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JR福知山線脱線事故情報漏えい問題 JR西日本・土屋副社長「本当に軽率、不適切だった」【FNN】
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00163661.html
乗客106人が死亡したJR福知山線脱線事故で、JR西日本の副社長が幹部社員に対して、事故調査委員会に接触するよう指示を出していたことを認めた。
JR西日本の土屋 隆一郎副社長は、2006年、幹部社員に対して、当時の事故調査委員会に接触し、JR福知山線脱線事故の調査について情報を得るよう指示した。
当時技術部長だった鈴木喜也執行役員が、10数回、鉄道部会長だった委員と接触していた。
土屋副社長は「『(元委員と面識があり)よくお会いになる』という話なんで、『また今度お会いしたときに、話が聞けたら、ありがたいね』と(依頼した)」と話した。
事故調査委員会をめぐっては、同じ時期に山崎正夫前社長が、事故調査委員会の山口浩一元委員に接触し、報告書の内容が漏えいした。
さらに、山口元委員は山崎前社長の意向に沿って、記述の変更を求める発言をしていて、遺族は憤りをあらわにしていた。
息子を亡くした木下廣史さんは「自分たちが不利にならないような策略というかね、工作をしてたっていうことに対しては、非常に裏切られたっていう気持ちが大きいですかね」と話した。
そして新たに明らかになった幹部社員の接触の事実。
指示を出した土屋副社長は、被害者対応を含めた脱線事故の対策を行う審議室のトップを務めている。
土屋副社長は「(事故調査委員会から)アドバイスや情報などについて、話を聞かせていただけたら、可能な範囲で話を聞いていただいたら、ありがたい(と思った)。
私が依頼したと、頼んだということは、本当に軽率、不適切だったと」と話した。
この接触では情報漏えいなどはなかったものの、被害者の心情も事故調査の意義も無視する形で行われた指示。
土屋副社長は「職責をまっとうし、信頼を回復したい」としている。
(09/27 18:12 関西テレビ)