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(回答先: 【報告】ミサイル騒動の陰で南も軍事化 投稿者 どなんとぅ 日時 2009 年 6 月 11 日 15:50:55)
緊迫感の一端でもお伝えできるかと、現地から数度、携帯送信しておりました。
(リアルタイムで「海援隊BBS」に記事を送信)
かいつまんで本日(4月3日)の経過を記します。(時間はおおよそです)
地区労の呼びかけにより午前7時より現地入港阻止・抗議集会。
午前8時過ぎ、2隻の掃海艇「パトリオット」「ガーディアン」のいずれかが入港
9時前頃に残りの1隻が入港。
この時間帯は石垣と各離島を結ぶ高速船が数分ごとに出入りするきわめて過密な時間帯であり、
複数の高速船が同時に掃海艇と行き違う、あるいは追い越す状態が何度も見られました。
2隻が接岸した後、身内だけで固めた「歓迎」セレモニー。
その後ケビン・メア米国総領事、2隻の館長(?)はじめ数名の軍人、地元代表を称する(おそらく)防衛協会の幹部など、10数人が数台の車両に分乗し、ゲートを通過しようとするも、
ゲート前には多数の市民が詰めかけ、開門を阻み続けました。
この間、港湾管理者たる石垣市長から断固入港を認めないとの意志が伝えられ、
港湾管理者の意向を無視する形で強行接岸したことに対して、「緊急事態」を宣言。
万が一不測の事態が生じた時の責任はすべて米軍側が負わねばならない旨、アピールしました。
当地警察より、「開門を妨げ続けた場合、道交法違反・公務執行妨害による地区労議長の逮捕もあり得る」との警告が発せられましたが、
市民から強い抗議の声が上がり、
市会議員数名がゲートの前に座り込みました。
その後、ゲート外の公道上の阻止行動が道交法違反に問われるというのであれば、
一端開門し、ゲート内に入ったなら道交法の適用根拠はなくなるだろうとの判断で、開門。
市議団に加え数名の市民が、「港湾施設内」で座り込みを継続、
それを多数の市民が取り囲む形となりました。
8時間半にわたり市内への上陸を阻止しえたものの、
午後4時半過ぎ、ゲートの端部に私服・制服の警官が集まり、
体を預けて抗議する市民に対して、
警官隊が盾となるようにして、一人ずつ米軍関係者・総領事館関係者を門外に誘導し始めました。
行く手を遮ろうとする市民ともみ合いとなりましたが、
結局待機していた主要人物数名が「警察官に守られての石垣上陸」を果たしました。
市民・労組・議員により、テントを設営して終夜監視体制に入り、現在も継続中です。
一般兵士の上陸はおそらく明日強行されることになるでしょうが、
土曜日で阻止行動に参集する市民の数が増えることも予想され、
予断を許さぬ状態であるといえます。
石垣島には元々基地が存在しません。
純然たる民間施設(しかも、生活関連・観光客で過密状態の施設)を
軍事目的に使用し、
今後「有事」の時の軍事展開を容易にしようと言う、
おそらく米軍再編計画の一環として、
今回の石垣港強行上陸が行われているのだと思います。
実は、「南の辺境の地の軍事化」に関して
私自身はもっと切迫した仮説を立てているのですが、
昨日〜今日の阻止行動に参加する中で、幾人かの見識ある方にその危惧を話し、
感想を伺うことで、仮説を検証中です。
ある程度確証が得られましたら改めてエントリーをあげたいと思います。
明日も老骨にムチ打たねば…
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