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オバマは不可解な奴である。(本当は不可解でも何でもない道化師なのだろう。)
米国経済の復興計画については実現可能性の疑いがある程のラッパを吹きまくっているのだが(それも大統領就任前であるにも係わらずだ)、イスラエルのパレスチナ人大量虐殺の蛮行に対しては「当たり前だ」と言った具合の発言だ。
このイスラエル軍による住民無差別虐殺的弾圧は、帝政ロシア末期の「血の日曜日事件」や第二次大戦末期のナチス・ドイツ軍による「ワルシャワ蜂起弾圧」によく似ている。
だが、今回のイスラエルの蛮行はイスラエル国民をも窮地に追い込むものである。
そのことはイスラエルの指導者達も応援している米国のオバマ取り巻き連中も知っている筈だ。
知っていながら、自らを窮地に追い込む行いを何故に行ったのか? と考えなければならない。
予備役まで動員してパレスチナ弾圧戦争を行えば、国内でイスラエル人の間に反戦意識が高まる。
この事は、米国のアフガニスタン戦争とイラク戦争が米国内に招いた結果を見れば解かるだろう。
今後、イスラエル国内は二つの政治的流れに分裂してゆくだろう。
アラブ人・イスラムとの共存を図ってユダヤ人のパレスチナに於ける居住を確保してゆこうとする潮流と、狂信的な選民的軍国主義的潮流とに分裂してゆくだろう。
私の目には、今回のイスラエルの軍事行動が、
米国が経済破綻と覇権破綻を覆い隠す為に意図的に破綻的敗戦を造り出す為に始めたアフガニスタン戦争とイラク戦争の「ミニ版」に思えるのだ。
つまり、今後のイスラエルの運命を決定付ける為に行われたと考えるのである。
パレスチナ人大量虐殺を通じて、実はターゲットはイスラエル国家と国民自身に向けたものではなかったか?
そうであれば、今後もパレスチナへの蛮行は再開される可能性が高いといえよう。
そしてますますイスラエルは国際社会から孤立して行く。その様に追い立てられてゆく。
そしてイスラエル国内は混乱が高まってゆく。
そしてその内にオバマやその取り巻き連中がイスラエルに手をさし伸ばして行く。
オバマの横にはエマニュエルといった米・イスラエル二重国籍者すら居るではないか。
ヒラリーだってオランダ系ユダヤ人の血筋との噂さえある。
イスラエルには蛮行を行わせる。そして米軍はそれを支援する事はしない。イスラエル単独で行動させる。今までイスラエルが行ってきた戦争に米軍が直接に友軍として参加した事はない筈だ。
イスラエルを助けようとするならば、米軍はイラクに永久駐留をしなければならない。
しかし、米軍はイラクから撤退するだろう。アフガニスタンからも撤退するだろう。
日本からは最後に撤退する事になるだろう。
イスラエルは単独で行動を決定出来る様に見えながら、実は単独では行動できない国であろう。
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