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先ず最近の北朝鮮情勢ですけど、今は下火になっていますけど、所謂「瀬戸際政策」により緊張が激化し、場合によっては戦争になるのでは?と見ている人が多いようです。
私はその可能性は99%無いと見ます(本当は100%無いと言いたいところだけどね、1%の理由は後で述べます)。
「継戦能力」、即ち戦争を続ける能力という問題を考えてみればいい。 殆どゼロに近い。
もう20年(20年!ですよ)、北朝鮮軍は燃料の絶対量が不足しており(必要量の1〜2割程度)、戦闘機や艦船の訓練さえまともに出来ず(という事は戦闘能力が無く)、軍事力(交戦能力)としてみれば限りなくゼロに近い、と考えていい。
制空権・制海権は元より、戦車等の重火器さえ十分に動かせぬのだから、選択の余地の無い防御戦に限定されるはず、なのです。
勿論これが、彼らがミサイルや核に異常に固執する理由です。
もう一つ、朝鮮戦争の教訓。
朝鮮戦争が南北の当事者に与えた最大の(恐らく唯一の)教訓は、一端戦争を始めると、大国の思惑やご都合に左右され、当事者としての能力を喪失するということ。
南北双方共に、こうした弱小国の悲哀を身をもって味わったが故に、たとえどんな状況になったとしても、お互い戦争は始めないという暗黙の了解がある、ということです。
ー以上、証明終わり!
ホントはこれで証明終わりにしたいのだけど、では北朝鮮の殊更の挑発行為は何故?という疑問に応えておきましょう。