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(回答先: 在沖米軍の犯罪を防ぐ唯一の手段は「全面撤退」だ 日本外交と政治の正体(日刊ゲンダイ) 投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 6 月 10 日 20:30:05)
民進党の岡田克也代表は10日、ケネディ駐日米大使と都内の在日米大使館で約45分間会談した。安全保障関連法の廃止を求める民進党の立場について「法が通る前に戻るだけだ。全て白紙にする印象を与えているとすれば違う。日米同盟は非常に重要だと考えている」と説明した。
安倍晋三首相は民進党などが求める安保法廃止は「日米同盟を根底から覆す」と批判していることに反論する狙いがあるとみられる。岡田氏は安保法は「違憲の疑いが極めて濃い」との認識もケネディ氏に伝えた。
沖縄県で米軍属が女性殺害容疑で逮捕された事件に関しては「日米同盟に非常に深刻な事態だ」と指摘。再発防止につながる恒久的な措置が必要だとし、日米地位協定のあり方を日米両政府間で協議を続けるよう促した。米軍普天間基地問題では「あまりに強権的にやっていくと全くできなくなる」と訴えた。
(日本経済新聞電子版 2016/6/10 19:28 http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS10H3K_Q6A610C1PP8000/)
◇
「法が通る前に戻るだけ」、「日米同盟は重要」発言
これは見逃せない。まさにこの党の本音だ。
この党が「安保法制廃止」を言うのは、いったん「法が通る前」に戻すことが目的だ。
いったんもとに戻したその先はまことに曖昧・混沌としている。平和への努力をするのか?
そもそも「日米同盟は重要」としたら、そのような軍事同盟のもとでの平和とは何か。
この党には、この点で、国民にアピールするものがない。
国民は、「日米軍事同盟」のもとで平和への道が見いだせるのか、戦争への道ではないのか、それを心配しているのだ。
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普天間は「あまりに強権的にやっていくと全くできなくなる」発言
この発言も、お笑いです。
「あまりに・・全くできなくなる」のココロは、「全くできなくなるといけないから、あまり強権的でなく見えるように、上手くごまかしてやっていかなければいけない」、です。
「再発防止につながる恒久的な措置が必要だとし、日米地位協定のあり方を日米両政府間で協議を続けるよう促した」発言
これも、安保条約体制および沖縄の米軍基地の《恒久的な》存在を前提としている。
この党の正体だ。
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(補足・これまでの発言)
その1 『国際社会の現実を見据えて責任ある対応をしていかなければいけない』発言
枝野幸男幹事長は(5月)25日、沖縄県入りし・・「県民の皆さんの思いに寄り添った政治を実現していきたい」と訴え、民進党への支援を呼びかけた。
・・沖縄の基地問題に関し、「・・国際社会の現実を見据えて責任ある対応をしていかなければいけないが、どこに軸足を置くのかというその軸が重要だ。民進党は沖縄の皆さんの基地をめぐる長年の多大な負担や不安に寄り添うことに軸足を置いてすべてを考えていく」と表明。「民進党として沖縄の皆さんの声を直接受け止める力をもっと強くしていきたい。県民の皆さんの思い、県内のさまざまな課題を集約する場である県議会の一角をわれわれの仲間に占めさせていただき、そこを通じて民進党本部としても常に沖縄の皆さんの民意、思いに寄り添った対応していきたい」と訴えた。
(民進党HPより。なお幹事長のこの応援を受けた民進党候補は落選し、民進党は沖縄県議選で議席ゼロ。)
その2
『無責任に「辺野古反対」とは言えない』発言 (岡田・民主党代表 沖縄県の翁長知事と会談後、記者会見で)
(米軍普天間飛行場の沖縄県名護市辺野古への移設について)沖縄のみなさんが反対するのは分かる。我々としては、対案がない状況で無責任に「辺野古反対」とは言えない。与党時代に国内で様々な案を検討したが(移設先は)見つからなかった。対案を見つけるとしたら、政府しかできない。政府には努力はしてもらいたいと思うが、簡単ではないことは、我々は分かっている。
なお、「簡単ではないことは、我々は分かっている」の真意は、「だから、やっぱり辺野古しかない」です。
(朝日新聞デジタル 2015年10月20日 http://www.asahi.com/articles/ASHBN64JKHBNUTFK013.html)
以上、今後この党が、「安保法制廃止」を公約にかかげたときの、注意すべきいくつかの発言を、記録・記憶のために。
いずれも、『在沖米軍の犯罪を防ぐ唯一の手段は「全面撤退」だ』、の真逆を行くものです。
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