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(回答先: 《“9/11の真実を求める建築家とエンジニア”代表の講演&童子丸開・きくちゆみの本の出版》書きました 投稿者 SeaMount 日時 2009 年 5 月 23 日 18:17:39)
SeaMountさん、ごぶさた。
きくちさんが私と組んで「最強のコンビ」と言ってよいのかなあ・・・。本心で言えば、日本にもリチャード・ゲイジのような人が1日でも早く登場してくれたら良いのに、と願っています。
私は、科学的に筋を通して言うのは、どちらかというと苦手なほうなんですね。他の人、特に専門家を自認する人が誰もやろうとしないから、仕方なく誰かが登場するまで私が「代打」を務めているだけだ、と自分では思っています。
だから、専門知識と技能を持ち、誠実な態度で事実に立ち向かう人が日本に登場し次第、私はいまの「役」から降りて、別の道を進みたいのです。
リチャード・ゲイジの来日は、ほとんどの専門家達が貝殻の中に閉じこもっている日本にとって極めて重要です。できうることなら、大学の工学部、できたら建築の教室を借り切って講演会をうってもらいたいな、と願っています。それが実現するなら日本の歴史の流れが大きく変わるでしょう。
日本だけではないのですが、専門家と呼ばれる人達は昔から必ず何かの「タブー」をかかえて生きています。私の本にも書いたことですが(『「WTCビル崩壊」の徹底究明』の215ページに次のように書きました。
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【引用開始】
以前にこんな話を聞いたことがあります。第2次世界大戦前のことですが、日本の考古学者たちが発掘調査をする際に、1万年前の地層に出くわすとそこで自主的に調査を打ち切った・・・。これはひとえに日本の旧石器時代の遺跡に出くわすことで「皇国史観に触れる」危険性を避けたからである、と。
明治初期に米国人のモースによる大森貝塚の発見がなかったならば、ひょっとしたら縄文時代の存在すら無視されていたかもしれません。日本の旧石器時代の存在が一人の非専門家の考古学マニアによって明らかにされたことは、この国の学問にとって世界的な恥さらしになっただけでしょう。
このような日本のアカデミズムを縛り付ける「タブー」が、その対象と形と変えて現在も強力な生命を保っているのかもしれません。「ある種の事柄には触れないようにする」ことが大学や研究所などの中で暗黙の了解になっているのかもしれません。そしてその「ある種の事柄」の中に、これほど明白な9・11WTC爆破解体の事実も入っているとしたら、それはこの国に再び大きな不幸をもたらしていくだけでしょう。
学者の先生達というのは意外と「タブー」には敏感なのですね。それはよくわかっています。しかし、「王様は裸だ」と認めることがそんなに大きなタブーなのでしょうか? いかにも日本人らしくみんなで顔を見合わせて「タブーだ」と思い込んでいる、ただそれだけではないのでしょうか。私にはよく解りません。
【引用終り】
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私は9・11事件に関して、岩宿遺跡を発見した相沢忠洋さんのような役が果せれば良いと思っています。あとは事実を向き合えるだけの勇気と良心を持つ専門家と、その作業を支える政治、ジャーナリズム、財界、法曹界などにいる人たちの仕事です。
そのような人々が作る文字通り「最強のチーム」こそが本当に待ち望まれるところです。