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(回答先: JR西の山崎前社長らが佐々木社長に進退伺 伊丹で「おわびの会」【産経】 投稿者 ワヤクチャ 日時 2009 年 10 月 17 日 21:40:45)
「もう信用できない」おわびの会で遺族ら、JR福知山線脱線事故【産経】
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091017/crm0910172111027-n1.htm
2009.10.17 21:09
「あきれた」「信用できない」。JR福知山線脱線事故の報告書漏洩(ろうえい)問題を受け、JR西日本が17日、兵庫県伊丹市で開いた「おわびの会」。JR西幹部は神妙な表情を浮かべ、ひたすら謝罪と釈明を繰り返したが、新たに捜査当局の事情聴取に対する口裏合わせともいえる行為が明らかになるなど被害者らの憤りと不信感は収まらず、会場には厳しい批判と怒りの声が飛び交った。
会は非公開で午前、午後の2回に分けて開催。遺族や負傷者ら167人が詰めかけた1回目は午前9時半から約4時間にも及んだ。
冒頭、佐々木隆之社長に続き、山崎正夫前社長ら漏洩にかかわった幹部2人が「思慮に欠ける愚かな行動をしてしまった」などと頭を下げて謝罪。問題の経緯などを説明した。
JR西や出席者らによると、質疑応答では、被害者から「あなたの家族が事故車両に乗っていたら(今回の事態を)どう思うか」「誠心誠意と言いながら、裏切るようなことをしていた」などの批判が相次いだ。「JR西は組織と人の命のどちらが大事なのか」と激しい口調で詰め寄られ、幹部全員が「命です」と声を絞り出すように答える場面もあったという。
また、次々と新たな問題が明るみに出る事態に「情報を小出しにせず、すべてのうみを出し切るべきだ」と指摘する声も上がり、大半の出席者は納得することなく、険しい表情のまま会場を後にした。
事故で長女を亡くした奥村恒夫さん(62)=兵庫県三田市=は「言い訳だけの会であきれた。事故から4年以上たってもJR西の体質は何も変わっていない。佐々木社長が会社倫理を正すと宣言したが、そんなことが本当にできるのか」と怒りをあらわにし、一時は信頼を寄せかけていたという山崎前社長が進退伺を預けたことも「私としてはJR西を辞めるべきだと思う」と断罪した。
3両目で重傷を負った女性(68)=伊丹市=も「ここに来て組織の体裁を守り続けているのが信じられない。誠心誠意の対応をするといわれても、もう信用はできない」と落胆を隠せない様子。
妻が重傷を負った中島正人さん(46)=川西市=は「本来、事故調査は包み隠さず事実を明らかにしていくものだ。被害者支援に関心が高まる中での不祥事は、大きな負になる」と指摘した上で、「これからJR西の体質が変わっていくのか疑問も感じるが、事故被害者や利用者の立場に立ってコンプライアンスを進めてほしい」と悲痛な思いを訴えた。
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