2019年09月15日 QUAD QUADは、1996年ぐらいまでは小規模経営で良心的な、いわゆるアキュフェーズ的な存在だったようだが、資本主義の波に飲み込まれたようだ。 定価はペア70万近くだが、これはボッタクリハイエンドオーディオ価格だろう。 ただ、真空管はなにかとトラブルの多いイメージなので、中国製でないとか、2005年発売でいまも現行品が売っているとかいうのは、凄い心強さだ。 QUADというと、正統なるブリティッシュサウンド、格調高きクラシック、穏やか、柔らかというイメージのようだ。また、QUADのDはドメスティックのDらしく、小型で使いやすい、やたらオーディオマニアックでなく、音楽に寄り添い、ということらしい。 昔は修理も格安で、修理パーツがなくなったら製造、モデルチェンジもほとんどなく、長く使えるものだったらしい。 QUADU も、65年も前のアンプの復刻で、20年のロングセラーのものだったという。 先日、QUADの最近の小型スピーカー11L Classicを購入された友人宅に伺ったが、確かに、「(クラシック)音楽(家で小音量で)聴くならもうこれでいいんじゃないですか」が私の第一声に近いものだった。 インフィニティのルネッサンス90が、パワー不足?で「俺はくすぶっている」という雰囲気、サラリーマン的な日本製アンプの音色で鳴っていた記憶と較べての感想である。 小さいアンプなのはとても好ましいが、どんな音になるのだろう? https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1972980301 ▲△▽▼ 真空管アンプ再挑戦 mixiユーザー(id5343821)の日記 2019年09月15日 夏用パワーアンプに、業務用トマンのS75を入れて、激安だがマトリックスサラウンドも問題なし、まったく熱くならずデジタルアンプなみ。
満足していたが、EMSのLB6 になってから、物足りなさが出てきた。 もともと真空管アンプ前提でデザインされたスピーカユニットなので、もう一味と感じるのかも。 Scanspeak製のE100HDmk2のときは、ファーストワットJ2より駆動力が増して良い感じだったが、E100HDmk2がハイエンド調の音色を持っていたからかもしれない。 まあ、季節は秋に向かう。ここらで、オリタアンプ以来の、真空管再挑戦し、来年の夏にはまた考えよう。人生は短い。よいと思えるものはやっておきたい。 京都人さんが真空管アンプで、EAR859 を貸してくださるという。 まったくありがたい話だが、運搬の受け渡しの機会がなかなかなさそうだ。 ご迷惑おかけしたくないし、さっさと好きに聴いてダメなら処分みたいなフットワークを求め、市場を物色し始めた。 これがもう、真空管アンプの歴史をたどる旅となり、音も聴いていないのにある種の趣味というぐらいに資料がワンサカある。 真空管アンプ聴きてえ〜、という気分なのに、決定打がなく、数週間も休日をつぶしてしまって今日まだ聴いてない・・・ 結局フットワーク激重になってしまった。 まず、300Bシングルという言葉に萌えまくり。 LB6の代理店も推奨してるし、高能率で最低音はサブウーファーなので、小出力でもいけそうだ。 これにこだわって、最後はPSVANEのWE300B復刻、9万近いものが搭載されたTRIODEをポチしかけた。が、安い店で翌日配達が無理と分かりあきらめる。 TRIODEは安くてよいものをの姿勢が素晴らしいが、センスがダサいのが問題。 赤トランスでなければさっさと買っていた。 最近のTRX-P88Sは、KT88シングルで、ルックスもかなりよい。これもヨドバシまで現物を見に行って、さんざん悩んだ。KT88というのが、300Bのカリスマ的な優美な曲線美がなく、ずんぐりしているのが萌えない。 TRIODEは本命だが、調べていくと、付属の自社真空管がコストダウンのあおりで足を引っ張るようだ。最初からJJの真空管で構成されたP88Sは、逸品館絶賛。 諦めて、これをポチしかけたが、これも最安店で翌日配達不可! ここで、ファーストワットのM2が中古でわりと安い。 真空管に似せて作った感じが改めてわかり、J2より色がブラックでよいのと、MOSであること、消費電力が8割、など、これでいいかとも。 が、ここまできたら真空管通過せねば! サンバレーというキット中心の店の完成品で、300Bシングルあり。 これもルックスがやや、というのと、納期がどうか、マイナーな自作系は、リセールバリューは、安心安全は、と悩む。 中古でTRIODEの300Bシングル何種かあり。 ただ、底値を検索してると、それよりけっこう高くてアホらしい感じがある。 300SERという機種は、最新のとくらべ、整流管があるので、ここもTRIODE社外の高級品に換える楽しみあり。 やはり中古でけっこう高いので、やめようかと思っていたが、追い込まれて、土曜の朝にポチすることを決意。 その前に、最新の中古情報をチェックしておくことにして、その中で、気まぐれでAオーディオというかなり以前にケンウッドLA-1を買った店の中古をチェック。 ここに、QUADU Classic というミニモノラルパワーアンプが23万ちょっとで出ていた。 これはいい! 急いでいろいろ調べ、急転直下、KT66プッシュプルの、QUADU Classic に決定。 店に電話して、お願いして月曜に届けてもらう。つまり明日! コメント mixiユーザー2019年09月15日 20:39 センスの悪いデザインは音が良くても興醒めですね。逆に良いデザインは眺めてよし、触ってよし、音を聞いて納得なら、さらに良し!(笑)となる事が理想ですね!!(笑)。最近は魅力的なユニットがすくなくなりました(汗)。例えばLE8T(アルニコ)などのような、丸いお尻とか!(笑)。デザインだけでも欲しいというのが、見つかりません!(汗)。
mixiユーザー2019年09月16日 00:20 > mixiユーザー
ポチの夢さんは以前からルックスこだわりますね。キャロットワンも素敵ですね。問題は、あまり使っておられるように見えないことですが・・・ mixiユーザー2019年09月16日 00:30 ハイ!あれはディスプレイ・オンリーです!(笑)。使う気はありません(笑)。僕が目をつけた時は2〜3万でしたが、あれよあれよと言う間に5〜6万になりました。もちろん売る気はありませんけどね!(笑)。 https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1972980080
球コロガシ mixiユーザー(id5343821)の日記 2019年09月16日00:34 ところで、真空管アンプの記事を熱心にみていると、真空管の交換がとにかく楽しい印象を受ける。 特に、14年も前の中古品なので、購入後しばらくで交換をと考え、Aオーディオの人についでに電話できいてみた。 答えとしては、「真空管はトランジスタアンプと同じ感じで、そんなに劣化しないので、トラブルが出るまで使ったらよい」「真空管交換はバイアス調整とかで修理扱いになってしまうので、それなりに金額がかかる」というやる気のない感じ。担当者というのが帰ってきて代わったが、その人も「真空管交換とかマニアなこというなよ」という雰囲気だった。 発送がんばってくれたのに悪口言いたくはないが、あんまり接客感がなかった。LA1を買った頃は、いかにもショップだったのだが。高級オーディオ販売の衰退をみるような。。 そうゆうものなのか〜 真空管は数年で劣化みたいな記事もあったのだが。 調べてみると、プリ管と整流管はバイアス調整がいらないという。 となると、交換して新品にできるじゃないか。 ただ、QUAD2のプリ管はEF86といって、わりとマイナーなので、わざわざ交換したいようなものがない。 整流管は、GZ34だが、sovtekのものがもともとついており、これのマッチドペアが売っていたからそれでよいだろう。 KT66はGold Lionがカッコイイので決まりかなと思ったが、バイアス調整でどこかに送るなら大作業なので、無理か。 が、調べていると、QUAD2は自己バイアス方式だという記事を発見。 じゃあGold Lionいけるのか・・・!? 音が気に入ったら、プリ管以外は奮発してやってもよいかなと。 あとは、300Bシングルの幻影があって、これはいつか聴いてみたいものだ。 コメント mixiユーザー2019年09月16日 07:26 小生、『末期ん』のMA2275を2年ほど使っていたことがあります。C22とMC275をプリメイン化したという触れ込みで、ルックスは最高でしたが、出力75W×2と球に負担かけすぎで何度も故障し、ついにMA7000に無償で交換してもらった経緯があります。真空管はいろいろ手間ががかかりましたが、そこにいくと石は気楽なのものです。 mixiユーザー2019年09月16日 10:56 > mixiユーザー オリタアンプも、マトリックスサラウンドしたなどもあるでしょうが、何度か壊れ、修理先もなくなったので手放しました。しかし、音は最高まではいきませんが、他にない、なんともいえず印象に残るものでした。 MA2275検索しましたが、最強のルックスですね。同時にYoshiさんの記事も出てきました。人生で終着点にでも使いたいアンプですが、こんなことになるとは・・・ 共感して拝読しました。うちではレヴィンソンの334Lが似た例となるので、超大型で複雑なアンプの宿命の可能性も。 重量級アンプとは決別したのですが、重量級+真空管というのは死のコラボですね。これを読んで、6カ月の保証期間中はいったん何もさわらずいくかという気になりました。 mixiユーザー2019年09月16日 11:16 MA2275は京都のジャズ喫茶「ヤマト」でも使っていて、店主にメンテナンスとか大変じゃないですか、と言ってみたところ、そんなことないとのこと。なら小生がよっぽど割食ったことになります。しかし、そうとも言えない。後継のMA7000は一度電源部の電解コンデンサーから火を噴きました。こちらは10kgも重い45kgもあり、死ぬ思いで修理に出したのですが、後日また終段パワートランジスタが故障しました。『末期ん』は合計7年ほどお付き合いし、何度も故障してついに訣別しましたが、音はなかなかよかったです。一番よかったのはリモコンの一押しでパネルが点灯するところ。高級外車に乗るとはこういうことだろうかと、その贅沢感に酔ったものです(笑) mixiユーザー2019年09月17日 02:08
> mixiユーザー 故障しやすいほど設計がギリギリで音が良いといいますが、海外製超重量物を修理センターと行ったり来たりはたいへん困りますね。まして、保証期間を過ぎると、アンプ1台買えるだろうという修理代金で・・・ よほど金持ちでなければ、近寄らないのがよいと結論がでました。QUADも箱2つで届きましたが、1台8.3キロなので許しましょう。箱は場所を食うので処分します。 mixiユーザー2019年09月17日 06:17 > mixiユーザー 軽いアンプは正解です。QUADなら当方も欲しいです!!!
mixiユーザー2019年09月18日 01:18 > mixiユーザー とはいえ、マッキンの7年は人生の糧ですよね。それなしで真空管や海外批判をしたとしたら、それこそ悲しいです。 私も人生に余裕があればマッキンが欲しいものです。 https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1972984608 ▲△▽▼ 2019年10月05日 素晴らしき真空管の世界 mixiユーザー(id5343821)の日記 https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1973204973
QUADの真空管モノラルパワーアンプ、QUADUClassicを使い始めて数週間がたった。
いろんな感想があってまとまりがつかない。 5つぐらいの結論で文章が書けそうだ。 初日から、真空管の音が戻ってきたことに感動した。 柴田淳のカバーアルバムの雰囲気、カラヤンBPOの1960年代「英雄」の風格、ビートルズAbbeyRoadの反則にスモーキーな似合い方、クライバー「英雄の生涯」で、海賊盤の品質をあまり意識させないRシュトラウスの爛熟・・・ 音楽を聴いてしまって時間がかかる。 ファーストワットがJFETなどを使って、ダンピングファクターや出力の小さい、純A級の疑似真空管トランジスタアンプを作っても、真空管の雰囲気はほとんど出ていない。 オリタアンプとQUADだけの経験だが、LPとCDのように、方式で分けて語れるだけの違いがあると思う。 いまや95%以上は真空管ではないだろうから、真空管がよいと言い、採用するからには、なんらかの理由があることになる。 また、関心をもたれないとしても、主流の世界になんらか反逆の主張をたてていることにつながる。 しかし真空管のよさを語ろうとすると、人は詩人になるほかない。 理系的に、倍音の歪みが心地よさを生み出すうんぬんといって、デジタルで同様のパターンを作り出して「真空管モード」を搭載するとする。 うちのPanasonicのHDDレコーダーにあるのだが、おもしろいが採用はしていない。 むしろ詩人でよいのかも。 よくいわれる、艶やかさ、あたたかみ、ふっくらゆったりした感じは確実にある。 ゆったりした感じはダンピングファクターが小さいことに起因し、むしろ低音の制動不足につながるはずだ。 しかし、ダンピングファクターが大きいほど比例して音が良くなると誰が決めたか。むしろジャンルの問題があり、ビートをどんどん刻む音楽では不利。クラシックならホールのフワッとした感じにつながるかもしれない。 私は100Hz以下は急速にカットしてサブウーファーのデジタルアンプに繋いでいるので、この問題は少ない。 私は中低音が好きなようで、ヘッドフォンのLCD3も、DAC64も、分厚いベースを感じるバランスだ。なのに、スピーカーシステムはいつも高音中心の痩せたサウンド。部屋が弱いので、低音が共振で音を汚すのを嫌って整理するからかもしれない。 今回初めて、中低音の豊かさを感じる。これは測定器の周波数特性とは少し違う話のようだが。 艶やかで、特に弦楽器の高い音に独特のリアルさがある。 これは事実で、ヴァイオリン独奏演奏会を、最良に近い席で聴いたが、やはり過去のあらゆる高価なトランジスタアンプ経験より、弦楽器の有機的なツルツルした感じは近くて、ヘタするとリアルより心地よくすることも可能かと思わせる。 これは、トランジスタと真空管の物理的な触感と関係しそうだが、ここは理系のような文系のような世界。 高音がやたら解像されて伸びきる感じではなく、自然に減衰する感じなのは、QUADの特質かもしれないが、こちらでは、フルレンジの粗が出にくいかもしれず、悪くない。 パチパチというノイズ音とかすれたナローレンジが懐かしく気持ちいいというのは、白黒のフィルムがハイビジョン8Kより落ち着くというノスタルジーなだけだが、そういう方向性も否定しきれないのではないか。 情報量が多いほど音が良くなるというので、32ビット384キロヘルツのデータなども出てきて、それはそれでよいが、人間の感覚は大量の情報を心地よいと感じるかはわからない。 少なくてナローな情報が楽で、ピックアップしやすいということはある。 マイミクさんに「Bswanなる人物が真空管とは、丸くなった」みたいな感想を言われたが、心身の限界を知るに至り、心境の変化はあるかもしれない。 高度経済成長的な、増やせば幸せになるという発想ではない。 QUADUは1953年登場ということ。
真空管前提の高能率フルレンジを組み合わせると、音の品質としてはかなりのレベルにまですぐ行ってしまう。 人間はここから、どれだけオーディオを進歩させ、快くなってきたというのか。 オーディオ雑誌の、毎年の「最新の機器のレベル向上」を信じれば100倍はよくなったはずだが、そういう価値観と縁を切るほうが幸せに近づきそうだ。 小型低発熱で便利になったとか、デジタルイコライザーはキメ細かいとか、進歩はそういう部分的手段だけなのだろう。 https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1973204973 ▲△▽▼
ソフトとハードの相性 mixiユーザー(id5343821)の日記 2019年10月20日 https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1973380950 真空管アンプ QUADUを買って、音楽の楽しみが戻ってきた感じがする。 DAC64と並び、愛機といってよいだろう。
イギリスのクラシック音楽再生の伝統に感服する。中低音がふくよかで、高域に陰影とみずみずしい艶があり、絶叫しない。 ロイヤルアルバートホールで、安価にやたらとクラシックコンサートがあることと関係しているのかもしれない。 プロムス創始のロバート・ニューマンに感謝を。 オーディオは正解が一種類ではないので、現代最先端は、QUADUやDAC64のような音とは違うようにも思う。 要は、好きな音だったということだが、これは、好きなソフトとの相性ということも大きい感じがする。 それと関係して、「オーディオアクセサリー」誌の2012年で、私の気分にピッタリの評論文をたまたま読んだ。 石原俊氏による、ラックスマンのプリメインアンプ、1970年代の復刻機L-305についてだ。これはトランジスタだが。 「クラシックは録音年代によって印象が異なる。現代の音場優先型の録音を聴くと、まあそれなりにいいな、と感じるのだが、1980年代以前の音像型の録音を聴くと、めちゃくちゃにイイではないか(!)と叫びたくなるのだ。たまたま編集部にあったバーンスタイン&ニューヨークフィルによるマーラーの6番を聴いたのだが、音にコクがあって、切れ味が良く、エネルギー感と繊細さが両立した素晴らしい演奏だと思った。これを先端機で聴くと、アラの目立つやっつけ仕事のように感じるのだが・・・」 これを読んで、ついバーンスタインのマーラー旧全集を買ってしまったほどだ(1500円程度だが)。 それはまだリッピングして真空管アンプで聴いていない。 ワルターのSP時代のウィーンフィルとの「田園」も、立派に聴ける。 こういう感じは、AUDAXのユニットを使っているときも感じた。 古い録音がやっつけ仕事のようなカスな演奏に聞こえるのは、再生機器と傾向がかけ離れてしまっているからなのだろう。 フルトヴェングラーのLP起こしを、無料で大量にダウンロード可能なサイトがあった。FLACファイルで、あまり期待せず10ぐらい落としておいたのだが、あまり聴かないまま10年近く経っただろうか。 これの、HMVの最後のベートーヴェン全集で、英雄や田園を聴いたが、実にユニークなよい演奏に聴こえた。これは初めてぐらいの経験で、実はフルトヴェングラーはよくわからないし、特に晩年のスタジオ録音はイマイチという評価だったのだ。 さっそく上記サイトに行ってみたが、なくなっていた。。 しかし、いま検索すると、無料で著作権切れのクラシック音源をアップしているサイトが複数ある。 試しぎきにはよいだろう。 こういう機会でもなければ一生聴かなかったような、ケンペンの英雄などをダウンロードしてみたが、また後日。 フルトヴェングラーというと、「バイロイト第九」を、演奏が凄いとも思っておらず、ほとんど3楽章しか聞かないのに、意地で20種類ぐらい復刻を聴き比べている。 だいぶ昔に聴き比べ記を執筆したが、その後も、 ・グランドスラム オープンリール復刻 ・オタケン 予備マスター(?)起こし ・ハイレゾMQAファイル ・超高騰するエソテリックSACDで有名な、杉本一家DSDリマスター を入れている。 先日中崎町のディスクユニオンで、オタケンの「フラットプレスミント盤復刻」という、フルトヴェングラー復刻ブームの先駆けのような、昔から気になっていたものを買ってしまった。LPジャケの完全盗用がすがすがしい。 オタケンは、「疑似ガラスCD方式」といか、宣伝文句の怪しさがプロケーブルと似たにおいがする。 同じ650円で、引退するハイティンクのマラ9が買えたのに、アホである。 まだヘッドフォンで聴いているだけだが、無修整の素直な音でよい感じ。いずれQUADUで聴いてみたい。 https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1973380950 ▲△▽▼ 違いのわからない男 整流管編 mixiユーザー(id5343821)の日記 2019年10月21日 https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1973389953 。 フォステクスのFE103Aを遊びで買って、ポチの夢さんに繋ごうかと考えていたのだが、上記のこまごました買い物が多すぎて撤退した。 ポチの夢さんごめんなさい。 それでも、ギリギリのところでの会心の買い物が多くて、物欲について考えさせられることも多かった。 人生で、もう一度ぐらいは根本的な変更があってもよいが、QUADUと高能率フルレンジを基本として組むシステムで終わったとしても、そこまでの悔いはない、という感じがする。 そういう規模での買い物をする時期になってきた。 これからゆっくり書いていきたい。 さて、ポストモダンの時代には「差異の感覚」が大事だという。 学生時代に思想書にかぶれていたが、若いのもあり、難しいところ(キモ?)は理解してはいない(笑) 私のようなアバウトな人間には哲学は向いてなかったと、客観的になって気づく。 オーディオは違いを知ってチューニングしていく趣味だが、細かすぎてわからないことも多い。 わかったような気にはなる。 最近は、ケーブル等であまり大きな金額はやめている。 今回は、QUADUの整流管交換について。
真空管アンプの中古を買う良さは、真空管交換前提で違いを楽しめることだ。 真空管アンプは、プリ管とパワー管は普通あって、パワー管は「300B」「KT88」とか、スターが存在する。 整流管は交流と直流をうんぬんとか、電源系の話のようだ。他で代用できるようで、ないことも多いが、真空管アンプらしい音にさらに近づくなら、もちろん代用しないほうが良い。 3種のうちでは、もっとも消耗が早いということで、ここから交換するのは決めていた。 QUADUは整流管方式なので、ここの違いを楽しむこともできるわけだ。 もともとついていたのは、ロシア製Sovtekの5AR4というもの。 これはメジャーなようで、同じものを各所で買うことができる。 初心者なので、同じもののほうが安全だろうということで、これを買うことは一貫して決めていた。 問題は、買う場所で値段が違う。 ヴィンテージサウンドというショップでは、整流管ではこの店だけ、2本特性をマッチングしてくれるし、72時間特別エージングという。双極マッチとかいうのもある。 その分高いのは数千円なので、この場合いいかなと思っていたが、これだけだと1万円を超えないので、送料が発生してアホらしい。 かといってパワー管を上記条件で買うと、4本で2万3000円ぐらいが倍に跳ね上がる。こういうのを批判する人もいる。 悩んだ結果、アムトランスという1年保証の店でまとめて買うことにしたのだが、最後の最後に、この店がJJというメーカーの正規取扱店と気づいた。 Sovtekより安くて2本4600円。 ほとんどの店でJJのほうが安いが、上記ヴィンテージサウンドではなぜかJJのほうが高価。 わけわからんなら安いほうがいいかということで、JJにした。 届いてみると、Sovtekよりやや太く背が高くて驚いた。 付けてみると、オレンジの灯火が上下よく見える。逆に言えば、Sovtekは下が隠れてしまう。 これは他社と比べても、ノッポのJJの特技と言えそうだ。真空管の灯りのルックスは好きなので、予想外のメリット。 光自体明るくなったように感じるが、見える部分が増えただけでなく、経年によるものもありそうだ。 QUADU復刻の発売は2005年なので、10年以上なんらか使われているはずだ。 あとでみると、 Sovtekの1本は、内部が垂直に収まっていない。 これにしてとてもよかったが、音はというと、そこまでわからない。少し元気良くなった気はする。悪くはなっていないのでOK。 エージングは一晩11時間ぐらいつけっぱなしにしておいた。 左右付け替えて周波数特性と出力㏈を比較したが、変わらない。 今度買うときも、ペアマッチやエージングは要らないかなと思う。 コメント mixiユーザー2019年10月21日 23:01
真空管の値段で中華のデジアンが買えます(笑)。50Wx2は当たり前で80W,100Wクラスが1万円代でゴロゴロあります(笑)。デザイン・オンリーで、よく調べもせず買ったらそのレンジの広いことにたまげました(汗)!。これからは中華アンプのつまみ食いに走ろうかと考えています(笑)。これからのシーズンは真空管ですけどね(笑)。ただし火事にだけはなりたくないです。なんせ電源ケーブルを挿すと火花が出るのもあるそうですから。。(笑) mixiユーザー2019年10月21日 23:16 > mixiユーザー 一晩エージングしてたんですが、真空管差し替えで抜いたときのにおいにビビりました。昔の機器は野蛮です。 中華デジアンも野蛮でしょうか(笑) 中華真空管アンプを京都人さんのとこでみましたが、トランスが要塞のようでした。 マルチでポチの夢宅の低域強化はいかがでしょうか。 mixiユーザー2019年10月21日 23:59 JJの整流管GZ34S(=5AR4)は私も使っています。4〜5年前にこれに交換して以来故障知らずですので丈夫な球だと思います。アムトランスから購入したような記憶があります。 mixiユーザー2019年10月22日 00:10 > mixiユーザー これをアムトランスでというのは正解ですね。いろいろ使ってみたいのですが、次もこれでいいかなと思います。 mixiユーザー2019年10月22日 05:48 整流管は左右で多少の特性の差があってもそれほど問題にならないでしょう。 気を付けなくてはならないのは、プッシュプル回路で使われている出力管です。 シングル回路なら左右チャンネルの偏差くらいで済みますが、プッシュプルでの特性の違いは明らかな歪になります。
整流管の音の違いを云々するようになると、真空管フリークの仲間入りですね。 と言っても、違いは歴然としてありますが・・・贅沢をいうときりがありません。 https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1973389953 ▲△▽▼ 真空管専門のヴィンテージサウンド http://vintagesound.jp/ 〒198-0032 東京都青梅市野上町三丁目7番地28
電話 0428-20-5174 メール jp-sale@vintagesound.jp 営業時間 10:00〜17:00 定休日 土・日曜日・祝日 真空管の商品一覧 http://vintagesound.jp/index.php?main_page=page&id=898&chapter=0
運営会社名 株式会社クリエイティブファクトリー 主な業務 電子部品の輸出入、音響コンサルティング、古物営業法に基づく古物売買、質屋営業法に基づく融資 運営サイト ヴィンテージサウンド(登録商標) /にじや質店 代表取締役 佐々木 英明 保有資格 第1級陸上無線技術士、電気通信主任技術者、電気主任技術者 ▲△▽▼
真空管と高音質部品のアムトランス https://www.amtrans.co.jp/ 本社:東京都千代田区神田淡路町 2-10-14 ばんだいビル2F アムトランス神田淡路町店:東京都千代田区神田淡路町 2-10-14 ばんだいビル1F 伊那事業所:長野県上伊那郡南箕輪村284-2 Tel:03-5294-0301 Fax:03-5294-0302 audio@amtrans.co.jp
アムトランス・オンラインショップ https://www.amtrans.jp/
社 名 アムトランス株式会社 設 立 平成3年(1991年) 資本金 1000万円 従業員 19人 所在地 〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町 2-10-14 ばんだいビル2F
役 員 代表取締役社長 草薙 正朗 常務取締役 草薙 明子
事業内容
電子部品(抵抗・コンデンサー)の開発製造・販売 真空管(業務用、民生用)の輸入・販売 オーディオ用部品の輸出入・販売 オーディオ機器の開発・製造・販売 業務用高音質マイクロフォンの輸入・販売・レンタル 各種音源ソフトの販売 ▲△▽▼ 違いのわからない男 タイガー&ドラゴン編 mixiユーザー(id5343821)の日記2019年10月26日 https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1973442996
出力管の交換は、ハイライトというか、もっとも楽しみなところだ。
KT66だが、各社から出ているので調べまくった。 いちばん評判がいいのはGold Lion復刻だ。ロシア製。いちばん多くの店が扱ってもいる。アメリカの会社が主導しているようだ。 しかし、Golden DragonというところのKT66Retroというやつのルックスが妙に気になる。 調べると、イギリスの名機の復刻のようだ。QUADUにふさわしいのはこいつではないか。イギリスの監修で中国製。 サンバレー店主の記事でも、ライオンよりドラゴンが、客観性ハイファイ調より音楽に寄り添う感じ、的な比較試聴記があり、ますます。 で、ドラゴンのマッチドクワッド(4本の特性をマッチングしてあるもの)を買う寸前までいったのだが、最近私の定番である、ボタンポチ寸前変更。 ドラゴンは、ネット上で故障の報告がけっこうあるのだ。 写真入りのものまである。真空管が壊れるのはよいとして、機械のほうを巻き込むこともあるらしい。 調べていくと、真空管というのはもはや時代から外れたものなので、胡散臭い製造国が胡散臭い販売業者を通して流通させているイメージ。 いちばん胡散臭くないルートというと、中国製を外そうとか、保証期間が長い店を選ぼうとか。 結果として、1年保証で、店の測定値を明記しているアムトランスに落ちつく。 そこはドラゴンの扱いはなく、ライオンになった。 マッチドクワッドの扱いはなく、マッチドペアを2つ買ってくれと。 逆にポリシーを感じる。 届いたものは、測定値 Ibが77mA、Ic2が4.6mAとか、Ib78でIc2が4.0とか、 書いてあるのだが、調べてもよくわからない。 左右入れ替えて測定しても、大きな差はない。右が1デシベル近く低くなるのは部屋の特性と思われ、何で測定しても同じ。 いちおう、右に「78」のものを置くことにする。 サイズは、QUAD純正より1.3倍ぐらい体積がある感じで、大丈夫かと思う。 灯火は、純正よりかなり目立つし、少し明るくなる。経年変化もあるだろうが、真空管内部の見え方が大きい。 これはけっこうばらつきがあり、灯りが飛び出して見えすぎるものもある。これはさいわい、目立たないところに配置できた。 真空管のライトは、蝋燭みたいなアナログ感が大好きだが、変に見えすぎても困る。難しいものだ。 音はどうか。 15時間ぐらいつけっぱなしのあと聴いたのだが、いかにも明るくダイナミックな感じになり、陰影が減った。 焦点が定まらないというか、聴いていて落ち着かない。 とはいえ、これはエージングが済んでいないというのがいかにも感じられるので、我慢だ。 使い続けていると、その日のうちにけっこうなじんできた。 QUAD純正の落ち着いたブリティッシュサウンドより、フレッシュでクリアでダイナミックで透明で、という要素が加わる方向だろう。 やたら陰鬱な音を聴きたいわけでもないので、これは想定内。 確かに変化は感じたが、10年以上使われたかもしれないものと、1.3倍ぐらいでかい新品の差と考えると、そこまででもないか。 結局のところ、使ってみないとわからないなあというのが感想で、ドラゴンも聴いてみたくなった。 ここまで書いたところで、ロクマルヨンさんから、プッシュプルアンプの真空管交換は気を付けるべしとアドヴァイスいただき、気になって、まずはオリジナルに戻した。数日後、整流管もオリジナルに。 結果として、チョン・キョンファの「バッハ無伴奏」、さっそく落ち着く。自然でいいなあ。とはいえ、新品と20年使いこんだ同一スピーカーを比較すると、こういう感想になるかもしれない。 音は、GOLD LIONでこなれるまで鳴らすかなあという感じもあるのだが、トランスの発熱量があきらかに増えるのは気になる。故障の原因になりうるからだ。 QUADの代理店に「純正交換球はないか、市販のものを使って大丈夫か」メールしたが、タブーなのか、3日以上返信がないまま週末に。 まあ、ここにはお金を出してはいないので、真空管を買ったアムトランスにメール。すると、とても親切な返信で、オリジナルを測定して、近いものに交換してもよいとのこと。 申し訳ないので、オリジナルを送って測定してもらい、おすすめのものを新規購入させていただこうと思う。 そうなると、ドラゴンとは無縁で、アムトランス扱いのタングソルかJJのKT66を試すことになりそうで、まったく想定外だ(笑) この機会に、経年変化した?オリジナルの値を知るのもよいだろう。 https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1973442996 ▲△▽▼ 2019年10月28日 出力管のエージング mixiユーザー(id5343821)の日記 https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1973463613
真空管交換は、想定外の連続だ。 先達のアドヴァイスがあり、なんとか前進している。 事故なく音が出ているだけでも感謝という感じ。
真空管オーディオアンプの文化は、なんとか守りたいものだ。私が使ってきた、どんな高価な石のアンプより、ちょっと次元の違うヴァイオリンの音がでるのだから。 また、1980年代以前のクラシック録音を聴くときにも、マッチングが良いのだ。 発熱の問題はあるが、冬はよいだろう。 疑心暗鬼になってきて、整流管も、オリジナルのSovtekに戻して、数日後にJJで聴いてみたが、それほど違いは感じない。経年劣化から解放されてよくなってもいいところだが、そこまで勢いよくはないし、かといってオリジナルの味が失われるかというと、そうでもない。 気のせいか、クリアでフレッシュになり、オールドな中低音が良くも悪くも整理される気はする。 そんなに高価でもないので、Sovtekも余裕があれば買ってみようか。 出力管は、オリジナルと、GOLD LIONを差し替えてみた。 これは、意外とというべきか、ライオンにはなんらかの付帯音があって、素直に音楽に入りにくい。オリジナルに戻すと大丈夫。 パワー感の差もあるのだが、付帯音の問題が大きい。 これは「こなれていない」、いわゆるエージングの問題な気もするし、それでおさまらない気もする。 ルックスは、灯火がよくみえるようになって、理論的には好みになったはずだが、実際は微妙にうるさい感じというか。上記付帯音も、脳内で作り出している部分もあるかも。高級ケーブルの派手なケーブル被膜みたいな。 う〜ん、出力管4本だと2万円を超えているし、処分もそれなりに難しいだろうし、困ったな。 もともとがすごく気に入った音だったので、交換するとバランスが崩れる問題がある。 オリジナルを、アムトランスで測定分析してもらい、その間ライオンのエージングに期待するか・・・ 今日はプリ管も交換。 サビサビからゴールドの脚へ。 これは違いがわかるかも?? コメント
mixiユーザー2019年10月28日 06:30
一番は真空管黄金期のオリジナルの右に出るものはないと推測します。 mixiユーザー2019年10月28日 13:18 > mixiユーザー そこは禁断の世界なので・・・ いろいろ考えているのですが、縁の世界だなと感じます。 https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1973463613 67. 中川隆[-10495] koaQ7Jey 2019年10月29日 18:54:50: b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2380] 報告 ▲△▽▼ 違いのわかる男 ゴールドピンと吠えるライオン編 mixiユーザー(id5343821)の日記 2019年10月28日 https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1973473516 休みのうちにということで、プリ管を交換してみた。焦ると違いがよくわからないのだが・・・ オリジナルは、謎のもので、脚が錆びついているのは印象的。EF86というマイナーなもので、内部にユニクロのようなシールドのカバーを着込んでいる。 こいつを、EF806Sという、高信頼バージョン?に替える。しかも、JJの脚を金メッキしたというバージョン。高信頼のはずだがシールドのカバーはない。 とりあえず、入手できる中で一番高価なものを選んだという感じだ。 JJの赤ロゴ印刷はダサいのだが、金メッキバージョンはロゴも金でカッコイイのだ。が、取り付けるとロゴは後ろを向いて隠れてしまった。 プリ管は、整流管や出力管に較べたら、ずいぶん長持ちしそうな感じがある。多少高価でも、長く使うからよいかなと。 結果だが、これはよいのではないだろうか。 たとえていうと、スピーカーケーブルで、普通の銅線を繋いでいた、端末も汚くなって気になっていた、そこに、銀メッキ高級ケーブル新品を繋いだら、こういう感想になりそう。 繊細で、高級な艶があって、品位や純度が上がって。ただ、少し美しすぎたり、色づけがあったり。いわゆる化粧け。こなれて消えるのかはわからない。 素朴な感じが真空管にはいいのだという可能性もあり、オリジナルで感動したわけだから、そこから遠ざかってはいかん。 オーディオは難しい。 この音の変化をもっと聞き分けてもよかったが、とにかく出力管が気になっているので、オリジナルを測定に送り出すにあたって、GOLD LIONを早めに付け替えた。 これで、初めて、オール新品、オリジナルを追放した形になる。 で、結果として、食卓で聴くスタイルでは、やはり付帯音というか、素直じゃなくなるというか、ちょっと太って高域にクセがつく感じがある。 灯火が床に反射して見た目も気になる。 真剣にリスニングポジションで暗闇で聴くパターン。 ブニアティシヴィリのシューベルトは、ツヤツヤになって、高域がひずみそうなほど明るめ。繊細さが減じる。悪くはない。 欅坂のライブブルーレイで、ちょっと驚きのダイナミックで歯切れよく、ハイスピードで気持ち良い再現。過去最高ではないかというドライブ感で、歌詞も聞き取れなかったものがきけたりした。 ああそうか、GOLD LIONはKT88の復刻で有名なのだが、KT88はジャズやポップスに好適とされるハイパワー管なのだ。 それに通じるノリのよさで、KT66の繊細でイギリス人のネクラな感じではなく、豪快になるのだ。 真空管は低域が緩いからポップ系に向かないと誰が言ったというパワーで、初めてライオンが吠えまくるさまがわかった。 これはたまたまプレート電流が高めの球の新品だからなのか、わからないがスリリング。しかしKT66やQUADの持ち味と違う感じもして微妙だ。 オリジナルを測定してもらって、いろいろ考えてみたい。 いちどよさがわかると、クラシックでも、オケの豪快さは出るが、高弦は現状荒っぽいなとか、特徴がつかめてきた。 真剣に聴くときは、十分よいところがあって、オリジナルと一長一短ぐらい。 アンプでは、パワーアンプよりプリアンプのほうが音が変わると、よくわかってる人はそういう。私もそうだと思っていて、真空管でもそういう考えの人はいるようだが、今日は、高価なプリ管の交換は、パワー管の感想でふきとんだ。 今日の良い印象にプリ管が寄与してる可能性もあるのだけど。 ヒマができたら、プリ管のみオリジナルに戻す週などあってもよい。 コメント
mixiユーザー2019年10月29日 06:14
錆びているということは、ソケット側も錆びているか、錆が付着して導通か悪くなっているおそれも。 日記に書いたような方法でアコリバの導通向上クリーナーで洗浄&導通アップをオススメします。 https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1973473516 68. 中川隆[-10387] koaQ7Jey 2019年11月01日 08:05:05: b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2493] 報告 ▲△▽▼ アムトランスのKT66測定結果 2019年11月01日 アムトランスのKT66測定結果 mixiユーザー(id5343821)の日記 https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1973507270
プレート電流値
右1 48mA 右2 44 左1 49 左2 66 ということである。 実に興味深い。手元のゴールドライオンは、78と77mAでマッチングされているので、かなりの差がある。 聴感的にも、熱量的にも違いを感じるわけだ。 ゴールドライオンは、海外のサイトでも評判が良い。アメリカのギター関係のサイトだからかもしれないが。 ポップ系の音じゃないかという印象があるのだが。プレート電流値で変わるだろうか。 気分を変えて、アムトランス扱いのJJでいくことにした。日本では、KT66の中ではなぜかもっとも高価ではある。 60以下のプレート電流値が入荷するのに、1〜2か月かかるという。 ゴールドライオンは、交換に近い形で引き取っていただけそうだ。 ゴールデンドラゴンは気になるが、プレート電流が選べる店で扱いがない。義理もあるので、JJに賭けよう。 「ヴィンテージサウンド」というショップは、プレート電流値などでサウンドデザインするのを推奨していて、割高すぎるものもあるが、ここまで幅広いとなると、主張自体は正しいように思える。 経年変化もあるだろうが、オリジナルのプッシュプルのマッチングがめちゃくちゃじゃないかという感想はある。 しかし、音はそんなに違和感はなく、測定しても周波数特性に大差はなかった。 意外とおおらかというべきか。 音は、クラシックにはすごくよいので、1〜2か月はこれで待とう。 一番の感想は、ネットショッピング全盛ではあるが、最後に頼りになるのは専門知識のある親切な販売店だ。 真空管のぬくもりがここにもあったのだ。 コメント mixiユーザー2019年11月01日 03:52
J Jは生産設備も含めて評判いいですね。機会があれば、禁断の世界と覗いてください。往年の材質では現代では有害性から使えなくなったり、完全復元は難しいようです。 https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1973507270 ▲△▽▼ >>68 抜け落ち QUADUclassic、オリジナルのKT66、アムトランスに送って測定していただいた結果が出た。 プレート電流値 右1 48mA 右2 44 左1 49 左2 66 ということである。 ▲△▽▼ さらばライオン、こんにちはドラゴン 2019年12月10日 https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1973931270 QUAD2classicの中古購入品を、真空管を換えてリフレッシュする話。 整流管は、JJで問題ない感じだが、念のためオリジナルのSOVTEKも購入。 こいつは、製造年月が印字されているのがおもしろくて、オリジナルは2006年製造と判明。12年弱使用ぐらいだろうが、そこまでヘタっていないようなので、このアンプの使用状況もなんとなく推理できる。 音の違いはよくわからないので、落ち着いたら換えてみよう。 プリ管は、金メッキ脚のJJの高信頼管というのに替えたが、これもバタバタしてる間に替えたので、音の違いはそこまでわからない。 いずれオリジナルのサビサビのやつを戻してみるが、まあここは満足している。整流管よりは2〜3倍長持ちしそうなので、今後もう替えないかも。 出力管が大問題で、評判のいいゴールドライオンKT66が、派手で違和感のある音で発熱も大きかった。発熱については、英語のサイトで、ゴールドライオンのは注意が必要的な記事をみつけた。 オリジナルに戻すと落ち着く。 購入先のアムトランスが、オリジナルを測定してくれたが、プレート電流値がゴールドライオンの手元のものよりかなり低い値であることや、ペアマッチも取れていないことが判明。 経年劣化もあるだろうが、もともとちゃんと管理してないし、それでも鳴る設計なのかなという気がした。 アムトランス扱いのJJのKT66で、プレート電流値の低いものを推奨いただいたが、入荷が未定ということで、返品受けしていただいた。 ほんとうに誠実な商売をされていると、声を大きくして宣伝しておきたい。 別の店で、もともと気になっていたゴールデンドラゴンのKT66Retroを購入した。プレート電流値は音に関係ないと主張されたが、低めで揃えていただいた。 それもあるか、発熱はまったく問題なし。 中国製で、ネットでは、壊れたとかいう記事が幾つかあったので敬遠していたが、実際は、イギリスと日本でかなりしっかりと管理されているように思えた。 やはりネット情報はうのみにできない。私のやっている店でも、過去にひどい書き込みがあって危機に陥った。100件頑張っていても、ある時期運営が荒れて1件問題が出て、たまたまそういう書き込みをするタイプの人だったりすると、たちまちすべての意見のようになってしまう。 ドラゴンのものは、GEのKT66という、イギリスのオリジナルに似せてある。 QUAD2にも長らくこの形状で装着されてたはずで、実は相性抜群の純正というべきものである。 ルックスは、不安定な形状がオシャレだし、300Bのように頭部が透明なのもカッコイイ。 音も、オリジナルからの違和感もなく、純度が上がってスケールが少し出ている感じもある。 ゴールドライオンの、アメリカンな豪快さ、明るさでなく、本来の古典ブリティッシュな陰影や気品というものが出てきた。 そんなわけで、すべての真空管交換が終わり、満足いくかたちになっている。 JJのKT66が入荷されれば、遊びで入れてみてもよいかとか、ドラゴンの製造工場が火事ということなので、安ければストックで買うかとか思っているが、とりあえず問題ない。真空管の不安は大きかったが、いちど安定すると危なげない。 いろいろなパワーアンプを使ってきて、レヴィンソンの50キロ150万円に近いやつとか、純A級極めたやつとかもあったが、このQUAD2の暖かで濃厚な音色がダントツに気に入っている。モノラルアンプだが場所もあまりとらないし。 低音は、100Hz以下はサブウーファーになるので問題がない。トランジスタより中低音の肉付きが豊かな感じがあり、うちのシステムで長らく出なかったもの。 発熱の少ない夏用はまた考える。 真空管の音の世界、見た目も素晴らしい。先達のアドヴァイスのおかげで軌道に乗ることができた。 https://open.mixi.jp/user/5343821/diary/1973931270 ▲△▽▼
>QUADは、1996年ぐらいまでは小規模経営で良心的な、いわゆるアキュフェーズ的な存在だったようだが、資本主義の波に飲み込まれたようだ。 >定価はペア70万近くだが、これはボッタクリハイエンドオーディオ価格だろう。 QUAD販売代理店 ROCKY international http://www.rocky-international.co.jp/quad_index.html#q2 QUAD U-Classic Tube Monaural Power Amplifier(生産終了品)
優雅なサウンドがあなたの想像を遥かに凌ぐ。
クオード社 70周年記念バージョン 1953年に開発されたQUADUは、他社の追随を許さない独創的な回路構成、そして音質の高さを決定付けるオリジナル出力トランスを搭載し、 世界のオーディオ界から 「QUADスタイル」 として高い評価を受けたオリジナリティを保ち続け、 約20年の長きに亘って世界で君臨しロングセラーとなった、オーディオマニアなら誰もが周知の銘機中の銘機です。 そのQUADUをベースに、最新のテクノロジーを随所に搭載し、QUADスタイル本来のディテールを見事に完成させました。 濃密な再現性と繊細な高域が織りなすサウンドと美しいデザインの融合をじっくり味わって下さい。 QUAD U-Classic 本体価格:¥680,000/pair
カラ− : シャンパン ゴールド, グレー 特徴
シンプルで安定性に優れた独自の回路構成 ピーター・J・ウォーカーのオリジナル「QUADU」の回路構成を踏襲。フィードバックをより効果的にするため 充分なゲインが得られる5極管による独創的な入力回路や優れた特性を持つビーム出力管KT66の採用などシンプルで 安定した動作により高い評価を得た基本レイアウトを積極的に活かしています。 また、最新の部品採用により現代のアンプに最も要求される高S/N比をクリアしました。 KT66出力管を採用
音質に優れたビーム出力管KT66の特長である繊細で洗練されたサウンドを余すとことなく実現。 新開発のコンパクトな出力トランス KT66の特性を活かしたコンパクトな出力トランスを独自に開発。 とくに高域特性に優れワイドレンジでハイクオリティな特性を再現します。 KT66に最適な整流管GZ34
KT66出力管とのベストマッチングな電源回路を構成するため、真空管による整流を採用。 特有のウォームアップによるタイムラグ電圧印可で出力管の劣化を防止。 信号ラインにはハードワイヤーを採用
メイン信号経路には、高品位な伝送を実現ハードワイヤーによる配線を施し、信号のロスや歪を低減させています。 高価なチョークインプットによる電源回路で安定した動作環境を実現
伝送能力が高く、ロスの少ない堅牢な削り出し銅合金に金メッキを施した出力端子を装備 スペック モデル QUAD U-Classic 型式 真空管モノラル パワーアンプ 実効出力 15W rms 全高調波歪率 @ 700Hz 0.3%@12W 残留ノイズ -90dB 周波数特性 10Hz - 20kHz (0.2dB) ダンピングファクター 11.75 @ 700Hz 消費電力 90W 負荷インピーダンス 8Ω 使用真空管 EF86×2(入力) KT66×2(出力) GZ34×1(整流管) 入力感度 1.4V rms 外形寸法(H×W×D) 172×336×120mm 重量 9.0kg http://www.rocky-international.co.jp/quad/classic/II-classic.html ▲△▽▼
QUAD II Classic - 中古 オーディオユニオン 希望小売価格 \734,400 (税込) 販売価格 \298,000 (税込) 配送料 \1,400
状態 スピーカー端子にサビ浮きございます。真空管のレタリングにハガレがございます。底板に反りございます。動作良好です。 付属品 取扱説明書(英語)、電源ケーブル2本、ボンネット取付用ドライバー、元箱 https://www.audiounion.jp/ct/detail/used/123556/ 中古品 QUAD クォード QUADU-Classic【売約済】 新同品 定価¥734,400- →¥330,000-ペア(税込)送料含み ・取説あり、元箱なし ・管球式モノラルパワーアンプ15W(8Ω) ・クォード社70周年記念バージョン ・ワンオーナー品、使用1カ月程度 ・真空管、アンプ本体のコンディションは良好です ・オリジナル『QUADU』の回路構成をベースに最新のテクノロジーを 随所に搭載、音質に優れたビーム出力管KT-66を使用し 濃密で繊細なサウンドが魅力のパワーアンプです ・キズ、クスミ、汚れ等ほとんどなくキレイです ・W172×H336×D120mm、9kg http://abc-audio.com/sold-already/%E4%B8%AD%E5%8F%A4%E5%93%81%E3%80%80quad%E3%80%80%E3%82%AF%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%89%E3%80%80quad%E2%85%A1-classic/
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