへ渡り、そこでヤボチンスキーの秘書を務めている。その年にジャボチンスキーは死亡、ベンシオンは第2次世界大戦後にコーネル大学などで教鞭を執った。

 本ブログでは何度か書いたことだが、シオニズムは16世紀にイギリスで出現している。自分たちを古代イスラエルの「失われた十支族」の後継者だと信じる人が現れたのだが、そのひとりがジェームズ6世。自分はイスラエルの王だと信じていた。

 ジェームズ6世の息子、チャールズ1世は「ピューリタン革命(17世紀半ば)」で処刑されたが、その「革命」で重要な役割を果たした人物がオリヴァー・クロムウェル。その私設秘書を務めたジョン・サドラーもジェームズ6世と同じように考えていたという。

 クロムウェルはキリストの再臨を信じ、「道徳的純粋さ」を達成しようと考えたようだ。そのためにユダヤ人は離散した後にパレスチナに再集結し、ソロモン神殿を再建すると考えていたというが、彼の一派は打倒され、国教会の君主制が復活、ユダヤ人のための国家創設提案(シオニズム)は放棄された。それが復活するのは18世紀になってからだ。

 「シオニズム」という語句を最初に使ったのはナータン・ビルンバウムなる人物で、1893年のことだとされている。その3年後に『ユダヤ人国家』という本を出版したセオドール・ヘルツルが近代シオニズムの創設者とされているが、1905年まで「建国」の地をパレスチナだとは定めていない。このヘルツルのほか、モーゼズ・ヘスやレオン・ピンスカーなどのシオニストは当初、聖書には言及していない。

 クロムウェルと同じピューリタンは今でもアメリカの核的な存在だと言われている。アメリカを支配しているとされるWASPのWは白人、ASはアングロ・サクソン、そしてPはプロテスタントを意味していると言われているが、アメリカの友人によると、「P」はプロテスタントではなくピューリタンのイニシャルであり、WASPはクロムウェルの後継者だという。アメリカの支配層とイスラエルの親和性が強いのは必然だ。

https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202405240000/

9. 中川隆[-9013] koaQ7Jey 2024年9月24日 05:52:16 : oexx6kTkAQ : R0xaR0tNR1Y3dy4=[5] 報告
<■200行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
アシュケナジイユダヤ人のハプロタイプ
2016-04-04
https://ameblo.jp/oyasumipon/entry-12146761873.html

インド・ヨーロッパ語族は、5,000–6,000年前
黒海・カスピ海の付近(現在のウクライナからヴォルガ川の地域)で始まったそうです。


参考:インド・ヨーロッパ祖語−Wikipwdia

Y染色体ハプログループの分析によると、インド・ヨーロッパ祖語を話していた人々と、
コーカサス地方の民族は異なるよう。

インド・ヨーロッパ語族を広めたとされるのは、タイプRを持っていた人々で、
コーカサス地方はタイプGとタイプJだということです。
参考:ハプログループR -Wikipedia

http://assam1983.blog.fc2.com/blog-entry-71.html

ユダヤ人のハプロタイプは以下のように、GとJのようだ。


ユダヤの祭司職(モーセの兄・アロンの子孫、レビ族、コーヘン家)
ユダヤ教の世襲祭司職(神主)であるコーヘン(Cohen)家のY染色体は、ハプログループJ1a1b1b1a2a1a1a4b1a(J-L147.1*, subclade-Z18271)である(注1)。これは、世界中に広がるコーヘン家の男性復数名から得られたデータに基づく。コーヘン家は、男系男子で世襲相続してきた祭司職(神主)の家柄で、アシュケナージ系ユダヤ人であり、モーセの兄である「アロン」の子孫で、レビ族に属する。これらの結果により、「アシュケナージ系ユダヤ人は、純ユダヤ人ではなく、途中で改宗した白系ハザール人の子孫である」といった憶測は、完全に否定される結果となった(注2)(注3)(注4)。
http://famousdna.wiki.fc2.com/wiki/Y%E6%9F%93%E8%89%B2%E4%BD%93J%E7%B3%BB%E7%B5%B1

ユダヤ人が属する Y染色体DNAハプログループ:   Y染色体DNAハプロタイプ系統樹(2003) 、  List of haplogroups of historic people(有名人のハプロタイプ)

 F(セム) >  G、H、I、  J  > J系統=アブラハムの子孫  > J2a が オリジナルのユダヤ系、 G2c(アナトリア) は捕囚の時混血? or ディアスポラ時代?

 
(ハム)  > A、B、C、  D、E  >  E系統= クシュ、ミツライム、プテ、カナン  > E1b1b1a3 は 主にフェニキアとの混血

   
 K(ヤペテ) > L、M、N、O、   P > Q、R  >  R1a1 は ディアスポラの時に東欧系が混血 (アシュケナジムのみ)


  1) J2a系統:  Y染色体DNAハプロタイプの J系統は、セム系の J1系統と J2系統に分かれる。(ヨーロッパのY遺伝子分布 )

  ・ J1(M62、中東の南部系) ・・・ アラビア半島全体 30%、 特に イエメン 70%
       ex) モハメッド(イスラム教創始者ムハンマド、570-632; ヨルダン王族2名より分析) J1a2b2*、 ペルシャ・カージャル朝の王(1772-1834) J1
      ・・・・・ これはどう見ても イシュマエルの子孫である。父親はアブラハムで、母親はエジプト人。


→上の記事では、モーセの兄・アロンのY染色体がこれ(当然モーゼとも同じ)。アシュケナジイ・ユダヤ人で、白人と思われる。系図では、この系統がシュメール人のサラを母とする。
また、別の記事だが、http://garapagos.hotcom-cafe.com/1-1.htm では、
J1はアラビア半島起原で1万年前頃の分岐、セム語族。アナトリア・レヴァント地域、北アフリカにも。一部コーカサスにも。

  ・ J2(中東の北部系) ・・・ J2a(M41): クレタ島、インドのバラモン階層(R + J2a)
                     J2b(M63): ギリシャ、アナトリア(トルコ中部)、バビロニア、エルトリア(ローマ初期の支配層)

  この J2a 系統に ユダヤ人が集まっている。 J系統は アブラハムの子孫と考えられ、オリジナルのヘブル民族(セム → エベル)の流れがここにある。
  ∴ J1: イシュマエルの子孫(ハガルはエジプト人)
     J2: イサクの子孫(=イスラエル民族、サラは同族) + ケトラの子孫(ミデヤン、 ヨクシャン → シェバ、デダン など、 創25:1−4)
 
 ex) あるロシア系ユダヤ人 J2a1b(J−M67)、 あるルーマニアのユダヤ人 J2(J−M172)、
  ロスチャイルド家 J2a1b3(J−L210) ・・・ もちろん、J2aであるからといって本当のユダヤ人であるとは限らない。(ロスチャイルドはJ2a(M41)の多いクレタ島出身であり、実は にせユダヤである。ユダヤ教は全く信奉していない。 「クレテ人(クレタ島の人)は昔からのうそつき、(性的な意味で)悪いけだもの、なまけものの食いしんぼう」(テトス1:12) ・・・ BC600頃の クレタ島出身の哲学者エピメニデスの格言を 流用。当時、キリスト教宣教を妨害する 評判の悪い自称ユダヤ人たちがいて、間違った教えで人々を翻弄していた。
  (ロックフェラーはドイツ系白人のワスプで、出自が明らかに異なる。デビッド・ロックフェラーのユダヤ教は形だけ。)

  ヨーロッパのユダヤ人家系は J2が多い。現在のイスラエル国はJ2が 20−30%。(レバノン 30−40%、ヨーロッパ 5−10%、その他 アナトリア、イタリア中部、南イタリア、アラビアなどに広く分布) ところが コハニム(レビ族のうちの祭司職、アロンの男系子孫)に アラビア系の J1系統が集まっているのは驚きである。主が しるしのために、本来のユダヤ人でないアロンを任命したとしか考えられない。(↑の(1))


←J2は、メソポタミア文明の農耕民が起原、コーカサス・メソポタミア・地中海沿岸(15000年前頃)。Y−DNA「G」と共に農業革命を興こした先進遺伝子集団。http://garapagos.hotcom-cafe.com/1-1.htm

  また、ヨセフの時、外国人支配時代のエジプト(ヒクソス時代)なので、エフライムとマナセには E系統(YAP)は入っていないで J系統・セム系が保たれていると思われる。
  晩年のアブラハムのケトラの子(東に行ったが)は 父系遺伝から J系統であり、日本人にはJ系統がいないため、日本人がケトラの子孫であるという説は間違い。

  2) G2c系統:  これもセム系で、アシュケナジ系ユダヤ人に G2cのみが見出される。コーカサスのG2aは入っていない。

  ・ G2a ・・・ コーカサス(黒海、カスピ海の北)、 イラン、アフガニスタン、カシミール
         ex) ヨシフ・スターリン G2a1a、 アイスマン(コルシカ島・特殊) G2a2a1b
  ・ G2c ・・・ アナトリア(トルコ中部)、 アシュケナジム・ユダヤ

       ・・・・・ したがって、アシュケナジムが ハザール王国(コーカサス)の改宗者の子孫(7−10c)という説は、DNAから見て間違いで、現在では俗説とされている。
←上はいつの分岐モデルに基づいているのかわかりませんが、アーシュケナシーは、G1a・G2a1a1a1などのようです。http://garapagos.hotcom-cafe.com/1-1.htm


  3) E1b1b1a3(E-V22)系統:  E系統は、創世記10章の ハムの子孫(クシュ、ミツライム、プテ、カナン)の代表であり、D系統と共に、Y染色体DNAに YAP変異を持ち、アフリカ、地中海沿岸に、ごく普通に非常に幅広く分布している。(A系統、B系統を半ば駆逐するような形で) 日ユ同祖論に近い議論でたびたび言及される YAP共通の点は、E系統と D系統が ごく初期の段階で分かれ、その後は互いに交流の形跡が無いことから、YAPのしるしはそれほど重要な意味を持たないと考えられる。(初期の 階段状ピラミッドまでは共通と思われる。 バベルの塔 → エジプトの階段状ピラミッド → エジプトの大ピラミッド → 小規模のピラミッド状の墓; → チベット・中国のピラミッド、 → 日本の海底ピラミッド)

  ・ E1a(E−M33)系:  西アフリカ   (→ るいネット )
  ・ E1b1a(E−M2) ソマリア、エチオピア、ギニア、サハラ以南  ・ E1b1a7(E−M191) モザンビーク、ジンバブエ、南アフリカ
          ex) ラムセス3世 E1b1a(E−V38) (・・ 2012 12)、  バラク・オバマ E1b1a(E−V38)

  ・ E1b1b(E−M215、M35 (旧)E3b)系: 東アフリカ、北アフリカ、南ヨーロッパ(ドイツとオーストリアに9%弱もいる)
          ex) アドルフ・ヒトラー E1b1b1(E−M35) ・・・  E1b1b1a3 と異なり、フェニキア・ユダヤ系ではない
  ・ E1b1b1a(E−M78、 (旧)E3b1a)、 ・ E1b1b1a1(E−V12)、 ・ E1b1b1a2(E−V13) 古代ギリシャ人、 ・ E1b1b1a4 モロッコ人


  ・ E1b1b1a3(E−V22) フェニキア人、古代ユダヤ人(レヴァント(=シリア、パレスチナ(ペリシテ人の地)))、アラビア半島
     ・・・・・・ E系統のユダヤ人の多くは、初期の歴史の中で本来のJ系統ユダヤ人グループに合流したものと考えられる。 ソロモン以降、フェニキアとのかかわりの時代に 積極的な交流があったことを示す。(アハブの妻イゼベル)、 さらに古くは ヒッタイト(ヘテ人)、モアブ人などが混じっているはずである。

   ● ハム系 → ミツライム(エジプト) → カスルヒム → ペリシテ人(E系統)  + J2系統(シリア人)  ≒ フェニキア人(言語はセム語系の フェニキア語、 人種は混合)  → BC9cにはアッシリアに服属、 カルタゴへ移る → ポエニ戦争以降 共和政ローマに併合

  ハム系 → シドン人
  ハム系 → カナン → ヘテ人(ヒッタイト) ・・・ エジプトに、”鉤鼻”のヒッタイト兵士の彫刻、ヘテ人とはアブラハムの頃に交流、
  エサウの妻(ヘテ人2人と ヒビ人1人) → 5人の子 → エドム人 ・・・ このエドム人がフェニキアの航海技術を持ち、ユダヤ人と共に 南洋ルートで沖縄・山陰に来たと考えられる(→ (1) エドム人とユダ族の移動 ) 琉球人から見たフェニキア人は 背の高い人々だったとされる(下に 沖縄のフェニキア遺跡 )
  モアブは、アモンと共に、アブラハムの甥のロトと彼の娘たちとの近親相姦の子孫

  ・ E1b1b1b2(E−Z830) アルバート・アインシュタイン ・・・ 上記(E1b1b1a3)と異なるので、本当のユダヤ人ではない
  ・ E1b1b1b2a1*(E−M34) ナポレオン・ボナパルト ・・・ 家系が中部イタリア出身
  ・ E2(E−M75) サハラ以南

  ・ セファルディム(北アフリカ)や、特に エチオピアのユダヤ人(ベト・イスラエル(ダン族)、A3b2(M13) 41%、E3*(M40) 18%、E3b(P2) 32%、 J2(M172) 5%・・・ E系統50%、黒人系で90%以上、ユダヤ系は5%もいない)への E系統の混入率は高い。(ディアスポラ時代に混入)

   

  4) R1a1系統:   R1a1: 東欧系、 R1b: 西ヨーロッパ人の40〜80%

  2005年の調査により、 アシュケナジー系男系 Yの 11.5%が R1a1系統であり、母親がユダヤ人で 一部の東欧系の父親の子供がユダヤ教になったことを裏付けている。 ( R1a: 東欧人で 54−60%、2001年) 母系(ミトコンドリア↓)の80%以上との違い

  * また、アシュケナジムのミトコンドリアDNAの解析では、はるかに多く、母系の81%がヨーロッパ系(mt−DNAの H 20.5%、K 31.8%、N1b 9.2%、J6.3% など)、中近東(ペルシャ、アナトリア) 8.3%、アジア1.1%であり、80%以上が(コーカサスではなく)ヨーロッパ人種であることを裏付けている。(→ Nature Asia 、 Figure10  (2013 10))
  これは、エルサレム陥落後まもなく ヨーロッパ人の妻を多く娶ったためといわれる。歴史では、8-9世紀に北フランスにユダヤ人集団の記録があり、14末-15世紀にかけて西ヨーロッパを追放され(イギリス1290−、フランス1394−、ドイツ15c−)、東欧へ移動し、特に ポーランドの保護に入った。この時、特に 現地人の妻との間に子孫が多くできたことを表している。(同族結婚では奇形などが多くうまく育たなかったと思われる。)


  ** アシュケナジー系の 人口ボトルネックの存在:
  25〜32世代前、すなわち 1200-1400年頃に アシュケナジムが わずか250−420人程度にまで減少した形跡が発見された。これは、ヨーロッパ人と比べて、劣性遺伝疾患が100倍に増幅されていることなどから推測されたものである。 この時期には、十字軍による組織的虐殺、あるいは ペストの罹患 および その迫害 という、きわめて厳しい環境下に置かれた歴史を経てきた事を表している。(申命記28章の のろい、「星の数ほど多くても、残された者はわずか。」(28:62) ただし、今は回復の時になってきている。)(「東欧系ユダヤ人は250〜420人が創始者」ゲノム解析で判明 、2014、記事元・WIRED.jp.)


http://www.k2.dion.ne.jp/~yohane/00%200%200%20dna2.htm


https://ameblo.jp/oyasumipon/entry-12146761873.html

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