★阿修羅♪ > 雑談専用35 > 655.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: ベーシックインカムの負の側面ー私もらっていました。実例も参考にしてください。 投稿者 東京音頭 日時 2009 年 2 月 27 日 00:30:43)
>ベーシックインカムと言えるのかわかりませんが、私の住んでいたオーストラリア(豪州)では、財産、性別、年齢、国籍にかかわらず、所得手当てがもらえます。
>個人でもらえますし、こどもにあつい政策でもあります。
>失業しても、明日住むところがなくなる不安とか、生活保護をもらう苦労(親族に迷惑がかかるとか、車がもてないとか、)もなくなります。
>基本的にいい制度だと思います。私も恩恵にあづかっていました。
貴重な実験ですね。
その制度の詳細、その制度が行われていた期間、支給水準(衣・食・住について健康で文化的な生活を営むことが、ぎりぎり足りない程度か、最低限満足できる程度か、十分満足できる程度か、あり余るほどか)、メリット、デメリット、Web上でどこかに資料が転がっているか、等々を知りたいところです。
>ただ、西洋のやり方をまねせず、日本版の何かを作ったほうがいいと思いますよ。
>例えば、まず、夫婦の離婚は圧倒的に増えると思います。いや離婚というより結婚しないでしょう。法的に。なぜかというと、これは他のヨーロッパの国も同様ですが、一人者がもらう手当ての2倍は 夫婦(つまり二人)より多いからです。
>こどもができない限り、夫婦登録して(行政にばれて)いっしょに住むのは損なのです。
この点に関しては、最大多数の最大幸福さんと同感。一律にすれば、二人で住んだ方が少なくとも住居費に関しては有利なはず。
>また子供ができた後も 女性の立場からいうと、稼ぎもしない手がかかるだけの夫と住むより、母子家庭の方が楽なのです。だんなの代わりに政府が夫になってくれるのですから。口も出さず、手もかからない、経済的にちょう安定した夫です。この意味わかりますか。多くの女性たちの共通の認識ですよ。
まさしく「旦那」ですね。
*http://zatsugaku.jugem.jp/?cid=6 ・・ 今日の雑学:旦那・・「旦那」という言葉の語源はインドにあり、梵語の「ダーナ」という言葉が漢字の「旦那」になったとされている。その意味は「布施」であり、やがて、お布施を与える人を「旦那」と呼ぶようになった。「旦那」は正しくは「檀那」と書き、「檀家」とは寺に金品を施す家を指す言葉である。当時のお寺から見ると、「旦那」はスポンサーであり、この名残で商売人が客のことを「旦那」と呼ぶ習慣が残っているとの事である。ちなみに、使用人などが店の主人を「旦那様」と呼ぶのも同様の名残で、そこから、主人=一家の主となって、夫を「旦那」と呼ぶようになったそうな。
>また、こどもを産んでも食べさせていく心配がないので、収入の有無にかかわらず、生んで、一人親(母)になる若い女性が増えると思いますよ。食べさせられないと思う日本女性は産みませんが、あちらでは、生んだほうがはっきりいって、一人でいるよりお金がもらえるし、ということでどんどん産みます。(出産も無料だし)。そして無責任な親になっていきます。これはこどもの福祉の考えがうらめに出ているのです。
少子化対策として《ベーシック・インカム》は有効、ってことですね。
「無責任な親」というのは、生みっぱなしで、育児もせず、働きもせず、カネだけ貰うというヒトが(統計的に見ても)「増えた」ということでしょうか?
生みっぱなしで、育児もせず、働きもせず、子供を捨てるタイプの「無責任な親」が増えることはありませんよね。
>今はこの制度により支出が増大し、政府は母子家庭の母親に 仕事探しを条件に手当てを出すという制度に変えました。
《ベーシック・インカム》の財政問題は悩ましいところですね。たけ(tk)は、消費税連結方式も一つの案ではないかと考えています。
前年度の消費税の総納付額 / 人口 = 一人あたりの支給額
で自動的に決まるような制度にする。そうすれば、財政的な問題は生じないことになる。
>日本の土壌では女性はどうでるでしょう。個人に収入が保証されるので、結構恋愛も自由で、無理に夫婦でいなくてもいいでしょうねえ。不倫なんて言葉は死後になるかもしれませんね。
>もともと西洋では、浮気したからと慰謝料払いなさいという考えも制度もありませんし。
日本の女性にとっては、配偶者はあくまでも「旦那=施主」だという発想なんでしょうね。浮気をされると自分へのお布施が減ってしまう、ので、慰謝料、という発想。
>その他色々な負も面を見ました。長くなるので今回はここまでにします。
「負の面」をたくさん知りたいです。「負の面」を克服できるような工夫が可能かどうかも。