http://www.asyura2.com/11/hasan72/msg/751.html
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(回答先: 遂に化けの皮が剥がれた経済コラムマガジン_荒井彰のアホぶり 投稿者 中川隆 日時 2011 年 8 月 17 日 10:59:06)
1. 荒井彰先生は何故急におかしくなったのか?
7月10日、経済コラムマガジンに間違いを指摘するメールを送ってみたら案の定、無視されました
投稿者:中本 投稿日:2011年 7月20日(水)23時50分59秒
送ったメールの全文は空白行を含めて1015行になるので、一部の簡略化した内容を投稿致します。
はじめに、週刊ポストの記事はインチキです、それに政府はずっと前から公表済みです。大手マスコミが取り上げないのは?ご想像にお任せします。
核実験による総量は4.4ミリシーベルトです
大気圏核実験で生成された放射性核種による実効線量預託
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_Key=09-01-05-07の表2
フォールアウト比較 セシウム137
広島の黒い雨(推定値) 493 Bq/m^2
核実験1年分 (東京千代田区 1963年) 1712 Bq/m^2
核実験1年分 (東京中野区 1963年) 1935 Bq/m^2
核実験累計 (東京 1957年-2009年) 7095 Bq/m^2
福島原発事故(東京 3/18-3/31) 6542 Bq/m^2
福島原発事故(ひたちなか市 3/18-3/31) 26358 Bq/m^2
http://i.imgur.com/H2OJc.jpg
どうぞご自身で計算して下さい
http://monitoring.tokyo-eiken.go.jp/monitoring/f-past_data.html
http://search.kankyo-hoshano.go.jp/servlet/search.top
福島県は3月27日まで計測不能
http://www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/syousai/1306948.htm
日本近海のセシウム137とストロンチウム90の調査結果
http://www.kankyo-hoshano.go.jp/08/ers_lib/ers_abs52.pdf
台湾のコバルト60
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_Key=09-03-03-07の表1
http://transact.seesaa.net/article/193886763.html
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/17178625
プルトニウム内部被ばく研究
http://www.nsc.go.jp/senmon/shidai/kanhoubun/kanhoubun012/siryo3.pdf
原爆被ばく調査
5mGy未満を比較対照群としています(爆心地から2.5−10kmの範囲の人、原爆後市内に入った市民、推定線量5mGy未満)
爆心地から2.5km以上離れた地域に住む人で、高線量内部被ばく者がいます(この調査は内部被ばくを考慮していません)
1950年10月調査開始より前の死亡者は調査対象外です
公正なデータではありませんがどうぞ
http://www.rerf.or.jp/library/archives/lsstitle.html
http://www.rerf.or.jp/radefx/late/cancrisk.html
チェルノブイリの被害者は100万人(WHOとIAEAは協定を結んでいる)
http://www.youtube.com/watch?v=FCQI_s5U6CE
http://www.youtube.com/watch?v=r-wzEokCr3U
よくわかる原子力 - 年間限度線量の被ばくでも発がん
http://www.nuketext.org/topics3.html
原発周辺のガンの危険性
http://www.priee.org/modules/pico2/index.php?content_id=12
http://www.bfs.de/en/bfs/presse/pr07/pr0712
http://www.alterna.co.jp/5549
放射線ホルミシス効果のうそ
http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/nature/2005/02/post.html
http://thyrving.livedoor.biz/archives/3692911.html
http://gegen.sblo.jp/article/44234443.html
放射線ホルミシス効果を示す信頼性の高い論文はありません
放射線影響協会 平成21年度放射線影響情報文献レビュー
http://www.rea.or.jp/oia/wp-content/text/02/H21radiation-effect-review.pdf
EPRとは
http://unit.aist.go.jp/rcpv/ci/about_pv/supplement/EPTdefinition.html
http://unit.aist.go.jp/rcpv/ci/about_pv/e_source/RE-energypayback.html
http://unit.aist.go.jp/rcpv/ci/about_pv/e_source/PV-energypayback.html
天野治氏(電力中央研究所 元東京電力原子燃料サイクル部長)の資料(太陽光のEPR値 2.0)が記事の元になってるはずなのに、何故か日経新聞では「太陽光は、0.98」になります
http://www.mottainaisociety.org/reports/pdf/gakkaishi-amano.pdf
http://www.mottainaisociety.org/reports/pdf/energy200612-amano.pdf
更に、出展が2006年の学会誌と書いてあるのに、太陽光のEPR値が5.24に変わっています
http://enecon.netj.or.jp/forums/091026fukuoka/091026_amano.pdf
毎年の原子力関係経費予算額は4千億円以上
http://www.aec.go.jp/jicst/NC/about/kettei/kettei101109-2.pdf
洋上風力エネルギー賦存量の評価
http://windeng.t.u-tokyo.ac.jp/ishihara/paper/2007-7.pdf
「地下式原子力発電所政策推進議員連盟」
谷垣禎一、森喜朗、安倍晋三氏、古賀誠、中川秀直、山本拓、鳩山由紀夫、羽田孜、渡部恒三、石井一、亀井静香、平沼赳夫(敬称略)
1号機だけでTNT換算34トンの水素が発生して、その0.3〜3%だけが爆発したんですが、TNT火薬34トンが地下天井で爆発したらどうなるか分かる方いらっしゃいますか?
炉心損傷による水素発生量
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20110524-OYT1T00406.htm
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110607/0445_hoanin.html
_______
>経済コラムマガジンに間違いを指摘するメールを送ってみたら
投稿者:布袋和尚 投稿日:2011年 7月21日(木)10時41分32秒 編集済
それは、ご苦労さまでした。筆者は、きっと喜んでいるでしょう。
メールを送る人は多いようで、メールボックスがつまって開かなくなったと言っていたことがありました。もしかしたら、また詰まったかも知れません。
開けられていれば、勉強されてるんじゃないでしょうか。
まあ、原子力には思い入れの強い方ですから、経済コラムが原発廃止に論調を転換するのは難儀かもしれません。
________
>布袋和尚様 投稿者:中本 投稿日:2011年 7月21日(木)22時21分47秒
>筆者は、きっと喜んでいるでしょう。
否定してすいませんが、迷惑だと思っているでしょう。
>メールボックスがつまって開かなくなった
メールボックスうんぬん以前の問題と思っています。
記事にする前に分かっている事ばかりなのに、筆者が全く調べずに記事にしているのは明白ですから。
>勉強されてるんじゃないでしょうか。
いまさら勉強するとは思えません、というより、不利な情報は無視を決め込んでいる様に思えます。
>原子力には思い入れの強い方ですから
応援している亀井静香氏と平沼赳夫氏が、地下式原子力発電所政策推進議員連盟を作ったからと思っています。
>経済コラムが原発廃止に論調を転換するのは難儀かもしれません。
同意です、というより絶対に転換しないと思っています。
応援している(ry
げんなり 投稿者:中本 投稿日:2011年 7月21日(木)22時49分27秒
経済コラムマガジン
↓
アクアデータ企画
↓
丹羽経済塾役員名簿
幹事 荒井彰 アクアデータ企画(株) 代表取締役社長 福岡支部長
↓
丹羽春喜氏
http://6325.teacup.com/newjolly/bbs
丹羽春喜(にわ はるき、1930年 - )は、日本の経済学者。大阪学院大学経済学部教授。専門は比較経済体制論と経済政策論。兵庫県芦屋市出身。
1953年、関西学院大学経済学部を卒業。1958年、同大学経済学研究科博士課程修了。関西学院大学教授、筑波大学教授、京都産業大学教授などを歴任。
2005年(平成17年)3月31日付で大阪学院大学を定年退職し、2011年現在 大阪学院大学名誉教授。日本経済再生政策提言フォーラム会長・事務局長、日本学術会議第会員も務めた。
著書『ソ連軍事支出の推計』で防衛図書出版奨励賞を受賞している。
ケインズ派の経済学者であり、小泉内閣の構造改革を厳しく批判。亀井静香の熱烈な支持者。政府通貨発行による経済政策を主唱している。また、政党としては維新政党・新風の講師団に入っている
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%B9%E7%BE%BD%E6%98%A5%E5%96%9C
早 /::::l:::l::、:::::、:::::ヽ::、::::::::::::\:::\::::::::ヽヽ::::::ヽ 駄
.く /:::!::::i:::!:::ヽ:::ヽ::::::ヽ::ヽ、::::::::::\:::ヽ:::::::ヽヽ::::::', 目
な. /:l::::!::::ヽ!::ヽ:::::::ヽ:::::::\:::ヽ、::::::::ヽ:::ヽ::::::::!::i:::::::! だ
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と /:::::::l::::::!ヽ:ヽ::::、:::::ヽ:::、:\::::: \::::::\::::!::::ヽ:!:::i:::l:l こ
か !:/!:::::!::::::!::ヽ:ヽ{:::\:::ヽ::::\:::\::ヽ:::::::ヽ!:::::::}!::::l::li| い
し j/:::l:::::!:、:::!::ト、:、:ヽ:::::`ヽ{、::::::\::::\{、::::::::::::::::i::!::l:l ! つ
な l:i:l::::i::i:、:l::lテ=-、:ヽ、_、::\_,≧ェュ、_、\:::::::::i::li::!::リ :
い !ハト:{:!:i:トN{、ヒ_ラヘ、{ >、{ 'イ ヒ_ラ 》\::l::!:ト!!:l::l! :
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リl::l゛、 `二¨´ / |/:/
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2. ヒトラーの震え 毛沢東の摺り足
20世紀は戦争の世紀であり、一国の命運はしばしば独裁者の手に委ねられた。だが、独裁者の多くが晩年「神経の病」に冒されて指導力を発揮できず、国民を絶望的状況へ追いやったことはあまり知られていない・・・
日本の政治はダメだ、対外的に弱虫だ、と政府は批判されつづけている。リーダーシップのある政治家不在を、いつもマスコミは嘆いている。しかし、歴史をみてみると、なまじリーダーシップの強い政治家はいないほうがよいようだ。少なくとも平和な時代はそのように思える。
一個人の個性が強く発揮されると、ネガティブな方向に走ったときに抑制がきかない、と 神経内科医で、著者の小長谷正明氏は
「ヒトラーの震え 毛沢東の摺り足―神経内科からみた20世紀 」の
なかで述べている。そして最高権力者のままで重い病気にかかると、荒廃をもたらす、とも1999年本書発行時のあとがきのなかで言っている。少し例を引くと・・・
※ヒトラーのパーキンソン病
1941年の映像から、すでに動作の障害など症状が出始め、 その後、パーキンソン病の典型的な症状が悪化していったことが、検証されている。
※レーニンの脳梗塞
1922年から脳梗塞の前触れの症状が表われ、医者の勧めを聞かず休養を取れなかった、という。
※スターリンの精神疾患と脳梗塞
※毛沢東の晩年はパーキンソン病と言われていたが、侍医の回想録によるとALS(筋萎縮性側索硬化症)。
※ウッドロー・ウイルソン(第28代米国大統領で国際連盟の提唱者)は脳梗塞で、執務不能の状態になった。
※F.D.ルーズベルトは深刻な高血圧による動脈硬化と脳出血で、ヤルタ会談のあたりでは討議にほとんど参加できない状態だった。
からだの動きが悪くなるパーキンソン病では病気自体や治療薬によって精神症状を起こすことがある。脳の血管障害ではマヒだけでなく、言葉を失なったり、痴呆になることもあり、ときには精神異常もきたす。だからリーダーたちが神経疾患にかかってしまったとき問題は、手足のマヒや震えだけでは、すまなかった。
カーター大統領の特別補佐官だったブレジンスキーが、1993年に出したある計算では20世紀に、人による命令あるいは決定によって殺された人々の数は1億6700万人にのぼるという。この数字に、前に述べたそれらのひとの大部分が関わっていた。
ある場合は、指導者たちの病気によって混乱はさらに深まりより悲惨な将来をもたらすこともあったし、別のケースでは独裁者の死でマイナスの歴史を断ち切ることができることもあった。これらの人たちがかかった神経疾患は直接の死因であったりそうでなかったりするが、世界の流れを大きく変えたということができると、作者は言っている。
当時の独裁者たちを診る医者は命がけであり、彼らの運命に同情せざるを得ない、とも言っている。
スターリンの主治医のヴィノグラードや陰謀のかどで逮捕され20年以上も毛沢東の侍医だった李志綏は不審死し、モレルやカール・ブランドなどのヒトラーの侍医たちはニュンベルクの国際軍事法廷で戦争犯罪人として断罪されている。
フランクリン・ルーズベルトのマッキンタイヤーは大統領の健康管理が不適切だったと指弾された。
著者は、20世紀後半に生きて本当によかった、と結んでいる。
20世紀のリーダーたちがどのような疾患になり影響を及ぼしたのか・・・
恐ろしいほどの事実が書かれており興味深い。
http://d.hatena.ne.jp/mursakisikibu/20101108/1289206182
冠元顆粒開発ものがたり 故毛沢東主席の病気がキッカケ
60年代後半から70年代はじめ、中国は文化大革命のまっ只中にあった。当時 毛沢東主 席がひどい気管支炎と心臓病を患っていたことは、国家的な重大問題であった。周恩来首相は、この事態を重く見て、全国の医療機関に脳心血管病の特効薬の開 発を呼びかけた。
これにより北京・上海・成都・広東で大規模な医療チームが組織され、中国全土を舞台にした漢方新薬開発競争が繰り広げられることとなった。そのうち北京 チームでは、中国中医研究院附属西苑医院が中心となった。処方研究面では中国の漢方医である故郭士魁医師が、薬理研究面では李連達教授が大活躍した。郭医 師はその建研と知識を最大限に活用して、漢の時代から続いた学説を打ち破る新しい治療法を確立、多くの研究者の強力を得て「冠心U号方」という薬を作り出 した。
冠心U号方には、5種類の生薬が配合された。コレステロールや中性脂肪な どの増加から血液がドロドロに汚れ、滞った状態を中国医学では「お(やまいだれに於)血」というが、、5つの生薬にはこれらを改善し血流を良くする効果が ある。だから冠心U号方は、「お血」が心臓の血管を詰まらせることから起こる狭心症や心筋梗塞の特効薬となった。一方、動脈硬化によって脳動脈が詰まる脳 梗塞や、血栓が脳に流れて脳動脈を詰まらせる脳栓塞にも治療効果をあげた。
http://www.eikando.com/chinese-medicine/blood.html
高血圧
ルーズベルトは収縮期血圧300 mmHgの重症高血圧と片麻痺を患い、タンカでヤルタ会談に臨んだとされる。一方のスターリンは高血圧、チャーチルは多発性脳梗塞。この3者が戦後の枠組みを決定した。
高血圧治療薬のなかった時代
ルーズベルト大統領は1945年1月の大統領4期目就任式の際に、すでに収縮期血圧が260mmHg、拡張期血圧150mmHgであり、重症高血圧(腎血管性と推定)。1945年2月,クリミア半島のヤルタ市で開催されたヤルタ会談では300/170となり、心不全を起こして担架で会談に臨む。同年4月、脳出血で死去。日本の占領政策を担当したらもっと過酷なものになっていたとされる。当時は高血圧に対する治療法はまったくなかった(=2次予防が不可能)。安と睡眠、緊張を避けることが唯一の治療。
レーニン(53歳:脳卒中、動脈硬化)
スターリン(高血圧とパラノイア。74歳:脳出血)
ルーズベルト(高血圧。62歳:脳出血)
毛沢東(83歳:脳溢血、筋萎縮性側索硬化症)
チャーチル(91歳:心臓発作)
ヤルタ会談と血管性痴呆
世界神経学会の会長Toolによれば、ヤルタ会談時、ルーズベルト大統領は高血圧で身体的に疲弊していたのみならず、血管性痴呆の状態にあったとされる。チャーチルもすでに痴呆が進んでおり、スターリンの敵ではなかった。その結果、戦後処理の駆け引きで西側が政治的敗者となり、ドイツ、ポーランド、朝鮮、ベトナムが分断、冷戦の構図を招いた、というもの。
そもそも、ルーズベルトの4選時に、すでに重症高血圧を発症しており、当時予後不良な疾患であった。アメリカは死を直前に控えた重症な病人を大統領に選出したことになる。
http://www.rizardon.com/~thknk/hypertension.pdf
ウラジミール・レーニン(動脈硬化)
社会主義革命を成功させ、1917年に世界初の社会主義国家、ソビエト連邦共和国を建国したウラジミール・レーニンは、1870年にロシアで生まれた。学生時代から革命運動に従い、1917年にケレンスキーを斥けて10月革命を成功させ、ソビエト連邦の首班となった。
レーニンは、マルクスの資本論を翻訳し、マルクス主義を帝国主義の時代の理論として発展させ、国際的革命運動に大きな影響を与えた。
しかしレーニンの体は1918年ごろ、すでに著しく衰えていた。顔色は青白く、目の周りはくまができ、虚脱状態でふらつくこともしばしばだった。そのことを隠し続けていたが、1920年、第八回ソビエト大会の席上、あまりの気分の悪さに演説を辞退し、病気であることを公けに認めた。
四回の脳卒中の後に死去
1922年5月、最初の発作を起こし、右手と右足が麻痺し、言葉が不自由になった。当然、政権における影響力は低下した。同年12月に二度目の発作を起こし、その後病状が急速に悪化した。
翌23年に三度目の発作を起こすと、話すこともできず、ほとんど廃人状態になり、24年1月に四度目の発作を起こして亡くなった。54歳だった。レーニンの死骸はミイラにされ、赤の広場があるレーニン廟に今もガラスの棺に入れられて展示されている。
死後、遺体は解剖された。報告によると、脳全体が動脈硬化に侵されており、たくさんの梗塞ができていた。脳の血液循環、特に左半球の血液循環が著しく阻害されており、四回の脳卒中の痕跡が残っていた。
頭蓋底部の動脈の硬化が甚だしく、脂肪のかたまりが左頸動脈を内部から詰まらせていた。粥状硬化と言われる動脈硬化だ。死因は動脈硬化から来る脳卒中だった。
また、硬化した血管を取り囲んで、脳組織全体に小さな穴がたくさん開いているのが認められた。脳軟化症であった。
レーニンが発病した後、スターリンは自分の息がかかった医師団によってレーニンを囲い込み、世間から遮断した。レーニンは自分のメッセージを外に出そうにも出せなくなった。そしてスターリンは、権威あるレーニンの名で勝手に政治を動かすようになった、と言われる。
また、体の自由が利かなくなったレーニンがスターリンを呼び出し、「声が出なくなってまで生きたくないから、毒をもってくるように」と頼んだというエピソードがある。
つまり、スターリンが毒殺をしたというのだが、これはトロッキーが権力をにぎるために流布したと、今日では見られている。
生活改善で予防
レーニンの後はスターリンが政権を握り、トロッキーは追放された。もし、レーニンが高血圧と動脈硬化を病んでなく、54歳で亡くならなければ、その後のソビエト及び世界の共産主義革命はどのような様相を呈したのだろうか。
ちなみに、スターリンも脳卒中で死亡したが、毒殺説も根強い。
動脈硬化を引き起こす因子としては、糖尿病、喫煙、肥満、脂肪の多い食事、運動不足、脂質異常症(血中の脂肪過多)、高血圧、ストレスなどが挙げられている。動脈硬化が進むと、脳卒中や心筋梗塞の発症につながる。
わが国の病気による死因のトップはがんで、心筋梗塞、脳卒中と続く。動脈硬化の予防について、山口病院(山口市)の田村周医師は次のようにアドバイスしている「食べ過ぎや脂肪の多い食事、肥満、運動不足、喫煙など、動脈硬化の要因となる生活習慣を改めることに尽きます。糖尿病、高血圧は動脈硬化のリスクです。糖尿病や高血圧の人は特に生活習慣の改善が求められます」
http://gado884.com/index.php?ct_id=1234987788&ms=1210770175
ヒトラーの震え 毛沢東の摺り足―神経内科からみた20世紀を読んだ。
20世紀の著名な指導者他の晩年の病気について書いている。この本に書かれているのは素人の噂ではなく神経内科医が正式な資料に基づいて書いたものである。整理のため一覧にしておく
ヒトラー パーキンソン病
レーニン 動脈硬化による脳梗塞 失語症を伴う
スターリン 脳内出血
ブレジネフ 痴呆状態 病名不明
毛沢東 筋萎縮性側索硬化症(ALS)
ウィルソン 脳梗塞
ルーズベルト ビンスワンガー病(脳軟化症)
モーリス・ラベル 脳障害 病名不明
ルー・ゲーリック ALS
横井庄一 パーキンソン病
ドナルド・レーガン アルツハイマー病
さてここで、病気になってまだ指導者で居続けたのは、ヒトラー、レーニン、ブレジネフ、毛沢東、ウィルソン、ルーズベルトだ。
ヒトラーは映画を見ても晩年の戦争指導は的を得ず、戦局を悪化させたと言う。病状が悪化してきたのが1941年と言うからドイツに期待して対米戦争を行った日本にとって不運だった。病気でなくてもアメリカの生産力に勝てなかったかも知れないが、戦局は違っていたことだろう。
レーニンは言葉を失ってからも指導者で居続けたが、後継者にスターリンを選んだことが間違いだった。
ブレジネフは執務出来る状態ではなく、指導力は失われていた。
毛沢東は文革以降に発病した。死ぬまで主席に居続けた。文革の混乱を病気を理由にしている。私が「毛沢東の私生活」を読んだ印象では、毛沢東の判断力は死ぬまで健全だったように思う。ここは見解が分かれるところだ。
ウィルソンは国際連盟を提唱し、議会の反対にあった。それを覆すため遊説に出かけたが病気のため中止した。もし発病が遅ければ国際連盟の機能が充実し、第二次世界大戦の展開が変わっていたかも知れない。
ルーズベルトは小児麻痺で足が不自由だったが(罹ったのは三九歳)、それは克服した。その病状が非常に悪かったのがヤルタ会談の時だ。スターリンが主張することにうまく反論できなかったというのだ。この会議の結果、ソ連の参戦があったから、日本の運命にもルーズベルトの健康状態は大いに関係があったと言うことだ。
影響を及ぼしたのはこのような指導者達であったが、医学の進歩で病気の診断は適切に出来るようになってきており、レーガンはその任期中に多少の影響があったようだが、大過なく任期を全うした。
判断力の落ちた指導者が居続けるような体制は良くない。軍艦では艦長に医師の診断を受けさせて、その結果により副官が交代するような制度がある。最高指導者は健康であることを保証するべきだし、制度上の裏付けが必要だ。
さて、日本の指導者は大丈夫なのだろうか。小渕首相は在任中に倒れた。健康管理はしっかりやって欲しいものである。
http://iitaizou.at.webry.info/200705/article_30.html
早 /::::l:::l::、:::::、:::::ヽ::、::::::::::::\:::\::::::::ヽヽ::::::ヽ 駄
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まあ何れにしろ荒井彰先生も丹羽春喜先生も早く隠居して貰った方がいいですね。 狂信的信者が沢山いて影響力が強いので、みんなが迷惑しますからね。
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