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(回答先: まずは民主党に政権を取らしてみれば 投稿者 縄文ビト 日時 2009 年 7 月 31 日 15:54:54)
現在の赤字国債は1990年以降のバブル崩壊とそれによる経済低迷から脱出するために大量に発行されてきました。現在では国債を国債の償還を免れるために新たに国債を発行するという借換債が大きな重荷になっています。これらの赤字国債は増えることはあっても減ることは現時点では想像できないことです。
例え自民党政権の政治の結果だとしても、政権与党についたなら、自民党の責任だ、といってもなんら建設的なものになりません。民主党が政権についたなら、増え続ける赤字国債の増加を押さえる政治的責任が政権与党としてあると思います。そのためには総力を挙げて赤字国債の問題に取り組む必要があります。まったく新しい経済的枠組みを作り出さなければならないでしょう。それがどのようなものであるかは今は誰も分からないのです。
>また、なぜ国民が社会保障を信頼していないため、デフレから脱却できないのでしょうか。
日本の社会保障が不十分なため、将来の老後の生活に不安を感じる国民は可処分所得がでれば消費に振り向けるよりも貯蓄に当てるということです。年金で生活するにはあまりにも小額なため、可処分所得があれば個人年金などに振り向けている人が多いと思われます。消費は必要最小限に抑え、貯蓄に励む。1990年のバブル崩壊以降、この傾向はより強くなったと思われます。なお、2001年のデータですが、全国勤労者世帯の平均消費性向は72.1%であり、この値は世界的に見て最も少ない割合です。
http://www.jmrlsi.co.jp/mdb/yougo/my10/my1010.html