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(回答先: 飯台;あしたの御飯はおいしいねと よろこんでねむった子どもたちよ はや目をさまして/坂村真民の詩 投稿者 仁王像 日時 2018 年 6 月 08 日 20:00:18)
三人の子にー晴れ着;お前たちが嫁ぎゆく晴れの日までわたしは生きているだろうか もしも裳裾ひくくれないの雲がたなびいていたら 晴れの衣を染めて 嫁いでいってくれないか/坂村真民の詩
〔三人の子にー晴れ着〕
お前たちが 嫁ぎゆく晴れの日まで わたしは生きているだろうか
財産もない 故郷もない 家もない 不幸なお前たちだ
せめて父のこころばかりの 晴着をきせてやりたいのだが それまでわたしは 生きながらえているだろうか
梨恵子よ 佐代子よ 真美子よ 嫁ぎゆく日の夕べ もしも裳裾ひく
くれないの雲が たなびいていたら 貧しかった父の せめてもの門出の
祝いものとして 晴れの衣を染めて 嫁いでいってくれないか
この詩は、坂村真民の三人の娘に対する気持ちが一番よく表れています。この詩を作った時、真民42歳、長女7歳、次女5歳、三女2歳でした。真民は当時、厳しい禅の修行を自分自身に課し…体は衰弱していました。この詩は体が弱い自分はとうてい三人の娘たちが成人して結婚するまでは生きられないだろう、という真民の切実な気持ちが表現されています。
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