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(回答先: 飯台;あしたの御飯はおいしいねと よろこんでねむった子どもたちよ はや目をさまして/坂村真民の詩 投稿者 仁王像 日時 2018 年 6 月 08 日 20:00:18)
あの時のことを;お互い忘れまい 始めて父となり始めて母となった あの日の嬉し涙を 二人で過ごしてきた 数々の日のことを/坂村真民の詩
・〔あの時のことを〕
あの時のことを お互い忘れまい ふたりが かたく誓いあったときのことを
ふかく喜びあったときのことを 思いあがった時は いつも思い出そう
始めて父となり 始めて母となった あの日の嬉し涙を
お互い 古くなってゆく袋に 新しいものを入れなおそう
おのれを失った時は いつも語りあおう 慰めあい 悲しみあい 苦しみあい
二人で過ごしてきた 数々の日のことを
これは坂村真民夫婦が結婚して15年経った年に書いた詩です。
真民の妻・久代は、昭和18年に18歳で真民と結婚し、朝鮮時代から戦後日本に引き揚げてきて、熊本、三瓶、吉田と、ずっと苦労を共にしてきました。真民にとって家庭は心の安らぐ唯一の場所であり、貧しい生活の中で、なんとかやりくりしながら一家を支えてくれている妻は、ある意味で同志でもあったと思います。
この詩には…悲しみも喜びも二人で分かち合って生きてきた夫婦の、固く結ばれた愛情があふれています。
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