http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/212.html
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(回答先: アンティーク・オーディオが聴ける店 _ 長野県 _ JAZZ喫茶 BUD 投稿者 中川隆 日時 2012 年 1 月 19 日 00:09:14)
ウェストミンスター・ロイヤルを最高に素敵に鳴らしていらっしゃるのは、岩手県一関市のジャズ喫茶、ROYCEだと思います。
オリジナル・マランツ#7 & 是枝重治先生お手製300Bプッシュプルアンプという組み合わせです。
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一関 JAZZ JAZZ喫茶 ROYCE
http://www.youtube.com/watch?v=ioDffnea5Zw
ロイス ジャズ タンノイ
http://blog.goo.ne.jp/royce7799
佐文酒店・喫茶ロイス
〒021-0036 岩手県一関市山目十二神140−4
電話0191-23-4665
営業時間10:00〜夜は不定期
一関駅より徒歩25分。「ベイシー」に近い。
一関ROYCE 周辺略図
http://www.geocities.co.jp/MusicHall/3707/ichizu.html
http://9199.jp/phone_page/07398806/
「ジャズというのはね、夜の音楽なんだ」
15歳からプロとしてテナーサックス奏者を吹いていたスタン・ゲッツの晩年のこの言葉は、ジャズの本質を、実に見事に言い当てていると思います。
クラシック音楽の様に教会や王侯貴族から保護され、古くから育まれてきた音楽とは違い、ジャズ音楽は歴史も新しく、1900年前後にアメリカのルイジアナ州ニューオリンズに起こった音楽です。しかも当初はニューオリンズの公娼街、ストーリーヴィルのマダムや周辺の顔役がジャズのスポンサーだったそうで、第一次世界大戦を期にマフィアのボス、アル・ カポネとその一党がこれに代わり、彼らの活動の場であったシカゴやカンサス・シティなど へとジャズ音楽が広がっていくことになります。
このような背景もあり、ジャズ・プレイヤーは酒とヘロインやコカインなどのドラッグとは切っても切れない縁の様で、レスター・ヤング、チェット・ベイカーはもちろんのこと、私の大好きなビル・エヴァンスも然り。ドラッグの力を借りても良いプレイをしたい、あるいはそのストレスから解放されるため、ドラッグに手を染めたジャズ・プレイヤーのなんと多いことか。 さらには独特のリズム、ビート、スウィング感があるため、モーツアルトをはじめとするクラシック音楽の様に1/fのゆらぎによる、癒し効果を望むべくもなく、むしろ人間臭さ、人間の業のようなものをその音楽から感じることがしばしばです。ジョン・コルトレーンの「バラー ド」(通は「バラッド」と発音)ですら、繊細で美しい旋律の裏に、胸が突き上げられるような切なさを感じる表現があり、ジャズを単に癒しや安らぎを求めて聴くと、とんでもないことに なりかねません。
それにもう一つ。ジャズはなんと言ってもライブが一番なのですが、それが叶わないなら、せめて良い音で聴きたいもの。しかも、ジャズの隆盛期である50年代半ばから70年代に かけての、最新のデジタル録音ではない、当時のLPレコードをかけることが出来て、ジャ ズのスモーキーさまで味わえるシステムとなると、BOSEの901スピーカーでも無理な話で、 JBLのパラゴンやハーツフィールドそしてオリンパス、もしくはアルテックのA7等が挙げら れましょう。
アンプもマランツ model7とmodel9、あるいはMcIntoshのC22とMC275の組み合わせ、レコード・プレーヤーはEMT927があれば理想ですが、同社の930か、ガラードの301でも良いかと思います。これらを揃えて聴かせることが出来る、あるいは最低でもこれくらいのレベルで聴かせるところとなると、一般的な電気店ではなかなか見当たらず、ジャズ喫茶を探すしかありません。
日本で一番音の良いジャズ喫茶と言えば、東北は一関市の「ベイシー」を挙げなくてはなりません。その名が示すように、カウント・ベイシーに心酔した菅原昭二氏がオーナーの ジャズ喫茶なのですが、なんとカウント・ベイシー楽団を迎えてここでライブをやったことがあるくらい、カウント・ベイシー楽団からも敬意を払われる、世界的にも有名なジャズ喫茶です。かつて、早稲田大学でドラムを叩いていたご主人だけに、そこで再生される音は、 「下手なライブを聴かされるくらいなら、ベイシーでレコードを聴いた方が良い」と例えられるくらい、生を彷彿とさせる力感あふれた再生音で、見事の一語に尽きます。
ところがもう4年半ほど前になりますが、なんとこの日本のジャズ界の総帥とでも言うべきベイシーのお膝元、一関市でジャズ喫茶ROYCEを開店した方がいらっしゃいます。
本業は酒屋さんなのですが、元来クラシック音楽ファンで、タンノイのウエストミンスター・ロイヤルというクラシック音楽向きのスピーカーを使い、プレーヤーはトーレンス、アンプもウエスギのプリとメインの組み合わせで、入り口から出口までクラシック音楽用のシステムでジャズをやろうというのですから、本当にビックリしました。
その立ち上げの頃に伺い、女性ボーカルは良かったのですが、さすがにジャズの切れ味にはついて来れない部分があり、一緒に伺った友人達も、これじゃちょっとね、と顔を見 合わせてしまいました。
こうなると、居ても立ってもいられなくなり、当時私が持っていたオーディオに関するノウハウを総動員して、セッティングやチューニングで試してみることになりました。ケーブルを換えたり、真空管を換えたりもしてみましたが、ウエスギのアンプではどうしても一線を超えることが出来ず、その夜、酔った勢いで「これではまだまだ駄目です。私の持っているマラ ンツ7なら、ジャズ向きの音にすることが出来ます。そうだ、私のマランツ7を開店祝いに差し上げましょう」と言ってしまったらしく、これにパワーアンプとして是枝300Bプッシュプルアンプを併せて貸し出すことになってしまいました。
幸か不幸かこの二つは見事な成果を収め、パワーアンプは2年を経て私の手元に戻ってきましたが、プリアンプのマランツ7はこれに代わるものが無いらしく、また、「差し上げ る」と言ってしまった手前、返してとも言えず、そのままROYCEに納まり、現在では東北有数の ジャズ喫茶と言われるほどまでになったROYCEを陰ながら支えている様です。
ところでこの話には尾ヒレが付いて、私が九州に戻った際、「あのROYCEを立ち上げた楠さんが門司港レトロで自分のジャズ喫茶を開くらしい」という話になっていて驚いたのは、 昨年とある誌面でお書きした通りですが、メインのクラシック音楽用システム以外に、ROYCEの時よりもさらにジャズに適したシステムが現在手元にあるだけに、ちょっと試してみたい誘惑に駆られることがあります。
北九州には若松の井筒屋跡前にELLE EVANS(若松区本町2-4-17 TEL751-9508)と いうジャズが聴けるお店があります。不定期にライブを行うところは他にもいくつかあります が、ここの様に定期的にライブを行い、かつ、それなりに良い音でジャズを聴かせるところ は少なく、貴重な存在です。
もし、私が今の職業に就いていなかったら、ひょっとしたら本当に門司港レトロ地区周辺で、ジャズ喫茶を開いていたかも知れません。人生、どこでどう転ぶのか、わからないものです。そう、これから先もどうなるか、まだわからないのかも知れません。
http://members.jcom.home.ne.jp/k.kusunoki/music/JAZZ/JAZZ-1.htm
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この3日ばかり、一ノ関の『Royce』というジャズ喫茶に入り浸り、タンノイ・ロイヤルの音を体験して参りました。
ここのマスターはおもむろに、3枚(CDを入れると4枚)だして来まして、この盤をB面からかけ始めました。いやー、凄いのなんのって。正直、こんな凄い音の『サキコロ』は、吉祥寺の有名店群でも、どこのジャズ喫茶でも聴いたことのない様な凄まじい音で鳴らしておられました。
図太く厚いロリンズのサックス(飲み込まれちゃうかとおもいましたねぇ)、マッシブでギリギリとうなるダグ・ワトキンスのベース。切れのある音速スティックワークが味わえるローチのドラミング。もう本当に「す・ご・い」としか言いようのないものでした。後の3枚ですか? チンケな(プアーな)音の盤でした。というわけで、マスター一流の“仕込み”だったわけです。
物凄く程度のいいアナログ盤が『Royce』にはあるんですね。もちろんオーディオ装置は選びに選んだマランツ7に、玉のパワーアンプ、そしてオルトフォンSPUという組合せですから、ジャズ・ファンの涙腺を刺激するラインアップには違いがありません。もしかすると生涯一度の『サキコロ』体験になったような気がしています。
ちなみに「ペラペラの薄盤なんですが、聴きます?」とのまくらがあって聴かされた『ヘビー・サウンド/エルビン・ジョーンズ』(Impulse)もとんでも無いくらいに恐ろしい音がしておりましたので必聴です。
このお店が出来た時にもお邪魔していますが、その時とは「月とスッポン」の違いがあります。ダテに4年間の歳月が流れたわけでなかったのが、しっかり確認できました。『Royce』のマスター、本当にいい体験をさせていただきました。ありがとうございました。
http://blog.goo.ne.jp/sugar-s310/e/f7cea0d6ca0c38f627437ab5d2b8e967
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一関 ベイシーのそばに新しいジャズ喫茶ができたらしい・・・
ゴールデンウィークを利用し北東北に旅行に行く途中にぜひ立ち寄ってみようとスイングジャーナルにあった地図を頼りに訪ねてみた。
ROYCE と書かれた変形丸屋根の建物、内部右側にワインを主とした酒店、左側がジャズ喫茶スペース(土足禁止)となっていた。
午後の日差しが差し込むオーナーの応接室に通されたような明るさ。
もともとクラシック好きのオーナーの音調整により、柔らかく優しいサックス音が楽しめた。
____
2004年9月、一関のROYCEにようやく伺うことができました。親切なマスターには歓待されて、次から次へと自慢のコレクションから素晴らしいジャズを聴かせていただきました。タンノイ・ウェストミンスターロイヤルと名球845プッシュブルアンプの組み合わせは、ジャズ喫茶など公共の場では、かつてないクオリティでジャズを聴かせてくれました。
トーレンスTD226
マランツ7
845プッシュブルアンプ
WE300Bアンプ
など名器が並ぶ操作室
タンノイウエストミンスターロイヤルが充実したサウンドでジャズを格調高く奏でます。ウエストミンスターの低音部の魅力でもありジャズでは問題になりがちな遅れの弱点も全く感じられません。この写真を見ていただければ、オーナーのタンノイへの思い入れもお分かりになるでしょう。
http://homepage.mac.com/hmitsui/royce.html
|〃、 ii 川 ヾ レ'/::::::::::〃爪::::::川::::::::||:::ヽ::::i::::::::::::i!\ \::::::::::
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i i 川i!ハ/" _! | │川 ヾ:ii ゙'∨ | ゙ヾiヽヽ;||:::::i':::::::::::::::::::::::::
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ヾ ! ヾ、ヽ ゙ヽi |!iヾ、ヽヽヽ ,,!r''~ `~゙'''''ヽ、
美味しい蕎麦を食べた後はいよいよジャズ喫茶行脚、まずは近くのロイズ、一瞬酒屋さんかなと思うたたずまい、中に入ると所狭しといろんな機材が・・・
タンノイを中心としたシステム、メインアンプは、球で今回はKT88ppなかなかの音です、
メインのSPが故障中で今回はサブの小型タンノイでの試聴と相成りました。定位のよさと音離れの良さは抜群で、思わず持ってきたDCマイクで録音させていただきました。マスターも良い人で色々と楽しいお話を・・・・
懐かしい機材を見てると時の経つのも忘れて、あっという間に数時間が過ぎたのでした。ジャズ喫茶というより知り合いのオーディオルーム訪問の気安さぬくもりを感じた一時でありました
ロイスですね。
タンノイが自己主張してましたね。マスターは良い人でした。
コーヒーは、値段も手頃。お酒も、まあまあ。
あの調子で。ウエストミンスターが鳴ったら・・・怖い。
でも、その可能性は大と見た。
2009/9/25(金) 午前 8:01 [ hh57m ]
ロイス、いいですね。あんな安い値段であんな高価な日本酒を出してくれるなんて、客を歓迎する気持ちに満ちていました。
2009/9/25(金) 午後 0:17 [ ds7*0z ]
jbl_izuさん こんばんは 真空管が魅力的でした、デンオンのオープンも懐かしい、マニア宅に襲撃に行った気分で過ごせました
2009/9/25(金) 午後 10:28 [ dcampmania ]
hh57m さん あの大きなタンノイをぜひ聴いてみたいものです、コーヒーも旨かった
2009/9/25(金) 午後 10:32 [ dcampmania ]
ds7*0zさん お酒も旨くてよかったですね、ただ客が入ってきたときに鳴るブーブークッショッンのようなチャイム音が気になって仕方ありませんでした
http://blogs.yahoo.co.jp/dcampmania/49103484.html
みちのくジャズ喫茶巡りA ROYCE@一関 2009年05月04日
水沢から平泉を経由して、一関に到着しました。まずは、一関の名物蕎麦屋さん「青葉直利庵」で腹ごしらえです。
頼んだのは「天ざる」の普通盛りですが、私にはこれでも十分な量です。周りを見ると、盛りが二倍はありそうな「大天ざる」を頼んでいるお客さんが多くてびっくり。岩手の人はよく食べる方が多いのかしらん。長め&太めの蕎麦は腰が強くてとても美味しかったです。
お腹もいっぱいになったところで、第二の目的地、ジャズ喫茶「ROYCE」に向かいました。車で走ること5分程度で到着です。
ジャズ喫茶のスペースは、本業であるお酒屋さんの店舗に併設されていて、靴を脱いで上がることになります。入ると、そこにはTANNOYのウエストミンスター・ロイヤルとレクタンギュラー・ヨークが整然と並んでいました。そう、ここは全国でも珍しいTANNOYでジャズを鳴らすジャズ喫茶として知られているお店なんですね。
「TANNOYはボヤーッと聴くスピーカーなんですよ」などとおっしゃるご主人の言葉とは裏腹に、最初に鳴らしてくれたヨークからはバシッとキマったジャズ・サウンドが流れていました。
とりあえず、コーヒーを注文。この日2杯目のコーヒーは、やや酸味の強い味わいでした。
スピーカーをウエストミンスターに切り換えて、ソニー・クラークの「クール・ストラッティン」とオスカー・ピーターソンの「プリーズ・リクエスト」を聴かせてもらいました。ピアノの音色がとてもきれいです。上手に炊けたご飯のように「音の粒が立って光っている」と言う感じです。ポール・チェンバースのアルコ・ベースのズリズリ感や胴鳴りもとてもリアルですね。
次に、日野皓正の「トランスブルー」がかかりました。
これはストリングス入りのアルバムなんですが、ストリングスの広がりと奥行き、それに対して、日野のコルネットやグラディ・テイトのヴォーカルがスッと前に出てきて、前後感がとてもよく表現されました。
フロントエンドの機器の写真です。アナログプレーヤーはトーレンス、プリはマランツ7、真空管のパワーはどこのメーカーのものかわかりませんでした。
その後、「クラシックも聴いてみますか」ということで、ゲーリー・カーのアルバムとチャイコフスキーの「弦楽セレナード」がかかりました。これはさすがTANNOYということで、やはり弦は深みのある鳴り方をしますね。
レコードをターンテーブルに載せる店主の佐藤さんです。とても気さくで話し好きの方で、オーディオに関して色々な話をしてくださいました。各地から「ROYCE」を目指してやってこられるジャズファン、TANNOYファンのお客さんのエピソードが聞けたのは、とても楽しかったです。一関を訪れる機会があれば、又立ち寄りたいお店ですね。
http://community.phileweb.com/mypage/entry/2022/20090504/11719/
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一関はジャズ喫茶ベイシーが有名ですが、一関にはもう一軒、素敵なジャズやクラシックを聴かせてくれるお店があります。それがジャズ喫茶ROYCEです。一関駅からは徒歩20分くらいでしょうか。電車でいらっしゃる方はタクシーを使った方がよさそうです。
ここのお店には、来る前からとても楽しみにしておりました。それは、ほとんどのジャズ喫茶が、スピーカーにJBLかALTECを使う中、このお店はTANNOYを使ってらっしゃるのです。
わたしは、オーディオショーで一度だけ音を聴いたことがありますが、大きさのわりに音場が左右に広がり、音像の定位が素晴らしく、優しい音色が特徴だったと覚えています。世間一般的にはTANNOYにはクラシック、JBLにはジャズと言われておりますので、TANNOYでジャズを聴かせてくれるとは、どんな音なのだろうと、期待に胸を膨らませてお店へ訪問いたしました。
お店は、酒屋さんとジャズ喫茶が一緒になったお店で、本業は酒屋さんなのでしょう。靴を脱いでスリッパへ履き替え、扉を開けると、大きなTANNOYのWESTMINSTER ROYALが鎮座しています。他にお客さんはいらっしゃらないので、お客の私と店主でマンツーマンの観賞です。なんと贅沢な時間なのでしょう。座った席は、スピーカーのちょうど中間の王様席です。期待で胸が高鳴ります。この状況で、お酒が飲めない自分が甚だ残念でなりません。後ろを見ると、WESTMISTER ROYALを駆動する、まばゆいばかりの真空管アンプとレコードプレーヤーが見えます。店主は機種をそれぞれ説明して下さいましたが、アナログや真空管に疎い私は、よく分からなかったのです。
店主は丁寧にアナログレコードのジャズを鳴らして下さいました。ベイシーでジャズを聴いた後にROYCEに立ち寄りましたので、ベイシーとの音の違いが一聴して分かります。ステレオ感、左右の広がり、そして音楽に実在感を与える、音像の前後の奥行き感が、もの凄く良く出ている音です。高域から低域まで鮮度の高い音で、その音の中にTANNOYのコクのようなものが低域に感じられます。とにかく、面で音が押し寄せてくるベイシーに対して、音が前後に広がり奥行き感がでるのがROYCEの音と言ったところでしょうか。
次々に色々なレコードを聴かせていただき、特にベースの胴鳴りに、たまらない現実感があります。また、ピアノの美しさと、そこで鳴っているという実在感には、素晴らしいものがあります。このシステムで内田光子のピアノソナタなどを聴けたら最高だろうな、などと考えてしまいます。そして店主は、続けてクラシックのピアノ協奏曲やバイオリン協奏曲を聴かせて下さいます。オーケストラをバックにピアノやバイオリンが独りで協奏している様がとてもリアルです。バイオリンの音は自然でトゲトゲしさがなく、美しいの一言です。私はただ聴き入るのみです。
ハイエンドスピーカーで、Wilson AudioやAvalon、Thiel、B&Wといった、最新の技術で鳴らすハイエンドスピーカーが隆盛を極めておりますが、いわゆるold technologyを突き詰めたTANNOYからも、決して、それらの音と遜色ない、いやそれ以上の音が聴くことができたのが、自分にとって大変な収穫でした。よく考えれば、最新のCDプレーヤーも、old technologyのレコードを音質で上回ったということを、ついぞ聞いたことがありません。TANNOYの歴史と伝統がこの音を造っているのでしょう。そして、店主のTANNOYに対する愛情が。
この日は、とても充実した時間を過ごすことが出来ました。店主に今度来るとき、かけて頂きたいCDがあるのですが、とお願いすると、快く了解して下さりました。ただ、「CDは調整していないんだ。」とおっしゃります。アナログレコード専門にかけており、CDはほとんど聴かれないようですが、私はぜひCDの音色も聴いてみたいと思いました。何せ、新譜などはCDでしか発売されないのがほとんどですから。と言いますか、私はアナログをやりたくとも、財政的にも物理空間的にも出来ないのです。
また、ROYCEのTANNOYに会いに来なければ。 (2007年07月07日)
http://exp.bakufu.org/exp035_diary05.htm
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ジャズ喫茶ROYCEに行ってみる。駐車場が無いので裏道に止めるよう言われる。
客は自分一人だったので話好きのマスターといろいろ話をする。メニューはコーヒーとジュースのみ。コーヒー(500円)を頼む。
スピーカーに近寄っていったらここから入ってはだめと言われる。この店は全国のタンノイファンが来るそうで遠くはイギリスからとの事。ある時お客さんからこの音は全然だめと言われ後日最高数百万円位するアンプを含む何台かのアンプが送られてき、好きなの選んでください差し上げますとの事。マランツ7の音が気に入り送り返したところ、今度は音楽評論家菅野さんが持っていたというマランツ7が送られてきたが音は最初のほうが良かったので又送り返したとの事。
3台あるスピーカーのうち真ん中のスピーカーはイギリス工場が焼ける前の製品で貴重とのこと。名前は聞いたが忘れた。ウエストミンスターのスピーカーのエッジが悪くなったらその箱にこのスピーカーを入れたいと話してた。2時間くらい居て帰る。以前別の日にモリソンにも行ったけどモリソンは音もうるさくなく自分にはいいのだけれどコアなジャズファンは物足りないのかなと思った。写真はロイス店内。
http://plaza.rakuten.co.jp/yschiba/diary/201003250000/
かまやん 2007/10/04 22:22
ここだけの話ですが、岩手にRoyceというJAZZ喫茶があります。店主はすごく良い人です。
しかし、あの音は間違っていると思うのです。袋小路にハマッてる。
根本的に違うのにケーブルにこだわってもしかたないだろ!!
と、叫びたくなりましたがおとなしくコーヒーを頂戴して退散しました。
めちゃめちゃ細い同軸ケーブル。それを床から持ち上げたりして・・・
いつだろ、去年の3月かな?
ひぃ〜 2007/10/04 23:01
こんなレヴューも、
http://homepage.mac.com/hmitsui/royce.html
名機ばかりですが,
電線病は怖いですね。。。
かまやん 2007/10/05 04:27
UESUGI・・・名機ですか?
845・・・・というだけで名機でもないのかな?
タンノイを真空管で鳴らすのはオーディオ店レベルで聴く限り、良い音すると思いますがここのは・・・・・いや、店主は良い人です。
ひぃ〜 2007/10/05 14:43
写真ではマランツ8やマッキンC22もあったので、、、
いい人がいい音を引き出せるとは限らないという怖ーい教訓ですw
かまやん 2007/10/06 00:04
ひぃ〜さん、ありがとうございます。
で、Royceを訪れた時、オーディオには全く無知な後輩を連れて行ったのですが、
彼曰く、
「あの人、これ幾らしたとか、お金の事しか説明なかったですね」
でした。どこか、ちょっとズレてるんだと思います。
http://d.hatena.ne.jp/ducati750s/20071001/1191127369
646 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2007/08/22(水) 19:55:26 ID:rMzcwHiH [1/1回発言]
ベイシーと同じ一関にあるロイスにも何度か行ったことあるんですが。
ロイスのタンノイの方が柔らかく、奥行きがでていて音にコクがあって、自分の好みだったんですが、
こんな私は糞耳なんでしょうか?
647 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2007/08/22(水) 22:55:54 ID:FzSLZ/4+ [1/1回発言]
>>646
多分、貴方は良い耳の持ち主なんでしょうね。
私が聴いた時は、あの空間とのトータルでの判断しか出来ませんでした。
酷く響く中高域。ドスドスと過剰な低域。
全ての音は、部屋の響きに濁って、聴き取れませんでした。
http://logsoku.com/thread/hobby8.2ch.net/pav/1165679899/
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ぼうちちさんがご本人から直接聞いたそうだが「ロイス」は、サラ・ボーンのミドルネームからとったとのこと。
(サラ・ボーンって、今の人はポップスの歌手だと思っているのかな)
で、話題は、ロイスさんの
「ロイス ジャズ タンノイーーータンノイによるホイジンガ的ジャズの考察」
http://blog.goo.ne.jp/royce7799
うーーーーん。
確かにJBLやアルテックではホイジンガ的ジャズの考察には向いていないだろう。(高貴さが無いからね)
んで、タンノイという原器でジャズを考察するのだけれど
(もちろん分析はできない。できないからタンノイ?)
それにはアンプが必要で、ロイス氏は最初、タンノイをウエスギで鳴らそうとしていた。
ダメ出しをしたのが北九州の楠薫さん。(BOSEさんの知り合いのドクター)。
マランツ7と是枝300bを提供したそう。
(楠薫さんははやくにタンノイ-ウエスギを止め、マランツ1に変えていた)
マランツ7はそのままロイス氏の手元に残り、是枝300bは楠さんのところに戻った。
その音は太く文字通りジャジーな音だったそうだ。
でも、それでは「タンノイによる」ってところが希薄になる。
あちらを立てれば、こちらが立たずである。困ったものである。
で、ここは是枝アンプにお引き取り願って、自作アンプを宛がった。
などと、ponの妄想は膨らむのである。
(勝手なことを書いて、ロイスさん、楠薫さん、申し訳ありません)
んで、その音を、チーム町内会の面々が聴いた。いうまでもなく面々は「アルテックやJBLによるジャズの再生」のみならず「タンノイによるジャズの再生」について造詣が深いんである。
ロイスさんはいつも通り「タンノイによるホイジンガ的ジャズの考察」を示した。
そりゃかみ合いません。
というか、
「ホモ・ファーベル」と「ホモ・ルーデンス」の不幸な出会い
だったのかもしれない。
とまれ、ponはその場に居合わせなかったので憶測でしかいえない。
http://d.hatena.ne.jp/ebapon/20091227/1261927194
目指すは「ロイス」。若干迷った後、6時くらいに「ロイス」に到着。
ここは隣、というか本業が酒屋さん。酒屋さんと聞いて非双子さんがガソリン切れと「エビス」を捜すも残念なことに置いていなかった。
喫茶の方は一旦閉めていたようで、電気を消した部屋に灯をともし、アンプにも火をいれてもらう。店主は温厚そうなヒトであった。
ここの「売り」はタンノイでジャズを鳴らすということ。まあタンノイでジャズを鳴らすこと自体は全然珍しくもない。タンノイというとクラシック専用と見られがちではあるが、実はジャズとも非常に相性がいい。ただタンノイで営業している、もしくは、していたジャズ喫茶として思いつくのは京都の「ブルーノート」、博多の後期「コンボ」などか。
「ロイス」にはウエストミンスターとヨークがあり、この日はヨークでよーく聴いてみた。(オヤジギャグ!最近疲れてます。)
おっとその前に「ロイス」の名の由来。サラ・ボーンのミドルネームだそうだ。ワタシゃてっきりタンノイ使ってるんで、英国の最高級車ロールスロイスからだと思っておりました。
壁にあった「ヘンリーミラー」自筆の手紙。
アンプ周り。部屋にはいろんな本が積み上げられておりました。主人は相当のインテリで博識みたい。
「このヨークはですね、30年以上前東京でサラリーマンしていたときに当時6ヵ月の給料はたいて買いましてねえ。ワッハッハッ」
発言」の最後にいつも豪快に「ワッハッハッ」と笑う独特なしゃべり方。でもここの店主、温厚そうな人柄態度の割にけっこう強気な物言い。
なんでも一関でジャズ喫茶を開くにあたり、「ベイシー」のことはほとんど意識していない、そうだ。急遽東京でのサラリーマンを止めて家業の酒屋を継ぎ、タンノイとジャズが好きなのでジャズ喫茶「ROYCE」を開いた。、地元に「ベイシー」があっても昔からあまり行ったこともなく、特に影響を受けたりはしていないそうだ。元々ジャズとタンノイが好きであり、「ベイシー」が無くとも店は開いていた、とのこと。
「むしろ、向こうの方が気にしているんじゃ・・・ワッハッハッ」
そう言って豪快に笑う。
「ベイシー」のサポーターを公然と宣言する「エルビン」のアンドーネ氏とは、そこのところの考え方が大分違うようだ。そういえば「「エルビン」のマスターに記念写真後、最後に車で出るときに見送りしてもらって「今からどこに行くの?」と尋ねられて、「一関の『ロイス』に行って、また『ベイシー』に行こう思ってるんだけど・・」と答えたら、
「『ロイス』かー。ふーん。あそこはね・・・うーん、まあ聴いてみて」
ちょっと含み笑いして何か言いたげであったけど、同じジャズ喫茶でありながら『ベイシー」と「エルビン」には同じ臭いがするけれど、「ロイス」はちょっと別の世界のようで・・・。
おっと、肝腎の「音」。
システム構成はトーレンス226に3012にSPUだっけ?
アンプはプリがマランツ7。
このマランツ7は九州のクスノキさんのプレゼント?借り物?らしい。
パワーが自作系のモノラル仕様の845プッシュプル。
下に見えるはKT88のTVA1か。なんか懐かしい。
「ロイス」の音を一言で言うと、良くも悪くもタンノイで聴くホームオーディオマニアの「音」の延長という感じかと。”店の音”というより、なんかオーディオマニアの自宅に招かれて自慢のコレクションのシステムの”家の音”聴かしてもらったような印象といえばわかってもらえるかどうか。いわゆる超弩級というような派手さは全くなくて、”佇む”ような鳴り方というか。まあこの鳴らし方はどうもジャズでなくてクラシックにありがちな気がしたんだけど。
まあタンノイで聴くジャズはワタシらは熊本の音○舎で聴いているんで、どうしてもあそこを基準に判断してしまう。若干「辛い」表現になる。
タンノイでも音○舎のようにガツンと鳴らしているところを既に知っているがゆえに、どうも全体に”大人しく”感じてしまう。「床」や「壁」「トランス」等、どうもオーディオに関する判断、考え方もワタシとは大分違うみたいだ。この「音」だと今回同行のメンバーは誰も驚かないというか、聴いている時の表情でどうもそれがどうも出てしまっていたみたいで、主人には失礼しました。
http://marantz777.blog113.fc2.com/?m&no=223
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{ 仄 }} 八 仄} `辷ン八うY } :| 八 、 \ ヽ.! レ-、ヽヽ ∧
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ノ( { 仄 }}八 《《 _,. -=≠ ,.ィ=ミ茫N `´ィ芹rt刈:! | !'´ 爪 !ハト!
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Y 二 ヽ 人ノノノハ ゞ┴' 、` } } ! ! !八 |从八
{ 仄} }} ノミ辷彡'} ,. ' 从 ヽ'_ !:/:/レ人< ヽ
弋辷ン乂}{ミ辷彡'} _,. - /辷`ヽ ` //://  ̄`ヽ
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音にも、通り道がある。
二つのスピーカーの中央に座って、両耳で拝聴するのは、礼儀というものであるけれど。
最近、当方のスピーカーのことでいえば、中央で聴くのが、ドーンと飛んでくる音に、クラクラっときて、ちょっとおおげさとは思うが、中央の場所を外したい。ここで聴いているからどんどんやりなさい、的スタンスがいまは良い。タンノイは、その音を損なわずに重い音も強い音も出る。ジョンブルのスピーカーはネットの後ろで惰眠をむさぼって、本当の姿を見せずタンノイで御座いますと、すましている。それを最初に教えてくれたのは、KU氏が送って寄越された個性の違う二台のマランツ#7であった。
ジャズにとって、どうして柔らかな音ではいけないのか、クラシックにとって、なぜ硬い音ではマズいのか。
シンバルの硬さと、羊の腸と馬の尻尾の構成は、タンノイにヘゲモニーを預けた人の迎えるジレンマと快感がある。
あるとき九州のKU氏から電話があった。
「先方と話はついていますので、そちらで『マランツ#7』を受け取る詰めをお願いします」
KU氏によれば、もう一台マランツ#7を聴いた方が良いという。その意味するところが理解できず、面倒にさえ思ったが、ともかく相手に電話を入れたのである。電話の相手はボソボソと静かに話す人だった。
「このことは誰にも言っていないのですが...このマランツ#7は日本で五本の指に入る評論家の使っていたものです」
御自分は、オーディオはくわしくない、生前の縁で所有し、いま手放す仕儀を心苦しく思っている様子に、その名を聞くこともためらわれた。
届けられたマランツ#7の包みを開けると、ケースのウオールナットの渋い色に特徴があった。さまざまのオーディオ雑誌をひっくり返して、五本の指と目される方のマランツ#7の写真をかたはしからしらべていった。その人の名はすぐわかった。
その音は、これまでのマランツ#7とまったく対称的な、しっとりと深みのある落ち着いた音色に特徴があって、クラシックには吸い込まれるような音楽が聴こえるが、ジャズの標榜するスイング感がいかにも英国的で、複雑だ。
深夜に調整の終わったこのとき、あまりの深淵な音に驚いて、寝ている秘書を無理矢理起こしたほど、度を失っていたのがオーディオのはた迷惑なところだが、KU氏にメールを入れると、すぐにでも飛行機で北上空港に飛んできそうな反応であったので「5時間経ったら、それほどの音ではありません」と、わけのわからないことを申し上げ、思いとどまっていただいた。
いまにして思い返しても、いったいあの音は何であったのか、マニアを笑う一瞬の降臨であったのかもしれない。五味康佑氏が、この評論家宅に訪れてJBLサウンドを聴いたときの印象を書かれているのを読むと、まずJBLに対し辛口の方がどのような展開になるのか緊張をおぼえるが、意外や好ましく思われた表現に安堵する。
このマランツ#7でJBLを鳴らせば、そのように鳴ることが頷ける。目の前にある二台は、どちらもマランツ#7であるけれど個体差は歴然で、そこにKU氏の深さがあった。
http://blog.goo.ne.jp/royce7799/c/f22b273ee9c64053e256a6ce724598fe
銘球WE300BPP 2006年02月17日
タンノイのお話5年目にしてはじめてWE300BPPアンプから煙が出た。大変なことになった。100Vのアンプを無理矢理105V駆動に改造してもらって、やっぱりやってみるものだと悦に入っていたが。
そのときタイミング良く、今、大阪から戻っておられると、隣町のSA氏からメールをいただいた。ROYCEの中枢アンプのクオリティはこの方が担っている。頑丈な真空管アンプもいつか壊れる運命で、技術のある人のサポートが不可欠だ。
このSA氏は凄い。こんな音にしたいと注文をつけると、ダメとか嫌とか、言ったことがない。口をへの字に結んで考えておられる。無理難題のときは、コメカミをぴくぴくさせておられる。頭脳がフル回転しているのだ。フィラエンザールのウイーンフィルの75人のスケールや、サンデイアットビレッジバンガードのスコットラファロのベースの出来栄えは、この人にかかっている。マイルスのトランペットはじつはアンプが吹いているのだ。
ROYCEのモノアンプはWEを各2本使用し、電源トランスの重いだいぶ回路に凝ったアンプで「またこれと同じ物を造るのは、かなり気力がいります」と溜息まじりに申されるS氏に「こんどぜひ、誰も造ったことのないような凄い最終アンプを造りましょう」と、更なる傑物を持ちかけている自分に気が付いた。
このWE300Bという管球は一旦製造が終了し、刻印モノ1本10万といわれるマニア垂涎の幻の銘球だが、そんなサイフの不条理をナゼ4本も使うのか?
それは使った人でないと解らない愉悦があるからだ。しばらく遣隋使をなさったS氏が、中国製の300Bを大量に輸入したので20本ほどROYCEに置いておきましょうと言われた。そこでさっそく差し替えてこの1万円の球を鳴らしてみた。なかなかよろしい。これでも良いのでは...。
一週間ほどしてモトに戻して聴いたWEの瞬間的印象というものがある。解る人には値段は正しい。
http://blog.goo.ne.jp/royce7799/c/f22b273ee9c64053e256a6ce724598fe/1
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139 :K:2001/07/01(日) 00:01
ウェストミンスター・ロイヤルを最高に素敵に鳴らしていらっしゃるのは、岩手県一関市(ジャズ喫茶ベイシーのある所)のジャズ喫茶、ROYCEだと思います。オリジナル・マランツ#7&是枝重治先生(管球王国で執筆されている方) お手製300Bプッシュプルアンプという組み合わせです。
アナログプレーヤーは型番は忘れましたが、トーレンスでした。
最近では、ベイシーに行かないでROYCEに聴きに行く方がいらっしゃると言いますから、私が知っている頃よりも、さらにレヴェルアップしていると思います。
334 名前:K :2001/07/14(土) 21:40
ROYCE では ウェストミンスター・ロイヤルをMarantz#7と300Bプッシュプル、845シングルアンプで鳴らしています。
ここのお店の凄いところは、アンプをいろんな人から借りて、それでも満足いかず、アンプ製作者を呼んで、
「このアンプのこういう音と、そちらのアンプの、こんな感じの音が出るアンプを作ってほしい」
と、具体例を挙げてアンプを作らせ、
「このレコードにはこういう感じで音が入っている。それがまだ出ていない。直してくれ」
と、徹底的にパーツ、配線まで換えさせて理想の音に近づけて行ったのです。ですからオーナーのイメージ通りの音がしっかり出ていると思います。
98 :通行人K:2001/06/28(木) 23:13
タンノイは、ウェストミンスター・ロイヤルも、オートグラフ・ミレニアムも、みんな「創られた独特の低音」を持っています。 G.R.F.Memoryが一番コントロールしやすく、低域は締まりが良くしようと思ったら、けっこう良く締まった音を聴かせます。それでいてローエンドまでけっこう伸びています。
ホーンロードのかかったウェストミンスターやオートグラフは、やはり独特の箱鳴りがあって、それがともすると耳に付きます。 しかし十分にアンプやケーブルを吟味し、細かくセッティングを追い込んでコントロールしてやると、岩手県一関市のROYCEというジャズ喫茶の様に、タンノイでジャズを奏でることも可能です。
岩手県一関市ジャズ喫茶ROYCEのシステムラインナップ。とにかく豪快にかつ高分解能に鳴ります。
「アルテックA7を緻密にしたような感じ」
とは、とあるジャズ評論家のお言葉。なるほど、と思いました。徹底的に手を入れた手作りメインアンプの勝利でしょう。
309 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/13(金) 16:25
タンノイではグラモフォンのペルゴレージ「スターバトマーテル」アバド盤のメゾソプラノとアルトの歌い手をきちんと分離して再生出来ないと思う。確かに音は美しいとは思うが、音楽の観賞用として、そういう再生力では問題があると思う。
311 名前:K :2001/07/13(金) 18:55
>>309
>タンノイではグラモフォンのペルゴレージ「スターバトマーテル」アバド盤のメゾソプラ
>ノとアルトの歌い手をきちんと分離して再生出来ないと思う。
ふぅむ、それは不幸なタンノイですね。ちゃんとしたアンプで、しっかり振り角までチェックしてチューニングされたタンノイなら、むしろもっと難しいと思われる、ジョスカン・デ・プレ作曲「ミサ・パン・リングァ」演奏:タリス・スコラーズ(Gimell CDGIM009)の、十数人中ソプラノの左の二人の声の微妙な違い、体を左右に揺れ動かしているその様子までわかるかと思います。
ま、私なんかよりも、岩手県一関市のウェストミンスター・ロイヤルでジャズを鳴らしているROYCEというジャズ喫茶で、
Waltz for Debby Bill Evans Trio(RIVERSIDE VDJ-1536)
http://www.youtube.com/watch?v=dH3GSrCmzC8
http://www.youtube.com/watch?v=2mt4DQLg5pc
http://www.amazon.co.jp/Waltz-Debby-Bill-Evans/dp/B000000YBQ
をお聴きになると良いですよ。
地下鉄の騒音が、左から右の奥に2回、その反対に抜けるのが1回、なんて具合に、本当に手に取るようにわかるかと思います。
タンノイは、ある意味では、チューニングが非常に難しいスピーカーです。単にポンと置いたら鳴るスピーカーではありません。エンクロージャーをある程度響かせながら、同軸2ウェイは、90°のサービスエリア内で、シビアに定位させないといけないので、ちょっとした机や椅子の影響も受けやすいのです。ましてやコーナータイプのオートグラフは、コーナー付けが基本ですから、最初から内振りの角度が決められているようなもの。
そういう困難を克服して、クープラン作曲「モッテト集」 演奏:Feldman,Poulenardら(Harmonia mundiHMC901150)の二人の女性の歌声の掛け合いが、時として顔を見合わせながら、またある時にはちょっと背伸びするように上向きに発声している様まで手に取るようにわかるようになった時の嬉しさというのは、また、格別なものがあります。
http://mimizun.com/log/2ch/pav/992992601/
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//i ! ; ;;;;;; ;;;;::::::;;;;' ハ/ ´ ' i マ:/i i::!
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105 : 茗無しさんお腹いっぱい.: 05/02/20 10:43:56 ID:KiphwMMa [1/1回発言]
ROYCEだけど、機器も店の雰囲気もマスターの人柄も何もかもベイシーとは対照的で面白い。
SP →JBL vs TANNOY
アンプ→ 石 vs 球
カートリッジ →シュアー vs オルトフォンSPU
店 →倉を改装した店内は窓少なく暗い vs 窓大きく陽光が燦燦として明るい
酒 →ウィスキー等洋酒中心 vs 元が酒店だけあって日本酒が揃う
マスター →口数少なく暗い感じ vs 気さくで陽気
一関に行ったらROYCEにも寄ってみると良い。
331 : 327・329・330: 2005/03/29(火) 11:04:28 ID:0cP+HbJY [2/2回発言]
ROYCEさんは火曜日定休だそうです。かのテラシマさんも来ていました(写真があった)。場所は駅降りたら真っ直ぐ(西)歩き、川を渡って信号を左折、しばらく行くと左側にコンクリート打ちっ放しの店舗、そこがROYCEさんです。営業時間はお昼頃からという事です。
タンノイロイヤルをマランツ#7と球アンプでドライブしています。
360 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2005/04/02(土) 14:02:28 ID:4BYHbQsZ [1/1回発言]
なんかさ、ロイスの話題って繰り返し定期的に出てくるよな、このスレに…。
で、ベイシーの音に噛み付く奴は常駐してるけど、ロイスには無し……。
ロイスの音にだって賛否両論あるのが、フツーなんじゃないのかなぁ?
これってど〜いうことなんだろね?(w
361 : 376: 2005/04/02(土) 14:07:08 ID:/gDkJhOM [2/2回発言]
ROYCEの音って、一口に言うと「肉感」でしょう。
ベイシーほどストレートに音が来ない代わりに、色気はなかなか他のシステム、たとえばアルテックなんかでも聴くことは出来ないものを持っています。 これだって、ある意味、好きずきの範疇ですから、万人向け、というわけではありません。
362 : 聴きに行った人: 2005/04/02(土) 14:53:43 ID:gqZE3PJd [1/2回発言]
376さんのおつしゃる「肉感」。言い得て何とかですね。。
そう、何とも不思議な音ですよね。
私は先週御邪魔したのですが、HPのロイヤルの足とは違い、円形の金属(ちょうど500円を20枚くらい重ねたくらの大きさ)をインシュレーターとして挟んでおられました。ご主人は「前2点後ろ1点の3点支持です。」と申されておいででした。
私などは、ピアノの鍵盤たたく音とシンバルの音を聴いて・・・1回や2回御邪魔したくらいでは判断出来ないと思い、「又来ます。」とご主人に御挨拶しました。
2,3時間御邪魔していても、「こういう音なのか」と頭脳で判断出来ない音だったのです(決して悪い音ではありませんよ)。
http://logsoku.com/thread/hobby5.2ch.net/pav/1107743693/
878 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2010/02/07(日) 17:20:11 ID:9X/MbF7V [1/1回発言]
馬場のマイルストーンはBGMの域を超えない感じ
一関のロイスは経験を積んだオーディオマニアが行くと感動的ですよ。
タンノイのジャズはクオリティーでベイシーを確実に超えていますし
話をするとオーナーのオーディオに対する年輪が感じられます。
http://logsoku.com/thread/hobby9.2ch.net/pav/1169556508/
286 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 05/03/04 13:17:09 ID:a3td1Fit [1/1回発言]
女性ヴォーカルなどの雰囲気あふれる音でくつろぎたいならばROYCE
パーカーやブラウニーのようなビバップ時代の音源を深みのある音で楽しみたければコンコルド
オールジャンルのジャズをストレートで力のある音で聞きたければCANDY
隅々まで神経の行き届いた端正な音作りを範としたいならばレジーナ
ハイエンドオーディオで鳴らされるジャズの凄さを体験したいならば なかじ
アヴァンギャルドのスピーカーを見てみたいならMEG(笑)
良いジャズ喫茶は色々あるんだけどね
ベイシーはやっぱり自分にとっては別格の存在なんだよなぁ
294 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 05/03/07 14:00:17 ID:hehaaOV6 [1/1回発言]
確かにROYCEのしっとり感は、ベイシーではちょっと出ないだろうな。
http://logsoku.com/thread/hobby5.2ch.net/pav/1107743693/
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