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(回答先: 日銀職員も広い意味で見たら十分に官僚的だと思います。 投稿者 最大多数の最大幸福 日時 2009 年 2 月 11 日 21:29:25)
Ｄｄｏｇ: 「日銀職員も広い意味で見たら十分に官僚的だと思います。」この点は認めます。日銀職員が十分官僚的であることは、特に知り合いがいるわけではないのですが、最大多数の最大幸福殿の言うことが正しいと思います。
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円の価値を維持する仕事が、官僚に出来なくて、バンカーなら出来るという必然性が良くわかりません。
失業の心配がない安定した学者肌の仕事という観点でみれば、日銀職員も「日銀官僚」と言っても
差し支えないようにも思えます。
民間銀行のようなノルマやリストラなんかとは無縁でしょう。
そのような日銀官僚に与えられた唯一の責務が「通貨の安定」ですが、これは、何も
インフレにしないことだけではなくて、デフレにしないことも含まれている筈です。
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Ｄｄｏｇ：申し訳ございません、官僚ではなく、財務官僚としてください、訂正です。
ただの官僚だと解りにくい説明でした。
日本の官僚というものは、省益の拡大と組織防御です。特に財務官僚の行動原理は、国益ではなく省益以外のなにものではありません。また、官僚は江戸時代でいえば士分ですので、マネーの損得勘定より、政治的な損得勘定に重きを置き通貨政策をする可能性があります。
財務官僚の第一の仕事は予算を組むことです。予算に汲々としている財務省という組織に打出の小槌を与えたらどうなるか？国益そっちのけで、無秩序なマネー供給をしてしまう恐れを心配します。また、一度権利与えたら既得権の防御に向かってしまい収拾がつかなくなります。
一方バンカーは基本的に商人です。自分のお店は守りますが、少なくとも商人は損得勘定ができます。経済もウォッチしています。そして、日銀というお店は、通貨の番人であり、番をする以外お店を守る手段は無いのです。円の価値を維持するという点に対しては十分機能してきたし、これからも機能するはずです。
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デフレ経済では、軒並み産業資本は立ち行かなくなり、それこそ、日本の輸出産業が競争力を失い、世界に売るものがなくなってしまいます。
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Ｄｄｏｇ：確かに、その通りですが、インフレ政策はなにも政府発行紙幣による方法でなくとも十分に可能であり、50年100年を考えた時に、政府発行紙幣の必要性がないと思っています。私は無理にインフレ政策をするとスタグフレーションに陥るリスクを懸念します。
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ＡＴＭ・自動販売機の件は、まったく心配していません。
実際に政府紙幣を受け取った国民は、すぐにコンビニやスーパーに持って行き
従来の日銀券や硬貨で、おつりを貰うだろうと思います。
そして、コンビニ・スーパーは、それをすぐに銀行に持ち込むことになるでしょう。
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Ｄｄｏｇ：国民が政府紙幣をコンビニやスーパーに持って行き コンビニ・スーパーは、それをすぐに銀行に持ち込み、その大半はすぐ日銀に持ち込まれて流通しないことになります。日銀は政府紙幣を「無利手永久国債」として保有することになり、それなら無理やり政府紙幣など発行せずに国債の日銀引き受けの方がまだマシではないか？モラルハザードの観点からすれば、許される事ではないが、比較論でいえばまだ現実的かもしれない。
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日銀に還流した政府紙幣の扱いが難問とのことですが、インフレの兆候が見えてきたら、
政府が、キッチリ税金を徴収して、償却すれば済む話だと思いますよ。
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Ｄｄｏｇ：キッチリ消費税20％は嫌です。また私懸念は国債というマリファナを吸っている人間に、コカインという政府紙幣を与えるような気がしてならない。麻薬常習者が、キッチリ麻薬をやめることは出来ないのではないでしょうか？
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＞人口が減っているのに、無理やり成長率を上げればその反動は、国を本気で滅ぼすことになるのではないでしょうか？
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Ｄｄｏｇ：潜在的需要が減り続けているのに、無理やり需要を作り出したら、サブプライムローン問題のような歪は必ず出来てしまうと思います。
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少なくとも潜在成長率近辺の成長が出来るように持っていくのが、政府・日銀の責任ではないかと思います。
無理に高成長する必要はないと思いますが、マイナス成長では、多くの国民が路頭に迷ってしまいます。
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Ｄｄｏｇ確かにその通りです。日銀もゼロ金利政策へ戻すべき時が近付いているとは思いますが、政府発行紙幣を発行する以外の方法は多数あると思います。ここは財政出動やむなし時だと思います。当面は財政出動でいいのではないでしょうか？
- 財務官僚よりは日銀官僚の方が、まだ信頼できるということなんですね。 最大多数の最大幸福 2009/2/12 00:00:17
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