http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/213.html
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(回答先: アンティーク・オーディオが聴ける店 _ 長野県 _ JAZZ喫茶 BUD 投稿者 中川隆 日時 2012 年 1 月 19 日 00:09:14)
Pension Musica
長野県諏訪郡原村17217−1622 第2PV内
電話: 0266−74−2123
http://www.p-musica.net/Leaflet/PensionMusica_V3W.pdf
/⌒X⌒ヾ%ヽ ,. - ,.-----‐' \
/⌒X ,.二、ヽ爻ハ / / (_二二 _/ ̄_ ヽ
/⌒X不ヽソノ{ 仄 } } 厂}人/ // 〈_/´  ̄`ヽ '.
,.二、{弋ソ,.二弋辷ンノノ-‐〈 / { ヽ i | ハ
{ 仄 }} 八 仄} `辷ン八うY } :| 八 、 \ ヽ.! レ-、ヽヽ ∧
_‐<>< 辷ン 仄ィ介=≦ミ、N \ \ }_ |:i |'^ヽ|i :! :!:!∧
、Y/ ,.二、`Y_ノ-=彡'´`ー'´^ミ!、 i :ト、\x<_\ |:| i :!} } !| | :|:レ'
ノ( { 仄 }}八 《《 _,. -=≠ ,.ィ=ミ茫N `´ィ芹rt刈:! | !'´ 爪 !ハト!
⌒ヽ 辷ン{ } }}}´_,.ィ伝ミヾ {以刈ゞヽ `¨´ | | | 「´i | N:|
Y 二 ヽ 人ノノノハ ゞ┴' 、` } } ! ! !八 |从八
{ 仄} }} ノミ辷彡'} ,. ' 从 ヽ'_ !:/:/レ人< ヽ
弋辷ン乂}{ミ辷彡'} _,. - /辷`ヽ ` //://  ̄`ヽ
辷彡'辷彡{ミ辷彡'}>、 ´ /辷彡} ` <イj:/ '.
辷彡'辷彡{ミ辷彡'}j ≧=- '辷彡} _____} _,. / '. /
辷彡'辷彡'⌒{辷彡} { !辷彡}´ / i/
八 `ヽ. /{辷彡} ヽ j辷彡} 、 / / |
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ムジカへの地図
http://www.p-musica.net/Map.html
http://www.p-musica.net/Leaflet/PensionMusica_MapV1.pdf
自然の中で美しい音楽を聴きたい。また、多くの人々に聴いて欲しい。
「ムジカ」はイタリア語で音楽の意味。
クラシックレコードを約8000枚、CDを約1000枚所蔵。
銘器タンノイ・オートグラフが聴けるサロンが、また、少人数の練習や集会ができる部屋もございます。
宿泊設備 客室 洋室10室 定員25名
ダイニング(食堂) オーディオ設備(メインおよびサブ装置)
集会や楽器練習に使用可能な別棟あり 若干の譜面台の用意有り
和食材で作る洋風家庭料理を。夕食は和食材を洋風に料理したもの。
クラシックLP8000枚を所有。CD持参も歓迎。
●料金(1泊2食付)
大人/¥8,000
小人/¥6,000から
●ペット一部可
http://www.vill.hara.nagano.jp/www/info/detail2.jsp?id=1433
,.ィ≦三ヽ、_
,..::'´:._j三三三ニ廴
/:r'二´三三三三二}
/:.:.:.:.)三三三三三三く_
rー-v一'⌒ヽノj:.:.: , イ  ̄ ̄` <三三三ニ)
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/人/:.:.:.:.:.:.ハ7:.:.:.:.:.〈 ′ 、 ヽ三フ
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└う:.:.:.:.{三{:.:.:.:.:.:ヽ l | lト、\ヽ ヽ` 、`、Vニヽ、
/ {:.:.:.:.:.|三|:.:.:.:.r‐'‖ l | ',丶 l 川 l | l | ! ヽ\
// ∧:.:.:.:.l三l:.:.:.:ヽ |ヽ」斗-ヘ }ノ,エZ{ノ/リヘ\ \ヽ
. | l / ヽ、:.:Vニヽ:.:r个ト,ィfl圷 ` 化ノケハ `ヽ>└′
l|,' 「ヽ{lHlリ:{ 小 ` ゞ ′ 八ヽ\
|V ,' l| | ` <7/ | lヽ、 , .′, 仆 ヽ \ヽ
`7 / ,イ | l├ヘヽ―ヘ、__,.:'⌒ヽ `、`、 ヽ\
/ / || | |:./ヽ\::.::rヘ::.::.::.::.::\ヽ \ \ヽ
,' ′ / /|| /ヽ\::.::.::.) ){廴r-、__::.:rく \ ヽノ /
/ / /ハ !/:.:.:._:_;>=≠-‐、::.f‐ミ ヽV \ } 〉 /
. / / / 'rヘヽ:.:.:. ヽ二ニ==、 }:「`{ ,ゝ、_V_/∠_
/ , / ,':.:.:.:.ヽ\:.:.:.:.:.: r‐彡ィ´:::|::.::>‐':.:.:.:.`)ー‐r≠ニ }
./ / / /:.:.:.:.ノ:.\ヽ:.:.:.:.:.ヽ>:l ::.::|::└r1 :.:.:.:.:.ヽノ/_/ く
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. / l | /ヽ、:_>ク^ヽ:_:\ヽ:.:.:.:`T¬ー‐く丶:.:.:.:.:.:.:.:!:ハ `ヽ \
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i l/ /:.:.:.:.:.:.:.:〃:.:.:\ヽく_:_:_:_j-‐个、:.:.:.:.:./ / ∧ ヽ、 `、
| |l ,...-勹:.:.:.:.:.:.:.:. l^ヽ、:.:.:.ヽ\:.:.:.:.:.:.:八\ー'ニ二ノ `丶、 l ト、
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タンノイのオリジナル・オートグラフを、ウエスタンの自作真空管アンプWE-262B-349A-284Dで鳴らしている、 長野県原村のペンションです。
低域の見事なコントロールといい、高域のきらめきと美しさといい、これほど爽やかで美しい音を今まで聴いた ことがありません。所蔵しているレコードの枚数もさることながら、選び抜かれた演奏、名盤の宝庫です。それ故、オーディオマニアではなく、クラシック音楽を愛する方々にこそ、お勧めのスポットかと思います。
http://members.jcom.home.ne.jp/k.kusunoki/audio/audiolink.html
現在、オリジナルのオートグラフを最も素晴らしい音で聴かせてくれるのところとしては、長野県原村の「ペンション・ムジカ」が挙げられるかと思います。サッと吹き抜ける高域の美しさといったら、20年以上20軒以上ものオートグラフを聴いてきましたが、最右翼と言って良いでしょう。
http://members.jcom.home.ne.jp/k.kusunoki/audio/TANNOY/TANNOY.html
我がスピーカーユニット TANNOY HPD385A は、30年間、私に夢を与えてくれています。オートグラフのあるペンションムジカはその頃よく行ったものです。懐かしい思い出がいっぱい。そして、オートグラフの音に魅せられて、HPD385Aを長年愛用しています。
エンクロージャーはオートグラフまで手がまわらず、この箱に。。。
MERICAN LANCASTER
http://28.tea-nifty.com/blog/2008/05/index.html
826 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2006/12/30(土) 13:44:46 ID:5I53HLzV [1/1回発言]
楠が何かで信州のペンション・ムジカの音を聴いて、しょせん、ミレニアムと言っても、レプリカ。オリジナルのレッド・グラフには敵わないと思って、売ることを決心した、と書いてあった記憶がある。
てことは、オリジナルのレッド入りオートグラフを買おうとしている、てこと じゃないかな?
少なくとも自分が聴かせてもらった中じゃ、楠んとこのオートグラフは、 下手なオリジナルより凄いと思ったんだが。
http://logsoku.com/thread/hobby8.2ch.net/pav/1145522906/801-900
私も昔、諏訪郡原村のペンション ムジカでオートグラフを聴いたことがありますが、マタイ受難曲でスピ−カーとスピーカーの間にステージが現れて大変感動しました。
http://6629.teacup.com/fuku25252/bbs
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i| | l/「ト、 l、 l\lxァ灼芥笊ア || l| l|
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′f{\jf灼芥x ^´ 厶' / || l| l|
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; 八 {_/ニニニニ; /ニ{__ _ 斗‐=
x‐=7 {_X/7ニハニニニ.′ 厶ィア¨ニニニ
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. /ニニニ/ /八 V/ /| | 込′ /C7ニニニニニ
/ニニニ/ 厶√'v://_」 _/ /C7ニニニニニニ
/ニニニ7 /}⌒'y /しク厂L「' /C7ニニニニニニ
(ニニニ7 /ニ)フ /:/ // / /C7ニニニニニニニ
}ニニ7 /ニ)フ └' // / /C7ニニニニニニニ
1. ペンション・ムジカ Main audio equipment タンノイ・オートグラフ
メインアンプ ・ WE-262B-349A-284D モノ構成ステレオ
プリアンプ ・ カンノ・スーパーパーマロイ
トランス結合式タイプSPU
スピーカ ・ タンノイ・オートグラフ
プレーヤ ・ ガラード401
カートリッジ ・ オルトフォンSPU-G
昇圧トランス ・ カンノ SPU30
CD ・ フィリップスLHH1000
http://www.p-musica.net/audio_main.html
現在、オリジナルのオートグラフを最も素晴らしい音で聴かせてくれるのところとしては、長野県原村の「ペンション・ムジカ」が挙げられるかと思います。
メインアンプは広島の音楽家(フルート演奏家)のお手製で、WE-262B-349A-284Dのモノラル構成。
ステレオプリアンプはカンノ・スーパーパーマロイ・トランス結合式タイプSPU、
プレーヤはガラード401、カートリッジは オルトフォンSPU-G、昇圧トランスはカンノSPU30、CDプレーヤーはフィリップスLHH1000
という組み合わせで鳴らしています。さすがにマランツ#1&#2の組み合わせによる、低域まで伸びて凄みがあり、スケール感十分で、箱鳴りまで良くコントロ ールされた鳴り方とはいかないかも知れませんが、サッと吹き抜ける高域の美しさといったら、20年以上20軒以上ものオートグラフを聴いてきましたが、最右翼と言って良いでしょう。低域は決して出過ぎず、モコつかず、見事なコントロールでした。ペンションですから、宿泊可能。お願いすれば誰でも聴けるというのも嬉しいですね。
http://members.jcom.home.ne.jp/k.kusunoki/audio/TANNOY/TANNOY.html
グランドシニア様 投稿者:影なびく星 投稿日:2011年11月12日(土)08時43分0秒
私も昔、諏訪郡原村のペンション ムジカでオートグラフを聴いたことがありますが、マタイ受難曲でスピ−カーとスピーカーの間にステージが現れて大変感動しました。
NHK−FMの生中継ですが、音について申しますと、ハイがおそらく15,000ヘルツあたりで、あたまうちになっているようですから高域は伸びていないようです。しかし例えばバイオリン協奏曲など、独奏バイオリンの音がとても巧緻に聴こえます。
不思議ですねぇ
それに、雰囲気というか空間、会場の空気が良く感じられます。これは、市販のCDには少ないことです。
よくハイが伸びているとかバカなオーディオ評論家(いや彼らはオーディオセールスマンですね)が言いますが大切な事は音のまとまりだと思います。
http://6629.teacup.com/fuku25252/bbs
98 :通行人K:2001/06/28(木) 23:13
タンノイは、ウェストミンスター・ロイヤルも、オートグラフ・ミレニアムも、みんな「創られた独特の低音」を持っています。 G.R.F.Memoryが一番コントロールしやすく、低域は締まりが良くしようと思ったら、けっこう良く締まった音を聴かせます。それでいてローエンドまでけっこう伸びています。
ホーンロードのかかったウェストミンスターやオートグラフは、やはり独特の箱鳴りがあって、それがともすると耳に付きます。
しかし十分にアンプやケーブルを吟味し、細かくセッティングを追い込んでコントロールしてやると、岩手県一関市のROYCEというジャズ喫茶の様に、タンノイでジャズを奏でることも可能です。
ちなみに私の知る限り、オリジナル・オートグラフを素晴らしく鳴らしているのは、長野県原村のペンション「ムジカ」です。
http://www.p-musica.net/Leaflet/PensionMusica_V3P.pdf
で置いている雰囲気は確かめることが出来ます。(^^;
139 :K:2001/07/01(日) 00:01
オリジナル・オートグラフを、あの箱鳴りを感じさせずに実に爽やかに、美しく、颯爽と鳴らしている最右翼は、長野県原村のペンション「ムジカ」です。
メインアンプは広島の音楽家のお手製で、WE-262B-349A-284Dのモノラル構成。ステレオプリアンプはカンノ・スーパーパーマロイ・トランス結合式タイプSPU、プレーヤはガラード401、カートリッジはオルトフォンSPU-G、昇圧トランスはカンノSPU30、CDプレーヤーはフィリップスLHH1000です。
先ほど挙げた#1&#2で鳴らすオートグラフと傾向は違いますし、古のオートグラフらしくなくて、物足りなく思われるかも知れません。でも、個人的にはこういう行き方もアリかと思っています。
334 :K:2001/07/14(土) 21:40
クラシック音楽なら長野県原村のペンション・ムジカ。ここはHPがあります。
どんなシステム構築をされているか、細かく紹介されています。 ただ、ムジカはご主人を亡くされ、奥さんが今一人で頑張っていらっしゃいますから、忙しいシーズンには、オートグラフ聴き放題というわけにはいかないかも知れません。
ここの凄いところは、とにかくオートグラフの「ぼよよ〜ん」とした低域の響きが、本当にしないんです。寸前の所でかわしているんです。そしてさわやかでみずみずしい颯爽とした弦楽器の音が聴きものです。
タンノイを購入したから良い音で鳴るとか、タンノイだったらみんな良い音で鳴っているわけではありません。 私が50軒以上のタンノイのスピーカー、オートグラフでも20軒以上鳴らしているお宅にお邪魔して聴かせていただいておりますが、私が本当に「凄い!」と思ったのは、タンノイ全体としても、5〜6軒です。
おっしゃるとおり、ぼわ〜ん、ぼよ〜んと箱が鳴って、ピントはボケているし、位相がズレて聴くに耐えないお宅がけっこうあったのは事実です。 でも、「幸福なタンノイ」を目指して、お互い情報交換し、切磋琢磨していらっしゃる方の音は、やはり違います。
447 :K:2001/07/22(日) 01:18
タンノイを鳴らしていて個人的に良いと思ったシステム ペンション・ムジカ
プレーヤはガラード401
オルトフォンSPU-G → 昇圧トランス:カンノSPU30 → カンノ・スーパーパーマロイ・トランス結合式タイプSPU
→ WE-262B-349A-284Dのモノラルパワーアンプ
CDプレーヤーはフィリップスLHH1000
改めて言う必要もないかと思いますが、これほど清々しい弦楽器と膨らみすぎない低域を聴かせるオートグラフはないでしょう。もう、脱帽の一語に尽きます。
http://mimizun.com/log/2ch/pav/992992601/
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′ / /`ミ、/ヘ、 ´ /
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|| ′i| l ,ニ、 /}、/ } |
| { ! lィ、_ ノ /イノ!イ ;
|、 ! 、 ヽ l 代 ソ じ' ハ/
l Y| i \ | l :::::: ' :::/ }
; ノ!| ゝ-‐`ー .l、ゝ r ァ / /
〃 リ / ヽl > _ ィ'}ヽ /
/ / / マ!| // ハ /
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ノ / : l ヽ./ } l
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人 l ヽV |
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タンノイ オートグラフ
1953年に発売されたオーディオ界を代表する、そしてタンノイ社の最高傑作と言える銘機のオートグラフです。当時は家具調仕上げで、1955年に写真のように変更されました。ユニットは初期のものがモニターシルバーで、1957年にモニターレッドになりました。オーケストラの壮大さを、家庭に持ち込みたいとのコンセプトから生まれたスピーカーで、モノラルの時代に一本のスピーカーから、立体的に聴こえる音は、まさにコンサートホールにいるような雰囲気が味わえたのです。オールホーンシステムから聴こえるハーモニーの美しさ、壮大さ、気品の高さ、女性ヴォーカルの美しさ等、どれをとっても間違いなく一級品と言い切れるものです。
■構成:2ウェイ1スピーカー
■エンクロージャー:フロントロード+バックロードホーン、コーナータイプ
■外形寸法:横1,080×高1,529×奥行670mm
■重量:88.0Kg
http://mat-hifi.co.jp/tannoy/joomla_tannoy.autograph.htm
1953年、デュアルコンセントリック・ユニットを搭載した「オートグラフ(Autograph)」がニューヨーク・オーディオショーに発表、同時に発売されます。搭載されたユニットは全体に丸みのあるデザインとなり、銀色のハンマートーンの塗装のため、「モニター・シルバー」と呼ばれ、1953年〜1957年8月頃まで製造されています。型番はLSU/HF/15で、オリジナルと同じです。参考までに申し上げると、「モニター」の正式名称が付くのは、「モニター・レッド」からで、これも「モニター15」「モニター12」と呼ぶのが正式で、型名はLSU/HF15と記されています。
1957年8月から1967年にかけて製造されたモニターレッドとシルバーの違いはピンク色のハンマートーンで磁気回路を覆うカバーが塗装され、名称の元となったのはもちろん、マグネティックギャップの改良が施され、磁束密度の向上、耐入力upが図られている点で、初期モデルは飴色のセンターキャップ、後期モデルは黒色に変更されています。
さて、オートグラフの最大の特徴は、オールホーンシステムで、低域のホーンはバックロードタイプとし、ホーンロードを折り曲げることにより小型化していること、超低域再生のためにコーナーと床をホーンの延長、つまり仮想ホーンとして活用するため、左右に分割した「マルチセルラー・ホーン」を採用しています。
もともと、ガイ・R・ファウンテン氏はクラシック音楽ファンで、オーケストラの再生音がそれまでのスピーカーシステムでは不満でならず、特に低域のスケールアップを図るため、業務用のホーンシステムの技術を導入しようと考えたと言われています。
こうして、モノラルでありながら、スケールの大きい、あたかもコンサートホールに居るかの様な立体感とハーモニーの美しさを兼ね備えたシステムが出来上がり、直筆の署名(Autograph)をすべてに入れたところからも、自信の程が伺えるというもの。
ともすると「モッコリ」してしまうオリジナル・オートグラフの低域。しかし当時のスピーカーシステムとしては、これだけ低域まで伸びたものは劇場用を含めてもほとんどなく、コーナーに設置することにより、部屋全体がスピーカーシステムの一つとして働き、その再生する音に包まれる快感を一般家庭でも味わえるようになったという点では、特筆すべきことだったと思われます。
これは私見ですが、ステレオ化したオートグラフは、その考え方として、小さなヘッドフォンで重低音まで聴くことが出来るのと同じで、仮想巨大ヘッドフォンの様なものなのではないか、なんて考えています。
また、ガイ・R・ファウンテン氏がセパレートの2ウェイ方式ではなく、同軸型を選んだのは、当時の技術では位相管理が同軸型の方がし易かったことも無関係ではないでしょう。
加えてモノラル時代でもマルチマイクで収録しているため、金管楽器が突出して聴こえたり、あるいはマイクロフォンの性能が悪くてバスドラムのピークのある低域やコントラバスの伸びやかな低域をうまく拾えていないのを、電気信号をもとに一点音源で、まるでその場で楽器でも演奏しているかのように、音を再構築させる意図があったのではないか、と思えてなりません。
1953年のタンノイ・カナダに続いて1954年にはタンノイ・アメリカが設立され、1955年に北米大陸の販売拡充を狙って、エンクロージャーのデザインがそれまでの高級家具調から一新され、現在の形となります。
ちょうどモニターレッドが開発された1957年というのは、アメリカ・ウエストレックスの45/45方式によるステレオレコード、イギリスのデッカとサグデンによるVL方式によるステレオレコード技術が開発された頃。その際、チャンネル間の位相特性が問題となり、デュアル・コンセントリックがその再生においても優れている点がプロの間でも評判となって、アメリカではアルテック 604が、イギリスでは「モニター・レッド」(正式には「モニター15」)がスタジオでもモニター用として使われる様になります。
モニターレッドを搭載したオートグラフを1964年、かの剣豪小説家、五味康祐氏が輸入。「オーディオ巡礼」などの著書で一躍有名になります。
さらに1967年、インピーダンスが15オームから8オームになったモニター・ゴールドの時より、TEACが輸入代理店となり、本格的に輸入を開始するようになります。
しかし、1974年、工場が火災の為にユニット製造が不可能になり、旧・西ドイツのクルトミューラー社製のコーン紙による、HP(ハイ・パフォーマンス)Dシリーズに転換することになります。HPDシリーズが完成した1974年、ガイ・R・ファウンテン氏が引退してハーマンインターナショナル社に株を売却。同年、オリジナル・オートグラフの製造が中止となります。
けれども1976年TEAC社製エンクロージャーによるHPD385内蔵のオートグラフが新生・タンノイ社から発売されます。 1977年12月にガイ・R・ファウンテン氏が亡くなりましたが、1979年にはK3808搭載モデルを出し、その後タンノイ社は株をハーマンインターナショナル社から買い戻し、現在に至っているというわけです。
1983年には、それまでタンノイ社の承認を受けてTEAC社で製造していたレプリカ・オートグラフが製造中止となっています。
そして、2001年。新たにタンノイ本社が「オートグラフ・ミレニアム」と称した、現代にマッチした「オートグラフ」を発売しました。
http://members.jcom.home.ne.jp/k.kusunoki/audio/TANNOY/TANNOY.html
オートグラフ
モニターシルバー入り(1955年〜)
モニターレッド入り(1957年〜)
モニターゴールド入り(1964年〜)
TEAC製
HPD385入り(1976年〜)
K3808入り(1979年〜)
http://kyoto-deseo.jugem.jp/?eid=143
オートグラフ・レッド『1』 2006年02月12日
タンノイのお話世田谷のT氏は、タンノイオートグラフ・モニターレッドを所有されクラシックレコード・コレクションの底知れない遍歴が他を寄せつけない。
そしてジャズである。あまりの多彩なコレクションに、評論をなりわいとされているのかと、最初はちょっと引いてしまった。ご職業も年齢もつまびらかでないT氏の最近ひとつわかったことは、お酒が、オーディオと同じくらい好きとのことで慶祝。桜も七分のうちから上野の御山に遠駆け、多少の寒さはやせ我慢し、花見の宴を決行したお話には、季節の節目を楽しまれるいなせな江戸っ子を彷彿とさせるものがあった。そこに人柄をちらっとのぞかせたのである。
あるとき、写真で拝見したT氏の自作管球アンプは、希少な球のコレクションをあしらった大変見事な作品であった。なにぶんモニターレッドの所有者である。届いた写真から、いつか我が迫町の大先生の解説を得てその音色を想像してみたい名人の手すさび、不思議な管球の逸品であった。
オートグラフなど大型タンノイについて、真の音を究めた人は少ないと言われるが、ウーハーコーン紙が大きいコアキシャルタンノイは、温度湿度で音が定まらず、メフェストフェレスの見返り微笑という難物である。憑きモノと人には言われて、手をかえ品を替え攻略のためアンプを繰り出し、いつか聴こえる音を待つ。ちょっとやそっとの微熱では振り落とされて身が持たない。ところが妙なる音を聴いて掴まったら一巻の終わりという、ジョンブルのスピーカーだ。
タンノイの音『1』 2006年04月01日
タンノイのお話『タンノイ』の音はこうだ。といっても、それがどうもおかしい。何一つ実態が無い。寒くても暑くても、晴れても雨でも音が変わる。何層にも積み重なった音の記憶から四つの隅を決めて、きょうの音はこのへんかと、あきれてタンノイを見る。
富士の山にも、裏富士、赤富士、逆さ富士とあるように、タンノイにも四つ姿を認めるのはたやすい。
弦を濡れたように甘美に鳴らす、高域はそよそよと、中域はしっとり、低域はホール感たっぷりで、これを高松塚古墳の座標でいうと『玄武』。
中域から高域にかけてすぱっと切れ味のよい正宗の名刀のような音、低域も小股の切れ上がった粋の良さ、「マークレビンソン」で鳴らしたような音は『青龍』。
中高域はくっきりと力強く、低域はドシンバシン、タンノイなのに音が前に出てくるこいつは何者『白虎』。
夢に聴いた、生を越えたなまなましさ、低音はこもらず、グランカッサは壁をゆらし、ベースの音はくっきりと温かく、サラの声は生きているよう、シンバルは青く光り全ての音が前後左右に実在して鳴るのは『朱雀』。
タンノイの音『2』 2006年04月07日
タンノイのお話
作曲家と作詞家で、どちらが偉いのだろうか。これを断言した人にまだあったことがない。
『タンノイ』のことを考えたときに、ユニットとエンクロージャー(箱)で、どちらが偉いのか?というより、重要なのかを考えたが、箱よりユニットのほうが先に誕生したのかもしれない。タンノイの同軸ユニットに対し、幾つかのエンクロージャーの設計デザインがあるが、性能を追求した複雑な構造は高価になってあまり数が売れない。
一説によれば、タンノイ社は第二次大戦の末期に、始めにアルテック社の開発した同軸ユニットを密かに買い求めて『モニター15』のプロトタイプを造り、それが『モニター・ブラック』であるという。見ると、黒く塗られた38センチ・ユニットは、アルテック・ユニットそっくりだ。
それを改良されたのが『モニター・シルバー』で、このときにほぼ姿形は完成された。五味康佑さんが堪能したタンノイはさらにこの改良型の『モニター・レッド』である。
真空管アンプ時代のこれらの製品は、インピーダンスやダンピングファクターなど管球の性能を最大限考慮して設計されたが『モニター15』の名前のとうり、主だった販売のお得意さんは、一般のほか、「EMI」などレコーデイングスタジオや各国の放送局であった。タンノイは一時的に、アメリカのスタジオの6割を制覇したと物の本に書いてあるのが、タンノイフアンにとっては、すばらしい。スタジオの要請で、許容入力やインピーダンスの要望を取り入れた『モニター・ゴールド』が造られて、ここまでがタンノイ・フアンにとって第一期黄金時代である。このあとタンノイ社は工場の火事で自前の紙漉工場を失い、コーン紙を西独逸クルトミューラー製にしたり、マグネットをフェライトにしたり、アメリカ資本が入ってスタンスが変わったり、CDやトランジスタ・アンプを意識した設計になった事情で、大いに変貌していかねば時代に乗れなかったのか。
五味康佑さんのとりこになった『モニター・レッド』をオートグラフかGRFの箱に入れて、管球アンプでしみじみと聴けば、そこにタンノイの音の故郷が聴こえるのだろうか。
タンノイの音『3』 2006年04月09日
タンノイのお話タンノイの音は、音それ自体にタンノイが有るわけではない。まずせせらぎの音やバイオリンの音が先に有って、それを録音したものを、タンノイのスピーカーで再生すると、ほんのりタンノイの音が加味されて「タンノイの音は良いね」となる。
タンノイのスピーカーなら、みな『タンノイの音』なのだが、タンノイにもいろいろなユニットがある。
中古市場で高額に取引されるのはほぼモニター・レッドと、モニター・ゴールドで、この、製造終了になって手に入りにくい中古を、新品より高い値段で求めるのはいかがなものか、「ストラディバリウス」や「アマティ」の世界なのか。
当方の『レクタンギュラー・ヨーク』に入っていた『モニターゴールド15ユニット』を撮影した。
芸術的気品を感じるこのユニットは、直径38センチ、8Ω、アルニコ磁石。センターキャップの中に1キロヘルツより高音部を再生するホーンが仕組まれていて、一台のスピーカーに見えても2ウエイの同軸ダブルユニットであるのが有名だ。エッジ部分は最近のウレタンスポンジと違いハード・エッジといわれるもので寿命は永い。同軸であることの功罪はあるが、すべてを呑み込んで『タンノイの音』は鳴る。ただひれ伏すのみ。
タンノイの音『4』 2006年04月10日
タンノイのお話タンノイ社がいまだに2ウエイ同軸ユニットを改良し続け、他社が造らなくなったいまでも、次々と新製品をリリースしているのはおもしろい。低音と高音の二つのユニットを一つに複合させた同軸構造のメリットは、音源が一点から発してステレオ音像の定位が自然だといわれるが、人がタンノイの音を好むのは、まさか定位が良いからだけではない。基本設計を担ったガイ・R・ファウンテン氏がいなくなったいま、いつ、同軸ユニットが中止されてもおかしくはないが、次なる責任者が同軸構造を止めたときに、こちらの気分がタンノイから離れていく危惧があるのは、デュアル・コンセントリック(同軸構造)がなんらかの音色の約束の証になっているのかもしれない。
これまでも同軸ではないタンノイの大型装置がいくつもリリースされたが、なぜか名前すら思い出せないのが申し訳ないくらい、忘却の彼方に去っていったような気がする。伝説の『タンノイの音』は、同軸ユニットに依然としてこだわるフアンを悩ませ、あるいは嬉しがらせて人をとりこにしているが、そもそも『タンノイの音』とはメーカーが保障したものでもなく、誰もそれをなんとなく知ってはいるが口にすることができない奇妙な空気の振動なので、いわば色即是空、空即是色、さもなければヒマラヤの雪男や宇宙人のように不確かなもの。
幸いにして聴いた人だけが知っている。聴いたことの無い人は笑っている。騙されたと思った人は怒っている。失った人は泪している。ある意味、幸福と不幸が手を繋いでいる怪しいスピーカーかもしれない。
タンノイの音『5』 2006年04月11日
タンノイのお話
初めてコカコーラを飲んだとき、とても不味くて笑った。初めてビールを飲んだとき、ウッ、金返せ...と思った。はじめて赤ワインを飲んだとき、これはひどい、と思った。ところがタンノイだけは、最初から「これだ!」と思った。
まだこれだと思い続けているのが情けなくも嬉しい。
ところで、あるときラジオを聴いていたら、「英米人は雨の音を、数字を数える部位の脳みそで聴いておられ、日本人は言語をつかさどる脳みそで聴いているとわかりました」とんでもないことを学者が言っている。
「蛙が古池に飛び込んだ音を、だから情緒で認識することは彼等にはどうなんでございましょうか」
「ワビ、サビに該当する英語はありません」
ROYCEに登場するお客に此の話をすると、たいていの人は「うーん、そこから攻めてきましたか」と山賊の待ち伏せに驚いて笑うが、笑いごとではない。
KG氏から『リービ英雄氏』のお話をうかがったことがあったが、そのハイクの英訳を読んで、バイリンガルの日本人はどちらの脳をはたらかせるのか、またひとつ疑問が。
タンノイの音の好きな人と遭っていると、そこに一つの不思議がみえる。
タンノイの音を好まれる嗜好回路が煩悩のなかに開発されていて、前ふりのネゴシェーションがいらないことである。
縁ある人も無き人も、『ただ聴く澄明、水の滴るを』と、KG氏は壁に揮毫してくださった。
http://blog.goo.ne.jp/royce7799/c/f22b273ee9c64053e256a6ce724598fe/1
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2. ペンション・ムジカ Sub audio equipment アコースティック・リサーチ AR-3a
メインアンプ ・クオード405
プリアンプ ・クオード44
スピーカ ・ アコースティック・リサーチ AR-3a
プレーヤ ・デュアル1229
カートリッジ ・エムパイヤ4000DIII
カセット ・ナカミチ700
CD ・ ARCAM FMJ CD 23
チューナ ・ヤマハCT1000
http://www.p-musica.net/audio_sub.html
アコースティック・リサーチ AR-3a
Acoustic Research AR 3 vintage Bookshelf Speaker audition mid 1960s all alnico drivers
http://www.youtube.com/watch?v=-rDoaFrjaew
The Fisher 500B and AR 3a Speaker
http://www.youtube.com/watch?v=9Ddf3SQFGQ0
1966年 AR-3a \162,000(1台)
1973年 AR-3a (NL) , \132,000 (1台・変動する場合あり)
1966年に発売されたAcoustic Researchの名機、AR-3aです。張りのあるアメリカンサウンドにしばし仕事を忘れ聴き惚れてしまいました。
このスピーカー、AR-3aはマイルス・デイヴィスが自宅で使っていたそうです。そのマイルスのアルバムを、このスピーカーで聴いてみたい!
マイルスの時に攻撃的、時に叙情的な、表情豊かなトランペットの音を、このスピーカーは見事に再現してくれるはずです。
http://audio-hadis.com/archives/2011/10/15_0353_135.html
AR-3a (NL) は外観が、エレガントな感覚のヨーロッパ調となり、前面グリルクロスは着脱式になりました。
3ウェイ・3スピーカー・アコースティックサスペンション方式 ・ブックシェルフ型
使用ユニット
低域用:30cmコーン型
中域用:3.8cmドーム型
高域用:2cmドーム型
インピーダンス 4Ω
出力音圧レベル 86dB/W(m)
許容入力 100W(Max), 最低アンプ出力 25W(RMS、片ch)以上
クロスオーバー周波数 575Hz、5kHz
外形寸法 幅356×高さ635×奥行292mm , 重量 24kg
1959年に発表されたAR-3のスコーカーとトゥイーターを改良したスピーカーシステム。低域には30cmのハイコンプライアンスコーン型ウーファーを採用しています。中域には3.5cmドーム型、高域には2cmのドーム型ユニットを採用しています。
新しく開発された材料を使う事で、口径を小さくしてクロスオーバーを低くしており、これにより中音域と高域の再生特性と指向特性を改善しています。中域と高域用にレベルコントロールを搭載しています。
エンクロージャーにはアコースティック・サスペンション方式を採用しています。この方式は、エドガー・ヴィルチェアー氏が発明した方式で、低音において特に調波歪が多くなるそれまでのスピーカーの欠点を取除くために開発されました。アコースティック・サスペンション方式では、強度の高いコーン紙と空気漏れと共振のない完全密閉された箱を用いており、低音再生時における寄生振動を制動し、歪を抑えています。外装の仕上げはウォルナットのオイルフィニッシュとなっています。
http://audio-heritage.jp/AR/speaker/ar-3a.html
アコースティックリサーチ AR-3a
瀬川冬樹 ステレオサウンド 29号(1973年12月発行)
このスピーカーには、よく、ウォームとかソフトなどの形容が使われるが、同じ暖かさでもたとえばディットン25の場合には薪を焚いた温かさ、スチームのぬくもりのような、どこか湿った温度を感じるのに対して、AR3aは電気ヒーターの乾いた暖かさとでもいえる。
デザインが変ったが、音のバランスやレインジなど初期のものより自然な感じになってきた反面、パワーには少々弱くなってきたようにも思われて、音量を上げてゆくにつれて中域の張りが次第にやかましい感じが出てくる。
それにしてもこのバランスはなかなか見事で、さすがはロングセラーの製品。どんな音楽を鳴らしても楽器固有の音色や合奏のバランスを実にうまく鳴らし分ける。本質的にシャープに切れこむタイプではないから、音像は多少太い感じに表現され、ソロ・ヴォーカルが中央にぴしっと定位するというような効果は出にくい。それは定位の問題よりもこのスピーカーの音の性質そのものともいえ、スクラッチノイズの出かたなどわずかだがまつわりつくような傾向が聴きとれ、上質な光沢が出にくい。バランスはよいがその辺のクォリティに薄手のところがある。
http://audiosharing.com/review/2011/03/-ar-3a-1.html
実測で637×356×297mmというエンクロージュア、何の変哲もない矩型の箱に収められたスピーカー・システムである。1955年に「アコースティック・リサーチ・スピーカー・システム」の1号機としてAR-1(およびAR-1W)がこの格好で現われたときは、まさにセンセーショナルな登場であったのである。
スピーカー・システムはユニットも大事だけれどエンクロージュアの設計と工作がマッチしていなければ期待どおりの音は出てこない。そして、充分に低音を出そうとすればどうしてもエンクロージュアは大型になってしまう。これが常識であった。すくなくとも1955年までは。実際当時の重低音まで完全に再生できるスピーカー・システムといえば、大型システムによって独占されていたのである。AR-1はその標準的な大型システムの1/8ぐらいの容積で、それと対等どころかそれ以上の重低音が再生できるということを立証したもので、これを開発したAR社長のエドガー・ヴィルチュアが自ら、「革命的なラウド・スピーカーとエンクロージュア」と称したのは過言ではない。
AR-1はやがてAR-3となりAR-3aへと発展させられていったが、エンクロージュアの寸法もデザインもまったくかわっていない。(区別がつけられるのはスピーカー・グリルのクロスのちがいとネーム・プレートだけである。)
かつて、AR-3がイギリスで発売されたとき、「ハイ・ファイ・ニューズ」誌はその詳細なテスト・リポートのなかで市販のスピーカー・システムから20ヘルツがきかれたのははじめてのことであると感嘆した。これがわずかに1.7立方フィート(約48リットル)のエンクロージュアでなされたということは、当時のスピーカー・システムの常識からは考えられないような驚異であった。市販の大型システムといえども20ヘルツの再生は無理であった。
ARがなぜこのような超低域再生が可能になったかということは、ヴィルチュアが考案し特許を得たアコースティク・・サスペンションの原理の充分な実用化をはかるために、ユニットとエンクロージュアの設計がとことんまで追及された結果によるものである。いまでは常識になった、ロング・ヴォイス・コイル/ハイ・コンプライアンス型ウーファーと完全密閉エンクロージュアによってそれが達成されたわけである。
ヴィルチュアのアコースティック・サスペンションの理論はアメリカで活発な論争をうみ出したが、やがてその論争相手の大手一流メーカーでもこのタイプのシステムを発表するようになったのだから、結果的にはヴィルチュアの勝利となったといってよい。そして、とくに、ステレオ時代になって、小型広帯域スピーカー・システムヘの必然的な需要のたかまりが、ARにも大きく幸いしたといえることもたしかである。
アコースティック・サスペンション方式は、もともとスピーカーの小型化を目標として開発されたものでなかったということは、すこぶる意味深長である。ヴィルチュアの最初の意図は、急激に上昇するスピーカーのロウ・エンドでの歪(高調波の発生)をいかにしておさえるかということに発したものであった。
彼はこの歪の発生の理由が、スピーカーの振動系とダイアフラムをとりつけるサスペンションの非直線性によるものであるから、これをエンクロージュア内の空気を弾性的クッションとして利用することを考えた。空気の弾性をバネのような効果をあげるためには、エンクロージュアの容積がうんと小さい方がよい。また、それをなしとげるためには、スピーカー自体の復元性が大きい特別のものであることが必要であり、小さなエンクロージュアにいれた場合にスピーカーの共振周波数をうんと下げる必要がある(ARの場合は15ヘルツ前後といわれ、エンクロージュアにいれたときのfoが約43ヘルツである)。また、共振周波数が下るということはヴォイス・コイルの振幅が大きくなるから、歪みなく低域再生を行うためにはその設計も新しい考えをいれる必要があり、ロング・ヴォイス・コイルが採用された。また、エンクロージュアのなかにはファイバー・グラスを充填し、実効容積をたかめることによって空気バネの効果をより大きくするとともに、エンクロージュア内の定在波をおさえて、コーン紙に生ずる中音域のピークやディップも解消させるという、一石二鳥の役割を果すことにもなった。
以上のことが、ARによって開発されたアコースティック・サスペンションの原理であるが、いまではこれらのことはほとんど常識になっていることは改めていうまでもあるまい。
このようにARのスピーカー・システムは歪みのない超低域再生を実現するという目的から発したわけだが、このスピーカーのすぐれていることは、その低域に見あった中・高域特性のよさにもあるAR-1からAR-3にかわったのは1959年からであるが、このときドーム型のトゥイーターとスーパー・トゥイターをつけて高域のf特性と過渡特性が目立って改良され、標準スピーカーとしての地位を確立することに至る。
それが、さらに1967年に発表されたAR-3aになってスコーカーとトゥイーターが新型におきかえられた。とくにわずか3.8cmのドーム型スコーカーが575ヘルツからのクロス・オーバーに堪え、しかもトゥイーターとともにひじょうにすぐれた指向特性をもっているということは驚異というほかはない。現在のAR-3aは、AR-1のウーファーを基本として、スコーカーとトゥイーターの改良によって達成された。このタイプにおける、ほぼ理想的なスピーカー・システムとなっていることは、ブックシェルフ時代の先駆者としてのARのオーディオにたいする基本的姿勢がひじょうにすぐれたものであることを示すものといえるだろう。
−月刊stereo誌 世界の名器(1969.8)より引用−
http://speaker.kir.jp/ar/ar-3a.htm
その昔,秋葉原にあるテレオンの2階に30か40畳くらいの広い試聴室があって,毎日のように仕事を終えたあとに友人と聴きに行ったものである。 試聴室は海外の様々なSPやアンプがあり,カートリッジやアンプ,SPを指定すると聴けるようになっていた。
アコースティック・リサーチ社のAR3aというSPが中心に据えており,オーケストラ曲を大音量で鳴らしていた。
現在のSPはブックシェルフ型が一般的だが,昔はフロア型という大型のSPが主流で,この大型のフロア型でなくても,これに匹敵する以上の音が出せるということで,開発されたのが,アメリカのAR社による一連のブックシェルフ型SPです。 AR社のSPは全て密閉型で,箱の中の空気をバネとしてコーンの動きを制御することにより,大型SPに負けない低音が出せるという,エア・サスペンション型であった。 この画期的な駆動方式と生演奏をその場で録音再生して,試聴に試聴を重ねて開発したARのSPが出現したことにより,ブックシェルフ型SPが主流となっていったのです。
当時の国産SPの音は全くダメで,AR社の中心機種であるAR3aを手本に開発したのであるが,パイオニアからはCS10,三菱ダイアトーンからはDS301がこれにならい,挑戦した機種として,当時は注目されたものでした。
AR3aの弦の音は松ヤニが飛び散るといわれたほどで,また,管弦楽曲のティンパニーの皮の音が生々しく,当時,ブックシェルフ型では出しにくいといわれた奥行き感が立体的に鳴るということで,憧れのSPであったが,1ドル300円時代の日本円で1本あたり,17万円くらいであったから,とても手が出せる代物ではなかった。
試聴室ではこのAR3aを大音量で鳴らしていたが,当時の国産アンプは片チャンネル50〜80Wがせいぜいで,確かソニーの1120Fというアンプが80W,プリメインといしては最高の出力だったと思う。アンプの出力が低いとARのSPはなかなか真価を発揮しにくいともいわれていた。 試聴室では確か国産の数社のトップレベルのアンプとAR社のアンプとで,切り替えて聴くことができるようになっていたが,残念ながら,ARの純正組み合わせによる音が最高であった。
因みに,ARのSPはシンプルなデザインで,とても魅力があったのだが,そのアンプのデザインも抜群で,現在では中古市場でも見かけない。
AR3aというのはパワーをぶち込むとぐんぐんと音が生き生きとしてくるのだが,国産のSPはそれをやると煩くなったものでした。 ダイアトーンのDS301だけはこのパワーをぶち込むとARのように低音がスコンと抜けるという素晴らしさであったが,何分,ARとは音質が異なるので,同等とすることはできない。 まあ,当時としては,これだけのパワー・キャパシティーをもったSPはそれほどないと思うが,アンプなどの周辺機器の性能により,その真価を発揮できなかったことは,残念なことです。
私はこのAR3aの前はDS301を持っていたのだが,パワーをぶち込まないと真価を発揮しないようなSPは日本の家屋事情と合わない。 現在では超ド級のアンプがザラにあるので,こういった低能率のSPでもそれなりに鳴らすことはできるようになった。
因みにAR3aは当時のカタログにはカラヤン,ベーム,マイルスが使っていたということだが,私のブログのアバターの隣の画像には,マイルスの顔があり,その後方にAR3aが置かれている写真があります。その道の方は気が付かれたかと思います。
70年頃,AR社の社長が来日したときのインタビューで,カートリッジはシュアーのV15タイプ2がベリー・グッドといっていたのですが,そのタイプ2とアキュフェーズのC200とP300でAR3aを鳴らしていたことがありますけど,英雄交響曲の第1楽章における,徐々にオケがクレッシェンドしていく時のティンパニの音がくっきりと浮かび上がってくる様には驚喜したものでした。
余談ではありますが,カラヤンはオーディオ・ビジュアル系には結構関心があったようで,また,今では有名ですが,70年頃では日本ではそれほど知られていなかったエリアフ・インバルという指揮者は来日インタビューで,音楽の話よりも,オーディオの話ばかりで,取材者を当惑させたという記憶があります。
AR3aはピアノよりも弦楽四重奏やオーケストラの音の方が得意で,ワグナーやブルックナー,マーラーといった重力級の管弦楽を再生したときの分厚い響きは今でも大好きで,ノスタルジックではありますが,我が家のARは専らクラシック専用に再生しています。 勿論,ジャズもOKですが,大きな音を出しても耳障りにならないところがよく,細部の再現においては現代SPには太刀打ちできませんけど,オケの雰囲気が何ともいえないほどいいものです。 実際,コンサートでの生演奏を聴いても,オーディオのような細かな再生音を聴くのはよほどのコンディションがいい席でないと難しいし,生演奏を基準としたら,オーディオは不自然ともいえそうですので,丁度よいのはARだと勝手に思いこんでいます。
なお,AR3aとのコンビはNECのCD10というCDプレーヤーとサンスイB2105というアンプで鳴らしています。 たまに,一人でいる時にはドカンとパワーをぶち込んで鳴らしていますが,何しろ数十年前のSPですので,エッジが朽ちて,セーム皮のエッジとなっていますし,磁石もアルニコではなく,フェライトなので,オリジナルがほしいところです。 オリジナルはコルゲーションが違うし,アルニコだったと思います。我が家のARは変動相場制で円高になって,少しばかり安くなってからのものなので,オリジナルのもっていた,あのドッシリとした音よりも,AR−LSTの方の音に近いような気がします。
まあ,テレオンに入り浸りだったこともあってか,当時の世界の音を知ることができましたが,当時はアメリカでも東と西とでは音の傾向が異なり,また,イギリス,ドイツというようにそれぞれ,お国の音があって,はっきりしていたと思います。 情報革命やグローバリゼーションなどによって,オーディオも個性が失われてきたようにも感じます。
日本でもグローバル化とかいって,あたかも,グローバル化がよくて,何かあると外国では云々とすぐ,外の基準を持ち込んで日本を批判する向きもありますが,本当は何が大切かを議論すべきで,外国に迎合するのではなく,日本の主張といった個性を生かしたものでないと亡国論争にもなりかねません。今回,カナブンさんのブログを見て,私よりもARにとても思い入れが深く,是非,画像をアップして欲しいということでしたので,記事にしてみました。 10畳くらいのスペースですので,写真はやや上からでないと収まらなかったものです。因みに,ロジャースLS3/5とハーマン・カードンの無指向性SPも写っています。
まあ,旧いものばかりで,何かそこで時間が止まっているようにもいわれそうですが,一つ一つ思い出のあるものですので,良い悪いは関係ありません。
http://blogs.yahoo.co.jp/jazz_hiroshi_classic/39277764.html
AR_3a 〜ブックシェルフの革命エアサスペンション〜 2006年3月14日
●ヤフオクにてあのARの3aを見つける。1967〜1976の製品で30年前の骨董である。マイルス・デイビスが自宅のシステムとして使っていたと当時のカタログで宣伝していた。サランネットを外すとかなり造りが粗末であるが、当時はバッフル面は大変雑な造りでネットで見えないようにするのが一般的であった。現在のようなサランネットが外れ、バッフルが美しいスピーカの出現はクライスラーC-1aまで待たなくてはならない。ARはUSAのメーカで今でも存在している。1954年にE.Villchurによって創設、完全密閉型エアサスペンション方式を搭載したAR-1を発表、ブックシェルフの常識が一変、以後ブックシェルフの一般形となり今日に至っている。低域の制動を見事に解決した秀逸な造りで多くのファンを魅了、偉大な歴史を持つARであるがヴィルチュアはその後会社をテレダイン社へ売却してしまった。
●当時は低音再生能力はエンクロージャの大きさに比例すると考えられておりブックシェルフ型は低音が出ないのが常識であった。エアサスペンション方式はこの小型ブックシェルフ型の常識を覆す革命的なものであった。AR-3になってドームツィータを採用、3aではミッドレンジもドーム型となり更にクロスオーバが変更された、低域の音圧低下をブーストすることは小型では限界があるため、逆に低域の音圧にあわせて全体の能率を下げれば周波数帯を見かけ上フラットにすることができる。ヴィルチュアは内容量からは大きすぎるウーハーを搭載、ダンピングの弱いウーハに背圧をダンパとして利用することでウーハーをドライブ、小型ブックシェルフで見事に低音再生を実現した。この方式はウーハーが背圧に打ち勝ってピストン動作をする必要があるため大入力が必要、ツィータ、スコーカがドーム型へ変更されたのはこのためで、ボイスコイルの直径を大きく取ることができパワーハンドリングが向上、大入力対応が実現したのである。当時としては能率は86dbと極めて低く入力は30W以上を必要とした。
●AR-3ではアルニコだったユニットも後期の3aではフェライトになって24Kgとわりと重い。不釣合いに大きいウーハから十分な低音が出るがスコーカ、トゥイータにドーム型を採用したためつながりのよい美しい音になっている。能率が低くパワーを入れると良く鳴るが35ワット以上推奨でしかも4Ωである、トランジスタアンプでは造作もないことだが、当時の真空管の低出力アンプなどではドライブできない。
●現在£25.00(=\1万以下)である、当時$295だった。歴史的名機である、ウーハの状態が良いと\2万が相場、\1万で即買いと勝手に値付け。有名モデルAR1,AR2,AR3aはマニア垂涎のモデル、音も良くそんなに大きくもないので買っていても邪魔にはならないかも。
http://audioagent.wordpress.com/2006/03/14/ar-3a/
ブックシェルフの元祖 AR3 2006/6/19(月)
今は昔、米国にアコースチックリサーチというスピーカーの会社があり、モノラルからステレオの変革期に家庭用のスピーカーとして人気がありました。アコースチックサスペンション方式の低音と初のドーム型ユニットの使用などオリジナリティ溢れる製品でした。この3ウエイ、ソフトドーム型の完全密閉型のブックシェルフスピーカーという形式を定着させ、日本でも、この製品を模写したものが、非常に多く販売されていました。例えば、ビクター、パイオニア、ダイヤトーン、オットー等、中高音ユニットがオフセットしたデザインまでも真似したモデルがありました。
AR社の製品では、AR3aが有名ですがこれはさらに古いタイプのAR3です。 外観はほぼ3aと同じながら作りは全くの別物で3aが量産型、この3は、まるでそのプロトタイプのように手作り感一杯です。大型のアルニコのウーハーやウーハーに負けない大型磁石の中音ユニットなど小型ながら大変な物量が投入されています。むしろ、当時は簡便に作ることができなかっただけかもしれませんが・・・
AR3aとの中高音ユニットのフレームはプラスチックなのですが、3は金属板です。
ドームは、黄色い布性の素材で高音ユニットは4点止め、3a中音ユニットにある保護ネットの下のグラスウールはありません。
ユニットとバッフル板の間にウレタンパッキンが無く、代わりにコーキング剤で空気漏れを防いでいます。
これが現役だったのは、今から45年以上も前・・・
今は、現存するだけでお宝? それとも 興味のない人にはただの粗大ゴミ?
ジャンクを入手したので、
・低音用ユニットのコルゲーションダンパーの波打ったような変形
・中音ユニットのリード線がドーム表面で断線、1本(アルミ線で非常に脆い)
・アッテネーターの接触不良
などがあり,なんとか1本を鳴らせるようにしてモノラルのマイルスデイビスのLPを聴きました。
こんな状態ですが、意外にしっかりした骨太の低音とミユートのかかったおなじみのトランペットの音が渋く鳴りました・・・
ぜひ、今度は完調なもの、一度聴いてみたいと思いました。
ARの音は、通称イーストコストサウンドといわれる、吹き抜けない重い低音とやや抑えられた高音に特徴があり、日本ではこの音色があまり好まれず米国内ほどには受けませんでした。特に試聴室では、置き方や組合せによってモコモコの低音と引っ込んだ中高音で、まるで隣の部屋から聞こえてくるような物足りない音に感じることさえありました。 でも、ノーマル位置にとらわれずアッテネーター等で好みのバランスに調整すれば案外その音色を見直す人もいるのではないかと思います。
ARでは、比較的ライブな部屋で、高めの台の上に乗せ、硬い壁に近づけた状態においてコンサートホールで聴こえる音をイメージしてスピーカーを調整しているとカタログに書かれています。クラシック音楽が好きな方の中に、アンプのトーンコントロールで低音を上げて、中高音は抑えた音を好む人もいますから、そんな人には向いていたのではないでしょうか・・・
短期間の所有でしたが記憶に残る製品でした。
http://blogs.yahoo.co.jp/kanabunn03/8672821.html
AR3aのユニット予備
このウーハーの形は初期に近い物、写真のものはフェライトマグネットですが、コーン紙表面の中央にドーナツ型のウレタンが付いています。この個体は、磁石の形が、花びらの型のようで変わっています。
AR3aも最初期のモノは、AR3のアルニコ磁石のウーハーが付いていました。
(AR3の磁気回路と、AR3a磁気回路の違いを見比べてください。ウ−ハーも違いますが、特にミッドレンジの巨大な磁石は一見の価値あり?)
AR3aのツイーターのプラスチックは、ネジを強く締めると割れてしまいます(これも、ヒビがあります)
なぜか、正面の右+表示がしてありますが、リード線は、黒いビニールテープの下でクロスしています。
ドームユニットは、エッジの代わりなのか、半透明のダンプ剤が塗られていますが、途中で途切れてボビンが覗けるのも、時々目にしました。既にどの個体も、三点止めの弾性体のボンドは劣化しています。
このような、ARも古い録音を聴くと意外に合うのもあります。比較的新しいSPだとシラッと鳴ってしまい、何を今さらと思ってしまう古い名曲が、時に、音にこだわらずに、音楽として聴けることもあります。
http://blogs.yahoo.co.jp/kanabunn03/29098860.html
往年の名器と誉れ高いスピーカー AR-3a の修理
手配しておいた復刻版3aは使用しない事に決めました。ユニットの形状は同じでも部品の素材が全く違いますし、一台潰して移植しても多額の費用を掛けたほどの見返りが無いように思えるからです。
やはりオリジナルの音に拘ってみたいのです
http://www.onomichi.ne.jp/ishii/ar3a/
http://www.onomichi.ne.jp/ishii/ar3a/index2.html
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3. 美術館, 縄文遺跡, 原村八ヶ岳温泉 そして ペンション・ムジカ
信州原村 八ヶ岳自然文化園
http://www.yatsugatake-ncp.com/
北澤美術館
http://kitazawamuseum.kitz.co.jp/
清春白樺美術館
http://www.kiyoharu-art.com/
http://www.cello.jp/yamanakako/kiyoharu/
原村八ヶ岳温泉「原村ふれあいセンター もみの湯」
http://www.lcv.ne.jp/~mominoki/
http://www.asahi-net.or.jp/~mi5h-skri/nagano/onsen/s_spa/010811_hara_mominoyu.html
原村の歴史
http://www.youtube.com/watch?v=BvRUFHfr-W0&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=xakZ3-jb09w
http://www.youtube.com/watch?v=_iCt0ColtD4&feature=related
冬の信州・原村はクリスタルファンタジー
http://www.youtube.com/watch?v=qp9XMFdFwRs&feature=related
八ヶ岳山麓厳冬期の情景, 長野県原村
http://www.youtube.com/watch?v=Q3ZhixDINuA
八ヶ岳美術館
http://www.youtube.com/watch?v=eQrI19eewyI&feature=related
八ヶ岳の山麓に広がる縄文文化圏 井戸尻遺跡 縄文土器の美
http://www.youtube.com/watch?v=iKLzjejWzR8
土器図像を読む
http://www.youtube.com/watch?v=eYl2YNnigYM
縄文人の生活再現
http://www.youtube.com/watch?v=kAOLxAxo-Q4
八ヶ岳山麓の縄文遺跡群
http://www.youtube.com/watch?v=qu8tT8TWfB8&feature=related
_ -一'´ `丶 -‐ 、,. -─_ァ、
/´ _ , ´ \´ }
/ /´  ̄ `ヽ ヽ /
_ -┴--y′ 、 ハ /
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ヽ ! j´ ヽ '
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ト、 ! i / ` ,.ニ、ヽ !
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| ` ! lイ、ノ,ハ 、りノ | |
| i ! | 、りノ ,.,.、 l i
l l :! , | ゝ ! ! |
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ィ′ , ! j,ハ ', l ‐--一'′ ′|! !
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ヽ /イ \ ! / / / ノ , !
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8/14(木) 今日泊まりの長野県諏訪郡・原村に行く前に上諏訪まで行き、ガレ・コレクションで有名な北澤美術館に寄る予定。
箱根湯本〜小田原〜町田〜八王子〜上諏訪まで。 13:19着。
昼食後、タクシーで5分で美術館に到着。
展示室の真っ暗な入り口に、ドーンと置かれた【ひとよ茸】。
高さ80cmとか。
光の巨匠といわれるエミール・ガレの代表的作品。 思わず、続く作品に期待が湧く。
自然を愛したガレの作品は、花・鳥・とんぼや蝶の昆虫類をテーマにどこまでも、その本質を追求しようとする。
その技法は、すばらしく繊細だけれども、色彩・形において私は優美な花を題材にしている作品が好きです。
子供が小学生だった頃、妹の先輩が始めたペンションに二家族で行ったことがあります。八ヶ岳の麓、原村ペンションに。
今回はそのあとに出来た第二ヴィレッジにあるペンション ムジカに。
うちの家には置けない大型のタンノイのスピーカーがあり その音をどうしても聞きたいというので、やってきました。 オーナーのご主人が亡くなられたあとも、奥さんが毎日、真空管を温めゲストを待つなんて、なんて、すばらしい心意気と思いました。
家庭的な食事と気の置けない雰囲気がいい。 クラシックの楽器演奏の合宿などにもよく、利用され大方が、リピーターだそうです。 八月は今までほとんど、雨が降ったことないのに一週間前から、雷まで鳴るので、装置を動かすのがこわいと。
そんなわけで、音楽・スピーカーをそんなに十分、聞けませんでした。が、同宿の音楽好きの人達と、夜更けまで、楽しくおしゃべりしました。
http://www.peruchan.com/2008.8kitazawamusaumandmusika.html
−タンノイ・オートグラフと秋晴れの紅葉を求めて− (08/11/03)
まずまずの天気だった紅葉の八が岳山麓の二日間−フェラインの旅行会−
モーツアルテイアン・フェラインの有志10名により、八が岳山麓の原村にあるタンノイ・オートグラフが楽しめるペンション・ムジカに一泊し、秋深まる八が岳高原の景観や紅葉を車で見て回ろうという旅行会が計画され、去る10月26日(日)、27日(月)の二日間楽しんできた。
清春白樺美術館にて、
北杜市の白樺派の画家の展示のほか、ジョルジュ・ルオーの作品で名高い「清春白樺美術館」を訪問した。北杜市と聞いてピンと来なかったが、清里村と大泉村が合併したと聞いてやっと分かるようになった。美術館は、晴れていれば八が岳がくっきりと見える広々とした高台にあった。入口の正面には、堂々としたアトリエ・ラ・リュージュの大きな建物があり、創作活動の中心となる施設や陶芸工房などがあり、小高いところに清春白樺美術館があり、その奥に白樺図書館やルオー礼拝堂、梅原龍三郎アトリエなどが配置されていた。
ルオーの作品が50点ぐらいあったろうか。大変なコレクションであると思った。あの小林秀雄がルオーの作品が好きだったと言うことを知り、売店で売られていた小林秀雄の「美と出会う旅」を購入してきたが、彼は何点も自ら買い求め自宅に掲げていたと書かれていた。アップしたルオーの作品は、お気づきの方が多いと思うが、美術館の入場券の絵をスキャンしており、標題は「聖顔」である。
ルオー礼拝堂の外と中で写真を撮ったが、礼拝堂内に小型のパイプオルガンがあった。手を触れてはいけないようであったが、売店にこの礼拝堂のオルガンのCDが売られていたので、オルガンの音を聞いてみたいと思った。
ペンション・ムジカにて、
ペンションへの途中でモーツアルト喫茶店に立ち寄り、コーヒーを飲んできた。その店は、さすがモーツアルトの店で、珍しいモーツアルトグッズやレコードなどが売られており、とても珍しい1997年モーツアルト劇場の日本語オペラ「救われたベチューリア」の新品ビデオを700円で購入した。
原村のペンション・ムジカには4時過ぎに到着し、近所にある八が岳温泉「もみの湯」で汗を流してきたが、日曜日の午後5時というゴールデンタイムだったせいか、脱衣所から湯船や洗い場に至るまで超満員で驚きの連続であった。
八が岳温泉「もみの湯」
http://www.asahi-net.or.jp/~mi5h-skri/nagano/onsen/s_spa/010811_hara_mominoyu.html
原村のペンション・ビリッジは、第一が17棟、第二が50棟あり、それぞれ、ペンションの特徴を示す名が付けられていた。温泉が混んでいたのは、ここに宿泊するお客さんが一斉に入りに来たからだった。ペンション・ムジカは第二村にあり、全てのペンションが舗装道路で区画されており、それぞれがゆとりのある優雅なたたずまいであった。生け垣に使われていたどうだんつつじが見事に紅葉していた。
ビールとワインで乾杯をし、ムジカのおばさんの手料理を楽しみながら、持ち込んださまざまなワインで話しに夢中になりながら時間を忘れた。皆が持参したLPレコードを掛けてオートグラフを鳴らし始めたのは8時過ぎであったろうか。しかし、何となくオーデイオの調子が上がらずこんなものかと思っていたら、10時過ぎくらいになって次第に調子が出始め、11時過ぎになって最高の盛り上がりとなった。ベートーヴェンの第7番が鳴っていたときは、思わず身体が踊り出すようなわくわくした音が鳴り響いていた。これがタンノイの身体を揺さぶる音かと納得したような気がした。
翌朝は7度Cの寒さの中、早朝散歩を楽しみ、ペンション村の大きさに驚いた。ペンションの手作りの朝食を楽しんでから、ペンションの古いレコードやラッパのついたSPレコード蓄音機などを見せて貰い、出発したのは10時頃であろうか。
八が岳山麓のいろいろな施設を巡り歩く。
はじめに、八が岳中央農業実践大学校で収穫されたカボチャなどの農園野菜などを陳列した市場を見た。折からのハロウイーン用のカボチャ祭りが行われており、とても賑やかであった。次いで、柳生博さんの経営する「八が岳倶楽部」を訪問した。柳生博さんが丹精込めて造り育てた寛ぎの庭園は、一般の方でもパプリックスペースとして散策を楽しめるよう設計されていた。園芸コーナーにはここでしか見られないような創意と工夫に富んだものが飾られていた。園内を一回りして出口で写真撮影となった。
続いて、富士見高原の紅葉を見ると言うことで車で高原を走り回り、昼食は清里の「清泉寮」でビーフカレーを食べてきた。「清泉寮」は、米国人宣教師が昭和13年に設立したキリスト教指導者訓練キャンプ地であったが、現在は日本初の環境教育専門のキャンプ場にもなっている。月曜日であるのにどこも混雑しているのには驚いた。八が岳は高い部分に雲がかかってよく見えなかったが、昨夜は冷え込んだせいで頂上付近は白みがかって見え、霧氷のような状態であろうと思われた。
http://www.geocities.jp/mozartian449/contents7/0810ferein.html
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断然露天! [ふれあいセンターもみの湯] 温泉依存症さん [入浴日: 2010年10月12日 / 2時間以内]
ナトリウムー硫酸塩・塩化物泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
内湯は加温・循環濾過・消毒で薄黄色無臭ヌメリなし、
露天は消毒のみで薄紅茶色微モール臭ヌメリなしです。
内湯と露天では湯の扱いが全然違いますので断然露天がいいです。
お世話になってます。 [ふれあいセンターもみの湯] 梵苦楽さん [入浴日: 2011年6月26日 / 2時間以内]
内湯は浴槽内での循環。 湯口からは源泉が注がれています。熱いですよ。
湯色は薄黄に濁っていました。
匂いは特に感じませんでしたが、洗い場にいると、時折硫化水素臭が香ってきます。
あの瞬間がたまりません(笑)
源泉を手にとって口に含んでみましたが微かに鉄の味が感じられました。 苦かったです。
湯のあたりは柔らかいです。 程良いぬめり感もあり、女性にお勧めですね。
内湯には消毒処理が為されていますが、本日は塩素臭が感じられず、大変気持ち良く入湯出来ました。
露天風呂は立派な屋根に覆われています。 岩風呂になっていて5人くらいがちょうどでしょうか…。
こちらの湯は循環なしの源泉掛け流しとなっています。 湯温も内湯にくらべ少しぬるめに設定されているので、こちらの露天は人気です。
と言っても、内湯が悪いとは思いません。 内湯の縁や浴室の床が、温泉成分で変色していたり成分が沈着しているのはたまりません。 浴槽回りは、そのぬめり感の強い温泉成分で滑りやすくなっているので気をつけましょう。
このような公営の施設とホテルを比べるのは酷です。 ビールの銘柄も…。
ちなみに、湯上りの山菜そばはたまりません。 一度お試しあれ。
http://onsen.nifty.com/cs/kuchikomi/onsen_255/list/aid_onsen002201/1.htm
(長野県原村、10:00〜21:30(夏期〜22:00)、500円(300円 17時〜)、0266-74-2911)
鉢巻道路、八ヶ岳美術館あたりから諏訪方面へ下る道を左折し、しばらく走ると右手に見えてきます。手前にある宿泊施設の「樅の木荘」のPには無料の温泉スタンドがあって、少し出してみると上品な樹脂臭ただようお湯が出ました。これは期待できそう。建物は公共系のつくりであまり色気はないですが、休憩所から望む林の風景は絵のようでなかなか素敵。やませみさんのレポあり。
男女別の浴室は、内湯(みかげ石枠タイル貼15人以上)、サウナ、水風呂に露天(岩枠石敷7.8人、東屋付)という構成。庭園風の露天は展望はないものの落ち着きのある佇まい。カラン12、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。GW16時で10〜15人とけっこう盛況。
内湯は赤茶色に変色した石の湯口から熱湯を投入+側面注入で浴槽フチの上面排湯口からの流し出し+底面吸湯。内湯のお湯はなまり気味でちょっと広くつくりすぎたかな? 露天は石灰華の析出の出た石の湯口から熱湯(お湯の感じからたぶん源泉)を30〜40L/min投入で槽内注排湯は確認できず。鮮度感は高く、ひょっとして源泉かけ流しかも。やはり露天が人気で、常連さんらしきお年寄りが何人かいました。
ほぼ適温のお湯は、緑茶色ささにごりで重曹味+α。弱いながら樹脂系のアブラ?臭(or モール?臭)が香りますが、内湯ではわずかながらカルキ臭(タール臭)も感じられました。この樹脂臭は絶品なので、とくに温泉臭マニア ^^) にはおすすめです。
総硫黄は0.14mg/kgありますが、イオウ臭は感知できず。とろみとツルすべを兼ね備えたお湯で、ツルすべは「スパティオ小淵沢」や「ヒルサイドホテル富士見」より強いです。重曹泉系の湯ざわりが強いような気もしますが、純粋な芒硝泉は「つるすべ重曹泉に似ておりますが、お肌の弾力感が出てくるので、こんにゃく状の浴感になる」(某掲示板 by やませみさん)ということなので、芒硝成分も活躍しているのかもしれません。
とくに露天のお湯には、どっしりとくる重厚な浴感があり、浴後もおだやかなあたたまり感と爽快感が入り混じり持続します。これはかなりの名湯かと。けっこう行きにくい立地ではありますが、このエリアに来たらまた寄りたいと思います。
Na-硫酸塩・塩化物泉 48.8℃、pH=7.63、湧出量不明、蒸発残留物=4506mg/kg、Na^+=1295mg/kg、Ca^2+=108.0、Fe^2+=2.4、Cl^-=834.4、HS^-=0.07、SO_4^2-=1885、HCO_3^-=281.8、メタけい酸=110.9、メタほう酸=22.5、硫化水素=0.07 <H2.3.24分析
>〔2004年5月レポ〕
http://www.asahi-net.or.jp/~UE3T-CB/bbs/special/utubo_suwa_saku/utubo_suwa_saku_1.htm
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2000.1
昨年の秋も会社の音楽愛好家達と一緒に蓼科(長野県原村)のペンション「ムジカ」に行ってきた。一泊し,銘機タンノイの『オートグラフ』の音を深夜まで楽しむのが10年位前から毎年の秋の行事となっている。
今回はここへ行く途中で『ミュージック・ミュージアムAmadeus』(0551-20-5596)という喫茶店を見つけたのでここに紹介する。
中央高速を「長坂」で降りて北へ(八ヶ岳周回道路・天女山方面)向かい,甲斐大泉駅の脇の陸橋を越えると数分で左側にモーツアルトのシルエットの看板がある。柳生博氏の「八ヶ岳倶楽部」の少し手前である。モーツアルトの全作品(全集版)とバッハのカンタータ全集があり,B&0のオーディオ装置がきれいな音を聴かせてくれる。自然に囲まれた中で飲むコーヒーも勿論美味い。
2000.11
今年も元の会社の連中と例年通り原村のペンション「ムジカ」へ行って音楽漬けの一夜を過ごした。勿論その前にカフェ「アマデウス」にも立ち寄ってB&Oから流れるグリュミオーのヴァイオリン協奏曲をBGMにおいしいコーヒーを味わった。
「ムジカ」のタンノイのオートグラフもAR−3も相変わらず良い音で皆のCD/LPを鳴らしてくれた。その際最近の「レコード芸術」、「グラモフォン・ジャパン」が非常に面白くなってきたという話題になった。
特にグラモフォン・ジャパン誌のフルトヴェングラーのラブレター(実物の写真や邦訳付)の相手がトスカニーニを尊敬していたなんて話は週刊誌のゴシップより遙かに面白いし、レコード芸術誌の廉価版の収集の話は対談の3人が興味の対象がそれぞれ違っているので、オタク族を充分満足させるような内容であると言うことになった。
そのほか、今年はバッハの没後250年とあって、「マタイ」を中心にクリスチアンでない我々日本人がどこまでバッハを理解できるかという話になり、クリスチアンである「ムジカ」の女主人や「パパゲーノ」(近くのパン屋さん)の主人をまじえて聖書の本文にあたるなど熱心な話し合いになった。
ショスタコの「森の歌」も聞き、最後はバッハの無伴奏チェロ組曲でお開きとなった。
10年以上行っていて初めての雨であったが、タイミング良く紅葉の色は最高であった。
2001.12
小生にとって秋の紅葉は蓼科で始まる。 毎年、在籍していた会社の音楽仲間と長野県原村のペンション「ムジカ」にタンノイのオートグラフを聴きに行くからである。今年は参加者が少なかったので、モーツアルティアン・フェラインのオーディオマニア、青柳さんと近石さんをお誘いした。
ムジカに行く前に原村のパン屋さん「パパゲーノ」
http://www.lcv.ne.jp/~papageno/
に立ち寄ってSPレコードを聴かせてもらった。会員の端さんが以前からSPレコードを貰ってくれないかとのことで、昨年「パパゲーノ」の主人がSPファンである事が分かったので持ってゆく事にしたのである。このご主人は英国製の蓄音機を2台もお持ちで、曲によって機械を替えて音の違いを楽しんでおられる。アコースティック的には非常にしっとりとした音で、ヴァイオリンや声楽はなかなか良い音であった。
ここで驚いた事は竹針の針音があまり気にならないことであった。クリーニング液をつけてごしごしと磨いた盤は新品同様に黒光りしている。これをかけるとSP特有の針音が殆どしない。ひとつの発見であった。
「ムジカ」のオートグラフは相変わらず素晴らしい音で、青柳さん、近石さんを満足させたようであった。
http://www.geocities.co.jp/MusicHall/4037/atogaki.html
2011.11.26 11月26日(土)クラシック音楽愛好会親睦旅行会開催
参加者は少なかったですが、クラシック音楽漬けの一夜と、八ヶ岳山麓の秋の終わりの景色を楽しみました。
予定通り長坂の「翁」でおそばを食べ、カフェ・アマデウスで、モーツァルトを聴きながらコーヒーを楽しみ、建築家の杠さんのため小淵沢のホテル・リゾナーレに立ち寄ったのち、夕方に原村のペンション「ムジカ」到着。
「ムジカ」ではCDを聞きながら夕食、その後は夜遅くまでLP/CDを聞きながら、歓談。
メインシステムのCDプレーヤー故障中のため、タンノイ「オートグラフ」でLPレコードを、CDはサブシステム(SP・AR-3)で聴いたが、どちらもいい音でした。
11月27日(日): 午前中はのんびりと、CDを聞きながら歓談で過ごしました。その後、ペンション近くの白樺林経由で八ヶ岳農場に立ち寄って、八ヶ岳の景色を楽しみました。近くのカナディアンファームで昼食後、帰りは杠さんもマセラッティに分乗し帰宅しました。
http://w-suginami.net/2/213.htm
10月18日(土)、19日(日))ペンション「ムジカ」に行く
今年の「ムジカ」には端さんご夫妻を誘った。原村のパン屋さん「パパゲーノ」にSPレコードを持ってゆくので、光が丘まで迎えに行った。
清春美術館の図書館では「小林秀雄レコードコンサート」が行われていたが、遅くて入れなかった。
カフェ「アマデウス」では新しく1870年製のベヒシュタインのピアノが置いてあった。今後のサロンコンサートには、これを使うとの事、どんな響なのか楽しみである。
ムジカには元の会社の音楽仲間K氏が先着していた。パパゲーノのご主人の小倉さんが、ペンション村にパンを納品ののち迎えに来てくれたので、「ムジカ」で食事の後皆でパパゲーノに行き、SPレコード鑑賞。
小倉さんは川崎市役所にお勤めされていたが、脱サラで原村(村役場のすぐそば)にパン屋さんを開業。最近ではSPレコードをあちこちで聞かせているそうである。この夜は星が綺麗だったので、小倉さんにムジカ送ってもらうに帰る途中に星が良く見えるところに連れて行っていただいた。
八ヶ岳自然文化園の裏手にある「まるやち湖」の脇の駐車場に車を止めた。漆黒の中で星を見ているとどこからとなく懐中電灯を持った方が現れて、いろいろな星座について説明してくれた。この方は八ヶ岳自然文化園の職員の方で星の写真を沢山とられているとのこと。専門家によるナビつきの星座鑑賞は大変良かった。1年に何回あるかというほどの星の綺麗な夜であるとのことであった。
ムジカでは就寝までLP/CDをオートグラフ/AR−3の美音で楽しんだ。
次の日、食事前の散歩は昨日の「まるやち湖」から昨年工事中であった北欧風の教会まで。食事の後は朝比奈さんの38番「プラハ」。こういう大編成をオートグラフで聴くと特によく響く。聴福の一時であった。八ヶ岳農場から清里に回って昼食。清里で端夫妻を下ろして帰宅した。
http://www.geocities.co.jp/MusicHall/4037/diary2003-4.html
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昼前に車で出発し、八ヶ岳南麓のペンション・ムジカ泊。
諏訪の里は桜、桃、山吹、水仙、一斉に咲き誇っているが、少し山に上るとまだ花は蕾、木々が少しだけ芽吹いている。
//ペンション・ムジカで得難く思うのは、比類のない静けさ。水が澄んで水底が見えてくるようなこの静けさはいったい何なのだろう、と思う。周囲をカラマツの林に囲まれ、冷え込んだ高原の空気がしんと静かなだけではない。銘機を揃えたオーディオから流れる音が、どうしてこんなにひっそりとしているのだろう。聞きなれたはずのCDが、なぜ違う音楽のように深々と心の底に降りていくのだろう。
//夜、オーナーの森本さんと話す。森本さん夫妻はともに子供の時に広島で被爆した。山と音楽を愛した御主人が、この地と思い定めて永住を決めたとき、何十年体内に潜んでいたに違いない病魔はすでに決定的に体を蝕んでいて、ここで過ごせた時間はわずかひと夏だった。以来二十五年、当時は大反対だったという奥様が、このペンションを守っている。聞いていて、静けさの正体は「祈り」なのかと思い至る。
http://www.asahi-net.or.jp/~mh9n-kk/tokaido5.html
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雪深く覆われた八ヶ岳山ろくの原村にあるペンション。オーナーの森本黎子(69)は、夫の明が遺(のこ)したクラシックのレコードが奏でる音楽を聴く客たちに、笑顔で話しかける。「次は、どの曲をかけようかしら?」。
ペンションの名前は、イタリア語で「音楽」を意味する「ムジカ」。プロの演奏家から音大の学生まで、全国各地からクラシック音楽の愛好家たちが訪れ、レコードを鑑賞したり、自分たちで演奏したりできる“音楽小屋”だ。
「ムジカ」を建てた明は、開業から三か月後の一九七八年十月、四十九歳で腎臓がんで亡くなった。黎子は、明の遺志を継いで経営を続け、二十五年目を迎えた。 二人は広島県出身で、ともに子供のころ被爆した。共通の趣味であるクラシックのコンサートで出会い、六八年に結婚。明は役所、黎子は被爆の後遺症を研究する機関で働き、広島市で暮らした。
結婚から五年後、北アルプス・穂高岳の山頂近くで、クラシックのレコードを聴く集いに参加した明は、満天の星の下に響くモーツァルトに感激。「自然が豊かな信州に、クラシックを楽しめる小屋を作ろう」と言い出した。 黎子は「知らない所は不安だわ」と猛反対したが、「自分の夢だから」と説得する明の熱意に打たれた。準備に約五年。持ち家を売り、六千万円かけて大型スピーカーなどの音響設備があるペンションを建てて移住し、明が集めた約八千枚のレコードとアンプを持ち込み、七八年七月、経営を始めることになった。
ところが、そのころ体調不良を訴えた明が、検査の結果、末期の腎臓がんと分かった。「夢」だったペンションで一度もクラシックを聴かずに、故郷の広島に転院。意識が混濁するまで痛みでもだえ、叫び声を上げる壮絶な闘病生活の末、他界した。 「ムジカ」でクラシックを聴きたがった明。「痛みと闘う主人の姿を目の当たりにして、『彼の遺志を踏みにじることはできない』という覚悟ができました」と黎子は言う。
ペンション経営の知識はほとんどなかったが、一生懸命に接客した。明が所属したクラシック愛好家の会の仲間をはじめ、口コミで知った大勢の音楽好きが、楽器を持って訪れ、レコードを聴いたり演奏したりして、明の愛した旋律が絶えることはなかった。
近くの住民も、調理や接客を手伝ってくれた。その一人の中谷塩子(60)は「ご主人を失っても、決して笑顔を絶やさない黎子さんの人柄に引かれました」と話す。 明とよく聴いたモーツァルトの「弦楽五重奏曲K515」。古びたそのレコードに針を下ろし、黎子は、過去を振り返ることがある。
明が愛したモーツァルトのレコードを黎子は大切そうにかける
「多くの人に支えられ、『ムジカ』を育てることができた。天国の主人は『最初は反対したのに楽しみすぎだ』なんて怒っているかもしれませんね」。そうほほ笑む黎子の瞳は潤んでいた。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/026/4.htm
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::;;;;;;;;:.:.!`ン `ヽ / ヽ うーん…元の世界に戻りたいけど、帰り道が分からない。
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;;;;;;:;;;::.:.! /゙``'ーヘ l,. -ァ'7 どうやったら人間界に戻れるんだろう…
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