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ベーシックインカムと言えるのかわかりませんが、私の住んでいたオーストラリア(豪州)では、財産、性別、年齢、国籍にかかわらず、所得手当てがもらえます。
個人でもらえますし、こどもにあつい政策でもあります。
失業しても、明日住むところがなくなる不安とか、生活保護をもらう苦労(親族に迷惑がかかるとか、車がもてないとか、)もなくなります。
基本的にいい制度だと思います。私も恩恵にあづかっていました。
ただ、西洋のやり方をまねせず、日本版の何かを作ったほうがいいと思いますよ。
例えば、まず、夫婦の離婚は圧倒的に増えると思います。いや離婚というより結婚しないでしょう。法的に。なぜかというと、これは他のヨーロッパの国も同様ですが、一人者がもらう手当ての2倍は 夫婦(つまり二人)より多いからです。
こどもができない限り、夫婦登録して(行政にばれて)いっしょに住むのは損なのです。
また子供ができた後も 女性の立場からいうと、稼ぎもしない手がかかるだけの夫と住むより、母子家庭の方が楽なのです。だんなの代わりに政府が夫になってくれるのですから。口も出さず、手もかからない、経済的にちょう安定した夫です。この意味わかりますか。多くの女性たちの共通の認識ですよ。
また、こどもを産んでも食べさせていく心配がないので、収入の有無にかかわらず、生んで、一人親(母)になる若い女性が増えると思いますよ。食べさせられないと思う日本女性は産みませんが、あちらでは、生んだほうがはっきりいって、一人でいるよりお金がもらえるし、ということでどんどん産みます。(出産も無料だし)。そして無責任な親になっていきます。これはこどもの福祉の考えがうらめに出ているのです。
今はこの制度により支出が増大し、政府は母子家庭の母親に 仕事探しを条件に手当てを出すという制度に変えました。その子供の年齢も今は9歳のはずです。その後は仕事探しをする(色々な条件があります)という条件で手当てをもらえるのです。これは男性も同様です。ただ女性は子を産むという選択ができるので、働きたくない場合、出産を選択します。そういう女性を私は多く目にしました。(子供の同級生の母親とか)
日本の土壌では女性はどうでるでしょう。個人に収入が保証されるので、結構恋愛も自由で、無理に夫婦でいなくてもいいでしょうねえ。不倫なんて言葉は死後になるかもしれませんね。
もともと西洋では、浮気したからと慰謝料払いなさいという考えも制度もありませんし。
その他色々な負も面を見ました。長くなるので今回はここまでにします。