http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/567.html
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(回答先: 苗場スキー場の元高級リゾートマンションが遂に10万円になった 投稿者 中川隆 日時 2014 年 9 月 19 日 21:44:03)
貝掛温泉 貝掛温泉館
http://www.kaikake.jp/
http://www.kaikake.jp/blog/index.html
http://www.onsen-shinsengumi.com/niigata/kaikake/kaikake/index.html
〒949-6211 新潟県 南魚沼郡 湯沢町 三俣686
TEL 025-788-9911
2013年 9月に訪問
昨年秋、初めて貝掛温泉に伺い、こんなに素晴らしい宿が有ったのかと びっくりしました。
高齢で足が弱い母も、貝掛におじゃました後、眼科の定期健診で、某名医から、目が綺麗になりましたね。と言われて以来、貝掛の大ファンです。
今年伺って、びっくりしたのは、あれだけ繁盛しているのにところどころ改修されている事、特に一階の部屋の新しいベランダと、お風呂の新しい椅子が、清潔で良かったです。
若いスタッフのみなさんも、凛としていて、爽やかですが大女将の接客はさすがです。
新潟の山奥の宿はみな、数年来の集中豪雨や大雪で、人知れずご苦労されているはずですが、貝掛温泉のみなさんは常に明るく前向きで お客さんを喜ばせたいと行動しているところが、とても素晴らしいですね。
観光地で商店を経営する私は、こうすれば売上アップなどなどの講習会に出るよりも、貝掛に泊まる方が、よっぽど勉強になりました。
http://www.tripadvisor.jp/ShowUserReviews-g1119245-d1132609-r179302934-Kaikake_Onsen-Yuzawa_machi_Minamiuonuma_gun_Niigata_Prefecture_Chubu.html#CHECK_RATES_CONT
2011/11 訪問
ぬる湯が好きなので、貝掛温泉には10年前から何度か宿泊しています。
お湯の良さは常に変わりませんが、食事とサービスと施設は、常に進歩を続けておられます。今回は4年ぶりの宿泊で、以前にも増して大満足できました。
料理に関しては、4年前と板長さんは同じだそうですが、料理は盛り付けも器も内容も、すごく進歩していました。
お値段が一泊3万円取る宿ではないので、料理の素材も高級なものは使われませんが、地場の品を中心に組みたてられた献立です。煮物とか、切干大根とか、ありふれたお惣菜も一品一品、丁寧に作られていることがよくわかり、とても美味しく感じました。その一方で、創作料理風の湯葉チーズ豆腐なんか、驚きの一品でした。
共有トイレもリフォームが進んでおり、旧館のトイレ無しのお部屋でも不都合は感じませんでした。湯上りに「メグスリの木の茶」なんかが置いてあるのもうれしいサービスです。女将さんもをはじめ、スタッフの皆さんも、とても感じがよいです。
http://tabelog.com/niigata/A1504/A150404/15001587/dtlrvwlst/3537418/
日本三大"眼"の温泉「貝掛温泉」(湯沢町)
http://www.youtube.com/watch?v=o3UvkXfbdGM
新潟県奥湯沢 眼の温泉 貝掛温泉
http://www.youtube.com/watch?v=5QA8CsA3UFM
http://www.youtube.com/watch?v=Tn1eJQufyGo
2014冬 奥湯沢 貝掛温泉 男性用露天風呂(男女入替制)
http://www.youtube.com/watch?v=pkAT2mk8EOE
2013早春 奥湯沢 貝掛温泉 女性用大浴場と露天風呂(男女入替制)
http://www.youtube.com/watch?v=zCuW8gwrpLE
新潟県南魚沼郡湯沢町 貝掛温泉 内湯&露天風呂(小)2014
http://www.youtube.com/watch?v=PJIwiJBVUGo
貝掛温泉大浴場.mp4
http://www.youtube.com/watch?v=Y2pkxM6cIww&feature=related
貝掛温泉 夜の大浴場
http://www.youtube.com/watch?v=kXnzUPIxAR8
貝掛温泉の客室 2014/4宿泊
http://www.youtube.com/watch?v=QMv7fzWGIAE
貝掛温泉 ロビー周辺
http://www.youtube.com/watch?v=LopDcVUdV8k
貝掛温泉
http://www.youtube.com/watch?v=lfpRvMdKlVg
http://www.youtube.com/watch?v=cDxy6TtHa0Y
http://www.youtube.com/watch?v=p4or7xyg4rQ
http://www.youtube.com/watch?v=rAm-aDWL3fI
http://www.youtube.com/watch?v=X4qKpBQK8Pw
http://www.youtube.com/watch?v=7idXf6TVI3M
http://www.youtube.com/watch?v=EhE-l7rr-B8
http://www.youtube.com/watch?v=ONIda9V5PcU
貝掛温泉(への道) 2012_01_29 ジムニー徘徊録
http://www.youtube.com/watch?v=FwcHGMaMBVo
東谷山から貝掛温泉 山スキー(2012.2.4)
http://www.youtube.com/watch?v=sEkFqQAQRAY
2013.02.09 BCクロカン@東谷山〜貝掛温泉
http://www.youtube.com/watch?v=sluyfbBjNNI
/⌒X⌒ヾ%ヽ ,. - ,.-----‐' \
/⌒X ,.二、ヽ爻ハ / / (_二二 _/ ̄_ ヽ
/⌒X不ヽソノ{ 仄 } } 厂}人/ // 〈_/´  ̄`ヽ '.
,.二、{弋ソ,.二弋辷ンノノ-‐〈 / { ヽ i | ハ
{ 仄 }} 八 仄} `辷ン八うY } :| 八 、 \ ヽ.! レ-、ヽヽ ∧
_‐<>< 辷ン 仄ィ介=≦ミ、N \ \ }_ |:i |'^ヽ|i :! :!:!∧
、Y/ ,.二、`Y_ノ-=彡'´`ー'´^ミ!、 i :ト、\x<_\ |:| i :!} } !| | :|:レ'
ノ( { 仄 }}八 《《 _,. -=≠ ,.ィ=ミ茫N `´ィ芹rt刈:! | !'´ 爪 !ハト!
⌒ヽ 辷ン{ } }}}´_,.ィ伝ミヾ {以刈ゞヽ `¨´ | | | 「´i | N:|
Y 二 ヽ 人ノノノハ ゞ┴' 、` } } ! ! !八 |从八
{ 仄} }} ノミ辷彡'} ,. ' 从 ヽ'_ !:/:/レ人< ヽ
弋辷ン乂}{ミ辷彡'} _,. - /辷`ヽ ` //://  ̄`ヽ
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1. 貝掛温泉情報
ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉(弱アルカリ性低張性温泉)
ほとんど無色澄明・塩味を有す。
35.8度 pH8.0
湧出量 450〜650リットル/分 (自然湧出・季節によって湯量が変動する)
成分総計 = 2291mg
Na+ = 436.9 / K+ = 6.4 / Li+ = 1.3 / Ca++ = 377.3
Sr++ = 1.2 / Cl- = 1228 / F- = 0.7 / Br- = 7
I- = 3.9 / SO4-- = 153.8 / HPO4-- = 0.4
HCO3- = 17.1 / CO3-- = 0.9 / H2SiO3 = 24.3
HBO2 = 24 / CO2 = 6.6
温泉適応症
白内障、眼底出血、ドライアイ、眼精疲労など
日帰り入浴
入浴時間 午前11:00〜午後15:00(午後14:00で受付終了)
清掃が昼頃までかかることがあります。
立ち寄り湯開始時間にあわせて行くと、浴槽に湯が溜まりきっていないこともあります。
お待ちいただくこともございます。
日帰り入浴料金
平日:1,000円 土日祝:1,200円 小学生以下半額
浴室にはシャンプー・リンス・ボディーソープ
http://www.kaikake.jp//price/index.html
浴槽
1) AM10:30〜PM7:30
男性風呂には露天風呂2+内湯2。
どちらも源泉掛け流し浴槽と加温循環掛け流し併用浴槽あり。
女性風呂には露天風呂1+内湯2。
こちらの露天風呂は加温循環掛け流し併用。
内湯は源泉掛け流し浴槽+加温循環掛け流し浴槽。
2) AM9:00〜AM10:30
掃除
3)PM7:30〜AM9:00
1)で男女入れ替え
標準宿泊料金(1室2名様 朝夕食付サ込税込の1名料金)14,190 円 〜 19,590 円
http://www.kaikake.jp/price/index.html
http://www.hitou.or.jp/hymbrrsv/hymbr_pg03.html?yc=nk104
湯治を長期でお考えのお客様は直接お電話にてご相談をお受け致します。
犬の預かり処が離れにございますので車で寝かせなくて安心です。
玄関・ロビー・新館・脱衣所床暖房完備(冬季)
http://www.hitou.or.jp/hymbrrsv/hymbr_pg01.html?yc=nk104
お部屋タイプ
本 棟:明治2年築の趣きのある館
当館2部屋限定の二間続きのお部屋。洗面台・お手洗いは別になります。
玄関棟:築15年程の建物
http://www.kaikake.jp//guestroom/index.html
“昔ながらの家なので隣の声は結構聞こえます。
気になる人は、耳栓を持って行ったほうがいいかもしれません。”
“本館、旧館、新館と年代の違う部屋がある。
自分の希望を宿側に申し出ることを勧めます。
明治時代の部屋は簡易な鍵はありますが、入口は曇りガラス一面の引き戸で、隣の部屋の声や足音がほとんど筒抜け状態です。風情はあります。”
http://www.tripadvisor.jp/Hotel_Review-g1119245-d1132609-Reviews-Kaikake_Onsen-Yuzawa_machi_Minamiuonuma_gun_Niigata_Prefecture_Chubu.html
アクセス
上越新幹線利用
●東京駅より約80分・新潟駅より約40分
●駅西口よりタクシーで約18分。
●駅東口よりバスで貝掛温泉入口まで約25分、徒歩9分。
関越自動車道利用
●練馬I.Cより120分・新潟西I.Cより90分
●越後湯沢I.Cより12km(15分)
無料駐車場50台
タクシー利用
越後湯沢駅西口より18分。
ゆざわタクシー TEL.025-784-2660 料金3,200円(冬季は4,000円)
TAXIご利用は「ゆざわタクシー」をご利用ください
定額割引運賃で運行します
バス利用
越後湯沢駅東口より、バスターミナル1番乗り口「浅貝・苗場プリンスホテル」行きに乗車。 貝掛温泉バス停まで迎え有り。
越後湯沢駅よりバス利用の場合 バスに乗車される前に貝掛温泉に電話を頂けば、貝掛温泉バス停までお迎え致します 乗車時間5分(徒歩ならば15分)
路線バス時刻表
http://www.naeba.gr.jp/access/
http://www.naeba.gr.jp/access/bus.pdf
帰りのバス
貝掛温泉のマイクロバスが毎朝バス停まで送ります。
貝掛温泉帳場 (TEL 025-788-9911)に予約要。
http://www.kaikake.jp//access/index.html
地図
http://www.mapion.co.jp/m/36.86921666_138.77309721_8/v=m1:%E6%96%B0%E6%BD%9F%E7%9C%8C%E5%8D%97%E9%AD%9A%E6%B2%BC%E9%83%A1%E6%B9%AF%E6%B2%A2%E7%94%BA%E4%B8%89%E4%BF%A3686/
https://www.google.co.jp/maps/place/%E6%96%B0%E6%BD%9F%E7%9C%8C%E5%8D%97%E9%AD%9A%E6%B2%BC%E9%83%A1%E6%B9%AF%E6%B2%A2%E7%94%BA%E4%B8%89%E4%BF%A3%EF%BC%96%EF%BC%98%EF%BC%96/@36.8722918,138.7699148,13z/data=!4m2!3m1!1s0x601e06cd7ab50aed:0xe6f42ab256b4c7c0
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http://www.mapfan.com/m.cgi?MAP=E138.46.22.3N36.52.9.3&ZM=0
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i i 川i!ハ/" _! | │川 ヾ:ii ゙'∨ | ゙ヾiヽヽ;||:::::i':::::::::::::::::::::::::
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i i ゙! ん、,,ノ,__,,,r'' /:::::::/::::::/::::::::::::/:::://
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iiミ! ハ i ° ゙、 //::::://::::/::::::/:::::/::::i::::ii::
i!ヾ!i ゙、! , ' |゙ヽ......,.,.,.,,,///://::://::::/::::://::::i::::リ::
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2. 貝掛温泉 _ 白内障、眼底出血に効く名湯
目をいやす神秘な温泉 700年の時の流れと湯の流れ 2004年12月
庄屋造りの一軒宿 安らぎに浸る素朴な空間
鎌倉時代より700年の歴史を誇る貝掛温泉は江戸時代から「目の湯」として全国的に知られ、日本3大「目の温泉」(他に福島県微温湯、神奈川箱根の姥子温泉)と名高い温泉である。
越後湯沢から旧三国街道を戻った山あいにある一軒宿だ。2004年12月15日、雪の時期で路面凍結が心配で電車・バスを利用しての3度目の訪問をした。途中、旧三国街道沿いの三俣共同浴場「街道の湯」で入浴し、そこからバスで移動する。シーズンオフの時期のため、バスの便は1〜2時間に1便という不便さで、1便逃したら大変なことになる。
貝掛温泉入り口で下車、看板の案内に沿って、清津川渓谷に降りる。旧道の角には、赤い前掛けをかけた腕の線も朽ちかけるほどの古いお地蔵さんが愛嬌のある顔で迎えてくれる。清津川に架かる貝掛橋を渡ると正面に新・旧2棟の貝掛温泉が見える。かつては素朴な混浴の療養湯治場であったが、現在は改装も施されて快適な保養温泉地にと変わっている。
貝掛温泉の歴史は古く、鎌倉時代(1488年)高僧が発見したとも言われ、戦国時代上杉謙信の関東攻めの際、戦に傷ついた将兵等の“謙信の隠し湯”と知られていた。江戸時代の記録には2軒あった湯宿も今や1軒のみで、現オーナーの先々代が重い眼底出血で失明寸前になったとき、当時廃屋だった温泉に6ヶ月湯治して完治した。「このままつぶすのはもったいない」と権利を譲り受け貝掛温泉の営業を開始した。以来今日まで湯治宿・療養温泉として賑わいを見せてきた。
源泉は36.8度のナトリウム・カルシウムー塩化物泉(含土類弱食塩泉)。効能は白内障、眼精疲労など眼病の他、高血圧症、神経痛、皮膚病、火傷、切り傷、冷え性、五十肩など。メタホウ酸やメタケイ酸を多く含んでいるため、目の粘膜や眼球を洗浄する効果があると言われている。昭和初期までは源泉を利用して「貝掛の目薬」も生産された時期もあったほどだ。
まず浴室へ向かう。
男性浴室には内湯大浴場の他に露天風呂が大小二つあり、大きい源泉岩風呂と加熱岩風呂がある。
内湯は赤御影石造りの浴槽で、源泉風呂と加熱風呂がある。
大浴場は天井が高く太い梁を巡らせてある趣ある空間。
露天風呂は清流や木々の緑が湯船を囲み、大自然の中で入浴するような気分になる。夜には提灯で明るく照らされて、一層温泉情緒が深まる。
女性用には露天風呂は加熱岩風呂のみとなり、男女は21時を境に入れ替えをしている。更衣室の床が床暖房なのはうれしい。
入り口には源泉注ぎ口があり、湯の溜口で顔をつけて目を洗えるスペースを確保してある。常連客は慣れた様子で何度も目を洗う。ザバッと顔を湯に付けて目を湯の中でぱちぱちさせるのがコツという。
源泉浴槽の入浴客は、湯がぬるいので少なくとも30分はゆったり気分で入浴できる湯だ。湯中の自分の身体をじっと見ていると気泡が身体にまとわりついているのが分かる。
更衣室に清掃に来た女性従業員に「湯治や療養目的の宿泊客は多いですか」と聞いてみる。
「毎月3〜4泊で湯治にみえる白内障の方など眼病の方がよく来ます。
飲用に大きなポリ容器に源泉を入れて帰り、あとで1升ビン2本に源泉を入れて配送料込2500円でお送りしています。」
昔に比べ医療も発達し、自宅近くに眼科医がいる時代にも「目の温泉」の効果は健在と言えるようだ。
入浴の帰りに談話室「いろりの間」があり、14時から朝までめぐすりの木茶のサービスや書籍・新聞が用意されていたが、タバコの煙や匂いがぷんぷん。タバコが苦手な私は直ぐに目が痛くなる。「目の温泉」に喫煙の談話室というのはそぐわないかもしれない。この点だけは苦言を呈したい気分であった。
夕朝食はお食事処で用意される。山の幸と川の幸などの地の物をふんだんに生かした料理の数々。ご飯は魚沼自慢のコシヒカリ。え胡麻のセリ和え、あけびのおひたし、豆腐の茶碗蒸し、高麗人参や舞茸・ぜんまいなど山菜の天ぷら、ルイベのお造り、岩魚の塩焼きなど、珍しい一品一品が並ぶ。自然の味わいを活かした、湯治宿とは思えない上品な味わいの懐石風料理だ。
この宿の自慢料理は、奈良時代に中国から牛乳を飲む習慣が伝えられ、僧達が鶏肉の牛乳煮を思いついたという「あすか鍋」。湯沢で育った比内地鶏に野菜・きのこ・海老などを煮込んだなかなかの美味。新潟の美酒「鶴齢(かくれい)」の杯もついすすむ。
越後湯沢の奥深い場所にたった一軒、大自然の中にすっぽりと抱かれて、丸ごと森林浴をしているような宿。効能豊かな源泉と緑で目も心も洗われ、心身ともにリラックスさせてくれる秘湯である。
http://www.a-spa.co.jp/totugeki/kaikake/totugeki-kaikake.html
【東京新聞 TOKYO Web】 2008年5月22日
流れ出る露天風呂の源泉に伏せて目をあてる湯治客=新潟県湯沢町で
パソコン疲れの目には越後の緑。ホトトギスはいるだろうか、かつおなしでも勝沢(かっさ)川は岩魚(いわな)の宝庫。泊まれば露天風呂から満天の星。雪囲いをとる4月1、2週の休みも明けて、庄屋造りも美しい貝掛(かいかけ)温泉だ。
開湯は700年前のこと。300年近く前の版画文書には「第一眼病によし、一切の目湯治してへいゆ(平癒)せずということなし」なのである。
5代目を継いでまもない長谷川智丈さんが語る。
「源泉にはいっさい手を加えず昔のままです。ウソは絶対なし、意地でもそれは守りたい。薬事法の規制もあるので、必ず効くとは言えません。
でも、目をよくしたいという一心でいらっしゃるお客さまや、よくなったとまるで土下座をするように礼を言われると、こちらの目頭が熱くなります。頑張っていこうと思いを新たにします」
白内障や眼底出血の症状が改善したという声は多い。湯はメタホウ酸、メタ珪酸のバランスがよく、炭酸が含まれているから浸透もしやすい、ということらしい。
風呂は男女それぞれに38度弱の源泉そのままと、加熱して注いだお湯の浴槽。
むろん掛け流し。
立ち寄りの時間帯は男性用が露天、女性用が内風呂に加温なし源泉が注ぎ込まれている。
露天のお客さんいわく「すっかり気に入って家族でもう十数回。
朝、千葉を出て9時すぎについて午後3時まで昼食つきの休憩をいつも利用しています。
奥まった一軒宿、とにかく静かで落ち着きます」。
やがて、まわりのお客さんと「こうするといいみたいです」と源泉が流れ落ちて泡立つところに顔をつけて目をパチクリと。お不動様の像の下から生まれた清浄な源泉が疲れた目に染み込んでいく。
奥の部屋に仏像が何体も。遠い昔から療治に通った人々が上流に祀り、氾濫でこの辺りに流れ着いてきたものだという。若い当主、長谷川さんの目に力が溢れているのも、たぶん、人々の願いがこもる貝掛の湯のせいである。
http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:WuzZhcEMQQYJ:tukare0531.livedoor.biz/archives/50964092.html+%E8%B2%9D%E6%8E%9B%E6%B8%A9%E6%B3%89+%E7%99%BD%E5%86%85%E9%9A%9C&cd=6&hl=ja&ct=clnk&gl=jp&source=www.google.co.jp
昔から貝掛には「長湯」入浴法あり今も守られています。
「長湯」とはぬるい風呂に長く入って(30分〜70分)上がり湯に熱い風呂にサッと入ってあたたまるというもの。
ぬるい風呂で体中に泡がついてきたら、あたたまり始めた合図で体中に温泉の吸い込み開始です。ぬる湯ならではの「長湯」を貝掛は、大切にしています。
湯上がりして、お部屋に戻る頃、ぬるい風呂が体を芯から温めていた事を感じていただけてると思います。
眼の温泉(日本三大眼の温泉の一つ)
“眼を湯で洗う湯治”
「眼の温泉」として広く知られるようになったのは江戸時代から。
「第一眼病に善」と文献にもある。
無色透明で無臭の貝掛の湯はメタホウ酸を多く含み、(ホウ酸は眼科に行くと最初に眼を洗う際に使います)長湯して体中につく泡の正体である炭酸により、体に吸収しやすくする働きがあるようです。
白内障と眼底出血の方が一ヶ月程湯治におこしになり、また最近は、パソコンで目を酷使する方、ドライアイの方にも愛される湯のようです。
貝掛温泉(源泉名)を一軒で使用しており、湯量も全国屈指の450ℓ〜650ℓ毎分なので湯船も清らか学者方の研究で新第三紀深成岩(越後湯沢温泉の成因)と新第三紀火山岩(瀬波・松之山温泉の成因)の両方合わさっ た泉質が、珍しい「眼の温泉」を生み出して いるようです。 現代では、貝掛温泉の泉質と良く似た市販の 目薬が販売されているのも不思議。 ただただ、自然が創り出した目薬の風呂に 驚きながら、毎日、恵みに感謝し風呂掃除を させていただいております。
http://www.kaikake.jp/unchiku/index.html
正しい目の洗い方
ぬる湯の湯口に手をかざしてください。熱い目薬はさしませんでしょ。
http://www.kaikake.jp/unchiku/index.html
露天の開放感はすばらしい [奥湯沢 貝掛温泉]
放浪人さん [入浴日:2005年7月]
ここの露天は、少し温度は低めだが、恐ろしいほどの勢いで注がれる源泉が印象的。そのそばには源泉を手で受けながら目を洗う人がいた。順番を待って、何にもの人が静かに待っている。
昨年夏、私はここの温泉の効能を知らずに訪れた。目を洗う光景に、初めて温泉の分析表を真剣に見た次第。内湯もなかなかいい造りである。加温されている湯船があるが、これは循環ではないかと思った。
昼食を摂ったが、なかなかの味で、宿泊しても満足できるのではないかと思った。
宿の主人が鯉を指差し「温泉のいい成分で鯉が病気をしません」とさりげなく温泉自慢をした姿が今も脳裏に残っている。
http://onsen.nifty.com/cs/kuchikomi/onsen_255/detail/aid_onsen006360/kid_0000032980/1.htm
何度入っても満足の湯 [奥湯沢 貝掛温泉]
放浪人さん [入浴日: 2006年8月]
8月5日、再々訪。
ここの露天の湯口を占拠するのは大変である。入っている人は、皆、そこに行きたがるからだ。
眼病に効くといわれるだけあって、病に悩む人がじっと浸かっている。
ここはややぬる目の温泉だが、夏場はいい気分で湯浴みができる。
食事もなかなかのもので、味といい量といい、満足できる。
http://onsen.nifty.com/cs/kuchikomi/onsen_255/detail/aid_onsen006360/kid_0000047160/1.htm
奥湯沢・貝掛温泉のぬる湯
目に効くというぬる湯の名湯だ。
法師温泉に飽きた方は貝掛にどうぞというのが正直な感想だ。
大量のぬる湯源泉掛け流しの内湯に長々と浸る、ここに極めり。
贅沢な湯量、露天風呂、長湯大好き人間はここでお湯に静かに溶けて行く。
なかでも内湯の実力は高い。
群馬県側から三国峠を越えて行く場合、法師温泉で一風呂浴びるとして、そこから約1時間で貝掛温泉に着く。
人気の絶えない法師温泉を充分堪能した方は、さらにぬるめの湯はいかがであろうか。
浸れる時間が一層長い、つまりそれだけ至福の時間が長い秘湯なのである。足下湧出ではないが、透明で豊富な湯が湯船で体を洗い通り過ぎてゆく。源泉は露天風呂のすぐ目の前だ。
貝掛温泉では、多くの人が露天風呂に行くが、内湯の方が人も少なく一層落ちつく穴場だと思う。
木製のまくらに頭をゆだねる、これがいい。
隣に人はいないし、会話もない、静かなひと時。う〜ん、何をしにきたか忘れてしまう時間がすぎてゆく。そういえば何もしないために来たんだっけ…、脳みそを空っぽにする湯だ。いつの間にか軽く1時間はいける。
部屋に戻っても体はそんなに疲れていないから、また行くことになる。回数は少ないが、合計時間は相当長くなる仕掛けだ。
@到着時、A夕刻、B夜、C早朝の計4回入れば4時間。ぐーたら人間の天国で、穴場だから教えたくない秘湯の一つだ。
初級の方は法師温泉に、中級入門希望の方は貝掛温泉へ
http://onsen6688.blog.fc2.com/blog-entry-134.html
貝掛温泉は、源泉湧出量が400-700リットル/分、36度、pH=8.0、無色透明のナトリウム・カルシウムー塩化物泉(弱アルカリ性低張性温泉)である。
源泉は露天風呂の傍らから湧出していて、その小屋から露天風呂(男女)、内湯に引かれている。
36度は夏は快適だが冬は寒すぎる。長湯すればいいのだが、我慢できない人も多いだろう。そこで、内湯は、源泉そのものと、加温した湯が注がれている。
有名なのは露天風呂で提灯とともによく雑誌にも出てくる。しかし、結論から言って、実は内湯の方がすばらしいと思う。
内湯(男性用)
内湯は広々としていてとても清潔だ。二つの湯船は源泉そのものと、ほんの少し加温された湯船の二通りが用意されている。加温された湯温は体感で41度。これも適温だ。お湯はかなり豊富なので、お湯は透明・清潔この上ない。ざぶざぶと溢れている。それに高い天井が開放的で、のびのびを浸ることが出来る。
・ 二つの湯船(左が温湯、右が少し加温)
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・ 加温された湯船、少し小さめだ。燃料を消費するから小さめがよいはずだ。温湯の後に入って少し暖まって出る。
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・ 湯量は豊富でとても気持ち良い。特に透明さに注目して欲しい。
・ 湯量の少ない温泉は、言う言われぬ苦労をされていると思うが、源泉の豊富な温泉の方は、この湯量が当たり前と思っているはずだ。贅沢なこと。
・ 左手の温湯、こちらも源泉ドバドバ状態だ。
・ お湯はあくまで透明だ。
・ 湯面に映った窓の影だ。
露天風呂(男性用)
内湯から外に出るドアを開けると、いきなり露天風呂だ。二つの提灯の下がった露天風呂は、特に豪雪期の雪見風呂として有名だ。ところが、温いというハンディがあるので、小さな加温された湯船が用意されている。お客に風邪を引かせたら元も子もないから。
・ 全景:かなり広々としている。
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・ 左の提灯と、源泉小屋。
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源泉がどこにも出ている気配がないので、この崖下の小屋が源泉とにらんでスタッフの方に聞いてみたらそうであった。女性用や内湯にも分湯するので丸見えにならないように小屋が造られたのだろうか。とにかく、目の前で温泉が大量に生まれている。すごいことだ。
・ 外から内湯の方向を見る。10月半ばだったが、紅葉には早すぎた。山側の緑を愛で、温めのお湯に身を任せていつのまにか夕刻になる。こんな贅沢はない。
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・ 提灯の灯りが映るこの時間帯が好きだ。
・ 大きな露天風呂に併設された小さめの湯船、こちらが加温されている。温めからこちらに映ると、さらに体が喜ぶ。
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http://onsen6688.blog.fc2.com/blog-entry-133.html
翌朝は女性用の風呂が男性用に入れ替わる。早朝からここを楽しむ。
内湯(女性用)
早朝の風呂は夜明けの光が好きだ。夕刻は次第に暗くなるが、夜明けは、当たり前だが次第に明るくなる、その光が、今日一日を予感させる。そして、男性用も同じだがお湯が豊富・透明でこの上なく美しい。こんなに贅沢に掛け流しにしてよいものかと、貧乏人は心配になるが、それが本来の温泉だ。
・ 入口に洗い湯がある。
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・ 湯船の全景。男性用とほぼ同じ造りだ。
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・ 男性用とは逆に左手(露天風呂側)が加温され右手の方が温めの源泉だ。
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・ 源泉の方は、お湯はふんだんにあるから、透明な湯が大きな湯船にどんどん注ぎ込まれている。圧倒的な美しさだ。ほの明るい早朝に体を横にして浮かせる。これが極楽だ。
・ 加温されている方は湯船が小さい。こちらも湯量豊富だ。
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・ 湯船の湯が透明で綺麗すぎる。
・ 赤い石の湯船から静かに溢れて行く。
露天風呂(女性用)
女性用の露天風呂は男性用より二回り小さめだ。それに、男性用にあった、加温された小さな湯船がなく露天風呂は一つだ。それには秘密がある。この露天風呂の湯は少し加温されているのだ。体感温度で40度弱。これはいい。加温する(燃料を消費する)ためもあって、小さ目の湯船になったに違いない。
・ 露天風呂側から入口を見る。
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・ 提灯の灯りが湯面に映って幻想的だ。
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・ お湯はもちろん透明。
・ 湯口は岩の上にある。
・ 注ぎ口付近に行くと少し温度が高いので一層心地よい。
http://onsen6688.blog.fc2.com/blog-entry-134.html
2006.11.23/07.10.20(立ち寄り)
2008.6.14〜15(宿泊)
今回は両親を連れての温泉探訪です。日帰り入浴で二度ほど訪れていた貝掛温泉へ宿泊してきました。自分の大好きな温泉であるがゆえに両親を連れて行くのであればココと決めていました。
湯沢ICを過ぎ、国道17号を15分くらい進むと貝掛温泉の表示が見えてくる。そこを右折し急な坂道を下り、清津川に架かる青くて細い貝掛橋を渡ると庄屋造りの一軒宿が見えてくる。PM2:20。貝掛温泉貝掛温泉館到着。
ロビーは相変わらず綺麗にされている。今回は本館一階の一番大浴場に近い部屋「水芭蕉」という部屋に案内される。両親はその隣の「しゃくなげ」という部屋。トイレ共同の安い部屋もあるようだが、今回はどちらもトイレ付き(ウォシュレット付き)。年金生活者を招待するのであれば、せめてトイレ付きでないと何かと不便ですから(笑)。
豪華な感じはしないが綺麗にされている。窓を開けると目の前には「やまならし」という木が一本立っている。この木がクセモノ(笑)。この木の葉は風に揺られるとサワサワっと音を立てて千切れるんじゃないかというくらい揺れる。まるで踊っているかのようでもある。また太陽の光に反射するときらきらと輝いてくれる。
この木の前の部屋でよかったって本気で思っている。だって「やまならし」のおかげでものすごく癒されたから。いつも元気に笑っているような木である。
目に効く温泉として有名なお湯。ここには男女別に浴場がある。
男性風呂には露天風呂2+内湯2。
どちらも源泉掛け流し浴槽と加温循環掛け流し併用浴槽あり。
女性風呂には露天風呂1+内湯2。
こちらの露天風呂は加温循環掛け流し併用。
内湯は源泉掛け流し浴槽+加温循環掛け流し浴槽。
どう考えても男性が得すると思うが。しかしPM7:30から男女が入れ替えになる。しかもAM9:00の浴室清掃時間までそのまま。
宿泊した場合は女性の方が得します(笑)。
<男性風呂(AM10:30〜PM7:30)の内湯>
脱衣所は大きくて非常に綺麗。また床暖房が施してあり冬の季節、着替える際には嬉しい心遣い。浴槽は入って右手前が加熱循環掛け流し併用風呂。温度は41℃〜42℃くらい。しかし全く興味がないため浸からず。
入って右奥(露天風呂に近い方)にあるのが源泉掛け流し風呂。お湯がドバドバと掛け流しされており新鮮そのもの。ここには木製の湯枕?があり浴槽縁にこれを置き、首を奥と枕のようになる。この状態で天井を見上げながら寝るのが最高である。
温度は36℃くらい。無色透明で若干の石膏臭を感じられる程度のあまり特徴のないお湯である。がしかし泡付きが半端じゃない。入って2〜3分放っておくと全身に細かい泡が付着する。そのままさらに放っておくと身体がくすぐったくなってくる。細かい泡がやがて大きくなって身体を伝って水面に出てくるからである。何時間でも入っていられるお湯である。
<男性風呂(AM10:30〜PM7:30)の露天風呂>
内湯を突っ切り、ガラスの扉を開けると露天風呂。右奥には加熱循環掛け流し併用浴槽があるが、今回も無視。
源泉掛け流しの露天風呂は様々な温泉雑誌に取り上げられる有名な浴槽。20人は楽に入れる。温度は内湯より若干温め。何故だか内湯より泡付きが少ない。が近くを流れる川の音を聞きながら、そして山々に囲まれた景色を眺めながらの湯浴みは最高である。ここも何時間でも入っていられるお湯である。
ちなみに目を洗う時はここの源泉口で洗うのが一番良いと思う。源泉投入の勢いがあるため浴槽に流れ込んだお湯は一瞬アワアワになる。このアワで洗えば目への負担も少なく洗い易いと思う。
<女性風呂(AM10:30〜PM7:30)内湯>
脱衣所は男性用とほぼ同様。浴室を入って右側が源泉掛け流し浴槽。この源泉掛け流し浴槽は男性用のよりむしろ大きい。泉質や身体への感覚は男性用内湯同様。泡付きも良好である。
今回一番お世話になったのはこの浴槽。特に朝に入ったこの浴槽は印象深い。快晴となった青空と元気ハツラツとした木々が浴槽の水面に映り、非常に綺麗で清々しい気分にさせてくれた。
<女性風呂(AM10:30〜PM7:30)の露天風呂>
加熱循環掛け流し併用風呂のためパス。男性用に比べてかなり小さく10人入ればいっぱいになりそう。
<夕食>
一階の食事処でいただく。PM5:30からであった。本当は6:00からも選べるらしいが、今回は宿の方から5:30にしていただきたいとお願いされてしまった。比較的ヘルシーな食事。味はどれも美味しい。岩魚の炭火焼や天ぷらなどは着席してから出していただくため美味しく食べることができる。しかし何といってもここはごはんが美味しい。さすがにこの土地であるがゆえに魚沼産コシヒカリを使用している。
ここで食事をしていると貝掛温泉HPでブログを書かれている若女将が挨拶に来られた。非常に事務的な挨拶だった(苦笑)。
<朝食>
AM8:00から。朝食も一階の食事処で。朝食も非常にヘルシーで美味しい。中でも黒豆納豆が一番気に入った。デザートもヨーグルトのブルーベリーソース掛けが出てきたので非常に満足(大好物なので)。
<周辺散策>
入浴時間がAM9:00 までだったので、チェックアウトまでの間、周辺を散策した。貝掛温泉の奥には人工の滝がある。これで水害を防いでいるのであろう。しかし快晴の空から降り注ぐ太陽の光を浴びた木々は美しい。みんな笑っているようで、今を謳歌しているように感じた。おかげさまでこちらまで気分がルンルンになってくる。一人で散策していたため「だれも聞いていないからいいや」と思いつつ、鼻歌を歌いながら歩いた。曲名は角松敏生の「Always Be With You」。何故だかこの歌が頭に浮かんだのであった。
AM10:15。チェックアウト。ちなみにここで出していただいているコシヒカリを買うことが出来ます。なので5kg。買って帰りました。
今回、初めて貝掛温泉館に宿泊しました。期待通り、素晴らしいお湯は健在でした。大好きな温泉のひとつです。また宿泊したい。出来れば連泊したいって思います。
温泉だけでなく周りの自然も素晴らしい。朝起きて部屋の窓を開けた時に聞いた自然の大合唱には本当に癒されました。蝉の声、川の音、そして風に答えるようにたなびく「やまならし」の葉っぱの音。これらがハーモニーとなって聞こえてきます。
http://seesun.goraikou.com/kaikake.html
2003年7月
貝掛温泉は日本秘湯を守る会のメンバーにもなっているのに、越後湯沢からのアクセスはバス一本と結構いい。10時10分のバスに乗り、10時半すぎに貝掛温泉のバス停に到着。反対側に道路を横断し、表示にしたがって坂を降りていくと、橋の向こう側に貝掛温泉が見えてきた。山の中の一軒宿にしては、白壁でなかなかしゃれたつくり。
浴室までのは廊には新聞記事や目の洗い方の掲示など、いろんなものが貼ってある。ここは「目にいい温泉」として古くから知られているそうだけど、きょうはコンタクトをしているので目をつけられない。残念だ。
脱衣所は暗めで落ち付いたつくり。
ロッカーは貴重品用の小さなものだけ(コイン不要)。
脱衣カゴは籐製で味がある。ちょっと気になったのは、お湯から上がっても脱衣所がこれだけ暗いと化粧するのが大変そうなこと。
湯口の左側に棒状の枕が2つあるの分かるかな?
浴室は天井が高く、窓が広くて明るい。いい感じ。脱衣所に「浴槽に入る前に石鹸で体を洗ってください」と掲示があったので、まず石鹸で体を洗い(洗ってきたばっかりだけど)、2つある浴槽のうち大きいほうの源泉槽に直撃。夏場なのでちょうどいい湯加減て感じ。ツルツル感はそれほど強くないけど、じっとしていると大中小の泡が体のあちこちにくっついてくる。
天井が高くて居心地がいい。紅葉の季節はキレイだろうな
湯口の左側には木製の枕が2人分あって、そこに頭を置いて体の力を抜くと踵と首の付け根を除いて体がフワフワ浮いている感じになる。ダイビングの時の中性浮力みたい。そのままウトウトしてしてしまった。隣の女性なんて爆睡していた。
お湯は浴槽の縁全面からオーバーフローしているんだけど、すぐ脇の床がスノコ状になっていて、あふれたお湯はそこに吸い込まれてしまう。床を洪水状態にしてくれればいいのにな。
露天はがっかり。雑誌などでみていたのと違い、狭くてショボイんだもの。
加熱している。
よかったのは、内湯から出てすぐのところに下がっていた風鈴だけ。音が澄んでいて涼しい気分になれた。とはいえ、そうそうに内湯に戻る。
熱めの内湯も露天風呂と同様、泡付きはそれほどよくない。
結局、源泉槽に戻って、合計で1時間はつかっていたと思う。
女性用露天はイマイチ
隣で爆睡していた人とあとで話したら、男性用の露天は源泉と加熱と2つあるそう。
雑誌によく出てくるのは源泉の露天風呂で、ここは湯の鮮度が抜群で泡付きもすごくいいという。泊まれば時間交代でそっちにも入れるとか。男性は日帰り入浴でも源泉の露天風呂に入れていいな。せめて日替わりとかにして女性にも源泉露天風呂に入れるチャンスがあればいいのに。1200円も払っているんだし。
浴室に入って左手には上がり湯があり、飲泉用のカップがあった。甘味を含んだ塩味がした。ここにすげ笠がいくつか置いてあったのは何につかうため? 露天風呂での日焼け防止だろうか。カラン(シャワー付き)は5カ所、石鹸、ボディシャンプー、隣す飲シャンプー、炭シャンプー完備。脱衣所にはシャワー、ベビーべッドあり。
http://www.rakuda-j.net/onsen/nigata/kaikake.htm
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3. 進化し続ける(?)貝掛温泉
開湯は約700年前の鎌倉時代とされる。開湯伝説によれば、白雲禅師による発見であるとされる。室町時代の京都相国寺の僧・万里集九の詩文集「梅花無尽蔵」に紹介されている。
戦国時代には、上杉謙信が隠し湯として将兵の傷を癒す目的で利用したと言われている。江戸時代には眼病治療の湯治場として多くの湯治客を集めた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B2%9D%E6%8E%9B%E6%B8%A9%E6%B3%89
文献上では室町時代・長享2年(1488年)京都相国寺の僧の萬里集九の旅文集[梅花無尽蔵]にて
「岩の割れ目から湧き出る温泉への道は通じているといえども建物は見えず僅かに道行く人が教えてくれなかったら通り過ぎてしまうところでした」
と記した。 戦国時代は上杉謙信が関東攻略の際、将兵の英気を養い、傷を癒すために貝掛に浸からせたと言い伝わっている。当時の三国街道(急坂を上ってすぐの小道・既存)を通る詩人・商人・僧侶などが立寄り、貝掛の湯の効能を伝え聞いた湯治客が増え信仰にもなり、薬師如来や石灯籠も建てられた。
江戸時代(1806年)の[地志書上帳]三俣宿の庄屋安左衛門手記にて
「貝掛に温泉ありて、この湯少し塩味ありて清し、寒中はぬるくして入り難く。
目を患う者多く来りて浴し候」
と記した。
明治時代(1882年)に貝掛の湯守だった与之助六代目の茂木与平治が[快眼水]の名で内務省の製造販売許可を得て目薬発売した。
昭和時代(1934年)10年の大洪水で一旦廃業したが昭和30年9月に眼底出血を患った先代が地元の貝掛を思い出し紙問屋商売の傍ら、この地に帰り貝掛を復興させた。
33年にも洪水頻発するも苦難乗越え42年に念願の貝掛橋とダムが完成し、50年に{日本秘湯を守る会}発足会員となり58年の上越新幹線開通と60年の関越自動車道開通で都心から近い秘湯となった。
http://www.kaikake.jp/history/index.html
江戸時代末期 幕末から明治時代初期に活躍した歌舞伎役者の自伝「手前味噌」を早稲田大学の教授:郡司先生が校註した著書
本棚に置いていたのを 改めて集中して読んでみました
P81 に 日本橋浜町での楽屋話し
P352に 貝掛温泉に宿泊した話し
「明日は蟹懸の湯場へ泊まるはどうであらう」
「湯治は面白しと一決して此家へ一宿す」
「主人夫婦は江戸っ子にて二人きりの家内なれば我れを〜」
貝掛五代目 苗字は長谷川と申します
長谷川という苗字は新潟県のお米の産地旧塩沢町の山斜面にある長崎という地域に多い名前 大実家はその塩沢の長崎出身でございます
五代目の爺さんは戦前に長男ではなかったため上京し紙問屋を始めたのが日本橋浜町で五代目の親父は浜町で生まれた 五代目の実家です
浜町の実家は明治座の並びにある場所で 問屋街と明治座の楽屋がひしめき旨い鰻屋や寿司屋があったそうです
隅田川の川っぺりの長屋
貝掛は今は山奥にダムも出来て安心して営めるようになりましたが昭和に水力発電ダムが完成するまで 洪水による廃業危機を繰り返した場所でございます
秘湯の仲間には崖崩れたり雪崩たり森林火災ありとずっとそこで引継ぐなんて平地での話し 秘湯は秘湯たる苦労の歴史がございます
「主人夫婦は江戸っ子〜」は爺さんの話のようだ 感無量
紙問屋をたたんだ爺さんは貝掛で晩年働いたのです
貝掛は地名ですが 古くは蟹懸・蟹掛・金掛など諸説
有力説は三国志の蜀の桟道のように 鉄を打ちつけて断崖絶壁を歩く所
鉄(かね)のワッカを打ちつけ鎖を掛けて渡る場所で 「カネカケ」が転じ貝掛になったそうな 今も国道なのに貝掛地域は歩道がありません
貝掛温泉 五代目も人の記憶に残れるよう 今日も励みます
http://www.kaikake.jp/blog/days/index_25.html
今の建物は平成5年築と聞いた気がする。
その前の建物の写真だ。当時から相当立派だ。
http://blog-imgs-52.fc2.com/o/n/s/onsen6688/DSC04640_convert_20121030062657.jpg
http://onsen6688.blog.fc2.com/blog-entry-132.html
マトチャン 60代/男性
以前は男性が切り盛りされていた珍しいお宿でした
親から子へと宿の世代交代がされ,ちょっとイメージは変わりましたが,お湯はやっぱりいいお湯です。特に,昼の時間帯男性用になる大きい浴槽(5つ星の認定がある方)の温い方のお湯はいい。
1時間ぐらい長湯して,その後宿専属のおじさんに上手にマッサージしてもらう。抜群にリラックスできます。ホウ酸の効果より遊離炭酸ガスで血管が拡張され,逆に副交感神経が働いて身体が安らぐ。
ご両親の時代は,上品な女将さんだけで仲居さんの姿が見えず,男性だけで切り盛りされていて,それは良かったと思う。
宿のTシャツを着たご子息の時代になり,マスコミにも取り上げられてちょっと変わったけど,あの温い内湯を目当てに毎年といっていいほど通っています。露天風呂に猿がやってくるのも自然でいい。
連泊2日目の夕食に工夫が欲しいかな。2日連続でも鮎の塩焼きより生きのいいイワナの方が良いなあ。イワナの刺身をあてに新潟の冷や酒をいろいろ飲める薬膳料理もよし。
訪問日: 2014/07/
http://www.hikyou.jp/detail.php?shid=30222
ぬる湯で長湯
温泉気分さんゲスト [入浴日:2006年12月]
20年ほど前に始めて訪れた時の記憶がよみがえります。
当時は露天もなく、タイル張りの、38度の源泉(ぬる湯)の浴槽だけで、とても寒い温泉だなーという印象でした。
今は、素晴らしい施設になっています。
情緒ある木造建築の内湯と露天の岩風呂、それぞれに源泉のぬる湯と、加熱されたあつ湯のふたつの浴槽を備えています。
お湯は、無色透明、若干の塩味で、とても柔らかくて良い湯です。
露天のあつ湯の岩の上に立ち上がると、かなり大きな滝が見えるのですが、雪が彩りを添えて、素晴らしい景色です。
露天のぬる湯が絶品ですね。冬だと、お湯の体感温度は、体温より少し下かなという感じです。永久に入っていたいと思えるほどで、1時間ほど長湯してしまいました。
目に効く湯と評判なので、顔をお湯につけては、目をパチパチしていました。
一年に一度は訪れたい、秘湯の一軒宿です。
http://onsen.nifty.com/cs/kuchikomi/onsen_255/detail/aid_onsen006360/kid_0000051706/1.htm
貝掛温泉2 投稿者:温検12号 2001年 5月 6日(日)
貝掛温泉は私も10年前の1990年6月に入浴したことがあります。
当時は冬季休業の古い旧館でした。
入浴料は800円で、夕方でも17時まで日帰り入浴できたのですよ。
露天風呂など震えるほどぬるくて寒かったです。
今は全部加熱しているのでしょうか。
さらに貝掛温泉で驚いたのは、受付で任意でありますが、住所・氏名を書かされるので書いたら、10年たった今でも宿から案内のハガキが年に数回送られてくるのですよ。今までのはがきの枚数は17枚。間違いなく入浴料よりハガキ代の方が高くなっておりますね。でも、このハガキはなかなかきれいで宿の変遷もわかるので楽しみです。
ハガキによると新湯棟「悦楽大山」は平成5年7月24日に完成。
同12月20日に湯治泊棟と宿泊棟が完成となっております。
それ以来、日帰り入浴は時間が10:30〜13:00(14時までに退館)と短くなった上に、入浴料も平日1,000円、土休日1,200円に値上げし(宛先名印刷ハガキ持参者200円引)、入浴しずらくなりました。
http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/bbs/bbs01/bbs010501_0510.htm
◇ Re: 三十槌の氷柱 投稿者:ONKEN21 2009/02/02(Mon)
今回は貝掛温泉と老神温泉の伍楼閣と温泉博士でハシゴしてきました。
貝掛温泉は20年ほど前にも訪れたことがありましたが、建物はずいぶん立派になりましたね。
ぬるい露天風呂だけは当時と変わっていないようです。
露天の大量湯口下で目洗いしてすっきりしましたよ。
雪の降る中の雪見風呂もすばらしかった。
http://hp.jpdo.com/bb02/139/joyful.cgi?list=pickup&num=7319
年賀状を下さった温泉 [奥湯沢 貝掛温泉]
baka123456さん [入浴日: 2005年3月18日 / 2時間以内]
目の湯として有名だそうですが、そんなことは知らず雰囲気に憧れて訪れました。
小雪の降る中、編笠をかぶって露天風呂に入りました。
もちろん、お湯も風情も最高でした。
たった一度、立ち寄りで利用しただけなのに、その後何年か、年賀状をいただきました。
今度は宿泊しなくては、と思いながら果たせなかったことで、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
こんな有名な温泉でも、そんな丁寧な対応があることに感激です。
http://onsen.nifty.com/cs/kuchikomi/onsen_255/detail/aid_onsen006360/kid_0000156664/1.htm
08.6.14〜15(宿泊)、06.11.23/07.10.20(立ち寄り)
最後に爆弾発言?をさせていただきます。
大女将と廊下ですれ違いましたが無視されました(苦笑)。
今まで名温泉宿と言われてきた宿にいくつか宿泊してきましたが初めての経験でした。実は大女将が会釈してきたら自分も会釈しようと待ち構えていたんです(笑)。それが無視とは…。
それと若女将の挨拶。非常に事務的でした。
出来れば「今回は初めての宿泊ですか?」などの会話から切り出して、貝掛温泉周辺の見所を紹介するのもいいでしょう。もしリピーターの方なのであれば「貝掛温泉のディープな話」をされるのもよいでしょう。きっと宿側とお客さんの距離を近くするのは他愛の無い話でのコミュニケーションではないでしょうか。しかもこれって宿泊客にとっては嬉しいものです。
大好きな温泉であるがゆえに、またこれからも名温泉宿として続いて欲しいって願いを込めてあえて辛口で生意気なことを書かせてもらいました。
http://seesun.goraikou.com/kaikake.html
2010-03-28
絶対目を洗ってしまいますよね^^
あの泡つきの湯最高ですよね♪
あの温湯に入りながら眠りたくなる^^
その昔、宿泊した時、日が全く入らないジットリな部屋に当たったのと食事が完全に冷えきっていたので印象悪かったのですが、最近、代がかわり評判が凄く良いので、また宿泊したくなりました^^;
なにせ趣ある建物と湯は最高なんで♪長文m(__)m
http://ameblo.jp/naruru8854/entry-10493096392.html
念願の目洗い湯 (奥湯沢 貝掛温泉)
のぼせタローさん [入浴日:2008年4月]
建物は100年前のもので、その間大水で2回も流されたそうです。
天井高が一部低いのは、柱をその都度流用し刻んだ為だとか。
確かに年季を感じる建物ですが、良く手入れされており清潔に保たれている。
こうなると廊下の床なりなどは自然現象として気にもならない。
お湯は噂の目洗い湯。
早速露天の投入口で試したが、アワアワと湯温の低さも手伝って目をパチクリする度気持ちがいい。実際の効果はともかく不思議な達成感に包まれる。
浴槽は人肌程度の温めの源泉浴槽と加温浴槽で構成されている。ガツンと熱いお湯を求める方には少々不満でしょうが、これらの交互浴も個人的には嗜好が合った。勿論勿体無いほどに対面でオーバーフローされている。
飲泉も出来、なるほど涙と同じ味覚。
宿の周りに泳ぐ鯉もこの恩恵で育っているそうです。
食事も悪くない。クチコミ通り、さすがにお米は美味しかった。普段はお米の善し悪しなどに関心すら無いですが、夕・朝ともお替りを頂きました。何杯でも、という感じです。
一軒宿の割には東京からのアクセスも良く、人気があるのも納得。
親を連れて来ると喜ばれそうな宿です。
http://onsen.nifty.com/cs/kuchikomi/onsen_255/detail/aid_onsen006360/kid_0000080021/1.htm
2014.03.19
建物もすご〜く古くて、修復を重ねて維持されてるそうです。
古くても汚い感じではないので居心地は良かったのですが、お隣の音が筒抜けでした(^_^*)
でもまた行ってみたい温泉です☆
http://plaza.rakuten.co.jp/haqoo/diary/201403170000/
眼の温泉! [奥湯沢 貝掛温泉]
アトムさん ゲスト [入浴日:2009年5月]
2回目の訪れでした。一回目は友人と行き、今回は両親を連れての2泊旅でした。なんといっても貝掛はアクセスの良い秘湯情緒が溢れる場所で、お湯は満点ですが周辺の庭はほどよく工夫され清潔に努力されていて家族で散歩コースを楽しみました。
浴衣で家族だけでの清流沿い散歩も良い思い出に 夜中に入浴しながら見上げる星空には感動しました
5代目さん?になってから工夫が増え対応も素晴らしい
現代版の湯治宿といった風情 また行きます!
http://onsen.nifty.com/cs/kuchikomi/onsen_255/detail/aid_onsen006360/kid_0000098670/1.htm
2009年9月
立ち寄り開始時間とともに数多くのお客さんがやってくる人気ぶりには驚き。
訪問前は接客がいまいちとの情報が頭にあったが、今回の訪問でそれは払拭。
宿泊しても良いとまで思ってしまう程の満足度である。
(三昧)
実はここ、もう何年も前に立寄り訪問していたのですが、その時の印象が×で感想をアップせずでした。
が、ここ数年の感想などを拝見してみると、なにやら皆さん好印象。
もしや接遇面が変わったのかな?と、再訪してみると、以前とはまったく別のように、驚くほど良くなっていました。
老舗でありながら、きっといろいろな努力をされたのだと思います。
この再訪で貝掛温泉が好きになりました。
(まぐぞー)
http://www.geocities.jp/oyu_web/t1703.html
CARIOCA (210) さんの口コミ( 40代後半・男性・東京都 ) 2011/11 訪問
名湯に甘えぬ高水準のサービスと料理
ぬる湯が好きなので、貝掛温泉には10年前から何度か宿泊しています。お湯の良さは常に変わりませんが、食事とサービスと施設は、常に進歩を続けておられます。今回は4年ぶりの宿泊で、以前にも増して大満足できました。
料理に関しては、4年前と板長さんは同じだそうですが、料理は盛り付けも器も内容も、すごく進歩していました。
お値段が一泊3万円取る宿ではないので、料理の素材も高級なものは使われませんが、地場の品を中心に組みたてられた献立です。煮物とか、切干大根とか、ありふれたお惣菜も一品一品、丁寧に作られていることがよくわかり、とても美味しく感じました。その一方で、創作料理風の湯葉チーズ豆腐なんか、驚きの一品でした。
共有トイレもリフォームが進んでおり、旧館のトイレ無しのお部屋でも不都合は感じませんでした。湯上りに「メグスリの木の茶」なんかが置いてあるのもうれしいサービスです。女将さんもをはじめ、スタッフの皆さんも、とても感じがよいです。
しかし、何よりも、この宿の最大の楽しみはお湯にあります。人肌温度の湯で源泉かけ流しという湯は、全国でも数少ないです。また、こちらの内湯の建築は見事なもので、天気が悪くて内湯にしか入れなくても、満足できます。この湯に何時間も浸っていると、日頃のストレスが湯に溶け出していくようです。
これだけの名湯なのですが、風呂に入って「なんだ?このぬるい湯は?こんなの温泉じゃねえよ」なんて怒っておられる方が多いのは残念です。そういう方には、このお湯の良さや、滋味深いこの宿の料理の良さや、明治時代に建てられた旧館の趣など、理解できないでしょうから、「たいした宿じゃない」という評価になってしまうかもしれません。
「わかる人には良さがわかる」という宿なのだと思います。
http://tabelog.com/niigata/A1504/A150404/15001587/dtlrvwlst/3537418/
“進化し続ける貝掛温泉に刺激を受けた鎌倉の飲食店店主”
2013年 9月に訪問(体験)
昨年秋、初めて貝掛温泉に伺い、こんなに素晴らしい宿が有ったのかと びっくりしました。
高齢で足が弱い母も、貝掛におじゃました後、眼科の定期健診で、某名医から、目が綺麗になりましたね。と言われて以来、貝掛の大ファンです。
神奈川県に住んでいるので、伊豆箱根をはじめ、祖父が天下の名湯をめぐり湯治をしていた事もあり、子供の頃から、数え切れない位 温泉に入ってきました。
でも、お湯よし、人よし、料理よし、交通手段よし、の温泉は意外にありません。
女優さんの様に着飾った女将さんの愛想満点の宿や熱い濁り湯と戦う様な宿も良いのですが、80を過ぎた母を見て思います。年をとって、足腰、目や心臓が衰えると、行けなくなる温泉宿が、実は かなりあります。
その点 貝掛温泉は子供から大人、おじいさん おばあさんになっても、楽しめるところが、とっても素敵です。
今年伺って、びっくりしたのは、あれだけ繁盛しているのにところどころ改修されている事、特に一階の部屋の新しいベランダと、お風呂の新しい椅子が、清潔で良かったです。
若いスタッフのみなさんも、凛としていて、爽やかですが大女将の接客はさすがです。
新潟の山奥の宿はみな、数年来の集中豪雨や大雪で、人知れずご苦労されているはずですが、貝掛温泉のみなさんは常に明るく前向きで お客さんを喜ばせたいと行動しているところが、とても素晴らしいですね。
観光地で商店を経営する私は、こうすれば売上アップなどなどの講習会に出るよりも、貝掛に泊まる方が、よっぽど勉強になりました。
http://www.tripadvisor.jp/ShowUserReviews-g1119245-d1132609-r179302934-Kaikake_Onsen-Yuzawa_machi_Minamiuonuma_gun_Niigata_Prefecture_Chubu.html#CHECK_RATES_CONT
2009年12月25日 (金)
ホントにひなびた秘湯感が漂う温泉で、でも雰囲気は好きですね。
お風呂上がりの休憩所もレトロな雰囲気を演出してくれています。
けっして古いんじゃなくて全体に演出なんですね。
施設自体は立派で、行き届いていますから。
秘湯への旅情を味あわせてくれる宿だと思います
http://lastsmile.cocolog-nifty.com/lastsmile/2009/12/post-3fda.html
秘湯を守る会の基準とは・・ 投稿者:めがね 2001年5月 5日(土)
GWを利用して、貝掛温泉に行ってきました。
春スキ―の帰り道だったので日帰り入浴だったのであまりのんびりは出来ませんでしたが、ぬるめの源泉掛け流しの露天が気に入りました。
建物も新しくはなさそうでしたが、綺麗で落ち着くいい感じでした。
ただ、「秘湯を守る会会員」の宿にしては湯沢IC近くから派手に宣伝してる事や館内に取材された時の記事や「温泉に行こう」のマンガを貼りまくってる雰囲気はどうかなぁ〜〜と思いました。
確かに国道からの道が険しく、立地は秘湯ですが・・・
最近の「秘湯を守る会」の基準ってどの程度なんでしょう?
http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/bbs/bbs01/bbs010501_0510.htm
2012年8月20日 (月)
法師温泉に続いて貝掛温泉!
ここは少し塩味がするくらいであとは、法師温泉と同じ感じかな?
37℃のあと一歩で不感温度帯というぬる湯源泉浴槽は思わず眠くなるような気持ちよさだった!
貝掛温泉と書いてある傘かぶって二人で遊んでたらアブに何周もされたよーw
還元性はここも思ったよりでした。
でもね、加熱してある方も源泉浴槽も、こまかーーーーい泡付きはあった!!
秘湯を守る会の会長さんの想いが掲示してあって、初めて読んで、前から秘湯を守る会の温泉はいいのばかりだとは思っていたが、ますます好きになった。
でも、こう営業が上手いとこちらは燃えませんね
http://gensen-hunt.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/post-5927.html
昔を知っているだけに残念・・・ 投稿日:2006年11月2日
こばやしさん [入浴日: - / - ]
...近年、すこぶる評判の良い旅館です。 客観的には私もそう思います。
しかし私が最初に訪れた頃に比べると、商業主義に走ったという気がしてなりません。
大きな田舎造りの建物、広いロビーと食堂、高い入浴料と献立、近代化された施設と設備投資した浴場、どこを見ても儲かっているんだろうなあという印象です。
源泉(男性用露天風呂)は何も変わりがないのですが、何か昔とは違う気がします。
そう、雰囲気というか情緒が全く無くなってしまったのです。
ここは眼病に効く温泉ということで全国に名が知れており、昔はいろいろなお国訛りが聞けたものです。
また老若男女入り乱れて(変な意味ではないですよ)、源泉に顔を突っ込み眼をパチクリされている光景が普通でした。(それが一番効果があるので)
混浴ではなかったですが、そんなことお構い無しだった気がします。
現在はそんなことをする人を見かけません。(やっているのは目が悪い私だけ・・・)
大概の人はちょっと日帰り入浴施設と同様に思っているようです。
食堂の蕎麦は美味いです。キノコも地のものを使っています。
大多数のお客様は料金相当の満足感を得られると思いますが、私はちょっと寂しいです。
http://onsen.nifty.com/cs/kuchikomi/onsen_255/detail/aid_onsen006360/kid_0000050396/1.htm
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