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(回答先: オバマの「イスラエル軍大虐殺」黙認と今後のイスラエルが迎える運命。 投稿者 新世紀人 日時 2009 年 1 月 13 日 15:03:45)
http://www.asahi-net.or.jp/~IJ9S-UCYM/senkan.html
戦艦ポチョムキン
1925年/ソ連/モノクロ
(前略)
<時は1905年第一次ロシア革命前夜。戦艦ポチョムキン号の船上では、水兵が士官からウジのわいた肉を食べるように命じられている。ワクリンチュクといつ一水兵の呼び掛けに従い、他の水兵たちが一斉に蜂起を開始する。反乱は成功するが、士官の報復によりワクリンチュクは死ぬ。船はオデッサ港に人り、人々はワクリンチュクの死体を幾重にも取り囲み深い悲しみに沈む。怒り、デモ、赤旗掲揚。続いてオデッサの港に面した長い階段での水兵と海岸の人々との交歓が描かれ、食料を乗せた小舟の群が船に向かう。突如銃声が響き、政府軍の一斉射撃が始まる・・・・。惨劇の後のポチョムキン号船内。不安な一夜を過ごした水兵が水平線に政府軍の艦影を発見する。戦闘準備の号令で緊張の時が流れる。しかし敵艦は発砲せず、ポチョムキン号は艦隊の間を勝ち誇って進んで行く。> 以上が全5章から成るこの映画の大まかなあらすじだが、この中に映画を語る上で絶対に見逃すことのできない名シーンが存在する。それは「第四章」、映画史上最も有名な六分間と呼ばれ、名場面中の名場面として不動の定説をもつ"オデッサの階段の惨劇"のシーンである。
<オデッサの港へ続く長い石段の上は、戦艦ポチョムキン号の反乱の成功を祝う人々でごったがえしている。その歓喜の高揚を断ち切るかのように、画面に「すると突然.・・・・」の字幕が挿入される。字幕に続くのは髪を振り乱し、驚愕する女性のアップの数カット。人々はまだ何が起きたかわからない。恐怖が彼らを直撃し、混乱が先行する。足のない障害者が両手を足がわりに使って、階段を一気に跳びおりてい。白い日傘がカメラに突進してくる。そして階段の上の銃をかまえた兵士の隊列が初めて、後からのロングショットで現われる。群衆は階段を上から下へ、左から右へ、かけ降りる。兵土たちは群衆を追い落とし、容赦なく殺戮を続けていく。その流れの間に恐怖に怯え、逃げまどうさまざまな民衆の表情と姿態が挿入され、惨劇は急ピッチでエスカレートしていく。少年が撃たれ、血だらけの顔をあげて叫びがっくりと顔を垂れる。倒れた少年の上を靴が踏みつける。その少年の母親が彼を抱き抱えながら、半ば狂乱状態で階段を下から上へのぼりはじめる。ここで初めて画面にそれまでと反対の動きが生ずる。女教師が立ち上がり、周囲の人々に呼び掛けて、母親に続く。しかしその抵抗も圧倒的な兵士の弾圧に対し全くの無力と化し、動きは再び上から下への一つに統一される。しかも抵抗を押しつぶした勢いがその動きを加速する。
ここでこのシーンの中でもとりわけ有名な"乳母車"が登場する。美しい母親が赤ん坊を乳母車に乗せて逃げる。階段の踊り場で迫りくる兵士たち。母親は自分の体で乳母車をかばう。射たれてのけぞる母親。ついに乳母車は階段をころげはじめる。それまでの上から下へ、左から右への動きがここに集中的に移行し、一段と加速され、破局へ向かって突っ走る。そして乳母車が遂に転覆したとき、悪鬼のような形相のコサックのアップが現われ、サーベルをふるう。眼鏡の女教師が切り付けられ、その片目から血が吹きだす。>
(後略)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%A6%E8%89%A6%E3%83%9D%E3%83%81%E3%83%A7%E3%83%A0%E3%82%AD%E3%83%B3
戦艦ポチョムキン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
(前略)
この映画で最も印象的とされるのは「オデッサの階段」といわれる約6分間の場面で、「映画史上最も有名な6分間」と言われる。特に撃たれた母親の手を離れた乳母車が階段を落ちていくシーンは圧巻で、ブライアン・デ・パルマ監督の『アンタッチャブル』などの映画でも引用されている。史実によると、「オデッサの階段での虐殺事件」というものは存在しない。
(後略)
[新世紀人コメント]
映画「戦艦ポチョムキン」を私が始めて見たのは小学生の時であった。
戦争記録映画と間違えて映画館へ入ったのだが、
無声映画でありながら挿入音楽の効果が抜群であり、
この中で流された「インターナショナル」と「ワルシャワ労働歌」のメロディーを始めて聞いたにも拘らず、覚えてしまった。そして忘れる事は無かった。それ程にこの二つは名曲なのである。軍艦マーチが名曲である事に等しい。
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