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(回答先: 深尾光洋氏は、政府紙幣や無利子国債が発行されると、日銀の存在価値がなくなると自白されている訳ですね(笑) 投稿者 最大多数の最大幸福 日時 2009 年 2 月 11 日 15:58:59)
日銀に求められている基本的な仕事は、円の価値の維持です。これはバンカーにしかできません。官僚にはできません。円の価値を維持する為には、日銀職員の給与など、そりゃー羨ましいが、財務官僚に任せるよりは安心でき、安いものです。
私はかねてより円安論者なのですが、無能な政治家と国益より省益を優先する官僚組織の国の通貨である円がそんなに強いわけが無いということが、その論拠の一つとしています。将来にわたって勤勉な国民と高い教育水準を維持できなければ、50年100年後に日本はジンバブエのようになりかねない事を懸念しています。
日本の輸出産業が競争力を失い、世界に売るものが無ければ、日銀券であろうと、政府発行紙幣であろうと、紙幣はただの紙切れです。日本は一度作った制度はけして自ら壊す事ができません。省益を優先する官僚組織よりも、円の価値維持意外に能無しの日銀に任せておいたほうが、得策であろうと思います。2.3年の期限が定められたとしても、自動販売機、ATMのコスト、2000円札が消えてなくなってしまったような事になるのが関の山です。一度開けてしまったパンドラの箱は閉める事が出来なくなります。将来に禍根を残すことを懸念しています。
日銀に還流した政府紙幣の扱いが難問であり、インフレが発生した場合、金融調節が不可能となり、昨年夏日本人はスタグフレーションの恐怖を僅かながら体験した。いま皆さんは実感していないかもしれないが、物価が下がっている事が唯一の救いであると考えています。
ここ5年ほどが、円安バブルであって、今のこの不況がむしろ普通の状態と考えるべきではないかと思う。デフレを放置しているのではなく、辛うじてデフレでいられると考えるべきではないか?人口が減っているのに、無理やり成長率を上げればその反動は、国を本気で滅ぼすことになるのではないでしょうか?
土日にでも投稿しようと、その点を考察した投稿の資料集めと、投稿構想をを練っています。
政府紙幣問題は財務省VS日銀の私闘という側面もあります。日銀が無くなれば財務官僚の天下です。そんな悪夢みたいな世の中はまっぴら御免こうむりたい。